【鬼滅の刃】猗窩座(あかざ)の人間時代の過去は何巻何話?慶蔵と恋雪の毒殺と狛治が鬼になった理由とは?キメツ学園では結婚して幸せ展開に!

鬼滅の刃

2025年7月18日に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限城編・第一章 猗窩座再来』。

第一章では単行本16巻(中盤)~18巻(中盤)までのエピソードが映像化され、サブタイトルにある通り猗窩座がメインで描かれました。

一方で、劇中では猗窩座の人間時代の回想が語られましたが、尺の都合なのか単行本幕間ページで捕捉された設定は映像化されず、原作ファンもその部分は残念に感じています。

今回は映像化未収録の設定なども含めて猗窩座の過去についてまとめてみました。

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猗窩座(あかざ)の人間時代・過去について

「鬼滅の刃」猗窩座の人間時代・狛治

引用元:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』 出版:集英社

鬼の祖とも言える鬼舞辻無惨は『人間を鬼へと変貌させる血』を持っています。十二鬼月も含めて全ての鬼は無惨に血を与えられて鬼に変えられたものであり、猗窩座もその一人となります。

十二鬼月は無惨の血を多量与えられた直属の配下で、上弦の鬼は柱すら屠るほどの力を持ちます。

また、十二鬼月の名前は無惨が名付けているため、『猗窩座(あかざ)』という名前は無惨が名付けました。

猗窩座の過去は何巻何話?

猗窩座の過去は単行本18巻第154話「懐古強襲」第155話「役立たずの狛犬」で語られます。

ネット上で猗窩座が「役立たずの狛犬」とネタにされるのはサブタイトル由来です。

鬼滅の刃 18

人間時代の名前は『狛治(はくじ)』

猗窩座の人間時代の名前は『狛治(はくじ)』と言います。

生まれた時から歯が生えていた狛治は「鬼子」と呼ばれていました。なお、「鬼子(おにご)」とは、両親に似ていない子供、異様な姿で生まれた子供、歯が生えて生まれた子供を指す当時の言葉です。

11歳の頃には窃盗(財布を盗む)犯罪を繰り返しては奉行所に捕まっており、両腕には掏摸スリの入れ墨の証として三本線を入れられました。しかし、狛治が盗みを繰り返すには理由があったのです。

狛治(はくじ)の父親の死亡

「鬼滅の刃」狛治の父親

引用元:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』 出版:集英社

狛治の母親については作中未登場かつ語られていないため不明ですが、狛治が11歳の頃には床に臥せた病気の父親がいるだけでした。

子供の狛治が奉行所に捕まりながらも窃盗を繰り返していたのは病気の父親に薬を届けるためであり、到底手の届かない高額な薬代を補う手段が財布を盗むことでした。

しかし、狛治が何度も盗みを働いて捕まったある日、自責の念から父親は首を括って自死を選択。狛治に宛てた遺書には『狛治へ。真っ当に生きろ、まだやり直せる。俺は人様から金品を奪ってまで生き永らえたくはない。迷惑をかけて申し訳なかった』と綴られており、遺体は近所の人(もしくは奉行所の人?)たちが丁寧に下ろして墓地に埋葬されました。

その際、遺書に綴られた『謝罪』を前に狛治は父親への想いを独白。どんどん痩せていく父親を見て栄養のある食べ物を与えて治してやりたかったと。そして、父親のためなら例え何百年でも盗みの刑罰を耐えられるし、最悪自分が死んでもいいとさえ考えていました。

狛治は父親の自死や謝罪の手紙を読んでも「親父は何も悪いことなんかしてないだろ」と心痛し墓石を抱いて涙しており、父親の死後には自暴自棄となって大人七人相手に喧嘩をするほどやさぐれてしまいました。

恩人・師匠となる慶蔵(けいぞう)との出逢い

「鬼滅の刃」狛治の恩人で師匠・慶三

引用元:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』 出版:集英社

狛治は15歳の頃、江戸で所払いの刑を受けて他の地に流れ着くと、そこで大人七人を相手に喧嘩をしていました。

その場に現れたのは素流道場師範の慶蔵という武道家。子供が殺されそうになっていると呼ばれてきた慶蔵ですが、狛治は素手で大人七人を全員倒したところでした。ところが、慶蔵は狛治が武器も取らず素手で大人七人に勝った気概を気に入り道場に勧誘します。

しかし、荒んでいた狛治は慶蔵に攻撃を仕掛けるも全身に殴打を受け呆気なく敗北します。

が、敗北後は憑き物が取れたように慶蔵の勧誘を受けて一度道場へ足を運びます。慶蔵は素手で戦う素流の武術を教える師範でしたが、理由があって現在門下生は皆無。妻は病気の娘の看病に疲れて先日入水自殺をしたらしく、今は病身の娘の看病をしながら便利屋のような仕事で日銭を稼ぐ苦労人でした。

つまり、慶蔵が狛治を勧誘したのは門下生としてもですが、自分が仕事で留守の間に病身の娘の看病を頼みたかったからです。

一方で、狛治は娘一人の家に罪人の自分を置いていっていいのかと訊ねますが、慶蔵は「罪人のお前は先刻ボコボコにしてやっつけたから大丈夫だ!」と言い放ちます。

その性格はどこか竈門炭治郎と似ており、猗窩座が炭治郎を不快に思ったのは忘れていた慶蔵の記憶を想起させるというのが理由でした。

慶蔵の娘『恋雪(こゆき)』との出逢い

「鬼滅の刃」慶蔵の娘・恋雪

引用元:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』 出版:集英社

慶蔵が案内した部屋にいたのは床に臥せた小柄な娘・恋雪(こゆき)。狛治は小さく咳き込む恋雪の仕草を亡くなった父親の姿と重ねてしまいます。

恋雪の一日中熱が出るほどに弱くほとんど寝たきり状態であり、素流道場でお世話になることになった狛治は鍛錬の傍らに恋雪の看病を行います。一晩中つきっきりで額に乗せる手拭いや寝巻きを替えたり、こまめに水を飲ませて厠に行く時は抱えて運ぶなど献身的に支えました。

元々父親の看病をしていた狛治は人並み外れて辛抱の効く体に育ったらしく、恋雪の看病も辛いと感じなかった模様。

一方で、恋雪は自分の看病のせいでまともに鍛錬もできず遊びにも行けない狛治に迷惑をかけて申し訳ないと謝罪。そんな恋雪を見て狛治が想うのは「病で苦しむ人間は何故いつも謝るのか」という素朴な疑問であり、むしろ一番苦しいのは満足に働けず普通に呼吸もできない本人のはずではないかと、父親と恋雪を重ねて複雑な心境を抱いていました。

ある日、恋雪は気分転換に今夜行われる花火を見に行ってはどうだと提案しますが、狛治が『眩暈が治まっていたら背負って橋の手前まで行きましょうか』と返したため驚きます。また、狛治が『今日行けなくても来年も再来年も花火は上がりますからその時行けばいいですよ』と伝えると、恋雪は泣き出してしまいます。

この時、恋雪は自分の看病から離れて狛治一人で花火を見に行くように勧めたつもりでしたが、狛治が当然のように自分を予定に組み込んできたことに驚いたらしく、また、病気でいつ死んでもおかしくない自分を前に当たり前のように来年再来年の話を持ち出してくれることに感激し涙しましたが、狛治には意図は伝わりません。

狛治にとって看病で唯一面倒だと感じていたのは会話の途中で恋雪がたまにめそめそと泣くことでした。病床で気が滅入り泣いていると思っており、泣かれると居心地が悪くなるのが悩みでした。

慶蔵の娘・恋雪と婚約

「鬼滅の刃」狛治と恋雪の婚約

引用元:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』 出版:集英社

慶蔵と恋雪に心を許した狛治は自分の名前を教えると、慶蔵は「ハクジのハクは狛犬の狛か」「お前はやっぱり俺と同じだな。何か守るものが無いと駄目なんだよ。お社を守ってる狛犬みたいなもんだ」と教えます。

侍でも何でもない慶蔵が大きな土地と道場を持っているのは、山賊に襲われていた老人を助けた際に素流の技に甚く勘当した老人からお礼として継ぐ者がいなかった土地と古い道場を譲られたからでした。

しかし、その土地と道場を自分のものにしたかった隣接した剣術道場の人達は素流道場に嫌がらせをするようになり、そのせいで素流道場は門下生がいませんでした。そこに腕の立つ狛治が現れたわけです。

狛治は慶蔵に拾われてから約3年も素流道場で過ごすと稽古と恋雪の看病で心を救われすっかり真っ当な人間となり18歳に。恋雪は狛治の献身的な看病もありほとんど臥せることもなくなって16歳になりました。

ある日、慶蔵に呼ばれると恋雪も同席していることに不思議に思っていると、何と慶蔵の口から『道場の継承』『恋雪との縁談』を持ち掛けられます。縁談については恋雪が狛治のことを好きだと慶蔵に伝えていたかららしく、話を持ち掛けた際に困惑する狛治と目があった恋雪は赤面して俯き、狛治も頬を染めます。

一方で、狛治は罪人の入れ墨が入っている自分の未来をうまく想像しておらず、それこそ誰かが自分を好いてくれる未来は尚更思い描いていませんでした。しかし、この時父親が言った『真っ当な生き方』がこれからできるのではないか、人生をやり直せるという淡い期待が大きく膨らむと、慶蔵の申し出を受け入れることを決意し頭を下げます。

こうして狛治は恋雪と婚約しゆくゆくは素流道場を継ぐことが決まります。また、この時、狛治は命に代えても二人を守りたいと思うのでした。

慶蔵と恋雪の毒殺

「鬼滅の刃」慶蔵と恋雪の毒殺

引用元:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』 出版:集英社

結婚が決まった狛治は父親に報告するため日中に里帰りします。

この時、なぜか嫌な予感がしていた狛治は父親の墓参りと祝言の報告を済ませると日が暮れる前に道場へ戻ります。しかし、素流道場の前には人だかりがあり、一人の女性が狛治に気付くと駆け寄ってくるのです。

女性から話を聞く前から嫌な予感がしていた狛治は吐きそうなほどに横隔膜が痙攣していましたが『慶蔵と恋雪が井戸に入れられた毒を飲んで亡くなった』と報告を受けると、放心状態のまま遺体と対面します。

恋雪の死体の手に触れた狛治は恋雪と花火を見た時のことを回想。花火を背景に狛治は本当に結婚相手は自分でいいのか恋雪の気持ちを確認すると、恋雪は三年前のことを話します。恋雪は三年前に狛治が『今年花火を見れなくても来年、再来年見に行けばいい』と言ってくれたと前置きすると、実は当時来年も再来年も生きている自分の未来を想像できなかったと言います。

母親が入水自殺したのも娘が死ぬのを見たくないのが理由であり、慶蔵も心のどこかで恋雪の病気を諦めていることを恋雪は悟っていましたが、狛治だけは当たり前のように恋雪が生きている未来の話をしてくれたと言います。恋雪が時折狛治との会話中に泣いていたのは嬉し涙でした。

そして、恋雪は改めて狛治の手を取ると「私は狛治さんがいいんです。私と夫婦になってくれますか?」と精一杯の告白をすると、狛治は恋雪の手を握り「はい、俺は誰よりも強くなって一生あたなを守ります」と誓いを立てるのでした。

しかし、結局口先ばかりで現実には何一つ成し遂げられず、大事な人間が危機に見舞われている時にはいつも傍にいないと悔やむ狛治は、恋雪の遺体を抱き抱えて大粒の涙を流しました。

その晩、狛治は素流道場の胴着を着て慶蔵と恋雪を毒殺した剣術道場に乗り込むと一人で六十七名を殺害・惨殺するに至ります。殺害された剣術道場の門下生たちはいずれも頭部破壊・内臓破壊・遺体の殆どは潰されて原型がなくひしゃげた上に体の一部が大きく欠損しており、顎や脳や目玉、手足に内臓などが天井や壁に飛び散って張り付く地獄絵図となりました。

なお、この事件はあまりに荒唐無稽な内容ということで三十年ほどして作り話と断定され記録は廃棄された模様。

漫画・映画で映像化されなかった設定

作中で登場した素流道場と隣接する剣術道場。

実は剣術道場には恋雪と同じ年頃の跡取り息子がおり、彼は恋雪のことが好きでした。しかし、乱暴で横柄な性格から恋雪を労わることができず、ある日、具合が悪い恋雪を無理矢理外へ連れ出した際に恋雪が喘息の発作を起こしたことがあります。

跡取り息子は発作で苦しむ恋雪を見て怖くなり彼女を放置して逃亡。この時、狛治が恋雪を発見したため九死に一生を得ましたが、狛治が見つけていなければ恋雪は死んでいたところだったと設定で書かれています。

この件で慶蔵は怒り素流道場と剣術道場で試合をすることになり、何と狛治が一人で九人を倒します。そして、今後素流道場と恋雪に関わらないという約束を取り付けると、跡取り息子は激情に任せて真剣で狛治に斬りかかりますが、狛治は振り下ろされる刃を側面から拳で打ち叩き真っ二つに折ったのです(技名は「鈴割り」)。

狛治の技の美しさに感動した剣術道場主は敗北を認めると、跡取り息子の無礼を詫び素流道場への嫌がらせも辞め、一件落着となりました。

しかし数年後、道場主が他界。また、狛治と恋雪の結婚の話を聞きつけた跡取り息子は剣術道場の門下生の焚きつけもあってか戦っても負けるのは目に見えているため素流道場の井戸に毒を入れようと画策するのです。そして、狛治が留守の際に井戸に毒を入れますが、向かいに住んでいたおばあさんが素流道場から出ていく跡取り息子と門下生を目撃していたため、おばあさんの証言から犯人が剣術道場の者だと判明しました。

また、毒を飲んでしまった慶蔵は同じく毒を飲んだ恋雪を抱えて医師の所まで血を吐きながら走りましたが、恋雪はすでに亡くなっていました。そして、慶蔵は数時間も長く苦しみながら亡くなったとされています。

これらの設定裏話は単行本18巻の幕間ページに収録されており、作者も「長くなるため本編にいれられなかった話」とコメント。狛治が惨殺した剣術道場の被害者六十七名の内の一人が跡取り息子となり、襲撃の際に狛治に殺されています。

鬼舞辻無惨との出逢い|鬼化

「鬼滅の刃」鬼舞辻無惨と邂逅する狛治

引用元:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』 出版:集英社

剣術道場襲撃後、血まみれのまま夜道を徘徊していた狛治。そして、とある橋の上で鬼舞辻無惨と邂逅します。

無惨は鬼を配置した覚えの無い場所で鬼が出たという大騒ぎを聞いてわざわざ出向いたようですが、いざ来てみればただの人間だったため興覚めした様子。狛治は道を塞ぐ無惨に向けて「どけ、殺す…ぞ」と牽制しますが、無惨は発言の最中に目にも止まらぬ速さで間合いに踏み込み、狛治も咄嗟に反撃に出ます。

が、無惨の手刀が狛治の眉間を貫いてあっさりと決着。

しかし、無惨は狛治をただ殺しにきたのではなく「十二体程強い鬼を造ろうと思っているんだ。お前は与えられるこの血の量に耐えられるかな?」と述べてそのまま血を流し込み狛治を鬼に変えます。

一方で、本来であれば頭を貫かれれば即死のはずの狛治は「もう…どうでもいい…全て…が…」と言葉を発するなど辛うじて生きている様子。こうして無惨から血を与えられた狛治は与えられた血の量に耐えて鬼へと変貌してしまいます。また、鬼となった狛治は人間の記憶を無くしますが、生前のように『強さ』を求めてただ人を殺す鬼となりました。

そして、守りたかったものが何一つ残っていない世界で生きるつもりもないのに百年以上も無意味な殺戮を繰り返すことになります。猗窩座となった狛治が強さを求めているのは、強くなければ病気の父親に薬を届けられないからであり、強くなければ守りたいものを守れないからでしたが、その本質は記憶にないため本能だけで武を極めようと強者を求めていました。

しかし、無限城の竈門炭治郎と冨岡義勇との戦いで少しずつ慶蔵と恋雪の記憶を取り戻すと、ついに戦闘終盤で人間時代の記憶を全て思い出し、最後に炭治郎に感謝の気持ちを抱いたまま最も殺したかった自分(弱者)を殺して消滅しました。

最後は猗窩座から狛治に戻り、亡き父親や慶蔵と言葉を交わすと、自分を待ってくれていた恋雪の下に戻り共に地獄へ堕ちます。

猗窩座の技は全て思い出が元ネタ

単行本18巻には他にも設定のこぼれ話が掲載されています。作中に登場した猗窩座の技ですが、実は何れも狛治の思い出が土台となっているのです。

技名 → 花火が由来
術式展開の模様 → 恋雪の髪飾り
構え・使っている技 → 素流

また、猗窩座の身体の文様は罪人の刺青が鬼の文様と混ざり合い全身に広がったものであり、真っ当に生きるよう父親に言われたものの鬼になった後に罪を重ねていった影響と言われています。

キメツ学園では学生結婚設定・・・!?

「キメツ学園」狛治と恋雪の祝言

引用元:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』 出版:集英社

鬼滅の刃の公式スピンオフ作品『キメツ学園!』(漫画:帆上夏希、原作:吾峠呼世晴)。

単行本の幕間ページに書かれた作者のパラレル設定を題材にしたスピンオフ作品であり、鬼滅の刃のキャラクターたちが小中高一貫の私立校・キメツ学園を舞台に学生生活を送るギャグパロディ。

キャラクターたちの設定は基本的にそのままで現代風にアレンジされており、狛治は3年烏帽子組の素山狛治として、恋雪は1年紫陽花組の素山恋雪として登場。そして、二人は学生結婚を果たしたキメツ学園の名物カップル『素山そやま夫婦』と学生たちの間で話題になっています。

こちらの作品では見事に祝言を上げることができたようで、二人とも幸せそうです。

「キメツ学園」中学時代ぐれていた狛治

引用元:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』 出版:集英社

なお、狛治は中学二年生の頃に武術の腕がメキメキ上達してのぼせ上った結果『猗窩座』と名乗り拘束破りや道場破りにハマりグレていた模様。その時の画像を見せられた炭治郎と伊之助は猗窩座の短ランとボンタン姿に興味津々であり、なぜ頭をピンクに染めようと思ったのか純粋な気持ちで質問するなど狛治の黒歴史を掘り返します。

また、中学時代のヤンチャ狛治は猗窩座の姿で教員である煉獄杏寿郎と冨岡義勇に絡み挑んでいたという事情から成績はいいものの体育と歴史が苦手科目の模様(※冨岡が体育教師、煉獄が歴史教師であるため)。今となっては二人に忘れて欲しいと思っている狛治の黒歴史でした。

キメツ学園! 3

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まとめ

以上『猗窩座の過去、慶蔵と恋雪の死亡の理由、キメツ学園の狛治と恋雪』についてのまとめでした。

狛治は病気の父親と二人暮らしでしたが薬代を集めるためにスリを働いてしまい十一歳で罪人の刺青を入れられてしまい、父親が自死した後は所払いの刑を受けて江戸から追放されてしまっています。

父親の死亡によって心が荒んでいた狛治を救ったのは何の関わりもなかった慶蔵という大人であり、慶蔵の病身の娘・恋雪との出会いが狛治に『真っ当に生きる』という父親の願いを叶える道になりかけていました。

しかし、狛治の心を救ってくれた慶蔵と恋雪が毒殺されたことを契機に自暴自棄になりついに報復殺人を行ってしまうと、鬼舞辻無惨と運命的な出会いを果たし鬼に変えられてしまいました。

一度絶望の淵から幸せを掴みかけたところで再びどん底に落とされてしまった狛治ですが、慶蔵と恋雪が毒殺されなければ猗窩座という怪物は生まれてこなかったでしょう。

なお、キメツ学園では二人とも結婚し幸せそうなので、過去回想でやつれてしまった方は心の回復にキメツ学園を読んでみてはいかがでしょうか。

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