【呪術廻戦】東堂葵の腕がなくなったのは何話?術式が死んだ後、復活の可能性は?

無為転変を受けた左手を自ら切断する東堂葵 呪術廻戦

東堂葵は『存在しない記憶』を始めに読者に与えたネタ枠と思いきや、花御戦で虎杖悠仁の成長を促した超親友ブラザーです。

そして、東堂はブラザーのために再び渋谷事変で登場し虎杖悠仁と共闘し特級呪霊・真人と交戦しましたが、その戦いで腕を欠損することになりました。

今回は、東堂葵が腕を失った経緯と復活の可能性についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. 東堂葵が腕を欠損した巻数・話数は?
  2. 東堂葵が腕を欠損した経緯
  3. 東堂葵が術式を使えなくなった理由
  4. 東堂葵のその後と復活の可能性
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東堂葵が腕を欠損したのは何巻何話?

無為転変を受けた東堂葵の左手がボコボコと変化する場面

引用元: 芥見下々『呪術廻戦』 出版: 集英社 掲載誌: 週刊少年ジャンプ

東堂葵が腕を欠損したのは単行本15巻第130話『渋谷事変㊼』。また、東堂葵の渋谷事変参戦から退場が描かれたのも同15巻になります。

渋谷事変の激闘が描かれる中、東堂はメカ丸から渋谷の情報を受けて京都から東京に移動し、虎杖悠仁とともに真人と戦闘。

その結果、真人の領域展開で無為転変を受けてしまい自ら腕を切断しました。

では、どのようにしてその状況に追い込まれたのかを見ていきましょう。

①東堂葵と虎杖悠仁の合流

時系列で言えば、単行本15巻第133話『渋谷事変㊿』で、東堂と新田新が呪術高専の誰よりも先に五条悟が獄門疆に封印されたB5F副都心線ホームに辿り着いています。

しかし、五条の抵抗で獄門疆が動かすことが出来ないと報告を受けていたところ、既に獄門疆は夏油傑が持ち去っていた後であったため、東堂は『五条悟を取り戻す戦いから『味方を救いできうる限り敵戦力を削ぐ戦い』へと切り替えました。

一方で、同巻第125話のラスト、目の前で釘崎野薔薇を真人に殺害されたのを引き金に『脹相戦の敗北→宿儺により大量殺人→七海健人の死亡→釘崎野薔薇の死亡』を立て続けに受けた虎杖の心は限界を迎え放心状態に。

虎杖は真人から黒閃を受けると、そのままなすがままにやられてしまい、止めを刺されようとしていました。

そこに現れたのが東堂であり、東堂は『不義遊戯(ブギウギ)』を使って虎杖の位置を入れ替えて救出すると、平家物語の中の言葉『祇園精舎の鐘の声』を引用し「ただし!俺達を除いてな!」と襟を正しながらドヤ顔で真人と対峙するのでした。

②東堂葵は虎杖悠仁を𠮟咤激励する

東堂は虎杖と合流すると、塞ぎ込んでいる虎杖に立ち上がるように語り掛けます。

虎杖の心は宿儺による大量殺人と仲間の死を受けてボロボロになっており、宿儺に殺された人たちのためにたくさん人を助けようとしたけど結局何もできなかった、自分が信念だと思っていたのは自分のための言い訳だったと突きつけられて『俺はもう俺を許せない』と自責の念に苛まれていました。

しかし、東堂はそんな虎杖を見捨てることをせず「オマエ程の漢が小さくまとまるなよ、俺達は呪術師だ。俺とオマエと!!釘崎!!Mr.七海!!あらゆる仲間俺達全員で呪術師なんだ!!」と発破を掛けます。

俺達が生きている限りは死んだ仲間は真に敗北することはない。呪術師と言う道を選んだ時点で自分たちの人生が罪と罰の因果の内に収まりきることはないとして散りばめられた死に意味や理由を見出すことは時に死者への冒涜になると虎杖に語り掛けます。

そして、ここまで来るのに何を託されたのかを虎杖に問いかけると、その答えを性急することなく、しかし答えが出るまでは決して足を止めてはいけないと虎杖を奮い立たせるのです。

それが呪術師として生きる者達へのせめてもの罰であると東堂は虎杖に教えました。

東堂の言葉を受けた虎杖は、七海の『後は頼みます』という最期の言葉を思い出すと、戦死した七海の分まで苦しむことを覚悟し再び立ち上がることができました。

③東堂葵&虎杖悠仁vs真人

東堂は虎杖が立ち直るまでの間、真人と肉弾戦を開始。

触れたら無為転変で即死は免れない状況でも、東堂は手を叩くことで『不義遊戯(ブギウギ)』を発動し、真人の手が触れる直前に位置を入れ替えて攪乱させました。

そして、虎杖の再起動後、自分と虎杖の位置を入れ替えると、真人は虎杖から黒閃を受けてしまい、東堂葵&虎杖悠仁vs真人の戦いは仕切り直しに。

しかし、虎杖が黒閃を決める中、敵の真人でさえ黒閃を決めている状況で、東堂は二人に置いて行かれていることを実感しており、虎杖の成長に感激する一方で、己の不甲斐なさに喝を入れました。

再び虎杖ブラザーを独りにする気か!?東堂葵!!

東堂は己を奮い立たせることで黒閃の蹴りを真人に放つことに成功。しかし、真人はどんな強力な一撃を受けても東堂の攻撃は魂に響かないとしてダメージはほとんどありませんでした。

ですが、東堂もゾーンに突入したことでこの場にいる三人は120%の潜在能力を引き出すゾーンに至っていました。

真人は改造人間を体内にストックさせており、要所要所で改造人間を使った技を多用し、東堂と虎杖を分断。更に自分の首を離脱させて肉体と首で分裂すると、これを東堂は首2:肉体8の力の分配だと分析。

東堂は、真人が距離を取った上で術式を行使したことから弱体化しているのは首の方だと推察し、首の方を虎杖に確実に潰させようと目算。

そして、改造人間の等級を3級~2級弱との情報を得ていた東堂は、本体を虎杖に一任し、己は多重魂で作り上げられた改造人間『幾魂異性体』を手早く潰すために接近。しかし、幾魂異性体は複数の寿命を一瞬で燃やし尽くすことで爆発的にパワーを生み出すことができるため、油断した東堂は反撃を受けることに。

思わぬ反撃に遭うも一体を撃破することで幾魂異性体のカラクリを理解すると、残り二体の幾魂異性体を瞬殺。東堂は虎杖と合流して真人の追撃を牽制します。

④東堂葵の腕(左手)欠損

幾魂異性体で東堂を虎杖から引き離したつもりの真人は、東堂の術式相手に無為転変を当てるのは困難だと考えると領域展開を視野に。しかし、領域展開を行えば虎杖の中の宿儺の逆鱗に触れて逆に殺されてしまうことに警戒。

その結果導き出したのが五条悟が見せた0.2秒の領域展開であり、真人は一か八かの『自閉円頓裹じへいえんどんか』を展開。これは虎杖がこの場にいる限り、領域を使用しないと踏んでいた東堂の誤算でした。

東堂には領域展開はありませんが、領域から身を守る術として九十九由基直伝の簡易領域を習得しており即時展開。虎杖は無為転変の解放前に真人を祓うために駆け出していましたが、この二人よりも早く真人が無為転変を発動させます。

0.2秒の領域展開により真人は宿儺の逆鱗に触れることなく無為転変を発動させると、東堂の左手の先から無為転変の影響が始まりボコボコと肉体が脈打ちます。

しかし、東堂は逡巡することなく手刀で無為転変の前兆が表れた左手を切断することで進行を食い止めるのでした。この時、切断した左手は即座に膨張し弾け飛んでいます。

そして、東堂が腕を切断した直後、真人は東堂に振り返った虎杖を殴り飛ばすと、そのまま東堂の間合いに踏み込んで黒閃を腹部に叩き込みました。

が、東堂は山勘で腹回りに全呪力を集中させることでダメージを最小限に抑え込み致命傷を防ぐことに成功。しかし、腹部へのダメージは深刻で大量に吐血していました。

領域展開の術式の焼き切れから回復した真人は東堂へ追撃するため更に踏み込むものの、寸前で東堂のペンダントの紐が擦り切れて地面に落下。その衝撃でペンダントの写真入れ部分が開くと中には虎杖悠仁と高田ちゃんの写真が。真人はその衝撃的な中身を見て一瞬脳が硬直。

無為転変を構えていた真人ですが、思考が停止している間に東堂は残った右手で真人の左手を叩くと『不義遊戯(ブギウギ)』を発動して虎杖と自分を入れ替えました。

そして、虎杖は自分が入れ替わったと同時に目の前の真人目掛けて黒閃を放ち、真人を殴打。

なお、東堂は一瞬とはいえ真人の無為転変が発動した左手を右手で触れたため、右手の平が爛れたようになっていました。

腹部へのダメージと左手の欠損。そして、右手の爛れにより東堂は一時離脱リタイアとなりますが、東堂が作ってくれたチャンスを活かし、虎杖は真人へ追撃を試みます。

 

東堂葵は腕を失って術式が死んだ?

東堂葵が左腕を失って術式を発動できなくなった場面

引用元: 芥見下々『呪術廻戦』 出版: 集英社 掲載誌: 週刊少年ジャンプ

虎杖と真人の決着間際、真人は腕から暗器のような攻撃を虎杖にぶつけようとしていましたが、一時離脱リタイアしていた東堂が再び立ち上がると「呪霊よ、オマエが知らんハズもあるまい。腕なんて飾りさ、拍手とは魂の喝采!!」と口上しながら失った左手の断面と右手とで拍手する動作をこれ見よがしに演じています。

真人は東堂のこの行動により『不義遊戯(ブギウギ)』を警戒して身構えますが、いくら待っても何も入れ替わっていないことに当惑。

これは東堂のブラフであり、本当は東堂が左手を失った瞬間に術式『不義遊戯(ブギウギ)』も失っていたと明かします。

東堂葵の術式『不義遊戯(ブギウギ)』は手を叩くことで発動する術式であるため、東堂は左手を失ったことで能動的に拍手をできない体となり俺の術式は死んだと形容しました。

最後の最後でブラフを張ることで虎杖の好機を生み出し真人に勝つことができましたが、東堂は真人との戦いで左腕(左手)と術式を失ってしまいます。

東堂葵のリタイア・戦力外通告

敗走した真人を追いかけた虎杖は夏油傑(羂索)と対峙しており、夏油は真人を呪霊操術で取り込みます。

が、夏油が真人を取り込んだ直後に京都と東京の高専メンバーが集結し夏油と対峙。しかし、夏油側に裏梅が参戦したことで全員が氷漬けにされて絶体絶命の窮地に立たされると九十九由基が登場。

その際、九十九由基が葵と銃の子、あとスーツの子は私の仲間が保護しているよ。場違いだからねと発言。

東堂に関しては真人戦の決着後から姿を消していたので心配していましたが、九十九由基の発言で行方が分かりました。しかし、腕を失った東堂は禅院真依や三輪霞同様に戦力外だと言われてしまい、既に退場させられていました。

単行本16巻第136話『渋谷事変53』、これが東堂の最後の出演(名前だけ)になります。

東堂葵の復活はない?

東堂たちは戦力外の者は九十九由基が仲間に保護させていますが、九十九由基の仲間は16巻第136話『渋谷事変53』の冒頭で彼女の独白からラルゥであることが判明しています。

ラルゥは元夏油傑の仲間の一人でしたが、どういう経緯で九十九由基と組んでいるのかは分かりません。ただ、未だ術式不明のラルゥの術式次第では東堂の復活もなくはないようにも思えます。

ですが、元の腕が真人の無為転変で完全に吹き飛んでいるため、反転術式であったとしても東堂の腕の復活はないかもしれませんね。

また、義手で『不義遊戯(ブギウギ)』が発動するのかどうかが東堂の戦線復帰の鍵ではないでしょうか。

しかし、東堂は渋谷事変以降登場していないので呪術師として復活するのは現状難しいかもしれません。

東堂葵は術式を使えなくなったまま?

『不義遊戯(ブギウギ)』の発動条件は拍手ですが、これは自分の手を合わせるほかに、自分と相手の手を合わせても発動できます。

したがって、術式自体は完全に使えなくなったわけではありませんし、実際に左手を失った後も真人の手を借りることで術式を発動しています。

しかし、気掛かりなのが真人の手に触れたことで爛れてしまった右手の平です。魂に干渉する真人の無為転変の影響を僅かながら受けてしまった右手で『不義遊戯(ブギウギ)』が発動できるのかは作中で明らかにされていないのです。

もし、右手が生きているなら他者の手と合わせればまだ『不義遊戯(ブギウギ)』を使えますし、右手で術式が発動できなければ完全に東堂の術式が死んだことを意味します。

無為転変を受けた場合、下水道で七海が呪力でガードして受けた際は『外傷』として反転術式で治療できた描写がありますが、完全に改造人間のように体をいじくられた場合は専門家の家入が治療不可能と回答しています。

東堂の右手の場合は、七海の一件のように呪力でガードして外傷程度の変化で済んでいるように見えるので、その場合、乙骨憂太と家入硝子が健在なので右手は復活できそうですね。

東堂は黒閃も使えますし、右手だけ残っていれば1級呪霊から特級呪霊の下のレベルなら戦えそうな気もします。

ただ、死滅回遊や五条悟復活まで再登場がないため、東堂が現在どうなっているのかは分かりません

まとめ

  1. 東堂葵は渋谷事変の戦いに参加し虎杖悠仁とともに真人と対峙
  2. 単行本15巻第130話『渋谷事変㊼』で左腕(左手)を欠損
  3. 真人の領域展開『自閉円頓裹じへいえんどんか』を受けた東堂は自ら腕を斬り落とした
  4. 東堂の術式『不義遊戯(ブギウギ)』は拍手ができないと発動しないため、片腕を失ったあとは右手で相手の手に触れて拍手するしかない
  5. 東堂は渋谷事変後から死滅回遊後まで未だに再登場していない
  6. 同じく九十九由基の仲間に保護された三輪霞は死滅回遊で再登場している

東堂は渋谷事変でも虎杖悠仁を奮い立たせるほか、虎杖とともに真人を追い込む一翼を担いました。

しかし、片腕を失ったために今後の登場はあまり期待できない状況となっており、2023年5月現在での呪術廻戦・死滅回遊後も未だに東堂がどうなったのかが分かっていません。

退場するにはあまりに惜しいキャラなので、復活が待ち遠しいですね。

 



呪術廻戦 単行本15巻

作者:芥見下々 出版社:集英社

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