漫画『呪術廻戦』に登場するキャラクター・烏鷺亨子(うろ たかこ)は、死滅回游編で受肉した平安時代の呪術師です。
露出度の高い独特な外見と「空」を操る汎用性の高い術式、激しい口調と強いプライドが特徴の女性で、乙骨憂太や石流龍との三つ巴の死闘を繰り広げました。
今回は烏鷺亨子の術式・活躍・最後・その後についてご紹介したいと思います。
烏鷺亨子(うろ たかこ)のプロフィール
引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社
| 名前 | 烏鷺亨子(うろ たかこ) |
| 時代 | 平安時代(約1000年前)の術師。羂索による受肉で現代に蘇る。 |
| 所属・経歴 | 藤氏(藤原氏)直属暗殺部隊「日月星進隊」の元隊長。 |
烏鷺亨子とは、現代に受肉した平安時代の呪術師であり、藤氏(藤原氏)直属暗殺部隊「日月星進隊」の元隊長。死滅回遊では、仙台結界に参加する泳者であり、所持得点は70点。
外見はピンク色の長髪、白目と黒目が反転した特徴的な目と基本的に全裸にピアス・チョーカーなどのアクセサリーのみを着用(局部は術式で透過させて隠している)。巻頭カラーでは現代の衣服を着用した姿も描かれています。
気が強くプライドが高く口が悪い激情家であり、一度目の人生で権力者に利用され裏切られた未練から、二度目の人生では「自分のために生きる」「何者かになる」ことを強く望む傾向が見られる一方で、冷静に戦況を分析する一面を持ちます。
初登場は単行本20巻第173話。死滅回游編の仙台結界で、空中に浮かぶ全裸の姿で登場し、当初は仙台結界を支配する強者として、石流龍や黒沐死、ドルゥヴ・ラクダワラとともに「三竦みの四つ巴」の一角を形成していました。
術式と領域展開
引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社
生得術式は「空」を操る術式ですが正式名称は不明。
「空(空間)」を写真のような「面」として捉え、シーツや布のように掴んで自在に操作・歪める能力です。レンズの歪みのようなエラーを生み出し、攻撃・防御・移動などに幅広く応用できます。
術式の応用
術式の応用として飛行や浮遊が可能であり、作中では優雅に空中に漂う姿が印象的。
加えて、相手の攻撃軌道(呪力放出など)を捻じ曲げて反射・回避させたり、相手の身体(腕など)を空間ごと変形させて打撃を無効化、呪力防御を無視した攻撃を放つことも可能であるほか、空間を透過させて隠密することもできるようです。
宇守羅彈(うすらび)
烏鷺の必殺技と言えるのが捉えた空間の「面」を相手ごと掌打で割り砕く技「宇守羅彈(うすらび)」です。
薄氷を割るような衝撃を伝え、防御をすり抜けて大ダメージを与えることができ、乙骨憂太を吹き飛ばすほどの威力を持ちます。有用な技のようで、乙骨自身も仙台結界での戦いでこの術式をコピーして使用しており、宿儺戦でも使用しています。
領域展開
領域展開は使用可能ですが、その名称・能力・特徴などは未登場。
と言うのも、仙台結界での戦いで乙骨・石流・烏鷺の三者同時領域展開発動が描かれるも結界の外にいた黒沐死が結界を壊して乱入したため、烏鷺含む三人の領域展開は未遂に終わってしまったのです(※結界は外からの攻撃に弱いという設定)。
そのため、三人は仙台結界で領域を展開できずただ術式が焼き切れるだけといった結果に終わっています。
活躍・戦闘
仙台結界では乙骨憂太の参戦によりドルゥヴ・ラクダワラが撃破され「三竦みの四つ巴」の一角が崩れ戦況が激化。また、乙骨が続けざまに黒沐死を撃破したことでその転機に乗じ火蓋を切ったのが烏鷺であり、烏鷺が乙骨を襲撃したことをきっかけに石流も参戦し激しい三つ巴の死闘を繰り広げます。
接近戦では術式で乙骨の腕を変形させて攻撃を防ぎ、宇守羅彈で反撃。石流の「グラニテブラスト」を空間ごと掴んで跳ね返すカウンターを見せ、防御面で優位に立つ描写。
しかし、三者が領域展開を試みるも黒沐死の乱入で失敗。術式が焼き切れた隙を乙骨に突かれて地上に蹴り飛ばされると、黒沐死の攻撃で左腕を失い、立て続けに乙骨のリカに落ちた腕を回収される事態に。そこへ、石流の砲撃を浴びて意識を失い戦闘不能に陥ったことで脱落しました。
最後・死亡
引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社
激戦の末に四つ巴の戦いに敗北した烏鷺ですが、決め手となった石流の砲撃は領域展開後の出力だったため烏鷺は死亡していませんでした。
乙骨と石流の決着後、死滅回遊のルール通り乙骨は烏鷺からポイントを譲渡してもらっています(※石流は譲渡のルールがなければ乙骨は二人を殺して奪っていたと推察)。
その際、本気で殺し合った術師を生かして得することなんか何一つないと述べた石流と同じことを言っていたらしく、それに加えて戦闘中に乙骨に言われた自分のためだけに生きるのはきっといつか限界がくるという言葉の回答として『限界が来るのはオマエの方だ』『私は見た。術師や呪霊、強者としての地平すら超越するのは圧倒的な自己。他を顧みない災い』と忠告しており、台詞と共に平安時代の両面宿儺を想起する描写が差し込まれています。
乙骨は烏鷺の生き様に一定の理解を示しつつ「自分から言えることは何もない」と複雑な思いを抱いているようですが、烏鷺はそのまま乙骨の前から立ち去りました。
その後
烏鷺は仙台結界の戦いで生存していますが、続く単行本24巻第216話にて再登場。
宿儺が伏黒恵に受肉し彼の魂を完全に沈めるため仙台結界で決闘を待ち望む万(伏黒津美紀に受肉)の下へ向かった際、仙台結界に宿儺が立ち入った瞬間にその呪力にあてられて怯える烏鷺の姿が数コマ描かれることに。しかし、宿儺に挑んだ石流と違い終始隠れていたようで、宿儺が立ち去った後や羂索が死滅回遊を終わらせるために泳者残党を狩っていたシーンにも特段描かれることもなく、以降の動向は不明で明確な死亡描写のないまま終わりました。
そのため、死滅回遊自体は参加泳者全員が死亡したわけではないので烏鷺が生きている可能性は充分にあります。
一方で、死滅回遊平定後、伏黒恵から宿儺を引き剥がせた実績から虎杖と来栖の術式で生き残った泳者の受肉を剥がす算段がすすめられている発言があるため、見つかれば受肉体から引き剥がされていることも想定されます。あるいは、大道鋼のように呪霊の発表で不可侵領域となった東京に身を潜めて生き長らえている場合も想定されます。
まとめ
以上「烏鷺亨子の術式・活躍・最後・その後」についての紹介でした。
烏鷺亨子は、露出度の高いビジュアルと強力な空間操作術式「空」を操る能力、激しい性格のキャラクターですが、仙台結界四つ巴の戦いで見せた熱いバトル展開により死滅回游編を代表する印象深いキャラとなりました。
敗北後、姿を消した彼女の「その後」は謎に包まれていますが、案外羂索の泳者狩りからも逃れて余生を過ごしているかもしれませんね。
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