呪術廻戦0の主人公で呪術廻戦でも重要キャラとなった乙骨憂太。
物語の一年前を描く呪術廻戦0では夏油傑と会敵し、本編でも羂索戦や宿儺戦など重要な局面で活躍した特級呪術師ですが、呪術廻戦最終巻収録のエピローグでは結婚し孫がいることが明らかになりました。
では、乙骨憂太の結婚相手やその後はどうなったのでしょうか。
今回は乙骨憂太の結婚相手・死亡・リカの婚約指輪のその後についてご紹介したいと思います。
↓乙骨憂太についてはこちらから。
乙骨憂太の結婚相手と孫と婚約指輪のその後
乙骨憂太は禪院真希と結婚
引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社
前作最終巻に収録された『エピローグ パンダ』にて、2018年11月に起きた呪術テロ・死滅回遊にて相互観測式自立制御を失ったパンダが2035年に活動停止し五条家の忌庫に登録された後、所有権を当主代理である乙骨憂太の帰属となったことが語られています。
そして、時は流れて2080年。
忌庫(蔵のような場所)にて男の子と女の子がパンダを見つけるシーンが描かれましたが、たまに動くパンダが活動を始めると女の子に向けて「コイツ性格悪いなぁ。本当に憂太の孫か?」と発言したことで、この子供たちが乙骨憂太の子孫であることが判明しました。
一方で、乙骨とも真希とも親交があったパンダが真希の名前は口にしていない不自然さから乙骨が誰と結婚したのか確定できないシーンでもありました。
しかし、2025年41号から始まった短期連載の続編『呪術廻戦≡(モジュロ)』にて、乙骨の結婚相手が真希であることが確定します。
乙骨憂太と禪院真希の死亡
引用元:岩崎優次 / 芥見下々『呪術廻戦≡』 出版:集英社
続編『呪術廻戦≡(モジュロ)』の舞台は死滅回遊から68年後。『エピローグ パンダ』で呪術テロ・死滅回遊が2018年と記載されているので、2086年となります。
死滅回遊時点で乙骨と真希の両名とも17歳・・・と思われがちですが、実は乙骨は公式ファンブックで17歳(留年)と記載されているため、年齢的に真希の一つ上となります。ただ、死滅回遊時点では二人とも誕生日が3月と1月と遅いので17歳と16歳、本来であれば18歳と17歳になる年度です。
そして、先に死没したのは真希。
作中では真希の死因や死亡年月は明かされていませんが、真剣が7歳の頃はまだ存命。乙骨よりも先に亡くなったらしく、乙骨は真希が亡くなってからどんどん元気がなくなっていった様子。葬儀に参列した人たち曰く『誰も真希さんが先に亡くなるなんて思ってなかった』とのことなので、真希は老人になっても傍目から見ると元気だったようです。
そして、乙骨の死亡時期は憂花が10歳の頃(2080年)となります。
時期的にはエピローグ:パンダが描かれた頃と重なるため、パンダを見つけたのは乙骨の死亡前か死亡後かになります。
乙骨も死因は語られていませんが、参列者の様子から呪霊や事故死などの線は薄くおそらく老衰か病没。2080年なので、年齢的には79歳前後で死没したことになります。これにより、真希は78歳より以前に死没したと推察されます。
乙骨憂太と禪院真希の孫
引用元:岩崎優次 / 芥見下々『呪術廻戦≡』 出版:集英社
乙骨と真希の孫は、
長男・乙骨真剣(つるぎ)
次女・乙骨憂花(ゆうか)
です。
真剣と憂花は一歳違いの兄妹であり、続編『呪術廻戦≡(モジュロ)』では真剣が17歳、憂花が16歳。両名とも呪術師となっています。
なお、憂花は呪力を持っていますが、真剣は呪力を持たない特殊体質であるため真希同様に呪具で戦います。
真剣はおばあちゃん子で名前に真希の『真』、いずれ禪院真希のようになることを目標に。憂花はおじいちゃん子で名前に憂太の『憂』、いずれ乙骨憂太のようになることを目標にしています。
リカの婚約指輪の継承先
引用元:岩崎優次 / 芥見下々『呪術廻戦≡』 出版:集英社
乙骨が10歳の誕生日にリカから貰った婚約指輪。大人になったら結婚すると誓った指輪は、2017年12月24日に夏油傑が起こした呪術テロ後にリカが成仏した後も乙骨が所有し続けており、翌年の死滅回遊編では里香を顕現し媒介するキーアイテムとなっています。
そして、続編『呪術廻戦≡(モジュロ)』では、乙骨自らが6歳になった憂花に譲渡しました。
どうやら元々憂花が指輪を欲しがっていたそうで、乙骨はお転婆な憂花を心配し、憂花が立派な術師にまるまで指輪が見守ってくれるようにと渡しました。
引用元:岩崎優次 / 芥見下々『呪術廻戦≡』 出版:集英社
しかし、憂花が10歳(2080年)の頃に乙骨が死没すると、指輪は五条家の忌庫に登録されてた呪物という理由から所有権は憂花になく、長男である真剣にこそ相応しいという理由で憂花から真剣へと移譲されます。
指輪を取り返すべく兄に喧嘩をふっかけた憂花ですが、ボコボコにされ断念。しかし、憂花は自分にこそ相応しいと認めさせるために強くなろうと一層修業に打ち込むようになりました。
一方で、おばあちゃん子だった真剣は7歳の頃に憂花が祖父から指輪を託されたのを見て祖母に自分も指輪が欲しいと零しますが、祖母(真希)は「あの指輪は魔除け…お守りだから真剣には必要ないよ。真剣は強いから」と諫めます。真剣は祖母に強さを認めてもらえたことが嬉しく納得した様子。
しかし祖父母の死後、真剣の意思とは関係なく五条家の決定で指輪は憂花から真剣へ移譲されることになり、真剣は祖母に言われたことを否定された感覚に陥ります。そのため、御守りの指輪が必要ないくらいに強くなって大人達の口から『真剣に指輪は必要ない』『流石真希の孫だ』と言わせ憂花に指輪を返すことを目標に修業に打ち込むようになります。
そして、『呪術廻戦≡(モジュロ)』本編で17歳と16歳になった兄妹は、一方は指輪を返すため、一方は指輪を取り戻すために成長し強くなった成果を見せている段階になります。
現時点では真剣が指輪を所有している段階ですが、いずれ所有者が変わる可能性が推察されます。
まとめ
以上「乙骨憂太の結婚相手と孫と婚約指輪のその後」の紹介でした。
本編エピローグでは乙骨の結婚相手は明かされていませんでしたが、続編で案の定真希と結婚したことが確定されました。
二人の死因については老衰か病死か語られていませんが、現代平均寿命と比較すると若干早逝に思われますのでこれまでの無理がたたったのでしょうか。二人とも死滅回遊でかなり無茶をしていますので、むしろ80代まで生きたことのほうが凄いのかもしれません。
一方で、続編では孫は指輪をめぐって切磋琢磨しているので、リカちゃんも何れ登場したりするのでしょうか。