漫画『呪術廻戦』は、2024年44号で6年半の連載を終了しました。
そんな中、最終巻である単行本30巻にはエピローグが数話収録されており、乙骨憂太とパンダのその後が少しわかるようになっています。
では、乙骨憂太とパンダは最終回のその後にどうなったのでしょうか。
今回は乙骨憂太とパンダのその後についてご紹介したいと思います。
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呪術廻戦最終回|乙骨憂太とパンダのその後
新宿決戦の後、『肉体を渡る術式』を使用し五条悟の体に乗り移った乙骨憂太はリカのおかげで元の体に戻り、パンダも相互観測式自律制御を失いつつも機能している状態を保ち、最終話では2年生4人(乙骨、狗巻、真希、パンダ)で歩いている姿が描かれました。
しかし、2024年12月25日に発売された最終巻単行本30巻では最終話後のエピローグが数話収録されており、その中の一つ『エピローグ パンダ』で乙骨憂太とパンダのその後が少し触れられました。
両面宿儺を倒すことで多くの犠牲をともなった二人ですが、果たして最終回後はどのような状態になっているのでしょうか。
パンダは五条家の忌庫に登録
突然変異呪骸のパンダは、死滅回遊にて鹿紫雲一と交戦した際に相互観測式自律制御を失ったため、片手で掴める程度のぬいぐるみサイズに縮んでしまいました。
最終話では、乙骨の肩に乗っかって2年生組と歩いている一コマが描かれたため、少なくとも最終話時点(2018年~)からしばらくは問題なく稼働していることがわかります。
しかし、エピローグで2035年10月に活動停止したことが判明。
そのため、五条家の忌庫に登録されました。
なお、2080年になってもたまに動くそうです。
五条家の当主代理は乙骨憂太
五条家の当主は五条悟でしたが、2018年12月24日に新宿決戦で両面宿儺と一騎打ちし敗北──死亡したため当主が不在となりました。
五条悟の両親については『ジャンプGIGA 2024 SUMMER』のQ&Aにて、二人とも存命であるものの術師として強いわけではなく、育成に関しても術師としての教育ができないため早い段階で距離が生じていると回答されています。
また、渋谷事変にて五条悟が封印された直後に猪野琢真が『五条家が五条悟のワンマンチーム。五条サンが利かせていた融通で救われていた術師が数多くいる』と説明しています。
渋谷事変後、五条悟が封印された獄門疆の封印解除が厳罰化したように、五条悟が封印されて以降五条家に力がなくなったことから、五条家には五条悟以外に有用な術師がいないことがうかがえます。
しかし、エピローグにて2035年には乙骨憂太が五条家の当主代理を務めていることが判明しました。
新宿決戦で五条悟が死亡した2018年から2035年の期間中に、五条悟に変わる当主が誕生していないようです。
五条家は日本三大怨霊の一人菅原道真の子孫である菅原為長を祖としていますが、乙骨憂太は菅原の血を引いているほか、(烏鷺亨子によると)藤原の血を引いている可能性も示唆されており、生まれだけで言えば五条悟よりも恵まれている逸材。五条とは遠い親戚関係になるため、五条家の当主を引き継いでもおかしくない血筋ですが、2035年の時点で『当主代理』となっていることから、五条家あるいは御三家の反対を買っているか、本人が正式に当主になるつもりがないのでしょうか。
乙骨憂太の孫
単行本30巻に収録された『エピローグ パンダ』では、乙骨憂太の孫が登場しています。
男の子と女の子(推定小学生から中学生程度の背丈)は、パンダが保管されている忌庫に足を踏み入れて特別な呪骸と言われているパンダを拝見。なお、大人に許可を取っているのかは不明。
じっとして動かないパンダを見て「かわい~」と喜ぶ女の子と対照的に「だめだよ、勝手に触っちゃ。それお爺ちゃんの宝物だから」と冷静に観察する男の子。
しかし、女の子はすでにパンダを手に取っていたため呪骸と聞いて「えんがちょ」と放り投げることに。慌てて男の子がキャッチしますが、ここでパンダが起動し「コイツ性格悪いなぁ。本当に憂太の孫か?」と女の子を指差すのでした。
こうしてパンダの台詞から二人が乙骨の孫であることが判明したわけですが、名前も年齢も不明。二人は突然動いて喋りはじめるパンダを前に悲鳴を上げてエピローグは終了します。
乙骨憂太の生死
乙骨の生死は伏せられています。
ただ、乙骨の孫(男の子)の「それお爺ちゃんの宝物だから」という台詞。故人であれば「宝物だったものだから」などと過去形にするところを現在進行形で話しているため、もしかしたら乙骨は生きているのかもしれません。
死滅回遊ならびに新宿決戦が行われたのが2018年であり、当時乙骨は呪術高専の2年生で17歳。そして、2035年にパンダの所有権を乙骨の帰属としており、孫が登場したのは2080年になります。
乙骨の年齢推移は以下の通り。
- 2018年:乙骨17歳
- 2035年:乙骨34歳
- 2080年:乙骨79歳
つまり、乙骨が2080年に生きていると仮定すれば推定79歳前後になっているため、充分に生きている可能性はあるのです。
乙骨憂太の結婚相手は誰?
残念ながら乙骨の結婚相手は不明のままです。
呪術廻戦の公式ファンブックのQ&Aにて、「Q. 里香ちゃん以外の女性を好きになった事は、今までもこれからも無いのでしょうか?」という質問に「A. これからはさすがにあるんじゃないですかね…。」と回答されているように、乙骨がこれから誰かを好きになることは匂わせていますが、相手のヒントはありません。
また、孫の容姿はどの登場人物とも似ていると読み取れるいつもの芥見下々先生のタッチなので、顔の描き分けから判断するのは困難です。
しかしながら、乙骨の結婚相手の候補といえば禪院真希です。乙骨は、昨年夏油傑が起こした百鬼夜行の大事件で真希と打ち解けており、本編でも真希へ全幅の信頼を寄せています。乙骨のプライベートが不明のため何とも言えませんが、劇中に限定すれば乙骨の相手は禪院真希以外に考えられないのが実情です。
一方で、2080年に動いたパンダの「(孫を指差して)コイツ性格悪いなぁ。本当に憂太の孫か?」という台詞が引っかかります。仮に乙骨の結婚相手が真希であれば、パンダが乙骨に言及しながら真希に触れないのは不自然です。(目の前の子供を)乙骨の孫と認識しているということは、孫の祖父母の情報は擦り込まれている(あるいは、乙骨の結婚相手を直接見ている)はずですが、真希に触れないのは不可解です。
そのため、現段階では乙骨の結婚相手が真希である確証はありません。
まとめ
乙骨憂太とパンダのその後のまとめ
- パンダのその後
- 2018年:死滅回遊、鹿紫雲一と交戦し相互観測式自律制御を失う
- 2035年:10月に活動停止し五条家の忌庫に登録、所有者は五条家当主代理の乙骨憂太
- 2080年:忌庫に保管されているがたまに動く
- 乙骨憂太のその後
- 2018年:乙骨憂太は五条悟の体から元の体へ戻る
- 2035年:五条家の当主代理になっている(※時期不明)
- 2080年:乙骨憂太の孫が登場し忌庫でパンダと邂逅する
- 乙骨憂太の結婚相手は明かされていない
- 乙骨憂太は2080年では推定79歳であるため、生きている可能性はある
エピローグにて、乙骨の孫が登場したため乙骨が誰かと結婚したことが確定しました。
乙骨はリカと純愛を謳っていたため少なからず乙骨がリカ以外の誰かと結婚し家庭を築いたことにショックを覚える読者もいるようですが、乙骨が幸せそうな余生を過ごせたことが想像できるのでよかったように思えます。
パンダに関しては17年後に活動停止したことは普通にショックですが、2080年になってもたまに動くそうなので完全には壊れていないのでしょうか。
乙骨の結婚相手や、パンダの完全活動停止時期など、まだまだ気になることはありますが、何はともあれ二人とも余生は平穏そうなので何よりです。
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