【呪術廻戦】来栖華は死滅回遊で死亡した?腕を失ったその後は生きてるの?

「恵は私のモノだ」と叫ぶ来栖華 呪術廻戦

死滅回遊編で登場したあらゆる術式を消滅させる天使の術式を持つ来栖華。

彼女は伏黒に好意的で伏黒津美紀の泳者離脱にも手を貸してくれましたが、急遽契闊を唱えて表に出て来た宿儺と戦うことになりました。

今回は来栖華の生死やその後についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. 来栖華の生死について
  2. 来栖華の死滅回遊の動向
  3. 来栖華vs宿儺
  4. 来栖華の腕の欠損
  5. 来栖華のその後

呪術廻戦 画集 Vol.1

原作:芥見下々 出版社:集英社

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来栖華は死亡した?

宿儺に腕を千切られて隻腕になった来栖華

引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社

結論から述べると来栖華は死滅回遊で死亡していません

伏黒恵に受肉した宿儺との戦闘で隙を突かれて致命傷を負いますが、生存しています。

では、なぜ致命傷を負ったのに生存できたのか、詳しく紹介していきたいと思います。

 

来栖華(天使)の目的のおさらい

来栖というより共生する天使の目的は死滅回遊で受肉した泳者の一掃です。

1000年前の術者の多くは受肉の過程で故意・無意識の内に器の自我を殺し沈めているため、天使はこれを神の理に反していると考えて許容していません。

ただ、受肉した泳者の一掃は目的の一つであり、いかなる手段を用いても受肉した泳者の中に何としても屠りたい者がいるのです。

その泳者の名前は『堕天』

天使から虎杖一行に協力する見返りにこの堕天を屠るのに協力することを条件に出していますが、話を聞いていた宿儺が虎杖の生得領域にて自らが堕天であると告白したため堕天=宿儺と即座に判明。(※堕天=宿儺という事実は虎杖のみ知るが、ジェスチャーで伏黒に宿儺が堕天である旨を伝達。来栖と高羽は知りません)

つまり、天使の目的は宿儺の殺害だったのです。

来栖華の動向

東京第1結界コロニーにて、来栖はレジィ戦後に呪力切れで倒れた伏黒を回収。そして、伏黒を抱えて空を飛んで移動しているところを虎杖と高羽に発見され三人は初対面にも関わらず意気投合しホテルの一室まで伏黒を運び入れることに。

そして、来栖(天使)が目的を語ったところ、四人の点数を使って死滅回遊にルールを追加するという伏黒たちの目的の一つが叶う一方で、五条悟の封印解除には天使の協力が不可欠だというのに天使の協力を得るには宿儺(虎杖)を殺さなけばならない問題に行き当たるのでした。

しかし、この問題をどう乗り切るか考えている最中に羂索の手によってアメリカ軍(非術師)が大量投入される異常事態に発展。天使は死滅回遊の泳者の呪力によって結界が満ち切らなかったの保険として呪霊による非術師の一方的な大量虐殺を狙っていたのです。

虎杖の一声によりアメリカ軍(非術師)を救出する来栖たちでしたが、その後、各結界の呪力が満たされたため天元との同化前の慣らしが終了。

そして、伏黒たちは同化が始まる前に当初の目的の一つである伏黒津美紀を死滅回遊から離脱させるために行動を移すのでした。(※後に同化の条件が羂索が宿儺達以外の泳者を一掃し死滅回遊を終了させることと判明)

来栖華vs宿儺

舞台はビルの屋上。

単行本24巻第212話『膿む』では、伏黒津美紀を死滅回遊から離脱させるために津美紀に点数を移してコガネにルールを追加しようと試みますが、実は津美紀には千年前の術師であるよろずが受肉しており、計画は破綻。

そして、津美紀(万)が東京第1結界コロニーから立ち去ると同時に虎杖と来栖が津美紀を追いかけようと走り出しますが、何とここで宿儺が契闊けいかつを唱えたことで虎杖は体を宿儺に一分間明け渡すことに。

宿儺は縛りによりこの一分間は誰も殺せず傷もつけられない状態でしたが、すかさず来栖の喉元を絞めて無傷で気絶させると、『誰も傷つけない』という縛りに虎杖悠仁本人は含まれていないと確信し小指を呪物化させ千切るという確証の無い賭けに出ます。

宿儺の目論見通り自分自身への攻撃は縛りに適用されていなかったため、宿儺は呪物化させた小指を伏黒に無理矢理飲み込ませて虎杖の肉体から伏黒の肉体へと移り変わり受肉するのでした。

続く単行本24巻第213話『呪胎戴天-伍-』、虎杖を弾き飛ばした後は十種影法術で巨大な『鵺』を召喚し落雷を落とすと、伏黒津美紀離脱のために各場所に待機していた禪院真希と髙羽史彦を処理(二人とも生存するがダメージで出遅れることに。また甘井などの泳者も鵺の落雷に巻き込まれた模様)。

そんな中、来栖は天使と共生している特性上気絶から復活が早くすでに空に上昇しており、上空から光を注いで宿儺(伏黒)を浄化していきます。なお、浄化の光自体は天使が勝手に出力しているらしく、来栖のほうは伏黒の肉体が浄化されていく様を見て「天使!待って!恵が!」と焦燥。

しかし、既に伏黒の肉体に宿儺が受肉しているため、天使は「奴が堕天だ」と突き付けると、堕天がより強く根を下ろす前に伏黒から引き剥がし消し去るしかないと言い聞かせます。(※受肉した者から片方だけを引き剥がすのはほぼ失敗し死亡するとのこと)

とは言え、宿儺が伏黒に受肉した段階で彼から宿儺を引き剥がすには天使の術式で宿儺を引き剥がすという賭けをするしかなく、来栖は覚悟を決めて最大出力の邪去侮やこぶの梯子』を放つのでした。

 

来栖華は腕を失う

邪去侮の梯子を受けた宿儺は抵抗さえもできない光を浴びて悲鳴を上げながら浄化されていきますが、まさかのここで宿儺は普段の伏黒の声色を真似て「華、思い出したよ。ありがとう、もう大丈夫だよ」と立ち上がって澄ました表情で手を差し出します。

当然、伏黒の体に浮かぶ宿儺の紋様は消えていないので引き剥がせていないのは一目瞭然ですが、来栖は天使の「駄目だ、華、まだだ、華」という忠告を聞かず術式を止めて安心しきった表情で伏黒に駆け寄るのでした。

伏黒と抱擁を交わした来栖は涙を浮かべながら「私ね、ずっと恵のことを──」と告白をしようとしますが、ここで伏黒の口が大開きとなり来栖に噛みつく直前の一コマが描かれることに。

そして続く単行本24巻第214話『呪胎戴天-陸-』、一ページ目には宿儺が来栖の右腕を嚙みちぎっている様子が描かれており、大量の血しぶきとともに来栖の右腕が千切れています。

また、そのまま来栖を屋上の鉄柵に叩きつけると、その衝撃で柵が壊れて来栖はビルから落下し『グチャ』という音を立ててフェードアウトするのでした。

なお、来栖がビルから落とされてさながら転落死する様を吹き飛ばされた後に復活した虎杖が遠目から見ており、激怒することに。

 

来栖華は戦闘不能

来栖の次の登場は単行本25巻第220話『自浄自縛』。

来栖は本来宿儺の追い打ちでビルを落下した際に即死していてもおかしくありませんでしたが、衝突の寸前で甘井凛(泳者)が術式で来栖を受け止めたこと、そして確実性はないものの近くに髙羽史彦がいてくれたおかげで来栖は死を免れることができました。

その後、虎杖と真希は宿儺(伏黒)を逃がした後、高専メンバーと合流しており、来栖は家入硝子の治療を受けています。しかし、家入の反転術式では右腕の完治はできませんでしたので、隻腕状態で生存しています。

しかし、来栖はもう戦闘に参加できる状態ではないと判断されています。

術式自体は生きているので戦闘は可能でしょうが、片腕が無いことと、伏黒恵の一件が尾を引いて戦闘できる精神状態ではないのかもしれません。加えて、来栖と共生している天使が彼女をこれ以上の危険に巻き込まないための判断かもしれません。

五条悟(獄門疆・裏)の封印解除

堕天の殺害という目的は果たせなかったものの、天使は五条悟の封印解除までは付き合ってくれてるようで、伏黒恵の離脱、来栖華の戦意喪失は大きかったものの、死滅回遊で最も重要な五条悟の封印解除の目星はつきました。(※獄門疆は羂索が保有しているが、天元が獄門疆・裏を保有していたため虎杖たちは獄門疆・裏を所有し五条の解放を狙う)

そして単行本25巻第221話『得喪』、高専メンバー及び死滅回遊で協力組が勢揃いする中、いよいよ五条悟の封印を解除しようとしたところ、獄門疆の中では物理的時間が流れているのかという議題があがることに。

物理的時間が流れていないならば五条悟はハロウィンからの19日間をどう感じて過ごしているのか──。

一瞬、或いは100年以上の歳月が過ぎており、五条の精神状態の懸念から場所によっては錯乱した五条が解放されて危険が及ぶと判断。

そのため、一同は埼玉県木呂子鉱山(呪術高専第四修練場)にて五条悟の封印解除を行う運びとなり、敷地内の広場の真ん中に獄門疆・裏を設置し来栖は上空から『邪去侮やこぶの梯子』を放つのでした。

なお、『邪去侮やこぶの梯子』を放った跡に獄門疆・裏は無く、一同は消えた獄門疆と一緒に五条悟が消滅したのではと疑念を抱くことに。全員のじとーっとした視線が来栖に集中し、来栖は「私のせい…?」と冷や汗を浮かべますが、彼女は「…五条悟って魔の者だったんじゃないですか?だから私達の光で消えちゃった。私のせいじゃなくない?…は?」と開き直る模様。

また、高羽は獄門疆・裏に天使の術式をあてると五条悟ごと消えるというトリビアが生まれたと語ります。

しかし、天使の術式をあてた直後に地震が発生。実は獄門疆・裏の存在を知った羂索が獄門疆を日本海溝のプレートの沈み込み帯に置いてきたため、五条は正規の獄門疆からちゃんと解放されており、地震は五条の術式の影響でした。

来栖(天使)がちゃんと仕事をこなしてくれたので遂に五条悟vs宿儺が勃発することに。

 

来栖華の現在・その後は?

五条vs宿儺が行われた12月24日当日。

呪術高専東京校の生徒たちが五条を送りだす様子を見守るその他の仲間たちの中に来栖の姿もあります。

五条vs宿儺の戦いの様子は冥冥の術式(烏)によってモニターに出力・中継されており、虎杖たちはモニターが複数台設置された部屋に一堂に会し、両者の戦いを分析しつつ五条悟敗北後の可能性を考えて作戦を練っていました。

そして、来栖はパンダや狗巻のように戦闘に参加しないようですが、同席して戦いを視聴しています。

現時点では来栖の戦闘参加はないようですが、天使の性格上来栖が宿儺戦に参戦することはないかもしれません。

五条悟敗北後にその他の全員もやられたとなれば天使も出陣するしか道はありませんが、2024年現在はまだ宿儺との連戦が続いているので来栖の参戦は未確認です。

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まとめ

  1. 来栖華は生存しているが戦闘ができる状態ではない
  2. 来栖華は伏黒恵に受肉した宿儺と戦い片腕を欠損、ビルから落とされている
  3. 来栖華が生きている理由は、甘井が術式で受け止め、高羽が近くにいたから
  4. 来栖華はその後、獄門疆・裏に天使の術式を放ち五条悟の封印解除を行っている
  5. 来栖華は現時点で宿儺との連戦に参加していないが、冥冥の術式で戦闘の中継は皆と一緒に視聴している

死滅回遊編で登場した重要キャラの来栖と天使ですが、伏黒津美紀を死滅回遊から離脱させる作戦を決行中にイレギュラーが起こるとともに、宿儺の復活が重なりその騒動の中で戦闘不能に追い込まれることになりました。

術式的には宿儺に反撃の余地もなく完全に浄化できる強力な術式を持っていましたが、来栖が伏黒に好意を寄せていたのが仇となり、片腕を失う結末となりました。

天使の術式自体はそのままでしょうが、来栖本人の肉体や精神が疲労しているため、今後の戦闘参加はあまり期待できないかもしれません。

ただ、虎杖たちが宿儺を追い詰めることができれば、伏黒を取り戻す際に何らかのサポートをするかもしれませんね。



呪術廻戦 単行本24巻

原作:芥見下々 出版社:集英社

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