漫画「テニスの王子様」の登場人物の一人、切原赤也。
切原は立海大附属中学校硬式テニス部の選手で2年生にしてレギュラーに入る実力者。攻撃的なベースライナーで、作中では目が充血する赤目モードや悪魔化など容姿の変化を踏まえた成長がうかがえます。
今回は切原赤也が作中で使用した技についてご紹介したいと思います。
切原赤也の技一覧!悪魔化・天使化・集中爆発を解説
切原赤也は、ワカメのような癖毛が特徴的な立海大附属中学テニス部の2年生。性格は年上相手でも勝気で挑戦的かつ大胆不敵、そして根に持つタイプです。
普段は両腕にパワーリフトをつけているため、外すと格段に球速が上昇。一本足でのスピリットステップなどを得意とし、プレイヤーとしては2年生の中ではトップクラスです。
一方で、早期決着のスピード試合への異常なこだわりがあり、通常1セットマッチを15分以内に終わらせるのが主流。時間がおすとプライドに傷がつくからか、徐々に目が充血していくのが特徴で、ある程度試合が長引くと対戦相手の人体を直接狙って破壊し動きを止めるなどの行為を平然とやってのけます。
切原赤也の技一覧
ナックルサーブ
赤也が得意とする相手を破壊する技の一つ。
野球のナックルボールの握り方から放つサーブで、不規則な動きから着弾後はどこに跳ね上がるか予測不可能。その特性を利用し相手にボールをぶつけて怪我をさせることを目的としています。
なお、赤也はナックルサーブを使いこなしているため、相手の膝や顔面などを狙い打ちできる模様。
無我の境地
関東大会決勝、不二周助との戦いの最中に一度だけ見せた技。
赤目モードで不二の視力を奪ったにも関わらず劣勢に陥った赤也は、かつて立海の三人の鬼才に敗北し打倒を掲げた野望を思い出だす他、越前リョーマとの野良試合での敗北を回想。そして、這い上がるための勝利を渇望したのをきっかけに集中力が増していくと、赤目モードが解除されこれまでにないテニスへの姿勢を発揮します。
すると、不二の策略に引っかかりロブを上げてしまった赤也は、再び同じ結末になることを恐れると『限界を超えるんじゃねーのか、俺はよう!?』と足掻いた結果、無我の境地に到達しました。
作中では不二・柳生・柳、更にはリョーマの技を再現するなどさまざまなプレイスタイルを披露しましたが、真田の風林火山の『火』を使用したところまだ握力が足りないためラケットを握ることができなくなり敗北しました。
なお、不二戦以降は忘れてしまったのか無我の境地を発動することはない模様。
白鯨+処刑法其ノ零『介錯』の複合技
u-17W杯準決勝のドイツ戦で一度だけ見せた技。
本来、白鯨は不二周助、介錯は遠野篤京の得意とする固有技ですが、ジークフリートとの対決中に体力が尽きた赤也は、バレないようにやみくもに攻めたフリをしつつ13の処刑法をちりばめ、最後に彼を道連れにすべく白鯨の軌道に乗せてジークフリートにとどめの介錯を命中させました。
切原赤也の固有能力一覧
赤目モード
赤也は、試合時間が進むにつれて徐々に目が赤く充血していきます。
通称「赤目モード」と呼ばれる状態になると速さと力が大幅にアップします。元々好戦的かつ攻撃的なプレイスタイルだったのがより顕著になり、隙を見つけ次第人体へ向けての球種が倍増し、確実に相手を潰すテニスをするのが特徴です。
悪魔化(デビル化)
悪魔(デビル)化は、全国大会編で覚醒した赤也の進化モードの一つ。
全国大会準決勝、名古屋星徳のリリアデント・クラウザーを相手に赤目モードになるも5‐0ゲーム、かつサザンクロスを受けて瀕死に追い込まれた際、苦手な英語(クラウザー達の言語)を柳生に訳してもらったところ、柳生は『本当に昨年の王者か?我々の国なら小学生でも勝てるぞ。このワカメ野郎…』と翻訳。
これをきっかけに赤也の頭髪が白、肌の色が赤く変色し『悪魔(デビル)』に変身。赤目モード以上のスピードとパワーを発揮しました。
なお、立海が星徳に負けていたのは赤也を追い詰めて覚醒させることが目的だった模様。また、柳生が翻訳した『ワカメ野郎』は彼が勝手に付け足した悪口であり、続く全国大会決勝戦でも海堂に「ワカメ野郎」と言われたのを引き金に悪魔化しているため、ワカメ頭なのを気にしているようです。
一方で、新テニスの王子様では悪魔化に『怒りで我を忘れる事で飛躍的に運動能力が上昇する』と分析される他、これを続けていれば精神の崩壊に繋がる・生命をも脅かすと指摘されています。
天使化(エンジェル化)
天使(エンジェル)化は、ジュニア選抜合宿編で3番コートと5番コートの総入れ替え戦をした際に覚醒した進化モードの一つ。
赤也は四天宝寺の白石蔵ノ介とダブルスを組み高校生ペアと対戦しますが、相手の挑発に乗り早々に赤目モードに。そして、柳にボロ負けしながらも合宿に残ったことを煽られたため悪魔化しラケットを振り回そうとしたところ、白石は腕で受け止めてラフプレーを阻止します。
さすがの赤也も思い切りラケットで叩きつけてしまった同様から悪魔化を解除し謝罪を口にしますが、白石の左腕の包帯の下には純金の腕輪がハメられていたため無傷。
こうして柳との約束通り赤也の悪魔化を止めた白石は、更に試合中も事あるごとに赤也を褒め称えると、赤也は悪魔から一転し天使のような表情で気持ちよくプレイ。また、悪魔化しても正気を保てるようになりました。
白石が赤也の面倒を見たのは立海の柳から直々に「赤也の悪魔化を止めてほしい」と頼まれたからであり、当時の立海は三連覇に赤也のスキルが必要と信じていたものの、悪魔化は赤也の生命を脅かす危険なものであると判断。そのため、本来柳自身がやるべきことでしたが合宿を去るため、遠山金太郎をコントロールしていた白石に託したという経緯がありました。
なお、天使化は白石とのダブルス以降登場なし。しかし、悪魔化をコントロールできたという成長があるため、必要な変化だったようです。
集中爆発(集中バースト)
集中爆発(集中バースト)は、u-17W杯準決勝のドイツ戦で見せた現在の赤也の究極奥義。
ドイツ代表M・ビスマルク&E・ジークフリートとのダブルスの開幕、赤也はジークフリートと中学生同士のぶつかり合いを始めると、ジークフリートは『矜持の光』を発動。対する赤也は、第一試合で幸村が天衣無縫になれなくとも天衣無縫状態の手塚に互角に戦えることを証明したのをきっかけに自らの壁を打ち破ることができたようで、天衣無縫状態のジークフリートの返球を更に返球し得点。
また、越前リョーマと試合をすることで天衣無縫との経験を積み、今大会で幸村が手塚との試合で教えてくれた経験を糧に、赤也は並外れた集中力から『集中爆発(集中バースト)』状態へと突入しました。
この状態に入った赤也は天衣無縫相手に互角以上にラリーすることができますが、その一方で集中爆発は息を止め無酸素で動くことで集中力を限界まで引き出しているため保てる時間は僅か10秒に満たないようです。
つまり、1ラリー5~6球(10秒以内)でポイントを取れれば赤也は天衣無縫に勝つことができるものの、10秒以上ラリーが続けば集中爆発が途切れて天衣無縫にやられてしまうことになります。
スピード試合への異常なこだわりが活かされた赤也の正当な進化といえます。
青い瞳の切原赤也
青い瞳の切原赤也は、集中爆発の先の最終形態。
天衣無縫のジークフリートに対し集中爆発と悪魔化で体力を使い果たし倒れた赤也の脳内に『早く解放しろ…』『お前のテニスはこれで終わりか?』と何者かの囁きが聞こえると、倒れたはずの赤也が立ち上がり、ジークフリートのペアのビスマルクに対して「次は…アンタの番だ」と挑戦的にほくそ笑みます。
この時の赤也の姿に変化は見られませんが、背後には悪魔のような幻視が。しかし、赤也はビスマルクに返球する直前でやはり体力切れで倒れてしまうと、しばらくはペアの種ヶ島がビスマルクと打ち合うことに。
ところが試合終盤、体力が戻った赤也とジークフリートが復活しダブルスが形を成すと、ドイツ側が『同調』と『能力共鳴』を同時発動し逆転。彼らは疑似気配を作ることで赤也と種ヶ島のダブルスを分断すると、赤也は敵ながら相手を褒め称えると同時に一人で戦うダブルスに不安を抱きます。
しかし、不意に『我を解放せよ…』『お前は勝ちたいなら代償を払えば勝てるのだぞ』『お前の中に眠る淀んだ憎しみを解放するのだ──』と再び先程の悪魔のような囁きが聞こえてきます。
──が、次瞬、『待ちなさい赤也…』と天使のような囁きが割って入ってきたかと思うと、天使は『己の内の悪魔を解放すればこの試合勝てるかも知れません』『ただし身体や精神面への痛みはとんでもありませんよ』『決して解放してはなりません。今後もテニスを続けたいのなら──』と悪魔の力の解放を引き止めてきます。
悪魔と天使二つの囁きが赤也を惑わしますが、赤也が「悪魔も天使も俺に従えーっ!!」と叫ぶと、赤也は悪魔と天使に分裂。そして、悪魔の赤也と天使の赤也が重なった瞬間、二人は一つになり青い瞳の切原赤也が爆誕しました。
幸村曰く、自分の中に棲む「悪魔」と「天使」を飼いならした答えであり、集中爆発とは爆発的パワーでせめぎ合う悪魔化と天使化の具現化だったのかもしれないとのこと。
青い瞳状態になった赤也の集中爆発は10秒以上持続可能であり、かつスピードも各段に向上。『同調』と『能力共鳴』を同時発動させたビスマルクとジークフリートのペアを以てして「速い」と唸らせるほどです。
まとめ
以上「切原赤也の技・能力一覧」の紹介でした。
全国大会編では悪魔化によって並以上のプレイヤーとなりましたが、それでもまだ手塚や幸村のような強者の領域には届かない実力でした。しかし、u-17W杯編を経て、赤也は集中爆発を会得し、更に自分の中の悪魔と天使を飼いならすことで集中爆発をマスターして天衣無縫を相手に互角以上に戦えるように成長しました。
この成長を見届けた立海は赤也が時期部長に相応しい実力者になったと確信しますが、幸村は、赤也は自分の為にだけ戦い強く成長するだろうと判断し、かつての真田が部を任すことが足枷となっていたように赤也を部長にする方向に拒否を示しています。
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