『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』に登場するうちはサラダは、うちは一族のサスケの娘であるため、写輪眼を開眼させています。
そして、第一部のラストでは万華鏡写輪眼を開眼させました。
今回はうちはサラダの万華鏡写輪眼 / 写輪眼の開眼についてご紹介したいと思います。
この記事で紹介する内容は?
- うちはサラダの万華鏡写輪眼の開眼
- うちはサラダの万華鏡写輪眼の開眼経緯と理由
- うちはサラダの写輪眼の開眼|漫画版とアニメ版の違い
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うちはサラダの万華鏡写輪眼の開眼は何巻何話?
引用元:岸本斉史・ 池本幹雄『BORUTO』 出版:集英社
サラダが万華鏡写輪眼を開眼させたのは単行本20巻第80話『父ちゃんなら…!』。
エイダがカワキの願いを『全能』で叶えた際にうずまきボルトとカワキの立場が逆転したことにより、ボルトは木ノ葉隠れの里から七代目火影暗殺容疑をかけられてしまい終われる立場に。
サラダがサスケにボルトの無実を訴える最中に万華鏡写輪眼を開眼させています。
サラダの万華鏡写輪眼の能力は不明
BORUTO第88話時点(2024年4月時点)でサラダの万華鏡写輪眼の能力は明らかになっていません。
サラダは現状万華鏡写輪眼を開眼させただけであり、第二部に移行してもまだ能力のお披露目はないようです。また、第一部から約3年経過しているため、万華鏡写輪眼を自在に操れるようになっているかどうかも不明。
もしかしたら視力の低下リスクがあるため使用しないだけかもしれませんが、本編で描かれるまでは何もわかりません。
サラダの万華鏡写輪眼開眼経緯
単行本20巻第77話『迫る時』にて、カワキは大筒木を滅ぼすために大筒木の器であるボルトの殺害を決意すると、筋を通すためにナルトに謁見。そして、ナルトを大筒木に殺されないように『秘術・大黒天』で封印(ナルトとヒナタは時空間で眠ったように封印される)。
続く第78話『大馬鹿野郎』では、カワキはボルトを殺害するために奇襲すると、木ノ葉隠れの忍たちが集結しカワキを反逆者として拘束しますが、ボルトの中の大筒木モモシキがカワキの逃走を手助け。
そして、第79話『全能』にて、木ノ葉隠れは逃亡したカワキを総動員で追いますが、カワキの願いを聞いたエイダが無意識で『全能』を発動したことで、エイダの潜在的な願望──カワキの願望の具現化──が実現したため、カワキとボルトの立場が逆転するのです。(ボルトとカワキ、そしてなぜかサラダとスミレは対象外)
また、カワキは七代目火影の封印を秘匿しボルトのことを七代目火影殺しの大筒木として周知させると、ボルトは木ノ葉の敵と認識されてしまいます。
第80話『父ちゃんなら…!』では、七代目火影殺害容疑をかけられたボルトがミツキに追われており、全能の対象外となったサラダは訳が分からないままミツキを制止。加えて、シカマルから捜索隊全員に七代目火影の死亡が濃厚であり、犯人はボルトと名指しされるとサラダは七代目の死とボルトの反逆に理解が追いつかずその場で膝をついてしまいます。
ミツキを逃した後、スミレからの通信が入ると、二人は自分たちだけがこの状況の対象外であり、自分たち以外の人間がボルトを敵視する現象にはエイダの能力が関係していると予測。エイダの能力によりボルトの命が狙われている状況であることを理解すると、なぜボルトだけがこんな目に遭うのかと涙を流します。
そんな中、サラダはサスケと合流すると、サラダはボルトの身の潔白を訴えますが、当然サスケも全能の影響でボルトとカワキの立場を逆転して認識しているため、ボルトを反逆者として扱います。
しかし、サラダは「あたしの言ってる事分かんなくてもいい、その代わり、聞いてパパ。あたしの最初で最後のわがままを…」と顔を見上げると万華鏡写輪眼に開眼していたのです。
そして、サスケにボルトを助けてほしいと頼むのでした。
サラダが万華鏡写輪眼を開眼した理由
万華鏡写輪眼の開眼条件は最も親しい者の死を経験すると写輪眼は万華鏡写輪眼へ真の開眼を果たすとされており、さらに他者へ万華鏡写輪眼を移植することでその力は永遠のものとなります。(『秘伝・陣の書』より)
また、写輪眼は心の力と同調し心の憎しみの力とともに個人を急速に強くさせると言われています。(二代目火影談、NARUTO56巻より)
しかし、サラダはその条件を満たしていたのでしょうか。
サラダが万華鏡写輪眼を開眼させた状況を整理すると、二つの人物の境遇が開眼条件を満たしているように思えます。
- うずまきボルトの逆転現象 … ありもしない七代目殺しとその息子の殺害未遂により反逆者として追われるボルトを想い涙
- 七代目火影の死亡 … 自分の夢の目標である憧れの火影の死亡を聞かされて愕然
サラダにとってボルトは『最も親しい者』でナルトは『火影を目指すサラダのお手本』であるため、ボルトの殺害命令とナルトの死亡を二つ同時に聞かされたサラダが万華鏡写輪眼を開眼してもおかしくないでしょう。(ナルトが実際には封印されていることをその時は知らない)
ただ、本編ではまだサラダの開眼理由が明確に書かれているわけではないため、あくまでも予測にすぎません。
写輪眼の開眼条件のおさらい
写輪眼の開眼条件は脳内に特殊なチャクラが吹き出すことです。
うちは一族は元来愛情深い一族であり、故に愛情を封印してきました。しかし、愛を知ったうちはの者がその強い愛情を失った時、大きな愛の喪失や自分自身の失意にもがき苦しむと脳内に特殊なチャクラが吹き出し、それが視神経に反応して眼に変化が現れます。
それこそが心を写す瞳と言われる『写輪眼』なのです。
サラダの写輪眼の巴の数は漫画とアニメで違う?
サラダの写輪眼の巴の数は漫画版とアニメ版で異なります。
【漫画版】サラダの写輪眼開眼
漫画版でサラダが写輪眼を開眼させたエピソードは、NARUTO外伝~七代目火影と緋色の花つ月~第700+4話『邂逅②』に収録。
物心ついた頃から父親に会ったことがないサラダは他人が父親と触れ合う姿を見て葛藤を抱えてしましたが、ひょんなことからサスケと会える機会がやってきます。
もう少しでパパに会える──そう浮足立つサラダが思い出すのは父親に抱きつく幼少期のおぼろげな記憶。そして、父親に会える期待感からサラダは写輪眼(一つ巴)を開眼させました。
一つ巴の開眼
先述通り、サラダは父親(サスケ)と再会する直前に写輪眼を開眼させています。
時期はアカデミー卒業試験直前。また、中忍試験時にはまだ一つ巴であることが確認されています。
二つ巴の開眼
漫画版ではサラダが二つ巴になった描写がないため、不明。
三つ巴の開眼
中忍試験編までは一つ巴なのが確認されますが、ボロ戦ではすでに三つ巴に変化しているのが確認できます。
【アニメ版】サラダの写輪眼開眼
アニメ版の写輪眼開眼エピソードはNARUTO外伝~七代目火影と緋色の花つ月~をアニメ化しているため、漫画版と同様。
収録回はBORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS 第20話『写輪眼の少年』。
一つ巴の開眼
漫画版同様に物心がついて以降に待望の父親に会えると思った直前に一つ巴の写輪眼を開眼させています。
また、黒鋤文淡との戦闘で一つ巴の写輪眼を使いこなすアニメオリジナルが追加されています。
二つ巴の開眼
アニメ版ではBORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS 第175話『限界の先へ…!!』で二つ巴に変化しています。(アニメオリジナルエピソード)
殻に所属する内陣の一人ディーパとの戦闘中にボルトを庇うと、「アンタなんかに負けない。私は火影になるんだ。こんなとこで終われない!」と覚醒し二つ巴になりました。
三つ巴の開眼
アニメ版ではボロ戦でもまだ二つ巴だったため、第一期最終回まで三つ巴に至っていません。
おそらく三つ巴に変化する強化イベント(アニメオリジナル)を考案中だと思われますが、2024年現在は不明。BORUTOの第二期が始まれば三つ巴に覚醒シーンが描かれると思われます。
まとめ
- うちはサラダの写輪眼開眼は『NARUTO外伝~七代目火影と緋色の花つ月~』に収録
- うちはサラダの写輪眼の巴の数は漫画版とアニメ版で異なる
- 【漫画版】中忍試験まで一つ巴、ボロ戦では三つ巴を確認
- 【アニメ版】第175話ディーパ戦で二つ巴に変化しボロ戦でも二つ巴のまま
- うちはサラダの万華鏡写輪眼の開眼は単行本20巻第80話『父ちゃんなら…!』に収録
- うちはサラダの万華鏡写輪眼の能力は不明
- うちはサラダが万華鏡写輪眼を開眼させた理由は不明ながら、『うずまきボルトが逆転現象で反逆者として追われる身になる』ことと『七代目火影の死亡を知らされた』ことが開眼条件を満たしたと思われる
サラダは万華鏡写輪眼を開眼させましたが3年後の第二部でも未だ能力は明かされていません。
サスケと違い永遠の万華鏡写輪眼ではないため、使用すれば失明するリスクがある瞳術です。仮にこの3年の間で修業し万華鏡を自在に扱えるようになったとしても、そうそう簡単には使用できないのかもしれません。
能力については大筒木に対抗できるような能力が予想されていますが、神術に対抗できる瞳術というのも都合が良すぎるため、能力設定が難しそうですね。