漫画『NARUTO・BORUTO』に登場する火影とは、木ノ葉隠れの里を守る長です。
火の国に所属する木ノ葉隠れの里の歴史は実はさほど深くはなく、これまでに8回代替わりをしています。
今回は歴代火影のプロフィール・就任理由・死亡(退任理由)についてご紹介したいと思います。
この記事で紹介する内容は?
- 歴代火影のプロフィール / 経歴 / 就任理由 / 死亡(退任理由)について
歴代火影一覧
【初代火影】千手柱間
引用元:岸本斉史『NARUTO』 出版:集英社
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名前 |
千の手 柱間 |
年齢 / 享年 |
不明(旧友) |
異名 |
忍の神 |
身長 |
185.1cm |
体重 |
74.0kg |
誕生日 |
10月23日てんびん座 |
血液型 |
タイプB |
キャラクター |
優しく、思慮深く、大胆で、率直な |
声優 |
菅生 隆之 |
忍術 |
木遁、仙法、治癒能力 |
家族構成 |
扉間(弟)、うずまきミト(妻)、綱手(孫) |
師匠 |
不明(千手仏間?) |
担当 |
不明 |
弟子 |
不明 |
補佐役 |
千手扉間 |
備考 |
アシュラの転生者 |
千手柱間は木ノ葉の里の創設者であり初代火影を務めた人物。
壮絶な忍の戦国時代を生きる柱間はうちは一族との戦いで幼い弟達や仲間を失っていますが、いつか『平穏の世(戦乱の平定)』が来ることを望んで数多の犠牲を乗り越えて戦ってきました。そして、唯一生き残った弟の扉間とともに戦乱の世を沈めると、木ノ葉の里を創設。火の国の黎明期を支えました。
火影とは『火の国を守る影の忍の長』という意味であり、命名は柱間。彼が夢見るのは国を超えて忍が協力する助け合いの世でしたが、生前でそれが叶うことはありませんでした。
しかし、柱間の『火の意志』は後世の忍たちに受け継がれています。
一方で、柱間の再生能力に目を付けたマダラや大蛇丸はその細胞を培養および実験に使うことで柱間細胞として人体に移植しており、第四次忍界大戦では細胞を悪用されましたが、現代では医療技術の一環として義手などに利用されています。 カリスマ性が溢れる柱間ですが、扉間曰くどこか抜けているところはうずまきナルトと似ているとのこと。
千手とうちははどちらも六道仙人を始祖に持つ一族であるものの、両者の因縁は色濃く受け継いでおり、千手柱間は六道仙人の息子アシュラのチャクラが宿った転生者。そして、うちはマダラは六道仙人の息子インドラのチャクラを宿した転生者であり、扉間とマダラの対立は避けられない運命でした。
一度は敵対する勢力であったものの柱間はマダラと同じ志を共有する友となりましたが、戦乱の世により両者は殺し合い、そして、再び手を取り合う友となります。
しかし、二人で描いた夢の実現の一歩である忍族連合体(里システム)を創設するも再び袂を分かつこととなり、柱間は木ノ葉を襲撃するマダラを敵として排除し訣別しました。
千手一族とうちは一族が同盟を結んだ際、木ノ葉隠れの里は火の国と手を組むこととなり、火の国から木ノ葉隠れの里の代表を決めるよう要請がありました。それが初代火影となるわけですが、柱間はうちはマダラに木ノ葉隠れの代表を頼みました。
しかし、民意は木ノ葉の里創立の立役者である千手柱間を火影に推す声が高かったため、民主的な運営に任せた結果、初代火影は千手柱間に決定しました。
火影就任後は千手とうちはが作り上げた忍族連合体(里システム)が高く評価され周辺国もこれに習い始めるほか、木ノ葉隠れの里では忍者学校が作られました。
柱間の死因は作中や公式ファンブックでも明らかにされていません。 しかし、『NARUTO』第一部・綱手捜索編で綱手が「私のじいさんも二代目も結局は夢半ばに里の為に犬死にしただけ」と発言しているため、老衰ではないことは確かです。加えて、二代目が戦乱の最中に死亡していることを踏まえると、初代火影である柱間は二代目より早く死亡していることになります。 また、時代背景的に柱間の世代は若い内に子孫を残すことを考慮すると、孫の綱手が誕生していた頃でもせいぜい30代程度だと予測でき、うちはマダラ以外にほとんど敵なしの忍の神とまで謳われた柱間が戦で負ける姿が想像できないため、何らかの政治によって犠牲になったのではないでしょうか。
【二代目火影】千手 扉間
引用元:岸本斉史『NARUTO』 出版:集英社
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名前 |
千手 扉間 |
年齢 / 享年 |
不明 |
異名 |
不明 |
身長 |
182.3cm |
体重 |
70.5㎏ |
誕生日 |
2月19日うお座 |
血液型 |
A型 |
性格 |
豪気、情熱家、合理主義 |
声優 |
堀内 賢雄 |
忍術 |
多重影分身の術、飛雷神の術、穢土転生など |
家族構成 |
千手仏間(父)、千手柱間(兄)、千手瓦間(弟)、千手板間(弟)、うずまきミト(兄嫁)、綱手(大姪) |
師匠 |
不明 |
担当 |
不明 |
弟子 |
猿飛ヒルゼン、うたたねコハル、水戸門ホムラ |
補佐役 |
不明 |
千手柱間の弟(4兄弟の次男)であり、木ノ葉黎明期を支えた一人。 幼少期は忍界の戦争真っ只中に生まれたため兄弟を失いつつも柱間とともにうちは一族を相手に奮闘。成人後には千手とうちはで同盟を結ぶと、初代火影・千手柱間の補佐役として為政者の才覚を発揮し政治面で活躍しました。 数多の忍術を開発しており、『穢土転生』は彼が開発した禁術の一つ。また、『飛雷神の術』は後の四代目火影が愛用し、『多重影分身の術』は後の七代目火影愛用の術として使用されるなど、忍び育成にも発展に大きく貢献。 創設したばかりの木ノ葉の土台を作った火影になります。
火影就任理由は語られていないものの、おそらく初代火影・千手柱間の死去に伴い就任したと予測。当時、木ノ葉の里は創設数十年程度であると予想されるため、戦闘能力や政治面において千手扉間以上の人材はいなかったと思われます。
また、二度目の穢土転生で復活した際に「柱間の甘さとマダラの危うさの間を取り持ちつつ里を守り・作り・固めるのが二代目のワシの役目だった」と語っています。
火影就任後は、うちは警務部隊を設立するほか、雲隠れの里と和平協定を結ぼうとしました。
千手扉間は雲隠れの里との和平協定へ向かう道すがらに雲隠れの金閣部隊の襲撃を受けて死亡しました。 当時、雲隠れの金閣銀閣兄弟はクーデターを起こしており、和平協定前に銀閣部隊が二代目雷影を襲撃し、金閣部隊が二代目火影・千手扉間小隊を襲撃。そして、扉間はこれから里を守っていく若き火の意志を守るために自らが囮となって金閣部隊と交戦し命を落としたのです。 そのため、退任理由は殉職によるものですが、囮になる前に次の火影を猿飛ヒルゼンに指名しました。
【三代目火影】猿飛ヒルゼン
引用元:岸本斉史『NARUTO』 出版:集英社
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名前 |
猿飛 ヒルゼン |
年齢 / 享年 |
69歳 |
異名 |
教授 |
身長 |
163.1cm |
体重 |
50.6kg |
誕生日 |
2月8日みずがめ座 |
血液型 |
A型 |
性格 |
温厚、寛容、愛情深い |
声優 |
柴田 秀勝 |
忍術 |
手裏劍影分身の術、口寄せ『猿猴王・猿魔』、屍鬼封尽、五大性質変化など |
家族構成 |
猿飛サスケ(父)、猿飛ビワコ(妻)、木ノ葉丸の両親(息子・娘)、猿飛アスマ(息子・次男)、猿飛木ノ葉丸(長子の子 / 孫)、夕日紅(次男の嫁)、猿飛ミライ(次男の子 / 孫) |
師匠 |
千手扉間 |
担当 |
不明 |
弟子 |
自来也、大蛇丸、綱手 |
補佐役 |
水戸門ホムラ、うたたねコハル、志村ダンゾウ |
猿飛ヒルゼンは二代目火影・千手扉間の弟子であり、かつては扉間小隊に所属。木ノ葉の暗部養成部門『根』を組織する志村ダンゾウの同期になります。 ヒルゼンは歴代最強と言われており、木ノ葉に存在する全忍術を解き明かしたとしてついた異名は『教授』。戦闘時には猿猴王の異名を持つ猿魔を口寄せして戦うほか、全盛期は影分身を使用し五大性質変化を同時行使可能。 火影任期は歴代最長であり、里に生きる者全てを『家族』と呼び守る姿勢から、その優しさは現在を生きる忍や里の住人に認められています。
猿飛ヒルゼンが火影に就任した理由は二代目火影・千手扉間による直接の指名になります。
第二次忍界大戦中の最中、金角部隊に囲まれた扉間小隊は自らが囮にならなければ全滅する窮地に立たされていましたが、ヒルゼンが囮役に名乗りを上げると扉間はヒルゼンの決断力を認めて次代を任せる三代目火影に若きヒルゼンを指名しました。
そのため、扉間は自らが囮となり、ヒルゼンは扉間の火の意志を継ぎ火影となりました。
ヒルゼンは四代目火影に波風ミナトが就任したため一度火影を退任していますが、ミナトが就任一年で九尾事件により死去したため三代目火影として舞い戻っています。 そして、『NARUTO第一部』に勃発した木ノ葉崩しにて、大蛇丸と交戦することになりますが、老いによりチャクラや体力が減退していたため屍鬼封尽で己の魂と引き換えに大蛇丸の両腕(術)を封印し大蛇丸の野望を打ち砕いて死亡しました。 しかし、屍鬼封尽によって死亡したため、三代目の役目を終えることになります。
【四代目火影】波風ミナト
引用元:岸本斉史『NARUTO』 出版:集英社
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名前 |
波風 ミナト |
年齢 / 享年 |
24歳 |
異名 |
黄色い閃光 |
身長 |
179.2cm |
体重 |
66.1kg |
誕生日 |
1月25日みずがめ座 |
血液型 |
B型 |
性格 |
寛容、温厚 |
声優 |
森川 智之 |
忍術 |
螺旋丸、飛雷神の術、仙人モード、屍鬼封尽、九喇嘛モードなど |
家族構成 |
うずまきクシナ(妻)、うずまきナルト(息子)、うずまきヒナタ(子の妻)、うずまきボルト(孫)、うずまきひまわり(孫) |
師匠 |
自来也 |
担当 |
自来也 |
弟子 |
はたけカカシ、うちはオビト、野原リン |
補佐役 |
不明 |
眉目秀麗で天賦の才をもつ忍者であり、うずまきクシナの夫でうずまきナルトの父親。
わずか10歳で忍者学校を卒業し、二代目考案『飛雷神の術』を巧みに扱う忍術の才に秀でているほか、三忍の一人・自来也に師事し忍びとしての矜持を学びました。
雲隠れによる『人柱力誘拐事件』を阻止するほか、第三次忍界大戦の神無毘橋の戦いでも活躍し劣勢の木ノ葉陣営を勝利に導きました。なお、封印術においてはうずまき一族でもないのに十全に用いることから九喇嘛に『柱間以来の忍』と評されています。
また、クシナを守るために会得難度Aの『螺旋丸』の開発をしました。
ミナトの火影就任理由は語られていないものの、おそらく時期火影候補がミナト以外にいないと考えられたためです。
元々三代目は次の火影は自来也を推していましたが、自来也は予言の子の捜索や大蛇丸関連で火影を固辞し奔放していたため選択肢から除外することやむ無しであり、一方でもう一人の候補者である大蛇丸は歪んだ思想を持っていたため四代目に選びきれませんでした。そんな中、ミナトは能力的にも経歴的にも天才であり、自来也からも推されているほか、他里への伝聞も広い『木ノ葉の黄色い閃光』に白羽の矢が立ったのではないでしょうか。
本人も火影が夢だったので断る理由もなかったと思われます。
波風ミナトの退任理由は九尾事件(『NARUTO』第一部12年前、第二部16年前)で死亡したためです。
九尾事件において、九尾の封印が弱まるクシナの出産に合わせて面の男(うちはオビト)が襲撃し、九尾の封印を解かれてしまいます。そのため、ミナトは面の男(うちはオビト)と交戦した後に九尾の封印に取り掛かることになりますが、チャクラも不足していたため九尾の封印を決起。 ミナトはクシナの残りのチャクラは将来成長したナルトと再会させるためにナルトに八卦封印を組み込んで封印すると、九尾の半分を『屍鬼封尽』で自身に封印し、残り半分は自来也が述べる救世主となる予言の子がナルトであると信じて、いつかナルトが人柱力として未来を切り拓いてくれるようにと八卦封印でナルトの中に封印しました。 屍鬼封尽は死神との契約で魂を喰われるため、ミナトは術の代償として死亡しました。
【五代目火影】綱手
引用元:岸本斉史『NARUTO』 出版:集英社
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名前 |
綱手 |
年齢 / 享年 |
55歳→70歳 |
異名 |
病払いの蛞蝓綱手姫、木ノ葉のナメクジ綱手姫 |
身長 |
163.1cm |
体重 |
48.9kg |
誕生日 |
8月2日しし座 |
血液型 |
B型 |
性格 |
短気、賭けごと好き |
声優 |
勝生 真沙子 |
忍術 |
医療忍術、百豪の術、忍法・創造再生 |
家族構成 |
千手柱間(祖父)、千手扉間(大叔父)、ナワキ(弟) |
師匠 |
不明 |
担当 |
猿飛ヒルゼン |
弟子 |
シズネ、春野サクラ、山中いの |
補佐役 |
シズネ |
木ノ葉の里創設者初代火影・千手柱間とうずまきミトの孫であり、木ノ葉の伝説の三忍の一人。 三代目火影・猿飛ヒルゼンが担当する班で自来也や大蛇丸とスリーマンセルを組んでおり、当時から能力は優秀。 第二次忍界大戦時に火影を目指していた最愛の弟の縄樹が殉職、続けて綱手自身も参加していた任務中に恋人の加藤ダンを失くしており、ダンに関しては自身の医療忍術で救えなかったことから以来血液恐怖症になりますが、うずまきナルトと出会ったのをきっかけに血液恐怖症を克服しました。 ナルトには縄樹とダンが夢見た火影を目指す姿を重ねており、絶大な信頼を寄せた暁に初代火影のネックレスを贈呈。 五代目火影就任後は、暁襲来や第四次忍界大戦から里を守るために尽力しました。
綱手が火影に就任した理由は、三代目火影の殉職と自来也からの推薦があったからです。
元々綱手は初代火影の孫という点で血統は正当なものであり、戦闘能力も伝説の三忍と呼び声高く、医療忍術に置いては忍界一。
縄樹、ダン、ヒルゼン、ミナトと立て続けに火影あるいは火影を夢見る忍が早逝する様を近くで見続けていたため当初は火影を断りますが、ナルトに出会ったことで初代火影から受け継ぐ『火の意志』を宿し五代目になる覚悟を決めました。
綱手は続編『BORUTO』でも生存しています。 第四次忍界大戦では五大国忍連合軍の参謀総長として尽力しましたが、終戦後は自堕落(いつも通り)な生活になっているらしく、ナルト曰く「あの戦争で老いを実感した」と揶揄されています。しかしながら、元五影が年波に老化しているのに対し、綱手は大戦時より見た目がやや若くなっている模様。 退任理由は年齢的な問題が大部分を占めていると思われますが、おそらく第四次忍界大戦の残務処理があらかた片付いたこと、後任にはたけカカシが控えていたこと(終戦から約一年後にカカシが火影就任)で役目を終えたものと考えられます。
【六代目火影】はたけカカシ
引用元:岸本斉史『NARUTO』 出版:集英社
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名前 |
はたけ カカシ |
年齢 / 享年 |
31歳→46歳 |
異名 |
コピー忍者、写輪眼のカカシ |
身長 |
181cm |
体重 |
67.5kg |
誕生日 |
9月15日 |
血液型 |
o型 |
性格 |
気楽、冷静沈着 |
声優 |
井上 和彦 |
忍術 |
雷切、写輪眼、神威、紫電、水霧、土石英の術 |
家族構成 |
はたけサクモ(父) |
師匠 |
波風ミナト |
担当 |
波風ミナト |
弟子 |
うちはサスケ |
補佐役 |
シズネ、奈良シカマル |
木ノ葉の三忍を凌ぐ『白い牙』の異名を持つはたけサクモの息子であり、『写輪眼のカカシ』としてその名を忍界全土に轟かせたコピー忍者。 かつては後に四代目火影となる波風ミナトの班の一人であり、第三次忍界大戦では神無毘橋の戦いで班員のうちはオビトを失うものの彼の写輪眼を左目に移植。友を失ったままミナトの勧めで暗部へ入隊し、うずまきクシナの護衛を務めたことも。 作中では第七班(うずまきナルト、うちはサスケ、春野サクラ)を受け持ち、同じ写輪眼持ちとしてサスケの師となり『千鳥』を伝授しました。 『NARUTO』第二部では、うずまきナルトを補佐し最後まで第四次忍界大戦を戦い抜きましたが、写輪眼を失うことになりました。
カカシが火影になった理由は先代火影が引退し、次代の火影候補であるうずまきナルトがまだその器でなく、その他の候補がカカシ以外にいないためです。また、『NARUTO』第二部の五影会談ではカカシも火影になる決意をしていた、という事実もあり、綱手が六代目はカカシしかいないと判断しました。
カカシの火影就任までの物語は小説『NARUTO―ナルト― カカシ秘伝 氷天の雷』で描かれています。
六代目就任後、カカシは凄惨な生い立ち(戦争やサクモ、オビト、リンなどを失った体験)から二度とあんな思いをしたくないという一心で、六代目就任後は戦乱の世を繰り返さない平和『不条理のない世界』に向けて里の発展を推し進めました。
また、それもやがてミナト、オビト、リンに再会した際に生き様を誇れるようにとの思いでもあります。
はたけカカシは続編『BORUTO』でも生存しています。 写輪眼を失ったあとは写輪眼に頼らない忍術『紫電』などのあらゆる新術を開発するほか、火影引退後はたまにナルトのサポートをしつつ、マイト・ガイと温泉旅行に行ったりと余生を謳歌しています。戦闘では登場しません。
火影引退理由は後任のうずまきナルトが育った頃合い、およびある程度の里の発展が済んだためと予想。
【七代目火影】うずまきナルト
引用元:岸本斉史『NARUTO』 出版:集英社
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名前 |
うずまきナルト |
年齢 / 年 |
12歳→16歳→32歳 |
異名 |
大戦の英雄 |
身長 |
166㎝(17歳) |
体重 |
50.9kg(17歳) |
誕生日 |
10月10日 |
血液型 |
B型 |
性格 |
負けず嫌い、目立ちたがり |
声優 |
竹内 順子 |
忍術 |
影分身の術、螺旋丸、仙人モード、尾獣モード |
家族構成 |
波風ミナト(父)、うずまきクシナ(母)、うずまきヒナタ(妻)、うずまきボルト(長男)、うずまきヒマワリ(長女) |
師匠 |
自来也 |
担当 |
はたけカカシ |
弟子 |
猿飛木ノ葉丸、カワキ |
補佐役 |
奈良シカマル |
備考 |
尾獣・九喇嘛の人柱力 / アシュラの転生者 |
前作『NARUTO』の主人公で九尾の人柱力。 うずまき一族の血統でありチャクラ量は膨大。
九尾事件により生まれて間もなく九尾を封印されてしまい、両親も殉職。その後は三代目火影ヒルゼンの保護下で最低限の生活を送りますが、ナルトが四代目火影の息子であることは徹底して伏せられており、なおかつ里の者には忌まわしき九尾を宿す子供として蔑まれて生きてきました。
アカデミー卒業後は第七班(うずまきナルト、うちはサスケ、春野サクラ)に配属され、はたけカカシの部下に。師匠は伝説の三忍の一人・自来也であり、自来也との修行で螺旋丸を習得。
第四次忍界大戦では九喇嘛と和解し、サスケと協力して大筒木カグヤを封印。その後、サスケとタイマンを張り互いに全力を出し片方の腕を失うものの、サスケが敗北を認めたために和解。無事にサスケを連れ戻すこと、そしてうちはマダラに掛けられた無限月読を解呪し人々を救う活躍から『大戦の英雄』としてナルトの名が轟きます。
ナルトの決して諦めない根性は自来也が執筆する『ド根性忍伝』の主人公そのものであり、ナルト自身一番尊敬する人物を自来也とあげているため、どんな窮地に立たされても最後まで諦めることなく自分の忍道を貫き通し『火影になる』という夢を叶えました。
本編開始時は12歳、第一部終了時には13歳になっており、第二部開始時には16歳に成長。第四次人界大戦終結の夜明け時点で17歳を迎えており、約15年後の続編『BORUTO』開始時点では32歳。ボルトでの中忍試験後にはおそらく一年が経過、またボルトが里抜けして第二部に移行すると約3年が経過しているので現在は35歳を超えている模様。
火影就任理由は前任のはたけカカシが辞任したためですが、就任理由は不明。
他国に顔が効く・大戦の英雄・四代目火影の息子・うずまき一族──などなど資質は誰よりも高いほか、戦闘能力は五大国でもトップですので、さまざまな理由を考慮してもナルト以外に次代の火影候補はいないというのも理由の一つかもしれません。
ナルトは現在も生存しています。
続編『BORUTO』では、カワキによってヒナタとともに時空間に封印されていますが、表向きには七代目火影は殺害されたと扱われています。
そのため、死亡と断定されて後任を選出することになりました。
【八代目火影】奈良シカマル
引用元:岸本斉史『NARUTO』 出版:集英社
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名前 |
奈良 シカマル |
年齢 / 年 |
12歳→16歳→32歳 |
異名 |
猪鹿蝶 |
身長 |
170cm(17歳) |
体重 |
53.4kg(17歳) |
誕生日 |
9月22日おとめ座 |
血液型 |
AB型 |
性格 |
冷静、めんどくさがり |
声優 |
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忍術 |
木ノ葉秘伝・影真似の術 |
家族構成 |
シカク(父)、テマリ(妻)、シカダイ(長男) |
師匠 |
猿飛アスマ |
担当 |
猿飛アスマ |
弟子 |
不明(一応シカダイ?) |
補佐役 |
猿飛 木ノ葉丸 |
元第十班『猪鹿蝶』トリオの一人で、猿飛一族の猿飛アスマの弟子。IQ200の超キレ者です。
前作『NARUTO』の少年編では、同期の中から一足先に中忍試験に合格。そして第四次忍界大戦では、いずれ火影になるナルトを支える役職に就くことを決意し、大戦中にもナルトを支え続けました。大戦後、カカシが六代目に就任した際にはシズネとともに補佐役を務めてます。
そして、15~16年後の続編『BORUTO』で七代目火影のナルトの補佐役を務めていましたが、ナルトが封印(表向きには殺害されたと周知)されたため火影が不在になると、ナルトに代わって火影の業務を引き継ぎました。
厳密にはシカマルはまだ八代目ではありません。
シカマルはナルトの代わりがいないため相談役の推薦もあり八代目火影として業務を引き継いでいますが、シカマル本人は3年という期限を提示し火影を引き受けている段階であり、正式に八代目を名乗ってはいません。
つまり便宜上八代目火影と呼ばれていますがあくまでも暫定的な立場であり正式な就任はまだです。
奈良シカマルは続編『BORUTO』でも生存しており、依然としてナルトが帰還していないため八代目火影(代理)を継続しています。
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まとめ
歴代火影のまとめ
- 【初代】千手柱間 … アシュラの転生者・木ノ葉隠れの里創立者・忍族をまとめ上げる
- 【二代目火影】千手扉間 … 木ノ葉隠れの里創立者・木ノ葉の基盤を整える
- 【三代目火影】猿飛ヒルゼン … 扉間の弟子・二代目の政策を引き継ぐ長期政権
- 【四代目火影】波風ミナト … 自来也の弟子・任期一年目で九尾事件で命を落とす
- 【五代目火影】綱手 … 柱間の孫・ヒルゼンの弟子・ペイン襲来や第四次忍界大戦残務処理を担当
- 【六代目火影】はたけカカシ … サクモの息子・ミナトの弟子・里の発展に尽力
- 【七代目火影】うずまきナルト … ミナトの息子・自来也の弟子・九尾の人柱力・アシュラの転生者・外交を担当
- 【八代目火影※暫定】奈良シカマル … シカクの息子・アスマの弟子・七代目の後任として火影を引き継ぐ
初代から八代目まで続いている火影ですが、実はそこまで歴史は深くありません。
四代目火影の綱手は祖父でもある千手柱間から現在の奈良シカマルまですべての火影と会ったことがあるため、歴代火影の任期はそれほど長くなかったようです。
といっても長期なのは創設から色々と忙しかった初代と四代目を早期に失って舞い戻った三代目くらいだと思われます。
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