社会現象を巻き起こす『SPY×FAMILY』。
その劇中に登場したアーニャの親友となるベッキーは、登場するたびにかわいいと話題になる人気の準レギュラーキャラクターです。
今回ご紹介するのは、
- ベッキーの本名とプロフィール
- 声優の『加藤英美里』さんとは?
- ベッキーの過去と人間関係
- ベッキーがロイドを好きな理由
についてになります。
ベッキーの本名とプロフィール
引用元:遠藤達哉『SPY×FAMILY』 出版:集英社
【名前】 | ベッキー・ブラックベル |
【年齢】 | 6歳 |
【身長】 | 104㎝ |
【靴のサイズ】 | 15㎝ |
【所属】 | イーデン校 |
【クラス】 | 1年3組(セシル寮) |
【好きなもの】 | アーニャとおそろいのキーホルダー、ビーゼルちゃん、恋愛ドラマ |
【嫌いなもの】 | 子供っぽいもの、パーティでの挨拶周り、パパの靴下 |
【初登場】 | 単行本2巻 / アニメ第1期6話 |
【声優】 | 加藤英美里 |
大手軍事企業ブラックベルCEOの娘で、アーニャに興味津々の女の子。普段は両サイドに髪を結ったツインテールだが、プライベートでは髪をおろしたスタイル。
執事が運転する高級車で登下校しており、大人びた性格をしている。
アーニャには初対面の頃から挨拶する礼儀正しさ(世話役にする算段)を見せていたものの無視されることに。しかし、アーニャが自分のためにダミアンに手をあげたことから感動しすぐに友達になりました。
家族構成は父と母はいるようですが、母は未登場。
ベッキーの声優『加藤英美里』さんとは?
◇ 加藤英美里さんの情報 ◇
- 出身:東京都福生市
- 生年月日:1983年11月26日
- 職業:声優、歌手
- 事務所:スターダストプロモーション
- 『ネポス・ナポス』… ネポ
- 『らき☆すた』… 柊かがみ
- 『黒執事』… メイリン
- 『メタルファイト ベイブレード』… 湯宮ケンタ
- 『魔法少女まどか☆マギカ』… キュゥべえ
- 『小林さんちのメイドラゴン』… 才川リコ
- 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』… 百瀬彩音 new!
ベッキーの過去
ベッキーは大人びて賢いせいか同年代には厳しく当たることがあります。
幼稚園時代には同年代相手にガキと罵っていたり、イーデン校への進学に於いては程度の低い連中と群れてもいいことがないと断言するほどのひねくれっぽりで、父親も頭を抱えていました。
イーデン校入学後も入学自体は受けれていても周りに合わせてニコニコ生きるのもオトナの作法と割り切ることにしたベッキーですが、入学早々にアーニャという面白いクラスメイトと一緒になったことで毎日が充実するようになったのです。
相変わらず庶民との感覚差は歴然ながらも、より寛容になっていっています。
ベッキーはアーニャが大好き
第一印象は挨拶を無視されたためあまり良くありませんでしたが、意地悪なダミアンに対するアーニャの笑みの返しを見てオトナの余裕を感じ(勘違い)、自身の足を踏んだダミアンを殴り飛ばすという友人のために暴力をふるったアーニャの行動に感銘を受け(アーニャの嘘)、アーニャに好意を寄せるようになりました。
劇中では、初回から暴力事件をおこしたアーニャへの陰口からアーニャを守る言動が多く、所々でアーニャの支えになっているキャラクターです。ただし、アーニャに投げかける言葉には大体語尾に「ってママが言ってた」とつく模様。
アーニャと初めての買い物に訪れた先ではほとんどベッキーが振り回す形となり、疲れてしまったアーニャを見て不安に思うベッキーでしたが、アーニャは満面の笑みで「たのしい!アーニャしじょうはつのともだちとかいもの!」と喜ぶと、その純粋さにベッキーはときめくのでした。
この時の買い物でお揃いの羊のキーホルダーをアーニャから受け取り、以降は学校鞄につけています。
学校の昼食時にはお揃いのキーホルダーでおままごとをする様子が描かれているものの、ベッキーは恋愛系に対しアーニャはバトルものと方向性が食い違っているようです。
なお、アーニャがダミアンに対する感情を恋愛と勘違いしており、陰ながら応援中。
執事マーサとの関係
マーサとは物心ついた頃からの付き合いで、作者の構想では乳母くらいのイメージだそうです。
イーデン校入学前には、物事や他人を知ったつもりになってはならない、それをやめることが大人への第一歩であると、大人ぶるベッキーの同年代の子供に対する偏見を正しており、ベッキーもマーサには口答えせずばつが悪そうに受け入れています。
財閥の娘として育ったベッキーは一流の物しか身に付けてはいけないと教育されたため、アーニャとのお揃いのキーホルダーを受け取るべきか思案していたところ、マーサは友人の厚意を無下にすることこそブラックベルの名折れと諭しベッキーの背中を押しました。
また、ベッキーにとってのマーサとはアーニャとの日々を語ることができる気心のしれた相手であり、マーサにとってもベッキーは愛娘のような存在です。
なお、ロイドに一目惚れするベッキーに対しては心の中で「不倫はダメですお嬢さま」と訴えています。
ロイドによるとマーサは場数を踏んだ元軍人とのこと。
ベッキーがロイドを好きな理由は?
引用元:遠藤達哉『SPY×FAMILY』 出版:集英社
ベッキーがロイドを知ったのは、アーニャが犬を飼い始めたとダミアンに見せつけるために用意した家族写真を拾ったためです。
好きになった理由は一目惚れ。
写真を見たベッキーは目をハートに輝かせて「なにこの超絶カッコイイ男の人は!?もしかしてアーニャちゃんのお父さま!?」と大興奮し、心を奪われました。
ロイドに恋するベッキー
恋愛ドラマ『バーリント・ラブ』にハマっているベッキーは、ある時、略奪愛のシーンを目撃するとアーニャから貰った家族写真の中のロイドに目を向け交際の決意をしました。
アーニャ宅へ押しかけたベッキーはついに念願のロイドと対面するも、本人の前ではドキドキが止まらずに萎縮してしまいます。しかし、ロイドから「ベッキーさん」と名前を呼ばれると言語化できない悦びに胸を打たれて赤面。※心の中の声はアーニャの能力でも解読できない暗号
アーニャ曰くこの状態のベッキーはフィオナに似ているとのこと。
そして、ヨルが不在だと知ると脳内で着々とロイドの略奪愛計画を進めていきアーニャの母に着地します。アーニャのママとして過ごす日常を妄想すると、アーニャはベッキーの妄想を読み取り、一流シェフのご飯が楽しみでちょびっとだけベッキーの味方になりました。
アーニャのアシストで会話するベッキーとロイドですが、ベッキーは自意識過剰なほどポジティブな思考で赤面する一方で、ロイドはブラックベルの情報を集めるためにと割り切っており、腹の内は互いに交差します。なお、アーニャはその状況を真顔で見学。
ベッキーにとって楽しい一時はヨルに帰宅で阻止されるものの、ドラマで得た知識を用いてロイドの前で結った髪をおろして誘惑したり、飲み物(紅茶)を飲み酔ったふりをしてロイドに寄り掛かるなどしてロイドを困惑させました。
なお、ロイドは終始理解できずに困惑し続けるだけでした。
恋敵ヨルに師事
ベッキーにとってヨルはロイドをめぐる恋敵であり、通称『ラスボス』です。
ロイドに交際を申し込むためにアーニャ宅に訪れたベッキーが様々なアプローチをしていたところ、ヨルはベッキーがロイドと遊びたがっていたと思っているので微笑ましい光景に笑顔に。ベッキーはヨルの笑顔が勝ちを確信する余裕の笑みだと受け取り、つけいる隙が無いとかみしめます。
しかし、最終奥義『酔ったふりをして寄り掛かる(男が落ちる率100%の禁じ手)』を使ったところ、ヨルは子供の飲み物にアルコールを入れてしまったと勘違いし、ベッキーを抱えて病院に直行。
焦ったヨルが自動車に撥ねられながらもベッキーの心配をする姿を見て、ベッキーは『ロイドと付き合いたくて嘘をついた』ことを白状すると、ヨルは「何ともなくてよかった」と笑顔で許してくれました。
ベッキーは嘘をついたことやロイドに対して交際を申し込もうとしたことを怒らないのか訊ねますが、ヨルはロイドが好かれているのは嬉しいと述べ、寧ろ喜んで見せます。
その結果、ラスボスの筈のヨルの優しさにほだされたベッキーは「なんて心の広いお方なの…ッ!!」と感動。そして、ロイドを射止めた術を訊ねると『強いから』と聞かされロイドが強い女が好きなのだと勘違い。
そのため、ベッキーは強い女(物理)になることを決めヨルに師事しました。ヨル直伝の必殺パンチをダミアンにお見舞いするタイミングをうかがっているそうです。
ベッキーについてのまとめ
ベッキーとは?
- 本名はベッキー・ブラックベル
- 声優は『加藤英美里』さん
- ベッキーは大人びた性格で程度の低い連中と群れてもいいことがないという考え方の持ち主
- アーニャが自分のためにダミアンを殴り飛ばしたことから感動し好意を寄せると友達になる
- アーニャと出会ったことで毎日が充実している
- アーニャの父ロイドに一目惚れして交際を決意している
- ヨルの強さを認めた後はヨルに師事し強い女を目指している
- 執事のマーサは物心ついたころからの付き合い
アーニャの親友にして心の支えにもなっているベッキーですが、大人びた彼女の恋愛対象はまさかの友人の父親(ロイド)でした。
しっかりしているようでロイド関連になると急にポンコツになったり視野が狭まるのは見ていて面白いですが、普段、アーニャを諫めている立場とのギャップがカオスですね。
アニメ第2期もベッキーの登場が楽しみです。