漫画『SAKAMOTO DAYS』の登場キャラクター・陸少糖(ルー・シャオタン)。
彼女は序盤で登場した中国人少女であり、坂本商店の新店員となったメインキャラクターの一人ですが、現在は出番が少なくなってきています。
果たしてルーはなぜ出番が減ってしまったのでしょうか。
今回は陸少糖(ルー・シャオタン)のプロフィール・正体・能力と出番激減の理由についてご紹介したいと思います。
◆ この記事で紹介する内容は? |
『SAKAMOTO DAYS』のアニメを視聴できるのはこちら! | ||
陸少糖(ルー・シャオタン)のプロフィール
引用元:鈴木祐斗『SAKAMOTO DAYS』 出版:集英社
名前 | 陸 少糖(ルー シャオタン) |
出身 | 中国 |
生年月日 | 2002年4月8日 |
年齢 | 18歳 |
身長 | 165㎝ |
ID No. | 6480 |
声優 | 佐倉綾音 |
陸少糖(ルーシャオタン)は、単行本1巻第4話から登場する中国人の18歳の少女です。
ワインレッドの髪色、お団子から伸びる長い三つ編み、語尾の一文字がカタカナ表記になるのが特徴。また、卓球が上手でバトミントンは得意。苦手なものはホラーの類の模様。
父の手伝いでデカい穴を掘って謎の麻袋を埋める仕事をした経験あり。
陸少糖(ルー・シャオタン)の正体
ルーの正体はマフィア一家として有名な陸一族頭首の一人娘。
本編開始時点では、弾商会会長・王の一派に家族を皆殺しにされた後であり、ルーから陸一族の隠し金庫の鍵を奪うべく殺し屋を派遣。王の手の者に追われている最中に偶然中華街で出会った坂本とシンと出会い事情を説明すると、坂本は坂本商店で『肉まん』を作ることを条件にルーの救助を約束。
坂本とシンの協力を得て弾商会を壊滅に追い込むと、父の教えでもある『ハッピーに生きる』にモットーに生きることを選び弾商会の命までは取らずにボコボコ程度で解決。
弾商会を潰した後は坂本商店の看板娘として働くことになり、店内には肉まん蒸し器が設置されました。
坂本商店での平和な暮らしを体験した今は、元々マフィアが好きではないことから日本で暮らす方が気楽という理由で中国に戻る気はないようです。
ルーの現在
ルーは現在、坂本商店でバイト中であり、基本的には肉まん担当となっています。
坂本太郎の素性は物語中にバレているため、定期的に坂本商店にやってくる殺し屋の撃退や坂本の個人的な手伝いに駆り出されることもしばしば。ですが、坂本の相棒であるシンのように頻繁に外部に連れ出されることはなく、坂本商店の店番や花のおもりがメインになっています。
なお、坂本が殺連の特A級抹殺対象となり、葵とつくった自分の居場所でもある坂本商店を守るために殺連を乗っ取り坂本商店を全国チェーン展開する野望を抱いた際には、全国展開の折には中華系食材などを専門に扱う『坂本中華飯店』を出店する意欲を見せました。
陸少糖(ルー・シャオタン)の能力
ルーは太極拳の使い手であり、身体能力も高め。
アマチュアの殺し屋程度であれば十分に迎撃できる実力があります。
酔拳
ルーのもう一つの特技は酔拳であり、酒を飲むことで感情の振り幅を大きくして太極拳の神髄を発揮することができます。また、酒に酔ったときに現れる癖の状態を表す言葉『上戸』に因んで、様々なルーの表情を見ることができます。
なお、酔いを醒ますとそれまでの記憶がありません。また、酒の効果で怖いものも平気になります。
【ルーの『上戸』一覧】
- 泣き上戸:戦闘中にかかわらず泣き始める
- 笑い上戸:何をしてもダメージを負っても笑い続ける
- 怒り上戸:リミッターが外れたように暴力的になる
- マフィア上戸:姉御肌のような性格に一転し、戦闘力倍増。平気で拷問なども行う冷酷さを持つ(※シンが思わず「ルーさん」とさん付けする)
酔拳によってルーの太極拳の挙動は不規則になりその動きを見極めるのは困難。
遊園地でのタツ(どんでん会に雇われた殺し屋)戦以降、シンによって酒を飲むと強くなるということを聞かされて以来変貌に自覚を持つようになると、スラー一派の出現の際には自分が強くなるためには酒を飲む修行が一番と称し酒をラッパ飲み。結果、一般客に扮装して来店した殺し屋に向けて笑顔で空瓶を振りかぶるという珍事を披露しました。
その後も隙あらば酒を飲んでいる姿が確認されるようになります。
陸少糖(ルー・シャオタン)の出番激減はなぜ?
結論から述べるとルーの出番激減の理由は単純な実力不足だと思われます。
ルーの最後の活躍は死刑囚編(単行本5巻~)のソウとの戦いであり、ルーの命が狙われたのも鹿島が死刑囚に渡したスラー一派にとって有害となる人物の殺害リストに彼女の名前が掲載されていたからです。この頃のルーの評価は危険度ランクC(※シンはランクD評価)と記されており、鹿島にとっては邪魔な存在の一人でした。
しかし、それなりに戦力となっていたルーですが、死刑囚編を境にスラー一派とORDERの戦闘が苛烈を極めると、もはやルーの力量では太刀打ちできない領域に突入してしまったため、後々に戦力外となっていきます。
とはいえ、酔拳モードのルーの実力はソウ(死刑囚リストの評価B+)を圧倒していますので、それなりの強さだと言えます。
そのため、酔拳状態のルーであればJCC編入試験編で登場した受験生以上の活躍が見込めるように思えますが、やはり酒がないとあまり強い方ではない(ソウ以下の強さである)こと、シンと違って能力の覚醒や進化がないこと、またORDERやスラー一派の強さが別次元であることから、ルーは戦力外扱いとなったのかもしれません。
また、美術館テロ騒動以降、坂本は自分を鍛え直すために全盛期の頃に戻れる修行を、シンや平助も次に備えてそれぞれ特訓を開始していますが、ルーの修行イベントは描かれていません。
以上のことから、作者は今後大きな戦闘にルーを参加させるつもりがないのかもしれません。
もし、ルーが戦闘で活躍するとすれば、下っ端相手か、坂本の家族がピンチになった時が濃厚です。
まとめ
陸少糖(ルー・シャオタン)の年齢・身長・正体・能力と出番激減のまとめ
- 陸少糖(ルー・シャオタン)のプロフィール
- 出身:中国
- 生年月日:2002年4月8日
- 年齢:18歳
- 身長:165㎝
- 声優:佐倉綾音
- 陸少糖(ルー・シャオタン)の正体
- マフィア一家として有名な陸一族頭首の一人娘
- 現在は坂本商店のバイトで肉まん担当
- 陸少糖(ルー・シャオタン)の能力
- 太極拳の使い手
- 酒を飲むと酔拳を使える
- 酔拳状態になると「泣き上戸・笑い上戸・怒り上戸・マフィア上戸」と感情が変化
- 陸少糖(ルー・シャオタン)の出番激減の理由
- 酒がなければ弱い
- シンと違い能力覚醒イベントを作れない
- ORDERやスラー一派の強さが別次元であるため戦力外
- 修行していない
ルーは中国マフィアの娘であることから血生臭いことにも寛容で並以上の体術をおさめています。
しかし、酔拳状態でなければまともな戦力になれないことや、元々マフィアを快く思っていなかったり、殺し屋でもないことから、現在では坂本商店で留守番することが多くなりました。
坂本の家族同様に、ルーも両親の死後はマフィアとは距離を置いていることから殺連的にも一般人と認識されていると思われるため、坂本の家族に危険が迫らない限りは戦線に立つことはないのではないでしょうか。
『SAKAMOTO DAYS』の漫画を読めるのはこちら! | |
SAKAMOTO DAYS 作者:鈴木祐斗 |
|
『SAKAMOTO DAYS』のグッズはこちらから! | |
SAKAMOTO DAYS |
|