【ワンピース】CP9のその後は?メンバーの再登場と2年後はどうなった?

CP9のメンバー勢揃い ONE PIECE

ウォーターセブン編の敵として登場した世界政府直下暗躍諜報機関CP9(サイファーポール№9)は、エニエスロビーの戦いで麦わらの一味に敗北を喫しました。

しかし、2年後にはルッチがCP0となってドレスローザで再登場し、映画でも活躍しています。

では、CP9は麦わらの一味に敗北後何があったのでしょうか。

今回はCP9のメンバーがその後どうなったのかをご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. CP9の初登場
  2. CP9のメンバー一覧
  3. CP9のその後~扉絵連載~
  4. CP9の再登場
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CP9の初登場

CP9の初登場は単行本34巻第323話『「水の都」ウォーターセブン』(※船大工として潜入中)。

また、CP9が正式に登場したのは単行本36巻第342話『闇の使者』であり、ガレーラカンパニー潜入組が正体を明かしたのは同巻第345話『潜伏者』になります。

CP9のメンバーの内、ルッチ、カク、カリファはガレーラカンパニーに潜入し船大工に、ブルーノはウォーターセブンの酒場で情報を収集していまいたが、その目的は古代兵器プルトンの設計図の在り処を探るため。

CP9が動き出したのは、古代兵器プルトンの設計図を持つアイスバーグが政府の要求を拒み続けたためです。

CP9のメンバー一覧

名前 年齢 悪魔の実 備考
ロブ・ルッチ 28歳→30歳 ネコネコの実・モデル『レオパルド ルフィに敗北
元CP9諜報部員→現CP0諜報部員
カク 23歳→25歳 ウシウシの実・モデル『麒麟ジラフ ゾロに敗北
元CP9諜報部員→現CP0諜報部員
ジャブラ 35歳→37歳 イヌイヌの実・モデル『ウルフ サンジに敗北
元CP9諜報部員→現CP0諜報部員
ブルーノ 30歳→32歳 ドアドアの実 ルフィに敗北
元CP9諜報部員→現CP0諜報部員
クマドリ 34歳→36歳 チョッパーに敗北
元CP9諜報部員→現CP0諜報部員
フクロウ 29歳→31歳 フランキーに敗北
元CP9諜報部員→現CP0諜報部員
カリファ 25歳→27歳 アワアワの実 ナミに敗北
元CP9諜報部員→現CP0諜報部員
スパンダム 39歳→41歳 麦わらの一味に敗北
元CP9司令長官→現CP0諜報部員

CP9のその後

CP9のその後が語られたのは本編ではなく扉絵連載になります。

CP9の扉絵連載は短期集中表紙連載として単行本50巻第491話『トビウオライダーズ』(シャボンディ諸島編導入あたり)から単行本54巻第528話『海峡のジンベエ』まで掲載されました。

麦わらの一味に敗北後、CP9の司令長官スパンダムは今回の作戦の失敗の全責任をCP9に押し付けると、意識を取り戻したCP9はルフィに敗北し未だ意識を失ったままのルッチを抱えて政府から逃走

最終的には海軍の追手を迎撃して「いずれ必ず戻る」ことを電伝虫でスパンダムに伝えたまま奪った軍艦でどこかへ旅立ちました。

50巻491話
『トビウオライダーズ』
「生存者0の島」
崩壊したエニエスロビー。
51巻492話
『鉄仮面のデュバル』
空気開扉エアドア
ルフィに敗北したルッチを担いでエアドアで避難するブルーノ、空間の中にカリファとフクロウ。
51巻493話
『知ってる』
「ロブ・ルッチを救え」
エニエスロビーの廃墟で集結し今後を話し合うCP9。ルッチは依然気絶。カリファはナミに服を剥かれたので布を纏っている。
51巻494話
『デュバルの悲劇』
「押し付けられた失態。世界政府からの追手」
古代兵器プルトンの設計図およびニコ・ロビンの護送の失敗の責任をスパンダムは全てCP9に押し付けたため、CP9は世界政府の海兵や役人から追われる立場に。
51巻494話
『ガオン砲』
「逃走の線路」
依然気絶しているルッチをクマドリが、重傷のカクをジャブラが担ぎ、CP9は海列車の線路の上を歩いて海を移動。
51巻496話
『ヤルキマン・マングローブ』
「医療費もなく春の女王の町セント・ポプラ」
セント・ポプラに上陸。
51巻497話
『シャボン舞う諸島の冒険』
「ロブ・ルッチを救え~クマドリ医療費興行~」
クマドリは雨の中の大通りで『瞼のおっかさん』という演目を披露し金を稼ぐ。
51巻498話
『11人の超新星』
「医療費興行~ジャブラ&ブルーノ猛獣ショー~」
雨の中の大通りでブルーノは演者として、ジャブラは狼に変身し火の輪潜りをして金を稼ぐ。
51巻499話
『シャボンディパーク』
「医療費興行~キリンのすべり台~」
雨の中の大通りで、カクはキリンに変身して子供たちの滑り台をこなし、フクロウは集金役兼土台として金を稼ぐ。
51巻500話
『歴史の残り火』
「医療費労働~町の清掃業~」
雨の中の屋根の上で、カリファはアワアワの実の能力で屋根掃除をして金を稼ぐ。
51巻501話
『うねり始める世界』
「受け取ったぜびしょ濡れの金」
CP9が集めた医療費を受け取った医者たちがロブ・ルッチの治療を始める様子。
51巻502話
『天竜人の一件』
「買い出しと一服」
買い出しに出かけるカリファとクマドリ。カジュアルな服装の二人。クマドリは鳥に餌を与えて、カリファは手帳を読みながら一服。
52巻504話
『海賊前線移動中!!』
「買い出し待ち」
町のカフェの席で買い出し二人の帰りを待つカク、ジャブラ、ブルーノ、フクロウ。三人はコーヒー、ジャブラはパフェを食べている。
52巻505話
『クマ』
「ザ★起きた」
ベッドで起き上がるルッチ。病室の窓には鳩のハットリが喜んでいる姿。
52巻506話
『ロジャーとレイリー』
「退院の日」
カジュアルな服装のCP9集合。病院前で医者と握手を交わすルッチ。その様子を喜ぶCP9。
52巻508話
『修羅の島』
「みんなで楽しくボウリング」
なぜかCP9みんなでボウリングで遊ぶ様子。カリファがボールを投げて破壊、爆発炎上、笑うCP9。なお、カクの記録によるスコアは全員ストライク。
52巻509話
『黄猿vs.4人の船長』
「町の騒ぎ」
ボールを磨いて投げる直前のジャブラと、何やら騒がしい様子に振り返り政府の追手からと閃くブルーノ。ハットリも騒ぎに気付いている様子。
52巻510話
『麦わらの一味vs.戦闘兵器』
「セント・ポプラの港にキャンディー海賊団現る!!」
町の騒ぎは政府ではなく港に海賊団が出現した影響。一般人が襲われている様子。
52巻511話
『鉞かついだ戦闘桃』
「正義の使者」
キャンディー海賊団船長をルッチが問答無用で蹴り倒し撃退。他の仲間もクマドリが錫杖で、カクが指銃で撃破し民衆を救う。
52巻512話
『ゾロ、音沙汰なし』
「見た事もない強者達」
キャンディー海賊団の船上で残りの海賊を蹴散らすCP9。それを見て歓声をあげる民衆。
53巻513話
『救えないっ!!!』
「過剰なる正義」
ルッチの過剰な暴力によって血達磨になる海賊。それを踏みつけるルッチを見て民衆はドン引きで逃げ出す。
53巻514話
『カラダカラキノコガハエルダケ』
「この町にはいられない」
海賊団を全滅させたものの民衆は全員逃げ出したあとで誰もいない街中にたたずむCP9。
53巻515話
『女ヶ島の冒険』
「まぶしすぎる、お礼のお花」
一人の幼女が町を守ってくれたお礼に一輪の花をカリファに手渡す。腰を曲げて受け取るカリファと、何やら冷や汗を浮かべて当惑するジャブラ、クマドリ、フクロウ。
53巻517話
『湯浴み』
「CP9 セントポプラを出航」
キャンディー海賊団の船を奪ってそのまま町を出航するCP9。海へ。
53巻518話
『闘技台』
故郷ふるさと
到着したのは彼らの故郷の島(ここで子供の頃に修行していた模様)。森林に囲まれた苔の生えた古い塔がある。はしゃいでいるCP9。ルッチ、ブルーノ、カリファはクール。
53巻519話
『王の資質』
「次世代のCP修行中!」
広場では次世代のCPとなる子供たちが正拳突きの修行。
53巻521話
『天駆ける竜の蹄』
「追手上陸~CP9拿捕作戦~」
故郷の島に海軍や政府役人が上陸し、武装し出動。ベリーグッド大佐(ベリベリの実の能力者)が指揮をしている模様。
53巻522話
『死に至る病』
「騒ぎは故郷へ持ち込まない」
追手の前に立ちはだかる猛獣のシルエット(CP9の獣人型勢揃い)。タイトルの通り、次世代の子供たちに気付かれないように自ら立ちはだかった模様。
54巻523話
『地獄』
「スパンダムの集中治療室に電伝虫」
ロビンにこっぴどくやられたスパンダムは全身包帯ぐるぐる巻きでベッドに寝かされており、暴れないように包帯やロープでベッドに縛られて固定されている様子。顔面もまだ腫れあがったままで、額を冷やす水袋の中に金魚。部下が電伝虫を持って入室。
54巻524話
『もう誰にも止められない』
「こちら元部下ロブ・ルッチ」
追手と戦う獣人型ジャブラをバックに電伝虫でスパンダムと話すロブ・ルッチ。
54巻525話
『海底監獄インペルダウン』
「いずれ必ず戻ります」
海軍船を奪取し電伝虫で「いずれ必ず戻ります」と伝えるロブ・ルッチ。背景には海兵と役人を全員のしたCP9勢揃い。ベリーグッド大佐はバラバラ。
54巻526話
『LV1紅蓮地獄』
「CP9抹殺を企む親子」
泣きながら起き上がるスパンダムと、病室にやってきた父親スパンダイン。
54巻528話
『海峡のジンベエ』
「どこへともなく船は消える」最終話
軍艦を奪いどこかへ出航するCP9。故郷の沿岸にはセントポプラで奪ったキャンディー海賊団の船と、陸にバラバラのベリーグッド大佐。大佐の正義のパーツの側に、幼女から貰った一輪の花が植えてある。

CP9はCP0となって再登場

CP9の再登場は扉絵連載から36巻越しの単行本80巻第801話『開幕宣言』(2年後)。

しかし、この時に描かれたのは電伝虫でカクと思しき口調の相手と通話する仮面をつけたルッチおよび肩に乗るハットリ、そしてルッチの部下になったと思われるスパンダム。ドフラミンゴが裏でさばいている密売リストを探っているようで、麦わらの一味がドフラミンゴファミリーを倒した裏で諜報活動を行っています。

そして、この時の紹介に『サイファーポール”イージス”ゼロ』と書かれていたため、2年後の再登場時にすでにCP0に昇格し政府に戻っていることが判明。どうやら扉絵連載の最後にCP9の抹殺を企てたスパンダム親子の作戦は失敗に終わった様子。

また、単行本90巻第907話『からの玉座』では、世界会議の最中、バンゲア城前の社交広場でしらほし王妃を奴隷にしようと捕まえるチャルロス聖の護衛としてルッチ、カク、ステューシーが正式にCP0として登場。

しらほしを助けようとするネプチューン王やビビやレベッカ、護衛の八宝水軍第13代棟梁サイ、トンタッタ族のレオの前に立ちはだかりました。

なお、しらほしの一件はドンキホーテ・ミョスガルド聖の介入により救出されたため、ルッチが彼らを殺害することはありませんでした。

ワノ国やエッグヘッド島でも登場

CP0に昇格したルッチとカクは、謎の仮面の男やステューシーと行動することが多いようです。

ルッチに関しては、単行本102巻第1028話『ブラキオ蛇ウルス』で和の国に潜入した他のCP0に電伝虫で通話している描写で再々登場しており、万が一カイドウが敗北した場合は政府が直接ワノ国を支配下に置くために軍艦を向かわせていること、そして麦わらの一味のニコ・ロビンの連行を上からの指示であると通達。

エッグヘッド編の登場は単行本104巻第1062話『科学の国の冒険』からであり、ルッチ、カク、ステューシーの3名はセラフィムを連れ、政府からベガパンク(6人のサテライト含む)の抹殺任務を受けてエッグヘッドへ出航。

エッグヘッド島では先に上陸していた麦わらの一味と因縁の再戦となり、ルッチはルフィと戦闘。

そして、ギア5状態のルフィからゴムゴムの白いロケットを受けると『(意識が…!!飛びそうだ……!!)』の鉄板ネタを披露しファンをざわつかせました。

なお、再登場したルッチとカクは能力が覚醒しているのか獣人型状態だと黒く燃える羽衣のような帯を纏わせています。

その他のCP9は?

ルッチとカク、おまけでスパンダムの再登場・復帰は2年後のドレスローザ終盤で発覚、および映画『ONE PIECE FILM GOLD』『ONE PIECE STAMPEDE』で判明しましたが、ルッチとカク以外のメンバーはどうなったのでしょう。

※ブルーノ、カリファに関しては映画『ONE PIECE FILM RED』で登場済。

映画『ONE PIECE FILM GOLD』→テゾーロの抹殺および身柄拘束に軍艦を引き連れて登場。テゾーロへ向けて一斉砲撃するがサボに阻まれて失敗し、サボと交戦。戦闘中に麦わらの一味がテゾーロを撃破、および軍艦まで吹き飛ばしたことでサボとの交戦を取りやめテゾーロを拘束し帰還。

映画『ONE PIECE STAMPEDE』→バレットが持つお宝(ラフテルへのエターナルポース)を回収すべく機を窺うが、ルフィがバレットの装甲を砕いた際に回収に躍り出るもサンジに阻まれて機を逃す。また、ルフィがエターナルポースを手にした際に横取りに飛び出すものの、目の前でルフィがエターナルポースを握り潰したため任務失敗。および、ルフィたちはローの能力で移動したためおそらく取り逃がした形。EDでは電伝虫で政府へ連絡しているルッチの姿と、他のCP0複数(カク、ステューシー、スパンダム、仮面のその他)。

映画『ONE PIECE FILM RED』→海軍とともにCP0のブルーノも潜入し、ドアドアの実の能力でコビーや麦わらの一味などを救出。ウタのウタウタの実の能力で作り出した仮想世界からの脱出を探るために潜入した模様。ウタウタの実の能力で小さなマスコットに変えられたミニブルーノも登場(声優はフクロウでおなじみ渡辺久美子)。映画終盤ではカリファも登場し高台から結末を傍観。EDではルッチ、カク、ステューシー、仮面の男が一枚絵で登場し、元の姿に戻っているブルーノ、カリファの入浴シーン。

では他のメンバーがどうなったのかと言えば、第1085話『ネフェルタリ・コブラ死す』にて全員再登場しています。

回想での登場ながら時期は世界会議の真っ只中、ちょうどサボ、コブラ、ビビの身に何かあった時の出来事であり、CP9は全員CP0(サイファーポール”イージス”ゼロ)に昇格していたことが発覚。

また、世界会議当日にイム(または五老星)の勅命によりネフェルタリ・ビビを拉致しバンゲア城内来賓室にて監禁。(ルッチ、カク、ステューシーなどの他のCP0は別行動)

なお、五老星がコブラを殺害した一部始終を目撃し城内を逃げ回るワポルが壁を破壊してたまたま来賓室を通過したところ、ビビはワポルに捕まって逃走。風の如く過ぎ去っていくワポルに呆気に取られていると、CP0(ジャブラたち)はビビが居なくなっていることに気付き大慌てするのでした。

その後、ビビはワポルとともに各国の王たちが帰路につく船に密航し逃走に成功したため、CP0の失態でどのような罰が下ったのかは不明。ルッチたちがエッグヘッド島に乗り込んでいるところを見ると、あまり厳しい罰は下っていない…?

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まとめ

CP9の現状は誰一人欠けることなく全員がCP0に昇格し生存していることがわかりました。

なぜかスパンダムも一緒にCP0に昇格(?)しているようですが、ルッチに媚び諂っている態度から立場的には長官ではなくただの諜報部員のようです。

また、世界会議で天竜人の護衛をしている様子から一時期は政府や海軍から逃げ回っていたルッチたちはかなり立場が回復したようで、五老星からの一定の評価・信頼はされているように思えます。

カクはかなりマイルドな性格になっていますが、ルッチは相変わらず正義執行で邪魔する者は消す性分です。

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ワンピース単行本1巻表紙

ONE PIECE

作者:尾田栄一郎
出版社:集英社

 
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