主人公である投手・清峰葉流火と捕手・要圭が入学した小手指高校は、シニアで実力のあった山田太郎・藤堂葵・千早瞬平らを据え、同好会から部活動へと変わり大会へ向け練習に打ち込みます。
そして、小手指高校野球部一年目の夏は部員10人で大会を挑むことになりますが、4回戦で西東京地区の名門校・私立帝徳高校とぶつかりました。
今回は、小手指高校1年目の夏の大会結果をご紹介したいと思います。
小手指高校1年目の夏の西東京大会結果まとめ
完結に述べると、小手指高校野球部は西東京大会(甲子園地方大会)の4試合目で敗北したため甲子園出場を逃す結果となりました。
| 出場大会 | 西東京大会 |
| 最終成績 | 4回戦敗退(西東京ベスト16) |
| 試合数 | 4試合(3勝1敗) |
【1回戦】小手指高校 vs 横山高校
西東京大会一回戦の相手は横山高校。
大会会場で横山高校の監督らに『初参加』であることから『キミたちは震撼するだろう。右の本格派がどういうものなのか。新設チームのカスゴミ共では触れることもできない、別世界の野球にキミたちは──』『5回コールドだ!』と煽られますが、試合開始、小手指の攻撃一巡目で一番打者の藤堂と二番打者の千早が2点先制。
更に三番打者の要がホームランし、次の四番打者の清峰もホームラン。一回表を4点リードで終えます。
その後、『観客のおっさんは謎のコミュニティを持ち情報を共有する』という考えから、初戦から注目されるのを避けるべく守備は打たせて取る作戦を立てますが、清峰が面倒くさいとばっさり吐き捨て本気で投げたため5回コールド勝ちすることに。
試合結果、15対0で二回戦進出を果たします。
この活躍によって対戦相手や観客に小手指の強さが露呈することになるほか、観客のおっさんに宝谷シニアの清峰・要バッテリーの存在がバレるほか、同じくシニアで実力のあった藤堂と千早の存在も認知されることに。
| TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| 小手指 | 4 | 1 | 3 | 5 | 2 | ||||
| 横山 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
【2回戦】小手指高校 vs 谷間高校
西東京大会二回戦の相手は谷間高校。
谷間高校は小手指と同じく都立高校で、春大会は2回戦敗退の経歴。
この試合では千早が一番打者を務め持ち味の走塁で一塁に回ると、二番打者の藤堂がバッターボックスに立った際に盗塁しあっという間に三塁へ。藤堂が三塁側に凡打するも、駿足でホームインし先制点をもぎ取ります。
この出だしから守備では清峰が全て投げ抑えたため、一回戦に続き二回戦も小手指が完封し勝利しました。
※この試合のスコアは描かれていないため不明。
【3回戦】小手指高校 vs 星明高校
西東京大会三回戦の相手は春大会ベスト16の成績を残した星明高校。
中学時代に大泉シニアにいた高須が在籍。イップスに陥って消えた藤堂を心配していた過去がありますが、当時は別人のように変わってしまった藤堂の喧嘩現場を目撃し声をかけられず。しかし、今年バッティングセンターで藤堂を見かけた際には勇気を振り絞り話しかけ、藤堂が再び野球を始めたことに喜びを見せました。
一方三回戦で、小手指は藤堂が頭を下げて一番打者を希望し、加えて球数問題で清峰を温存し小学時代に投手経験があった二年生の鈴木をマウンドに上げる采配。出だしこそ4点先取されるも、藤堂・千早ペアで2点返し、二回表守備では要の奇跡的(ほぼマグレ)なリードで無失点で抑える好プレー。
要の読めないリードで投手戦となり互いに無得点が続く中、5回裏小手指の攻撃時、二死満塁の状況で山田が長打を放ち走者一掃逆転二塁打の活躍。7回表で鈴木の体力が尽き制球が乱れ満塁のピンチに陥るも、清峰が登板。鈴木のおかげで万全な状態で投球した清峰により7回表を無失点で凌ぎ、7回裏で2点を返し3点差リード。
圧倒的な球威で残り三回(8人24球)で抑え込み、最後の打者となった高須が二死から執念のファールで4球食らいつき5球目にセンター返しのヒットを放つも、油断していなかった藤堂が捕球し一塁に差したことで試合終了。
名門星明を下し4回戦出場を決めました。
| TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| 星明 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 小手指 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 2 | 0 | ? |
【4回戦】小手指高校 vs 帝徳高校
西東京大会四回戦の相手は因縁の帝徳高校。
4回戦に向け清峰の兄から頂戴した帝徳vs光和(昨年ベスト8の強豪)の録画映像をチェックし対策するほか、巻田が小手指に来て開発した「マキタ超ロックボール改」を披露、かつ巻田を回収にやってきた桐島が0.1%の確率で小手指が帝徳に勝ち決勝に上がって来る可能性に期待するなどのイベントがあります。
試合当日、一回表小手指の攻撃では再び千早が一番打者を務め、藤堂とのコンビネーションで初回1点リードで終了し、清峰が帝徳1~3番打者を連続三者三振の絶好調。3回表で千早と土屋のダブルスチールで追加点し、2点差に引き離します。
試合中にフェンスに直撃し記憶を取り戻しつつある要の変化やショートの藤堂のワンバン送球が不安の種となり、4回裏で国都が逆転ツーランホームランを果たし2‐3の展開になりますが、5回裏で藤堂が極限まで追い込まれた状況でイップスを克服するプレーでアウトを取り1点差に抑えたまま攻守チェンジ。6回表で好調の藤堂が出塁し、清峰が藤堂をホームへ返し1点追加で同点に戻すと、両投手の好投で7回まで変動なし。
8回表から飛高が登板し小手指の上位打線が打ち取られるも、智将の記憶および人格の声が要を動かし左中間に飛ばすヒットからランニングホームランをして逆転1点リードの展開。その後、飛高が清峰を抑えて8回裏になると、ここまで一人で投げてきた清峰の球速が落ちるも味方がカバーし無失点で9回表へ突入。
9回表、飛高の剛腕で無失点で切り抜け、最終局面となる9回裏へ。守り切れば小手指の勝利ですがすでに清峰の体力は限界を迎えており、千石に12球も投げさせられた上に四球で出塁。続いて帝徳打線が出塁していき、無死一・二塁に追い込まれた状況で4番・国都が打席に立ちます。しかし、忘れていた記憶を取り戻した要が清峰を激励したことで清峰の球威が生き返ると、全力全開で国都とぶつかることに。
清峰の投球を見切りストライクにだけ手を出す国都ですがアジャストできずファールを連発。一方で清峰も全力投球で僅かにボール球を放ってしまいますが、最終的に国都を抑え込むことに成功し、帝徳は失意に落ちます。
しかし、小手指や会場の観客が小手指の勝利を確信する中、清峰は全てを出し切ったのか一人だけ無心で棒立ち。あと二人アウトを取れば小手指が勝てる勢いの中で、要だけは清峰の異変に気付きますが、帝徳の5番打者・久我が打席に立ち清峰が投球したところ、要のリードも甘かったのかその球に球威はなく呆気なくホームランを打たれ、逆転サヨナラホームランを許してしまうのでした。
その結果、小手指vs帝徳は4-6で小手指の敗北となりました。
| TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| 小手指 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 |
| 帝徳 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
【西東京大会決勝戦】帝徳高校vs氷河高校
西東京大会決勝戦は、帝徳vs氷河。小手指野球部は引退した3年を除き観戦に行きます。
帝徳の先発投手は陽ノ本、氷河の先発投手は巻田。初回から投手戦となり拮抗した勝負で4回裏まで無得点。しかし、4回裏で二死一・二塁になったところで、氷河は桐島に投手交代させると、三球三振たった40秒で打者をアウトに取り攻守チェンジへ。
6回まで互いにチャンスは作れるものの最後には抑え込まれ未だ無得点が続く状況の中、7回表で桐島が塁に出ると、巻田が粘って二塁打を放ち桐島がホームイン。初めて試合が動き氷河が1点先制します。その後、9回表まで氷河が帝徳の猛攻のヒットを死守し1-0の状況を守り続けました。
しかし、運命の9回裏、さすがの桐島も帝徳打線に疲れが見え走者を出すことになると、千石が意地でバントを決め、氷河の三塁手が球を落とす凡ミス。これによりスクイズが決まり、同点へ。カバーに入った桐島は延長覚悟で一先ず一塁に走る千石をアウトに取りますが、ここでまさかの小里が走塁。氷河側の返球も間に合わず、ツーランスクイズを成功させることになり、逆転サヨナラを許してしまうのでした。
こうして西東京大会決勝戦は氷河1-2帝徳で帝徳の逆転勝利。帝徳高校が甲子園出場を果たしました。
| TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| 氷河 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
| 帝徳 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
【甲子園一回戦】大阪陽盟高校vs帝徳高校
甲子園初戦は大阪陽盟高校vs帝徳高校。
この試合、試合はカットされており、いきなり試合終了間際の状況が描かれています。結果は11‐0で帝徳のボロ負けでした。
まさかの帝徳は圧倒的な実力差で一回戦敗退で終わってしまいます。
| TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| 大阪陽盟 | 3 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 3 |
| 帝徳 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
【甲子園優勝】大阪陽盟高校
その後の夏の甲子園の様子は大阪陽盟高校のあらすじで数ページでまとめられており、結果は大阪陽盟高校が春・夏連覇優勝を果たしたことが描かれています。
まとめ
以上「小手指高校1年目の夏の甲子園結果」の紹介でした。
小手指は2回戦まで順調に勝ち進み、3回戦で清峰温存でやや苦戦、4回戦で帝徳と全力でぶつかり僅かの差で敗退してしまいました。小手指は、強打者を抑え込める本職投手が清峰一人しかいないのが弱点かつ穴であり、清峰一人で9回投げ切る体力がないのも改善点としてあげられています。
一方で、要の記憶の復活や藤堂のイップス克服、鈴木の代理投手など、不安点の回復もあるため、来年のリベンジに期待です。
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