【鬼滅の刃】神崎アオイが戦えない理由は?水の呼吸の使い手で無一郎と同期?その後は伊之助と結婚する?

鬼滅の刃

漫画『鬼滅の刃』に登場する神崎アオイは、蝶屋敷で負傷した隊士の治療などの手伝いをする隊士です。

そんな彼女はとある事情で鬼と戦えないようで、鬼討伐の任務にはついていません。

しかし、かといってアオイは『隠』ではありません。

いったい彼女に何があったのでしょうか。

今回は神崎アオイのプロフィールや戦えない理由、その後についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. 神崎アオイのプロフィール
  2. 神崎アオイが戦えない理由と経歴
  3. 神崎アオイのその後と結婚について
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神崎アオイのプロフィール

洗濯をする神崎アオイ

引用元:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』 出版:集英社

蟲柱・胡蝶しのぶの蝶屋敷で治療などを取り仕切る鬼殺隊隊士の一人。

真面目で気難しい性格で、基本的に口喧しく手厳しい一面があります。

また、胡蝶しのぶからは薬学を学んでおり簡単な調合が可能なほか、柱合会議で風柱に壊された禰豆子の箱を修理するなど手先は器用な模様。

蝶屋敷にやってきた経緯は他の女の子と同様に鬼によって両親を失って孤児になったところを胡蝶姉妹に引き取られたとのこと。本来は養子に出る予定ですが、本人の意思により蝶屋敷に留まっています。

蝶の髪飾りは胡蝶カナエから貰ったもので、血の繋がった家族がいなくとも家族(蝶屋敷の皆が家族)である証になります。

神崎アオイは水の呼吸の使い手

アオイが使えるのは水の呼吸です。

公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐でさらっと語られていますが、指導者は不明。

神崎アオイの階級

アオイの階級は明かされていませんが、最終選別を突破すると一番下の階級『癸』から始まるため、アオイが一度も任務に赴いていないと考えると現在の階級も『癸』のままだと考えられます。

また、遊郭編の段階でカナヲの階級は自分のずっと上であると独白しているため、『丁』よりずっと下なのは確定(小説版より)。

神崎アオイが戦えない理由

鬼殺隊隊士であるアオイが任務に出向かないのは、選別でトラウマを抱えたからです。

単行本7巻第53話で、アオイが「選別でも運よく生き残っただけ。その後は恐ろしくて戦いに行けなくなった腰抜け」と炭治郎に自分のことを語っている通り、藤襲山の最終選別で余程恐ろしい目に遭ったことがうかがえます。

また、運よく生き残ったことに負い目を感じているらしく、そんな自分のことも嫌いなようです。

なお、隊士であるのにもかかわらず討伐任務がないのは、胡蝶しのぶの采配の模様(一応、公式ファンブックでは蝶屋敷で怪我人の治療や回復訓練などの任に就いていると説明されています)。

最終選別後は一度も任務にいっていない

アオイは最終選別後は恐怖のあまり実戦経験を積むことができていないようで、おそらく一度も鬼討伐に出向いていません。

本人曰く胡蝶しのぶの恩情で蝶屋敷に留まり負傷した隊士のお世話を手伝わせてもらっている模様。

そのため、自分は鬼殺隊のお荷物であり存在価値はないと卑下しているのです。

なお、小説片羽の蝶『第4話、夢のあとさき』では、負傷した隊士と口論になり、「任務にも行かないお前らに何がわかんだよ!!」と言われて言葉を詰まらせている場面があります。

そのため、鬼殺隊隊士になった後は一度も実戦に赴いていないと考えられます。

遊郭編ではカナヲや炭治郎たちに感謝と罪悪感を覚える

遊郭編冒頭、宇髄天元は遊郭に潜入させる女性隊士を蝶屋敷から勝手に見繕い、アオイとなほを連れて行こうとしました。

その際、アオイは鬼と戦えない恐怖心から抵抗できず震えるばかりであり、思わずカナヲに助けを求めていました。

しかし、カナヲが自分の意思で二人を取り返そうとアオイとなほの手を掴んでくれたこと、そして、炭治郎たちがアオイの代わりに天元と一緒に遊郭へ潜入してくれたことで命拾いしたのです。

一方で、遊郭編の裏側では自分の代わりに音柱と一緒に任務に出向いた三人(+禰豆子)に罪悪感を抱いており、自分の情けなさに唇を噛み締めながらも『虫のいい願い』としてみんなの無事を祈っていました。

そのため、遊郭編で昏睡状態に陥った炭治郎が二ヵ月後に目を覚ました際には、炭治郎の意識が戻ったと聞いて洗濯中にも関わらずシーツに絡まりながら慌てて病室へ駆け込む姿が描かれており、「意識が戻って良かった~~~!!あたしの代わりに行ってくれたから、みんな…ウオオォン!!」と号泣しています。

竈門炭治郎の言葉に救われる

アオイは鬼殺隊隊士であるにもかかわらず鬼と戦えない自分を卑下していました。

しかし、炭治郎に言われた「俺を手助けしてくれたアオイさんはもう俺の一部だから、アオイさんの想いは俺が戦いの場に持って行く」という言葉がずっと心に残り続けており、炭治郎の前向きな言葉がアオイを劣等感や罪悪感から解放したのです。

炭治郎の言葉はその後も残り続けており、その後は自分に出来ることを精一杯やろうと決起しています。

なお、炭治郎がカナヲの心を動かしたことを知ると、炭治郎の言葉が自分にだけ向けられたわけでないことへ少し淋しさを覚えています。一方で、カナヲと通じる想いを共有したことで、同時に子供じみた喜びとあたたかな気持ちを抱きました。

栗花落カナヲに劣等感を覚える

アオイは最終選別で心が折れてしまいましたが、一方でカナヲは自分と然程変わらない年齢で柱の技術を引き継ぐ『継子』となり、『丁』の階級にあります。

話しかけても返事をしない、虚ろな笑顔、銅貨を投げなければ何も決められないカナヲにイライラすることはありますが、その要因は鬼を殺せない自分と違って鬼狩りの才能に溢れているカナヲへの劣等感からでした。

そして、アオイは自分のそんな卑小さにうんざりし、自分が嫌いになっていきました。

なお、小説しあわせの花『第4話、アオイとカナヲ』では、遊郭編冒頭で宇髄天元に連れて行かれそうになり鬼とまみえる恐怖を思い出して震えることしかできなかった自分の手を掴んでくれたカナヲに感謝を示しており、紆余曲折を経てカナヲへその時のお礼を伝えることができました。

また、カナヲの心境に変化が現れているのを実感し感動しており、遊郭編の裏側では、アオイはカナヲとの距離感を縮めることができています。

カナヲ関連のエピソード

初めてカナヲが胡蝶家にやってきた際、ネーミングセンスが壊滅的なしのぶはカナヲに『スズメ、カコベ、カマス、タナゴ、とびこ』などを候補に挙げていましたが、カナエがしばし固まる最中、カナヲが『カマス』と書かれた紙に手を伸ばした時には競技カルタのような速さで紙を弾いて持ち去ったそうです。アオイのおかげで、あやうくカナヲの名前が『カマス』になるところを未然に防ぐことができました。

なお、姉妹が欲しかったアオイはいくつかの名字候補から自身の『神崎』を激推ししますが、カナヲは『栗花落』の名字を選択したようです。

神崎アオイは時透無一郎の同期

公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐にて、アオイは無一郎と同じ時に選別を受けたことが判明しました。

もしかしたら冨岡義勇の世代が錆兎に助けられたように、アオイも無一郎に間接的に助けられたりしたのでしょうか。

神崎アオイのその後

最終章(無限城から市街地編)では、蝶屋敷で三人娘とともに隊士たちの無事を祈っている姿(23巻第198話扉絵)、胡蝶しのぶ死亡の訃報を受けた炭治郎の回想(17巻第144話)、栗花落カナヲの回想(19巻第163話)などに出演する程度です。

鬼舞辻無惨討伐後の出演は単行本23巻204話『鬼のいない世界』であり、決戦から三ヵ月後、アオイは相変わらず蝶屋敷で三人娘とともに負傷した隊士のお世話をしています(炭治郎以外はほぼ回復しているものの、善逸と伊之助も病人服着用)。

そして、台所で料理をしている姿が描かれており、食膳をつまみ食いする伊之助に対して盗み食いを注意する姿が。

その際、自分の気配にすぐに気づくアオイに対して伊之助は『何でコイツすぐ俺に気づくんだ…、もしかして強えのか…』と警戒しますが、アオイが「お腹すいたならこっち食べて」と伊之助専用の食膳(おにぎりと惣菜)を差し出すと、伊之助は作業に戻った割烹着姿のアオイの後ろ姿からおにぎりに視線を落とし笑みを浮かべるのでした。

炭治郎たちが退院し里帰りした後は、カナヲや三人娘とともにしのぶの金魚を愛でている姿、23巻第205話の最後には生き残った鬼殺隊全員で撮影した集合写真に写っている姿(カナヲの隣で笑顔)が描かれています。

アオイはカナヲとともに蝶屋敷の主人になる

鬼殺隊解散後もアオイたちは蝶屋敷に住み続けています。

蝶屋敷は正式にアオイとカナヲの住居になっているようで、三人娘と一緒にカナエとしのぶの家を維持しているようです。

なお、カナヲは医者になっているようですが、アオイの役職は不明。おそらく、蝶屋敷で身に付けた技術を活かして看護師的な立ち位置にいる(アニメ版ではしのぶから薬学を学んでいる)とは思いますが、この辺りはアニメ化の際に補足されるといいですね。

因みに鬼殺隊解散後は産屋敷から鬼殺隊に大金が支給されているので、生活面で困ることはないと思われます。

神崎アオイと嘴平伊之助の結婚

最終話(大正時代から現代が舞台の話)では、嘴平青葉(28歳)という植物学者が登場しています。

見た目は伊之助と瓜二つで美人ですが、どこか気弱そうな表情の男性。

名字が『嘴平』であるため、伊之助の子孫であることは察しがつきますが、実はこの男性は嘴平伊之助と神崎アオイの曾孫であることが23巻おまけページおよび公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐で判明しています。

アオイと伊之助の馴れ初めは?

アオイと伊之助の馴れ初めは明確に描かれていませんが、先述通り、伊之助はアオイが自分のために用意してくれたおにぎりを見て過去一番に顔を緩ませている様子が描かれています。

仮に伊之助がアオイを意識していたとすればきっかけはその瞬間・・・・だと思われます。

なお、刀鍛冶の里編冒頭あたりまでは伊之助はアオイのことを『チビ(いつもガミガミ言う小うるさいチビ)』などと呼んでおり、アオイは伊之助の態度にいつもカンカンに怒り注意していましたが、刀鍛冶の里編直後を描いたエピソード小説風の道しるべ『第3話、花と獣』にて伊之助が烏に奪われたきよの蝶の髪飾りを取り返しに行ってくれたことや、きよのために一番大きなどんぐりをあげたことに感心を示しており、表情を緩ませています。

おそらく、刀鍛冶の里編後あたりにはアオイは伊之助を見直していると思われるため、アオイに関しては伊之助への苦手意識は払拭されていると考えられます。

鬼舞辻無惨討伐後はカナヲたちと蝶屋敷で暮らしているため、定期検診にやってくる伊之助と会う機会は思った以上に多いようなので、その後に結婚に至る何かがあったのでしょうね。

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まとめ

  • 神崎アオイは鬼の出現によって孤児になり胡蝶家に引き取られた
  • 神崎アオイは水の呼吸の使い手で、時透無一郎と同じ時に藤襲山の最終選別を受けるが、運よく生き残っただけで大きなトラウマを抱えることになり戦えなくなる
  • 最終選別後は胡蝶しのぶの恩情で蝶屋敷で負傷した隊士の治療や機能回復訓練のお手伝いをしている
  • 神崎アオイは鬼と戦えない自分の情けなさに劣等感や罪悪感を抱いているが、竈門炭治郎の前向きな言葉に励まされて苦悩から解放されている
  • 神崎アオイはその後、栗花落カナヲと蝶屋敷を引き継いでいる
  • 神崎アオイは嘴平伊之助と結婚し子孫を残している

アオイは少し気難しい性格ですが、鬼に家族を殺された過去や最終選別でのトラウマを抱えた結果であり、運よく生き残ったことと鬼と戦えない罪悪感などが彼女の人格を歪めたようです。

しかし、炭治郎の何気ない言葉がアオイの罪悪感と劣等感を取り払うことになり、アオイは自分にできることを頑張ることを決意し、その後は口調こそそのままですが、性格や表情は柔らかくなったかと思われます。

最終回後には伊之助と結婚したそうですが、アニメ化の際にはその後のエピソードを加筆してほしいですね。

 

 



鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺見聞録

作者:吾峠呼世晴
出版社:集英社

   

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