渋谷事変で羂索に封印された五条悟ですが、何と遂に復活を遂げて本誌に帰ってきました。
今回は五条悟の封印から復活までの詳細を一挙にご紹介したいと思います。
この記事で紹介する内容は？
- 五条悟の封印解除はいつなのか
- 五条悟の封印から解除までのおさらい
- 五条悟の封印解除の詳細
- 五条悟と宿儺の決戦日
- 五条悟が封印されている間の被害状況まとめ
五条悟の封印解除はいつ？いつぶりの復活？
引用元： 芥見下々『呪術廻戦』 出版： 集英社 掲載誌： 週刊少年ジャンプ
2023年4月24日発売の週刊少年ジャンプ21-22合併号にて、ついに五条悟が獄門疆から解放されて復活を遂げました。
ちなみに五条悟が獄門疆に封印されたのは、2020年に発売された週刊少年ジャンプ8号掲載呪術廻戦第91話『渋谷事変9』。
つまり、
- 2020年8月3日：五条悟は夏油傑によって獄門疆に封印
- 2023年4月24日：五条悟が獄門疆から復活
と約3年間も本誌から退場していました。
五条悟の封印から解除までのおさらい
五条悟が封印された理由は、『強すぎる』から羂索の目的の邪魔になるというもの。
そのため羂索と呪霊（真人、漏瑚、花御、陀艮）は呪詛師を使って渋谷に結界を張り一般市民を人質に五条悟を呼び寄せると、獄門疆に封印することで五条悟を表舞台から退場させました。
獄門疆とは、生きた結界源信の成れの果てであり封印できないものはないと言われています。漏瑚たちは、花御の犠牲を経て獄門疆開門後封印有効範囲半径4メートル以内に1分間（五条悟の脳内時間）五条悟と留めなければならないという無理難題なミッションを達成し、最終的には羂索によって五条悟は封印されました。
ここまで単行本10～16巻の『渋谷事変』の内容。
そして羂索の目的の一つに日本全土を対象とした人類への進化の強制──人類と天元の同化（または天元と人間の超重複同化）──があり、天元は呪霊操術の対象と判明。
羂索が始めた死滅回遊は、泳者の呪力と結界と結界で結んだ境界を使って日本全土の人間を彼岸へ渡す儀式であり、それを慣らしとして天元との同化を始める目算でした。
羂索の目的を頓挫させるために虎杖悠仁たちは死滅回遊に参加しゲームのルールを追加していきますが、同時並行として一人で全てを片付けることができる唯一の存在五条悟の解放を進めます。
そのために天元は『獄門疆・裏』を虎杖たちに渡します。この表と通じる裏門にも五条悟が封印されていますが開門の権限は表の所有者の羂索が有しています。
獄門疆・裏をこじ開ける方法は、以下の3通り。
あらゆる術式を強制解除する呪具『天逆鉾』あらゆる術式効果を乱し相殺する『黒縄』- あらゆる術式を消滅させる千年前の術師『天使』
『天逆鉾』は12年前に五条悟が封印したか破壊、『黒縄』も去年五条悟が全て消し去りました。
そのため虎杖たちの当面の目的は死滅回遊のルールの追加と参加させられた非術者の解放、そして獄門疆・裏をこじ開けるために『天使』を名乗る泳者を見つけることでした。
五条悟の封印解除はどうやった？
五条悟の封印解除は2023年4月24日発売週刊少年ジャンプ20号掲載の第221話『得喪』です。
死滅回遊で慣らしが終わった頃、虎杖たちも『天使』を見つけて味方につけることができました。
しかし、獄門疆には物理的時間が流れていないため、中で本人が自死しない限り時間の経過が原因で餓死したり老衰することはありませんが、渋谷事変からの19日間を五条悟が一瞬のように感じているのか100年以上に感じているのかが分からないのです。
そのため、解放に向けての唯一の心配が五条悟の精神状態であり、万が一現代最強の術師が錯乱していることがあるようならば狭い空間で封印を解除するのは危険極まりないということで、獄門疆の解除は『埼玉県木呂子鉱山（呪術高専第四修練場）』で行われました。
皆が見守る中、あらゆる術式を消滅させる天使の術式『邪去悔の梯子』により獄門疆の結界は消えましたが、獄門疆・裏から五条悟が出てくることは無かったのです。
そのせいで天使がうっかり獄門疆・裏ごと五条悟を消滅させた説が生まれて皆からジト目で見られてしまいますが、獄門疆・裏の封印を解除した直後に地震が発生。
実は羂索が天元を取り込んだ際に獄門疆・裏の存在を知ると、仮に封印を解かれた時の策として日本海溝最深部8000メートルのプレートの沈み込み帯に獄門疆・表を二重三重の封印を施して置いていたのです。
しかし、そんな処からもお構いなしに獄門疆・表から出てきた五条悟は8000メートルの深海から羂索の許へ瞬間移動して登場しました。
おそらく水圧などの影響も肉体が破壊されるのと同時に反転術式で回復し続けたのか衣服は少しボロボロ。そして、術式順転『蒼』で羂索のもとまで瞬間移動したのだと思われます。
獄門疆・裏で待機していた虎杖たちは五条復活を目の当たりにすることはできませんでしたが、遂に約3年ぶりに五条悟が帰ってきました！
五条悟と宿儺の決戦はいつ？
五条悟を獄門疆に封印し日本海溝最深部に置いてきたというのに封印を解かれた上に無傷という事態にさすがの羂索も汗をかいていましたが、そこに乱入したのが宿儺でした。
宿儺は虎杖の肉体から伏黒の肉体に乗り換えていますが、獄門疆の外の現状を知らないはずの五条も瞬時に伏黒恵＝宿儺と理解した様子。
ここで単行本1巻第3話で宿儺が言った「小僧の体モノにしたら真っ先に殺してやる」を実現するため、宿儺は五条の封印解除と同時にその場にやってきました。
ちなみに帯同していた裏梅は五条にワンパンされ退場（恐らく生存）。
こうして五条悟vs宿儺（指15本）が実現すると思いきや、
- 宿儺は五条悟と戦う前に羂索との約束がある
- 五条悟は宿儺と戦う前にやることをやっておきたいと独白
単純に夏油傑の肉体を弔いにきただけの五条と、羂索に引き止められて五条と戦う前に『約束』を果たさなければいけない宿儺は互いの思惑が一致したためこの場での勝負を取りやめました。
しかし、決戦は『12月24日』と確定。
日付は命日が2つもあるとややこしいという適当な理由で五条が決めましたが、本当の理由は不明。
命日が2つという言葉が引っ掛かったのか羂索が「勝つ気かい？」と訊ねると、五条はかつて虎杖にされた質問を想起。
『先生とどっちが強い？』
『うーんそうだね、力を全て取り戻した宿儺ならちょっとしんどいかな』
『負けちゃう？』
そして五条は羂索の問いかけに答えるように「勝つさ」と自信満々に勝利宣言をするのでした。
決着は一ヶ月後に。
五条悟封印中の被害状況一覧
いよいよ五条悟と宿儺の決戦が始まるわけですが、その前に五条悟が封印されている間の被害状況を箇条書きでおさらいしたいと思います。
※ネタバレにご注意下さい。
- 虎杖（宿儺）が人間を殺害（美々子/菜々子の殺害、渋谷の一般人を大量殺害）
- 禪院直毘人の死亡
- 七海健人の死亡
- 釘崎野薔薇の死亡（死にたてほやほや）
- 狗巻棘の右腕欠損
- 禪院真希の全身火傷
- 東堂葵の左手欠損
- 禪院真依の死亡
- 禪院真希が禪院家の人間を全員殺害
- 夜蛾正道の死亡
- パンダの兄と姉が死亡？（三つの核の二つ失う）
- 九十九由基の死亡
- 羂索が天元を取り込む
- 宿儺が伏黒恵に受肉
- 伏黒津美紀の死亡（?）
五条悟解放組の主人公サイドの戦力
- 呪術高専組：虎杖悠仁、禪院真希、パンダ、狗巻棘、乙骨憂太、秤金次、星綺羅羅、家入硝子、三輪霞、西宮桃、加茂憲紀、憂憂
- 受肉体：脹相
- 死滅回遊組：来栖華、高羽史彦、甘井凛、鹿紫雲一
この内、羂索・宿儺・裏梅と戦える戦力となりそうなのが赤色マークのキャラクターのみ。いずれも特級から羂索クラスで宿儺未満。一番頼りになる天使の来栖華は怪我で戦力外通告。
そして封印直後の五条の台詞がこちら。
「まずったよなぁ、色々とヤバイよなぁ…、…ま、なんとかなるか。期待してるよ、皆」
以上が渋谷事変の10月31日から五条悟封印解除の11月19日までの出来事でした。
五条悟復活のまとめ
- 五条悟は2020年8月3日週刊少年ジャンプ8号掲載第91話『渋谷事変9』で獄門疆に封印
- 五条悟は2023年4月24日週刊少年ジャンプ21-22合併号第221話『得喪』で復活
- 五条悟の封印期間は10月31日から11月19日の19日間でリアルタイムでは約3年ぶりの復活
- 五条悟vs宿儺は仕切り直しで12月24日に決戦予定
- 五条悟には宿儺と戦う前にやっておかなければいけないことがあるが内容は不明
ついに約3年ぶりに五条悟が復活しましたが、さっそく裏梅を瞬殺したり、羂索に冷や汗をかかせたり、宿儺を煽ったりと五条全開でした。
しかし、五条と宿儺の決着は互いに準備期間がいるようで仕切り直しが合致し決戦は12月24日に決まりました。
ついに最終章に突入する予感ですが、五条悟が勝利宣言したもののさすがに一ヵ月の猶予があれば宿儺も残り5本の指の回収して万全の状態で挑んでくるでしょうからどちらが勝つか予想できませんね。
五条がやっておきたいことが鍵になるのでしょうか？先が楽しみです。
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