【呪術廻戦】リカちゃんが復活?乙骨憂太の術式と祈本里香との関係や解呪について

祈本里香が元の姿に戻り驚く乙骨憂太 呪術廻戦

呪術廻戦0の主人公・乙骨憂太は特級過呪怨霊『祈本里香』を顕現させた特級呪術師でしたが、劇中のラストで里香の解呪に成功して里香は成仏しました。

しかし、渋谷事変後に登場した乙骨憂太は再びリカと呼ばれる怨霊を顕現しているのです。

今回は乙骨憂太と祈本里香の関係から術式についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. 乙骨憂太と祈本里香の関係
  2. 祈本里香の解呪について
  3. 乙骨憂太の術式について
  4. リカちゃんの復活と『リカ』と『里香』の違い
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乙骨憂太と祈本里香の関係

祈本里香の解呪を行い別れを告げる乙骨憂太

引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社

【名前】 乙骨憂太おっこつゆうた 祈本里香おりもとりか
【年齢】 17歳 11歳(享年)
【等級】 特級呪術師 特級過呪怨霊
【誕生日】 3月7日
【好きな食べ物・もの】 塩キャベツをゴマ油で 優太
【苦手な食べ物・もの】 ステーキの脂身 優太以外の人間(特に女性と年上男性)
【ストレス】 同級生に会えない

呪術廻戦本編より一年前、そこから更に六年前(優太、里香ともに11歳の頃)、憂太の誕生日に里香は婚約指輪をプレゼントし「里香と憂太は大人になったら結婚するの」という約束と指切りを交わしました。

しかし、里香は憂太の目の前で交通事故に遭い頭が潰れるという非業の死を遂げることに。

その時、死後怨霊となって憂太にとりついたのが特級過呪怨霊『祈本里香』でした。

以来、憂太に攻撃をすると里香の呪いが発動することになり、憂太をイジメてきた者は里香の被害に遭い重傷を負わされることも。自分のせいで被害が及ぶことに苦しんだ憂太はナイフを使って自殺を考えましたが、里香によって自殺を阻止されたため死ぬこともできませんでした。

乙骨憂太が呪術高専に来た理由

里香に呪われて六年もの間、特級過呪怨霊『祈本里香』による被害は数多くありましたが中でも呪術廻戦0冒頭のロッカー詰め事件が決め手となり呪術関係者の調査が入っています。

しかし、担当呪術師は何れも里香の返り討ちになったので五条悟へと引き継がれて回収されることに。(虎杖悠仁と同じ秘匿死刑だが、宿儺のケースとは違い出自不明であるため保留。様子見といった扱い)

優太は自分の殻に閉じこもり消えようとして自殺も考えていましたが五条に「一人は寂しい」と言われた際に何も言い返せないことに気付くと、『誰かと関わりたい、誰かに必要とされて生きてていいって自身が欲しい』という本心からの願いを叶えるために呪術高専を受け入れました。

呪術高専入学後、禪院真希から自信も他人も呪いを祓った後からついてくる諭された憂太は初めて里香を自分の意志で呼び出せるようになったのです。

呪いをかけたのは里香ではなくて憂太

事故死をきっかけに怨霊となった里香ですが、憂太は結婚の約束をした日の記憶を思い出すと『里香が憂太に呪いをかけたのではなく、憂太が里香に呪いをかけた』ことに気付きます。

始めは里香が結婚の約束をしたあとに「じゃあ、ぼくらはずーっとずーっといっしょだね」と憂太が発した言葉のせいだと思い、初めて自分の意志で里香を呼び出せた憂太は改めて『里香の呪いを解く』ことを目的にします。

五条悟いわく『愛ほど歪んだ呪いはない』とのこと。

呪いをかけたのは憂太で間違いないものの、真相は里香が事故死した直後に憂太が「助けなきゃ!死んじゃダメだ、死んじゃダメだ、死んじゃダメだ!」と強く里香の死を拒んだため。

この事実は『祈本里香』の解呪の際に知ることとなり、憂太が自分のせいで里香が化け物のような姿となり、たくさんの人を傷つけることになったこと。そして、夏油傑に狙われる原因となったことを知り、自分を責めることに。

特級過呪怨霊『祈本里香』の解呪方法

特級過呪怨霊となると里香ほどの大きな呪いを祓うのはほぼ不可能とされていますが、『解呪』となると手段はあります。

解呪方法は呪われている本人が何千何万もの呪力の結び目を読み一つずつ解いていくというやり方であり、憂太の場合は里香の呪いを貰い受け刀にこめて支配するというもの。繰り返し量を増やすと、いずれは全てを手中に納めれば里香も優太も晴れて自由の身になることができるそうです。

呪いは物に憑いている時が一番安定するらしく、里香の場合は『婚約指輪』。憂太は指輪を通して祈本里香と繋がることが可能であり、呪力のパイプはすでにできている状態でした。

特級過呪怨霊『祈本里香』の解呪

2017年12月24日に夏油傑が仕掛けた『百鬼夜行』。乙骨憂太は夏油と一騎打ちで勝利しましたが、それには自らを生贄にすることで『祈本里香』の呪力の制限解除を行いました。

そのため、夏油撃破後に憂太は里香と同じところに逝く覚悟をしていましたが、呪いをかけた側、つまり憂太が主従制約を破棄したこと、また呪いをかけられた側である祈本里香自身がペナルティを望んでいないことで『解呪』が完了したのです。

解呪の際には特級過呪怨霊の姿から11歳の祈本里香に戻り、この6年が生きている時より幸せだったことを伝えるほか「バイバイ、元気でね。あんまり早くこっちにきちゃダメだよ?」と別れを伝え成仏しました。

 

乙骨憂太の術式は『里香』

乙骨の術式を複雑化しているのが作中で特級過呪怨霊『祈本里香』の顕現と『模倣』を術式として使用していることですが、本来の術式名は『里香』と公式ファンブックに書かれています。

乙骨憂太の能力

  1. 特級過呪怨霊『祈本里香』の顕現、あるいは完全顕現
  2. 『模倣』
  3. 『反転術式』
  4. 『領域展開』

どうやら『模倣』と『反転術式』は技扱いの模様。

優太自身の呪力量は五条よりも多いですが、五条の場合は呪力消費がほとんどなく、憂太の場合は呪力切れがあるためパフォーマンスでは五条が上。

特級過呪怨霊『祈本里香』とは

特級過呪怨霊祈本里香の完全顕現

引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社

11歳で死亡した祈本里香の怨霊で、等級は特級過呪怨霊。通称『呪いの女王』

変幻自在、底なしの呪力の塊であり、『婚約指輪』を通して憂太は里香と繋がることができます。また、自らを生贄とした呪力の制限解除も可能。その力は世界を変える力と言われています。

『特級過呪怨霊祈本里香が可能なこと』

  1. 無条件の術式模倣
  2. 底なしの呪力

どちらも最愛の人の魂を抑留する縛りで成り立っています。

本来術師は呪力の漏出がほぼ無いために術師から呪いは生まれにくいと言われていますが、術師本人が呪いに転ずることはあるとか。

祈本里香の場合は、憂太が里香の死を拒んだこと、里香が優太といることを強く望んでいたことでバグが生じ、無意識の内に憂太が里香の魂を呪力で繋ぎ止めることに成功しました。

特級過呪怨霊となった里香の自我はほとんどない状態であり、ぼんやりと夢の中で憂太を見て過ごすような感覚。生前から独占欲は強かったものの、怨霊となってからは特に攻撃的になっています。

リカちゃんの復活と『リカ』と『里香』の違い

乙骨憂太のリカちゃん完全顕現

引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社

『呪術廻戦0』で特級過呪怨霊『祈本里香』の解呪が果たされたため、憂太は特級呪術師から4級呪術師に下げられています。

しかし、憂太は百鬼夜行後わずか三ヵ月で特級術師に返り咲き『リカ(以前は里香と漢字表記)』と呼ばれる式神(怨霊?)を顕現することが可能となっています。通常は一部分のみ顕現可能。

リカは祈本里香の成仏後に憂太に残された外付けの術式と呪力の備蓄。※外付けの術式が何なのかは今のところ解説なし。

リカそのものは特級過呪怨霊『祈本里香』に似た容姿ですがデザインは少し異なっており、生前に里香が憂太にプレゼントした婚約指輪を通してリカと接続するといった手順はそのまま。

『リカとの接続により可能なこと』

  1. 術式の使用
  2. リカの完全顕現
  3. リカからの呪力供給

リカの体内には複数の武器が内包されており、好きな武器を選べる模様。

リカと接続することで『模倣』も使用可能となり、死滅回遊編では狗巻棘の『呪言』やドルゥヴの『式神』を使用。

また、リカの完全顕現中のみ呪力の高出力指向放出が可能となります。

なお、接続持続可能時間は5分間。これを過ぎるとリカとの接続は自動的に切れることとなりリカは消え、術式の使用も不可になります。

乙骨憂太の『模倣(コピー)

呪術廻戦0時点の優太は最愛の人の魂を抑留するという縛りで『無条件の術式模倣』を可能にしていました。

それにより何の条件もなく狗巻棘の『呪言』を模倣し使用していましたが、特級過呪怨霊『祈本里香』の解呪後はこの限りではありません。

里香の解呪後の模倣の条件は明確にはされていませんが、憂太と戦った石流龍の解析ではおそらくリカが対象の血肉もしくは呪力を取り込むことで模倣が使用可能になると予想。

実際に死滅回遊編では切断された烏鷺亨子の腕をリカが咥えており、その後に憂太が烏鷺の術式を使用していますので、解呪後は対象の何らかをリカが取り込むという縛りがあると思われます。

乙骨憂太の『反転術式』

反転術式とは、負の呪力に負の呪力を掛け合わせた正の呪力であり、肉体の回復などが可能となります。

極めて繊細な呪力操作故に術師の中でも使い手はごく少数。

更に憂太の場合は反転術式をアウトプットすることが可能な希少な存在です。

乙骨憂太の領域展開は不発

祈本里香の解呪後に再度特級呪術師に返り咲いた憂太は領域展開を使用できるのは確定していますが、不発に終わったため効果は不明です。

単行本20巻第178~179話『仙台結界⑤~⑥』にて、死滅回遊に参加した憂太は仙台結界で過去の呪術師の受肉体泳者である石流龍と石流亨子を相手に三竦みの状態で領域展開を使用。

しかし、結界術は外からの攻撃に弱いため三人が領域を展開した瞬間に外界から特級呪霊・黒沐死が襲撃したため三人の領域は崩壊。そのため、憂太だけではなく、石流や石流の領域の効果も不明となりました。

 

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まとめ

  1. 乙骨憂太と祈本里香は11歳で結婚を誓った仲
  2. 祈本里香は11歳で事故死したものの、乙骨憂太が里香の死を拒み無意識のうちに呪いをかけたため特級過呪怨霊『祈本里香』として憑りついた
  3. 『呪術廻戦0』のラストで、乙骨憂太が主従制約を破棄し、祈本里香自信が罰を望んでいないために呪いの解呪に成功し祈本里香は成仏した
  4. 特級過呪怨霊『祈本里香』は、最愛の人の魂を抑留する縛りで『無条件の術式模倣』と『底なしの呪力』を可能にした
  5. 乙骨憂太は祈本里香の解呪後、三ヵ月で特級術師に返り咲く
  6. 祈本里香の成仏後に憂太に残された外付けの術式と呪力の備蓄『リカ』の顕現が可能
  7. リカとは祈本里香の婚約指輪をつけることで接続可能で、接続中は『術式の使用』『リカの完全顕現』『リカからの呪力供給』が可能
  8. リカとの接続持続可能時間は5分間
  9. 乙骨憂太は『模倣』は、リカが対象の何らかを取り込むことが条件(祈本里香の場合は無条件だった)
  10. 乙骨憂太の『反転術式』は、自身の怪我の回復だけでは他人にアウトプットできる

乙骨憂太は登場初期から特級呪術師という最強レベルのキャラクターでしたが、祈本里香の解呪により一時期は4級呪術師に下落。

しかし、わずか三ヵ月で再び特級呪術師に返り咲いたことで最強キャラとして戻ってきました。

ただし特級過呪怨霊『祈本里香』は外付けの術式と呪力の備蓄『リカ』となっており、呪力や術式はリカと接続しなければならないほか、その接続持続可能時間は5分とかなり短いものとなっています。

リカとの接続および完全顕現しなくとも呪力の総量は圧倒的ですが、やはり呪術廻戦0に比べると弱体化しているのは仕方ありません。

 

 

 

 





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