【ダンジョン飯】フィオニルの正体はエルフのスパイ?かわいい彼女の正体とその後は?

ファリゴンの調理を手伝うドニとフィオニル ダンジョン飯

漫画『ダンジョン飯』の序盤で登場した新人冒険者のフィオニルは、ネット上で「かわいい」と大人気のキャラクターです。

しかし、実は彼女は西方エルフと関係があることが判明しました。

今回はフィオニルの正体や再登場シーンとその後についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. フィオニルのプロフィール
  2. フィオニルの種族
  3. フィオニルの正体
  4. フィオニルの初登場
  5. フィオニルの再登場
  6. フィオニルのその後
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フィオニルのプロフィール

ドニとフィオニルの初登場

引用元:九井諒子『ダンジョン飯』 出版:KADOKAWA

【名前】 フィオニル
【誕生日 / 年齢】 8月27日 / 62歳
【人種 / 性別】 ハーフエルフ / 女
【出身地】 北中央大陸
【家族構成】
【身長 / BMI】 150cm / 18
【好物 / 苦手】 魚介のスープ / 乳類
【声優】 森田涼花

フィオニルは迷宮探索をする新米冒険者の魔術師。

金髪で癖毛の髪質と終始涙を浮かべた困り顔が特徴的。トールマンの男性で同じく新米冒険者の戦士であるドニとパーティーを組んでいます。

初めての死因は『弓の罠による外傷』です。

酒は嫌なことがあった時に忘れるために飲むタイプで、耐性は普通程度。なお、目つきはヤバい模様。

フィオニルの種族はハーフエルフ

本編でフィオニルの種族は明かされていないため、長らくエルフと勘違いされていました。

しかし、ダンジョン飯『ワールドガイド 冒険者バイブル』にて彼女の種族が『ハーフエルフ』であることが判明。

なお、家族構成が父親一人と記載されているため、父親がエルフで母親がトールマンの可能性が濃厚。マルシルとは互いに同族であると気付いているのかは不明。ダンジョン飯に登場する希少な二人目のハーフエルフになります。

正体は西方エルフに雇用される魔術師

フィオニルの正体に触れたのはダンジョン飯『ワールドガイド 冒険者バイブル』の紹介ページ。

実は彼女、西方エルフが迷宮の情報収集のために雇用していた魔術師だったのです。迷宮外の様子を報告する役割を与えられていたためある種『スパイ』活動でもありますが、ドニの話に心をうたれてから迷宮探索に加わったとのこと。

なお、ドニが何と言ったのかは不明。(ドニの紹介には片っ端から冒険者に声を掛けたその一人がフィオニルとのこと)

おそらくフィオニルが報告を怠ったことがカナリア隊が早くに来訪する要因に。そのため、カナリア隊が来訪した際にはカナリアの隊員に勝手な行動をとったこと、そしてドニに正体がバレることを恐れて一時的に身を隠していたそうです。

初登場は単行本1巻第3話(アニメは第2話)

フィオニルの初登場は単行本1巻第3話『ローストバジリスク』(アニメは第2話に収録)。

ライオス一行が地下二階を訪れた際に発見したのがフィオニルが所属するパーティーであり、確認される限りでは6人パーティー。休憩中、炙った塩漬け豚をパンに乗せて食べており、その後バジリスクの襲撃に遭いました。

フィオニルたちの悲鳴を聞きつけたライオス一行は二人を救助。なお、遭遇した際にはすでにドニとフィオニルの二人のみ。

ライオス一行に助けられた際に迷宮に挑戦し3ヵ月が経過するが毎回同じところで全滅し進歩がないことを相談し、センシから食生活の改善・生活リズムの見直し・適度な運動の3点に気を付けることを学びました。

なお、原作漫画ではライオス一行と別れた後に再びパーティーと合流しており、迷宮探索を継続していた模様。しかし、人喰い植物に挑んで全滅している様子が描かれています。(※後に登場するので蘇生された模様)

フィオニルの再登場

フィオニルの再登場は単行本12巻第77話『迷宮 -1-』。

迷宮の異変が頻発した物語終盤、島主の意向でタンスらが迷宮内の立ち入り禁止を決起。パッタドルの要請を受け外で待機していたフラメラ隊が迷宮へ進軍するも、タンスらによりエルフを含めた冒険者一同も地下一階で足止めをうけていました。

そんな中、連絡用妖精からライオス一行が狂乱の魔術師を撃破したと報告が舞い込むと、情報を得たタンスがナマリに報告。その際、ナマリは驚きのあまり大声で内容を復唱してしまい、周囲の冒険者たちに聞こえてしまいます。

わざめく地下一階に留まる冒険者たちの中にフィオニルとドニがいたのです。なお、この時のフィオニルは西方エルフから身を隠すためかフードを着用。

また、マルシルが迷宮を作り変えたことで地下一階に地下二階の森と魔物が浮上すると、バジリスクが出現。その際、フィオニルとドニがバジリスクから逃げている姿が描かれています。(ドニがフィオニルの肩に手を回して避難させている描写)

西方エルフはライオス一行を不穏分子と考えており、カナリア隊がライオス一行と接触したところで連絡が途絶えたため、ライオスが新たな迷宮の主になろうと画策していると誤解。また、魔物が大好きという情報からライオス一行を仕留めようと進軍します。

そんな折に西方エルフの進軍を止めたのはオークでした。オークたちはライオス一行に恩があり、ライオスの支持を表明。

すると、彼らの主張の後に手を挙げたのはドニであり、ドニと一緒にフィオニルが前に出てくるとオークたち同様にライオス一行を支持することを表明するのです。迷宮内でバジリスクに襲われていたところを助けてくれ、見返りも求めず解毒用の薬草をバジリスクの肉に擦り込み丁寧にローストして食べさせたこと、食事の重要性を教えてくれたことを話すと、ライオス一行は魔物に精通した人たちである一方で決して人類に仇なすような人たちではないと訴えました。

また、ドニとフィオニルの証言の後、タンス夫妻やナマリ、シュローも概ねドニたちの意見に賛同。

その後はこの階層にいる西方エルフ以外の人種がエルフに反抗すると、エルフと戦う素振りをみせつつ各々が方々へ散会。エルフを撒きながらライオス一行を探しに迷宮へ侵入するのでした。

以降のフィオニルの登場シーン

単行本12巻第84話『マルシル -2-』の扉絵にも小さく描かれています。また、マルシルが操る魔物の群れと西方エルフや冒険者たちが戦闘するシーンがありますが、描写はないものの、迷宮内にいたのでおそらくフィオニルとドニも魔物の大群と戦っていると予想。

また、単行本13巻第89話『翼獅子 -4-』にて、翼獅子と入れ替わったライオスが迷宮に戻ってきた際、ライオス一行が水に落下する様子を眺めているモブの中にフィオニルとドニを確認。続く第90話『翼獅子 -5-』にて、ライオスのグルメガイドを回し読みしている中にもカナリア隊から本を回して受け取るドニとフィオニルの姿が描かれています。

なお、その後はライオスの肉体を手に入れた翼獅子が人類を飲み込んでいるため、描写はありませんが、ドニとフィオニルも一度翼獅子の世界に連れて行かれていることになりますが、翼獅子討伐後に迷宮の崩壊が始まり飲み込まれた人たちは全員地上に吐き出されたので、二人とも生還しました。(※描写なし)

単行本14巻第92話『島』では、地上へ出た後に一同は行方不明になったライオスを探していますが、これまでに関わったキャラクターたちがライオスを捜索する中、ドニとフィオニルの姿も小さく描かれています。

また、続く第93話『ファリン -1-』、ライオスが妹を食べて欲しいとみんなに頼むシーンでは、事情を説明せずいきなり「妹を食べてほしい」と言われた一同がライオスに詰め寄っており、その中に青ざめるドニと号泣しているフィオニルの姿が。その後には理由を知って協力する方針であり、調理の手伝いに出てくる際に二人の姿が描かれています。

第94話『ファリン -4-』では、完成した料理をどこに運ぶのかをマルシルに訊ねる集団がおり、その中に二人の後ろ姿が。食事会で行われたライオスの戴冠式の際には、野次馬がライオスの二つ名を好きに呼び掛けており、ドニが恥ずかし気に「魔物喰い!」と掛け声を出す隣でフィオニルは微笑んでいました

そして、ライオスが登壇し見下ろした群衆の中にも小さいながらしっかりと二人の姿が描かれています。その後はみんなと一緒にファリゴン料理を満腹まで食べた模様。

フィオニルのその後

ライオスがメリニの王になった後はドニとともにメリニに残っています。

そして、フィオニルは教師として働いているそうです。

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まとめ

  • フィオニルはドニとパーティーを組む新米冒険者
  • フィオニルはハーフエルフの62歳
  • フィオニルの正体は西方エルフに雇用される魔術師で迷宮の情報収集が仕事だったが、ドニの話に心をうたれて迷宮探索に加わる。そのため、西方エルフへの報告を怠る
  • フィオニルの初登場は単行本1巻第3話『ローストバジリスク』で、ライオス一行に救われる
  • フィオニルの再登場は単行本12巻第77話『迷宮 -1-』
  • フィオニルは最終話までちょこちょこ描かれているが基本的に台詞はなく、いつも通り涙を浮かべた困り顔
  • フィオニルのその後はドニとともにメリニの残り教師をしている
かわいいと人気のフィオニルですが、正体は西方エルフに雇用されていた魔術師であり、ドニにバレたくないと思っているため後ろめたさはあるようです。
しかし、ドニの話に心をうたれて冒険者になって以降、ずっとドニと一緒に行動し、最終回以降も同じメリニに残って暮らしているため、フィオニルはドニに気があるのかもしれません。
また、マルシルとは友達になれるのかも気になりますが、何らかの媒体で触れられるといいですね。

ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル

著者:九井諒子
出版社:KADOKAWA

 
 

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