【ちびまる子ちゃん】永沢君の家の火事の回は何話?悲劇の全焼と火事のトラウマ触発エピソードなどを紹介 | 漫アニぶろぐ

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【ちびまる子ちゃん】永沢君の家の火事の回は何話?悲劇の全焼と火事のトラウマ触発エピソードなどを紹介

【ちびまる子ちゃん】永沢君の家の火事アイキャッチ ちびまる子ちゃん

ちびまる子ちゃんの伝説およびトラウマ回の代名詞となったのが「永沢君の家、火事になる」のエピソード。

まる子のクラスメイトの永沢君の家が火事になる悲劇的な内容が描かれたこの回では、全てを失う絶望感やそれを気遣い周囲の気まずさなど、リアルな人間描写が衝撃的でした。

今回は問題となった永沢君の家の火事とその後についてご紹介したいと思います。

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ちびまる子ちゃん、「永沢君の家、火事になる」の詳細

まる子のクラスメイトの永沢君の家が火事になったのは、原作の単行本10巻66話「永沢君の家、火事になる」の回で、アニメではアニメ第1期116話(1992年3月29日)で放送。

タイトルから内容がほぼ分かってしまう大胆な構成ですが、物語は春休み中のまる子が消防車のサイレンを聞き、祖父の友蔵さんと一緒に火事現場へ向かうところから始まります。

その燃えている家がクラスメイトの永沢君の家だと判明し、永沢一家が必死に逃げる姿が描かれました。

永沢君の家の火事の流れ

【ちびまる子ちゃん】永沢君の家の炎上

引用元:さくらももこ『ちびまる子ちゃん』 出版:集英社

ある春休みの日、まる子は家の縁側でぐーたら過ごしているとお母さんから怒られてしまいます。説教が終わった直後、近くで消防車のサイレンが鳴り響くと、まる子は友蔵に声を掛けて火事の方向を確認すると、意外と近い距離で煙が上っているのを確認。

そして、まる子と友蔵は野次馬根性で現場に急行。道中には同じような野次馬たちが火事の方向へ駆けつけており、まる子たちも現場に到着。しかし、炎上する家を前にして、まる子はその家が永沢君の家であることに気付きます。

現場には消防車が到着しすでに放水活動中。消防士に誘導され避難する永沢一家の様子が描かれており、赤ん坊を抱き抱えた母親や玩具を抱えて青褪める永沢君を先導する父親の姿が印象的。また、外に避難した後、永沢君は「ぼくの家がっ、ぼくの部屋がっ」と泣き叫び、今にも戻ろうとする彼の腕を掴む母親。

泣いている永沢君を遠目にまる子と友蔵は「そりゃ泣きたくもなるよ」ともらい泣き。大事なものが全部燃えてしまう悲しみを想像するまる子の横に、永沢君の身長を刻んだ柱のキズや大好きな本や絵などの思い出が描かれます。

とはいえせっかく来たのだから永沢君を励ましておいでと言う友蔵。しかし、当然ながら、炎上する家を前に「燃えてる…ハ…アハハ…」と茫然自失と立ち尽くす永沢一家を見てとても声を掛けられる状況ではないと近寄るに近寄れないまる子でした。

その夕方、永沢家の火事については『清水市内で3棟全焼』という見出しで夕刊に掲載されており、炎上する様子を写した写真も掲載。なお、その写真の野次馬の中にまる子と友蔵が写り込んでいることに気付いたヒロシたちは、呑気に「こんなことならもっとおしゃれしてゆくんだったよ」などと談笑する模様。

永沢君を励ます会

【ちびまる子ちゃん】永沢君を励ます会

引用元:さくらももこ『ちびまる子ちゃん』 出版:集英社

火事発生の夕方、丸尾君から電話がかかると明日の2時に教室で『永沢君をはげます会』を行うという通達が入ります。余計なことをせずそっとした方がいいと思うまる子でしたが、翌日、学校は火事の話で持ち切り。

学校中が火事について話題にしている中、当の永沢君がやってくると、永沢君は完全にどんよりと沈んだ空気を放ちます。発案者の丸尾君が司会を務め、永沢君を励ます会は始まりを迎えますが、クラスメイトが一人ずつ励ましの言葉をかけるも、どんな言葉も永沢君には響かず空気は最悪。一言一句が度胸を試される空気感に一同は息を呑みます。

中には、はまじが「新聞に出ることなんてめったにないから少しはよかったな」と余計な一言を言い逆効果になることもあり、その後も皆が慎重に言葉を選びながら励ますも空気は凍ったまま。全員の励ましの言葉が終わり丸尾君が「永沢君、少しは元気になりましたか?」と訊ねるも、永沢君が「…みんなはいいよな…火事にならなかったんだから…」とぐうの音も出ない一言を述べ、教室は氷河期を迎えます。

永沢君のその後

TVアニメ版では、永沢は火事をその後も頻繁に引きずっており、定期的に呼び起こされるトラウマとして定着。藤木君もその度に火事のことは忘れるようにと支えます

また、TVアニメ版で放送された「永沢君の家、火事になる」の翌週に、原作にはない「永沢君ちの火事見舞に行く」が放送され、まる子とたまちゃんに加え、丸尾君たちなどのクラスメイトが火事見舞に訪れるエピソードが描かれました。

火事後永沢一家は大変で、父親は田舎の親の下へ借金をしに旅に出て、母親は乳飲み子を抱えた上での心労がたたり入院していました。しかし、永沢君の親戚にお金持ちのおじいちゃんがいたため、一時的に間借りしているようで、火事後の住居に困った様子はなくて安心するまる子たちでした。

なお、作者のさくらももこ先生によると、作者の同級生が火事で家を失った時に立派な親戚の家にしばらくの間住むことになったのを見て不謹慎ながら羨ましくなった体験が元ネタとのこと。

永沢君の新築パーティー

【ちびまる子ちゃん】永沢君の家新築パーティー

引用元:さくらももこ『ちびまる子ちゃん』 出版:集英社

火事で全焼した永沢君の新しい家が完成したのは原作11巻収録「永沢君ち 新築パーティー」の回で、TVアニメ版では1995年第2期11話、2025年4月6日の「春のさくらももこまつり」で新規作画で放送されています。

火事から一年後、永沢君は新しい家が建ったことをクラスメイトに報告すると、まる子たちは永沢君を祝福。永沢家で新築パーティーをやるらしく、永沢君に誘われたまる子達は翌日永沢君家へ向かう約束をします。なお、永沢君は他に花輪君も誘いますが、花輪君の時は上品な笑顔にやられて彼が来てくれることに「光栄です」とカーテシーで返すも、誘ってもいない山田が勝手に来ると言い出した際には「どうしていつもボクは山田君のペースにのまれてしまうんだろう」と反省する模様。

友達をパーティーに誘ったことを報告する永沢君。母親は花輪君が来ることを知り歓喜し、父親は「こいつなかなかやるな」と褒め、永沢君は翌日を心待ちにします。

翌日、永沢君に誘われたまる子・たまちゃん・藤木君・はまじ・丸尾・みぎわさん・山田が到着しそれぞれお祝いの品をプレゼントしますが、案の定山田は手ブラ。また、山田は永沢君の部屋にあったプラモを壊したり、パーティーの食事を食べ過ぎてお腹を痛めるなど迷惑をかけまくることに。

永沢君は山田のことを放っておいて皆で遊ぼうと持ち掛けますが、母親やまる子達は山田に付きっ切りとなり、せっかくの新築パーティーで主役になれると思っていた永沢君は楽しみにしていたパーティーを台無しにされて一人ベランダで黄昏れてしまいます。

そんな永沢君を励ますのは親友の藤木君。自分なんて皆にはどうでもいい存在だと落ち込む永沢君に対し、「ボクは山田君なんてどうでもいいよ。死んだって生きたってどうでもいいよっ。でも永沢君…キミのことはいつも忘れないよ」と励まし、お祝いのために用意していた新しいプラモをプレゼント。藤木君の言葉に感動した永沢君は一生の友情を誓い機嫌を直すのでした。

なお、オチはパーティーに遅れた花輪君が担当。遅れてやってきた花輪君はヒデじいと共に訪問し母親に挨拶を済ませると、お祝いの品に『西洋の鎧』をプレゼント。一同は花輪君からのプレゼントがどんなものかと期待を高めていたため、確かに高級品ではあるものの、その予想外な品物に言葉を無くし唖然として、母親は「…まあ、うれしい。ちょうどこういうのほしかったんです」と述べ、永沢君は「かあさん、コレ鉄だからまた火事になっても焼けなくていいね」と気が動転し心にもないことを言い合いのでした。

永沢君の火事のトラウマ関連エピソード

上述でも触れた通り、永沢君は火事のことをトラウマにしており、ひょんなことから火事を連想してはブルーに陥っています。

特にTVアニメ版ではもはや持ちネタのように擦られており、例えば1991年1期第68話「まるちゃん作文をかく」では永沢君が火事の思い出を作文に書き読み上げ、1992年1期第104話「まる子 たこあげをする」では永沢君がが焚き火に落ちたたこを見て火事を想起するシーンが描かれています。なお、アニメ版では「永沢君の家火事になる」よりも前のエピソードの模様。

その他にも火事の思い出を触発されたエピソードは数多く存在。

1992年1期第132話「明日から夏休み」では、永沢君の通信簿を見た藤木君が「先生は永沢君の成績をもっと甘くしてやるべきだ」と気をつかいますが、永沢君は「よしてくれ藤木君、成績表は火事とは関係ないよ」と一蹴。1992年1期第137話「巴川の花火大会」では、花火を見た永沢君が案の定火事を思い出すシーンが描かれます。

また、1995年2期第34話「まる子 きもだめしに出かける」では、永沢君は提灯を持ってきますが、山田が提灯役を代わり自由に走り出すと転倒したせいで枠の紙が燃え広がる事態に。それを見た永沢君はトラウマをフラッシュバックさせ凍りつくと、山田は「永沢君、今コレ見て火事のこと思い出したろ、アハハ…」と傷を抉りトドメ。永沢君の頭の中には「バカなくせしていやな奴…」と、山田のことでいっぱいになっています。

1997年2期第151話「忘年会をやろう」では、永沢君が藤木君の失敗談を話しバカにしたような態度から、杉山君が「永沢、お前家が火事になったからって調子にのるなよ」と怒る場面も存在。

いずれも突然投げ込まれる爆弾と永沢君の反応は、わずか数秒というシーンに強い衝撃を起こしています。

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まとめ

以上「永沢君の家の火事とその後」についての紹介でした。

漫画ならびにTVアニメ版「永沢君の家、火事になる」は、永沢君の悲壮感が伝わる衝撃的なエピソードであり、その後に新築を建ててもトラウマは消えず些細な出来事から火事をフラッシュバックさせています。

永沢君の火事ネタは火事の悲惨さとそれに対するクラスメイトたちの対応を描いており、笑いと切なさを同時に感じさせる印象的なエピソードです。この回を通じて火の怖さを学び、友情や家族の大切さを改めて考えさせられます。

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