【ドラゴンボール超】悟飯のビーストは独自の進化形態!強さは身勝手の極意と互角?

損悟飯の覚醒ビースト ドラゴンボール超

漫画・劇場版で描かれた『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』で孫悟飯はビーストと呼ばれる究極の姿に進化を遂げました。

ビーストに変身した悟飯は超サイヤ人ブルーでも勝てたかどうかわからないと言われるセルマックスを超越した力を見せつけましたが、ビーストの強さはどのくらいなのでしょうか。

今回は孫悟飯の『ビースト』についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?
  • 孫悟飯の変身『ビースト』について
  • ビーストと身勝手の極意の強さ比較

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孫悟飯の変身『ビースト』の登場

損悟飯のビースト状態

引用元:原作・鳥山明 作画・とよたろう『ドラゴンボール超』 出版:集英社

初登場は映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』より。

セルマックス(未完成)の弱点である頭を貫く力を溜める際、ピッコロがセルマックスに痛めつけられる姿を見ているしかできなかった怒りをきっかけに目覚めた力です。

ちなみに、『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』は原作「ドラゴンボール」の最終回エピソードの1年前の出来事です(最終回のパンの年齢が4歳であり、スーパーヒーロー時は3歳であるため)。


ビーストの特徴

悟飯が初めてビーストへ変身したのは超サイヤ人2と同じく怒りが発端であり、悟飯が一撃でセルマックスを仕留められるパワーを練る間、ピッコロがセルマックスの足止めをする様子をただ見ているしかできなかった状況で痛めつけられるピッコロを前に助けに行くこともできない自身への情けなさやセルマックスへの怒りがきっかけを生みました。

高めた感情を解き放つと同時に青白いオーラが爆発し変身。髪の毛は超サイヤ人2より太く長く逆立ったシルバーであり、瞳は透き通るような赤色に変化。

アルティメットの限界を超えて覚醒した新形態であり、今の悟飯の究極の姿となります。

纏う気は赤みがかった紫色のスパーク。

原作者・鳥山明先生によると少年時代の覚醒イメージをベースに悟飯独自の進化を遂げた形態であり、変身名は悟飯の中の野獣が目覚めたイメージから『ビースト』と命名。作中での命名はピッコロ。

ビーストは超サイヤ人や神の技ではない進化形態

潜在能力を限界以上に引き出したのがアルティメットであり、ビーストはアルティメットの限界を超えて覚醒した姿であるため、超サイヤ人ではありません。

一方で、神の技ではないともウイスが解説しているため、悟飯独自の進化形態であり、特別な才能による進化と言われています。


ビーストの強さ

ビーストの強さについては作中のキャラクターの発言を参考にするしかありません。

ピッコロ「ガンマという人造人間たちの実力はあの2人(悟空、ベジータ)にも匹敵しそうだ」

悟飯「あんなセルの化け物父さんやベジータさんがいても倒せなかったかも…」

以上の発言に加えて、実力的に悟空たちと匹敵すると予想されるガンマ1号2号より数段強く生まれたのがセルマックス(未完成)。そして、ガンマを圧倒する強さに進化したのがオレンジピッコロであり、そのオレンジピッコロよりセルマックスの方が強さは上です。

そして、悟飯のビーストはセルマックスを圧倒的に上回ります。

ガンマやオレンジピッコロを一方的にいたぶるセルマックスの攻撃が直撃してもびくともしない強度を持ち、ただの蹴りがセルマックスの巨体を吹き飛ばす威力。また、必殺技である魔貫光殺砲はセルマックスの特大技だと思われる巨大なエネルギー弾を貫通し弱点の頭を射る貫通力を持ち、宇宙圏まで飛距離を伸ばしています。

宇宙サバイバル編で悟空とベジータの超サイヤ人ブルーを目の当たりにしたピッコロと悟飯がガンマ1号2号、そしてセルマックスの強さを悟空とベジータで比較しているため、セルマックスを凌駕するビーストは最低でも超サイヤ人ブルーを超える強さを持つと予想されます。

ビーストの気はビルスの星まで届いており、悟空曰く『とんでもない気の嵐』とのこと。

ビルスの星での手合わせではブロリーとも戦っており、ビルスは修行によって自我を保ちながら超サイヤ人へ変身できるようになったブロリーよりも悟飯の方が力を使いこなしていると評価。

その際、ウイスに悟飯を破壊神候補とするのかと問われると「マジメなあいつに破壊はできん」と却下しますが、言い換えればビースト状態の悟飯は破壊神候補になり得る力を有していると解釈できます。

ビルス星での手合わせを考慮すると、超サイヤ人状態のブロリーと互角以上に戦える強さとなります。


ビーストと身勝手の極意の強さ比較

セルマックスの後日、ビルスの星にて悟空は悟飯と手合わせをしています。

その際、お互いに最強の技であるビーストと身勝手の極意でぶつかりますが、本気を出していない状態では互角(攻撃力はややビーストが上)。

一方で悟空が身勝手の本領である回避技を発動させると戦闘経験や修行量の差が明確に現れて悟空が優勢になります。

しかし、悟飯はビーストの状態でキレる直前まで気を高めてコントロールすることで爆発的な攻撃力と瞬発力を纏い身勝手の極意の回避速度を超えて悟空に攻撃を当てることに成功します。

以降は本気を出した身勝手の極意と高めた気をコントロールした状態のビーストではほぼ互角の戦いを繰り広げていることから、悟空と悟飯の実力はほぼ拮抗していると考えられます。

悟飯曰くキレる直前まで高めた気をコントロールするのが一番力を引き出せるとのこと。

しかしながら、両者の実力に着目すれば、力量はほぼ互角であるものの戦闘経験と修行量の差を鑑みると実際に全力で戦えば悟空の方が優勢になるかもしれません。

ただ、超サイヤ人や神の気を纏っているわけでもないのに天使の技である身勝手の極意(悟空の身勝手の極意に限る)とほぼ同等の強さまで進化しているあたり、悟飯の潜在能力の高さは作中一番です。


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まとめ

孫悟飯のビーストについてのまとめ

  • 孫悟飯のビースト
    • 初登場は映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』(原作「ドラゴンボール」の最終回の1年前の出来事)
    • ビーストは、怒りをきっかけに覚醒した悟飯の究極の姿
    • 青白いオーラ、赤みがかった紫色のスパーク、太く長く逆立ったシルバーの髪、透き通るような赤色の瞳が特徴
    • ビーストはアルティメットの限界を超えて覚醒した姿であり、超サイヤ人や神の技ではない独自の進化形態
    • ビーストは超サイヤ人ブルー以上の強さ
    • 悟飯ビーストと身勝手の極意の悟空の実力はほぼ互角

現状、天使や神を除いて人間が極めた強さの上澄みに立つ身勝手の極意状態の悟空やブロリーですが、悟飯はビーストという独自の進化形態で神の領域に匹敵する力を得ました。

悟飯はスーパーヒーロー以降ピッコロに修業を積んでもらっていますが、ほぼ潜在能力の高さだけで神の領域に踏み込んでいるため、前作ドラゴンボールに引き続き作中で一番強いのは設定上悟飯なのでしょう。

残念ながら悟空やベジータと違って働いているので修業する時間が限られているのが残念ですが、逆にその生活スタイルが悟飯の潜在能力を戦闘で引き出しているのかもしれませんね。

ただ、ピッコロもそうですが、覚醒イベント一つで何年も修業に明け暮れている悟空とベジータに並ばれると二人の立つ瀬がないような気もします…。


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ドラゴンボール超

作者:鳥山明
作画:とよたろう
出版社:集英社

 
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