【鬼滅の刃】鳴女の過去が判明!人間時代に無惨を襲うヤバい女|能力と最後はどうなる?

琵琶を弾く鳴女 鬼滅の刃

漫画『鬼滅の刃』に登場する鳴女は琵琶を弾いて無限城を操る鬼として記憶に残っています。

淡々と仕事をこなす鳴女はどういった人間で、どんな最期を迎えたのでしょうか。

今回は鳴女の過去・能力・最後についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. 鳴女のプロフィール
  2. 鳴女の過去|人間時代
  3. 鳴女の能力|血鬼術
  4. 鳴女の最後
  5. 鳴女の声優
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鳴女のプロフィール

上弦の肆となり単眼に『肆』の字が刻まれている鳴女の素顔

引用元:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』 出版:集英社

【名前】 鳴女
【人間時代の名前】 不明
【身長・体重】 不明
【死地】 無限城内
【声優】 井上麻里奈

長い黒髪で目元を隠した和服の女性で、琵琶を演奏する鬼。『琵琶鬼』または『琵琶女』、『琵琶の君』とも呼ばれています。

鬼舞辻無惨の根城である無限城内の空間を操る能力から無限城を管理する立場にあり、十二鬼月を招致するのが鳴女の役割です。

そのため、十二鬼月になる以前から無惨のお気に入りとして傍らで活動しています。

上弦の鬼を招集した際には「(早く帰ってくんないかな)」と考えていた模様。上弦の弐・童磨の誘いも「お断りします」とキッパリ言い放つ度胸もあります。

鳴女の過去|人間時代に夫を殺害

鳴女の人間時代の名前は不明。

人間時代の鳴女は無名の琵琶奏者で演奏で日銭を稼ぐ既婚者。ただし、博打ばかりする夫のせいで貧しい暮らしを送っていたとのこと。

ある時、夫が一着しかない琵琶演奏用の着物まで売って博打に使ったことをきっかけに鳴女は逆上。ついに夫を殴り殺してしまいます。

その後、仕方なく普段のボロボロの着物のまま職場に向かうと、客に嫌な顔をされながらも強張って震える手で琵琶を演奏したところ音色を称賛されるという珍事に発展。

この出来事を経て鳴女の思考はぶっとんだようで、人を殺した後で琵琶を演奏するようになり、そのたびに高く評価されるようになりました。

鬼舞辻無惨を襲い鬼となる

人を殺した後なら良い演奏ができると味を占めた鳴女は、多くの人間を殺害してきました。

そして、鳴女が次に選んだ相手は何と鬼舞辻無惨だったのです。

しかし、当然ながら無惨は鬼であるため呼吸も使えないただの人間が殺せるはずもなく、鳴女は無惨に襲い掛かるもすぐに返り討ちに遭いました

ここで鳴女は殺されると思いきや、意外にも無惨は鳴女を気に入り鬼にするのでした。

無惨はまさか自分が襲われる側になるとは思わずある意味驚いたことでしょう。

鳴女=沙代説 / 鳴女=善逸の母親説の否定

ネット上には鳴女の正体を『沙代』もしくは『善逸の母親』と考察するものが多くあります。しかし、何れも公式ファンブック『鬼殺隊見聞録・弐』にて鳴女の人間時代が明かされたため、どちらも否定されることになりました。沙代に関しては単行本16巻の幕間で現在も生きていることが明かされています。

鳴女の能力|血鬼術

鳴女の血鬼術は『無限城を自在に操る』能力。

劇中で描かれている通り、琵琶を弾くことで無限城内の空間を操作。十二鬼月を無限城に招致したり、逆に無限城内からでは任意の場所に転送することも可能。

また、戦闘面では無限城内に招き入れた敵を空間操作で翻弄し体力を奪うのを得意としており、柱二人をもってしても鳴女に接近することは至難。

伊黒小芭内からは『煩わしさと厄介さは随一』と評されています。

探知探索能力の向上

刀鍛冶の里編後、鳴女は上弦の肆に着任しますが、新たに探知探索能力がすこぶる向上しました。

眼球のような密偵(小さな蜘蛛のよう)を生み出し散布すると、城内にいながら密偵が視界におさめたものを通じて外の状況を把握することができ、密偵を操って鬼殺隊隊士の居所を無作為に補足しました。

この能力により鬼殺隊隊士の6割の居所、そして、産屋敷邸の特定をしたことから無惨からは「お前は私が思った以上に成長した。素晴らしい」と称賛されています。

鳴女は上弦の肆に着任|素顔が判明

刀鍛冶の里編後、鳴女は上弦の肆の座に着任

その時に目元を隠していた髪が分けられており、素顔が単眼であることが判明。さらに、単眼に大きく『肆』の字が刻まれていました。

鳴女の最期

鳴女の最期は単行本21巻第183話『鬩ぎ合い』。愈史郎に乗っ取られてしまったところを鬼舞辻無惨に見限られて頭を潰され死亡しました。

では、なぜ鳴女は愈史郎に乗っ取られたのか、無限城の戦いでの鳴女の動向を見ていきたいと思います。

無限城内を操作

単行本16巻第134話『反復動作』にて、探知探索能力で産屋敷邸の特定を開始。

単行本16巻第139話『落ちる』にて、産屋敷耀哉の自爆を受けて負傷した鬼舞辻無惨が珠世の作った『鬼を人間に戻す薬』を吸収し弱体化すると、柱たちが集結。その際、無惨と柱たちの足場全体に扉が出現。

鳴女は無惨と柱たち、そして補足していた鬼殺隊隊士たちを無限城へと招き入れるのです。

これにより、最終章である無限城の戦いが始まりました。

なお、意図的なのかどうか不明ながら胡蝶しのぶを因縁の上弦の弐・童磨の下へ転送。また、上弦の壱・黒死牟の子孫である時透無一郎を黒死牟のところへ転送。さらに、偶然か我妻善逸の下には兄弟子である獪岳が出現。

鳴女は伊黒小芭内と甘露寺蜜璃と戦闘

単行本19巻第164話『ちょっと力み過ぎただけ』にて、伊黒小芭内と甘露寺蜜璃を相手にしている姿が描かれており、無限城内の空間を操作する能力で二人を翻弄

鳴女は柱二人を相手にしながらずっと無限城内を操作し続けていたようです。

鳴女の死亡

単行本21巻第181話『大災』では、鳴女の無限城内操作により竈門炭治郎と冨岡義勇が復活した無惨と邂逅

そして、単行本21巻第182話『激怒』にて、無惨は鳴女を通して伊黒と甘露寺の死亡を確認しますが、実は無惨が鳴女を通して見ていた光景は愈史郎が鳴女の視覚を操って見せていたまやかし

鳴女はいつの間にか愈史郎に背後を取られると、頭に指を差し込まれて資格を操られていました。

事のあらましが語られたのは単行本21巻第183話『鬩ぎ合い』。伊黒と甘露寺が鳴女に苦戦しているところ、愈史郎が合流すると、愈史郎は二人に協力を要請。そして、二人が囮になっている間に愈史郎が鳴女に接近し鳴女の視覚を乗っ取り、脳内に侵入し無惨の支配を解除。さらに頭も乗っ取り、伊黒と甘露寺を死んだと思わせた裏で味方を集結させ総戦力で一気に無惨を叩くという策略でした。

しかし、予想よりも早く無惨と対峙した炭治郎と義勇が殺されそうになったため、死んだふりをしていた伊黒と甘露寺が登場しネタ晴らし。

無惨からすれば鳴女の視覚を通して死んだことを確認した柱が続けざまに登場したことで「何をしている、鳴女!」と激昂。

ですが、すぐに鳴女の傍らにいる人物の気配に気づき、それが珠世の側近の愈史郎と断定。そして、愈史郎がほとんど外しかけていた支配の力をより強い力で絡め取り、愈史郎の細胞ごと吸収し始めるのです。

しかし、一方で無惨は義勇、伊黒、甘露寺に炭治郎と、鬼殺隊の猛者たちと交戦中の身。彼らを相手にしているうちに愈史郎に対する意識は欠落し、支配の力が弱まると、愈史郎は一気に鳴女の支配を押し戻し、鳴女の能力を使って無惨の足元に扉を開き落下させます。

が、無惨は落下する直前に手を突き上げると握りこぶしを作り鳴女の頭を破壊するのでした。

この時点で鳴女は即死していませんが、鳴女が死亡すると無限城の管理ができなくなるため城が崩壊。愈史郎は鳴女の細胞が完全に死滅するまでのわずかな時間も鳴女を操り鬼殺隊隊員と無惨を地上へ放り出すのでした。

なお、鳴女の明確な死亡は描かれませんでしたが、無限城が完全に崩壊した段階で死亡したものと考えられます。また、戦闘中や最期までも鳴女は寡黙だった模様。そのため、最期の言葉、回想、といったものはありません

鳴女の声優は『井上麻里奈』さん

  • 名前:井上麻里奈(いのうえまりな)
  • 出身:東京都
  • 生年月日:1985年1月20日
  • 職業:声優、ナレーター
  • 事務所:青二プロダクション
代表的なキャラ
  • 『月面兎兵器ミーナ』… 佃美奈 / 月城ミーナ
  • 『天元突破グレンラガン』… ヨーコ・リットナー
  • 『みなみけ』… 南夏奈
  • 『図書館戦争』… 笠原郁
  • 『戦場のヴァルキュリア』… アリシア・メルキオット
  • 『デジモンクロスウォーズ 〜時を駆ける少年ハンターたち〜』… 明石タギル
  • 『スマイルプリキュア!』… 緑川なお / キュアマーチ
  • 『進撃の巨人』… アルミン・アルレルト
  • 『境界のRINNE』… 真宮桜
  • 『僕のヒーローアカデミア』… 八百万百
  • 『呪術廻戦』… 禪院真依
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まとめ

  • 鳴女は無限城を管理する長い黒髪で目元を隠した和服の琵琶奏者の鬼
  • 人間時代は無名の琵琶奏者で既婚者だったが、博打好きの夫のせいで貧しい生活を送る
  • ある時、夫が琵琶演奏用の着物を売ったお金で博打したため逆上し殴殺するが、人を殺した後に弾いた演奏が評価されたため、以降は演奏前に人を殺害するように
  • 次に選んだ得物がたまたま鬼舞辻無惨だったため、鳴女は返り討ちに遭うものの、無惨に気に入られて鬼になる
  • 鳴女の血鬼術は『無限城を自在に操る』能力
  • 上弦の肆着任後には『探知探索能力』が向上
  • 鳴女の素顔は単眼で、『肆』の字が刻まれている
  • 鳴女は単行本21巻第183話『鬩ぎ合い』にて、愈史郎に乗っ取られてしまったところを鬼舞辻無惨に見限られて頭を潰され死亡する

鳴女は人間時代に苦労していますが、夫の一線を超えた行動により逆上し頭のネジがぶっとんだようです。

しかも、最後の標的がよりによって無惨という笑わずにはいられない相手を選ぶ始末で、当時の無惨の心境を知りたいものです。

まともな思考ではないから無惨は鳴女のことを気に入ったのでしょうが、最期は呆気なく見限られて無惨に殺されるという結果に終わりました。

公式ファンブックが発売されていなければ、鳴女がここまでぶっとんだキャラクターだと気付くことができなかったのでしょう。



鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺見聞録

作者:吾峠呼世晴
出版社:集英社

   

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