【ワンピース】ブルックの護衛戦団時代の過去とは?エスペリア王国滅亡の真相・軍子の出生・額の傷について | 漫アニぶろぐ

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【ワンピース】ブルックの護衛戦団時代の過去とは?エスペリア王国滅亡の真相・軍子の出生・額の傷について

【ONE PIECE】ブルックの過去アイキャッチ ONE PIECE

漫画「ONE PIECE」の偉大なる航路前半の海スリラーバーク編で仲間になった音楽家・ブルック。

ブルックは、双子岬の灯台守クロッカスが世話をする鯨のラブーンが待っている海賊であることが劇中で語られていますが、エルバフ編にてブルックが海賊になる前の過去編が描かれることになりました。

エルバフ編では天竜人で構成された神の騎士団が登場し、団員の一人・軍子と呼ばれる女性とブルックに因縁があることが触れられています。そして、軍子はかつてブルックが使えていた王国の姫であることが判明しました。

今回はブルックの過去と軍子との関係についてご紹介したいと思います。

※本記事は第1187話までのネタバレを含みます。

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ブルックの過去とエスペリア王国滅亡の真相

【ONE PIECE】ブルックと軍子の関係

引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社

エルバフに到着した麦わらの一味は、エルバフを指揮下に置きたい世界政府との抗争に巻き込まれ、エルバフに派遣された神の騎士団と対峙します。

その際、実行部隊となる神の騎士団団員(軍子宮、ソマーズ聖、キリンガム聖)とそれぞれ交戦する麦わらの一味ですが、ブルックは天竜人のその上に位置する『神の騎士団』の存在を知っていたり、軍子がソウルキングの楽曲を好みブルックを奴隷にしようとしたりと、徐々に二人の因縁が浮き彫りにされる展開に。

そして、軍子がエルバフの子供達を拉致する作戦実行中にギャバンを迎撃した際、我が子を守る父親の姿から軍子が忘れていた記憶が走馬灯のように呼び起こされ、ブルックと過去に面識があることが発覚しました。

また、ブルックも軍子の姿からある人物の容姿を重ねており、軍子の顔立ち(青い髪、双極の瞳)や聖地というワードからかつて滅亡したエスペリア王国のシュリ姫の血縁か本人ではないかと結びつけるのでした。

しかし、ブルックが軍子に重ねるシュリ姫という人物は、ブルックの恩人であるエスペリア王国国王を殺した『父殺しの姫』という汚名を着せられた人物であることがブルックから語られており、生きていれば80近い年齢になります。

その後エルバフ編中盤では、ブルックの過去と共にシュリ姫の『父殺し』の真相が描かれていきます。

【79年前】ブルックの生い立ち

【ONE PIECE】ブルックの幼少時代

引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社

ブルックはかつて楽器工房が立ち並ぶ音楽の盛んな国・エスペリア王国の出身。

当時11歳のブルックは両親と弟が餓死したようでゴミ処理場で一人で生活していた様子。本物の楽器に憧れて同じ年代の上流階級の子供達の演奏を除く一方で、ゴミ捨て場の楽器(ガラスビンとハリガネで自作した楽器)で一人演奏し歌う幼少時代を過ごしていました。なお、歌詞は家族の死や自分が無様に生きてる理由を王のせいにするなど酷い歌詞の模様。

そんな時に出会ったのが当時のエスペリア王国王子ルーヴェン(21)であり、二人は意気投合すると兄弟のように仲良くなり、やがてブルックは彼をアニキと呼び慕います。

ある日、ブルックは運び屋と間違えられ海軍に捕まると酷い拷問を受け、歌っていれば死ぬのも一瞬だと割り切り心の中でルーヴェンとの別れを告げますが、ルーヴェンが護衛船団を連れて現場に駆けつけたことでブルックは命を救われます。そして、誤認してブルックを痛めつけた海兵たちを当時懐刀(護衛船団団長)だったキャンデルと共に成敗しました。

ルーヴェンは、ブルックを宮殿で保護し、その正体・地位を明かすと、今まで身分を隠していたことを謝罪。その際、ブルックはキャンデルにおでこを突かれたことで鼻血を噴き出し一目惚れ。

そして、ルーヴェンはブルックをお気に入りの音楽家と称し兵舎に部屋を用意し楽器を与え学校にまで通わせてくれました。これがきっかけでブルックはルーヴェンに一生の恩を抱くことになります。

ブルックの下積み時代

ルーヴェンの保護下になったブルックは、まず礼儀作法と言葉遣いを学ぶためキャンデルの従者として帯同しています。

一人でホームレスのような生活をしていたせいか子供とは言え当時のブルックは言葉遣いが汚く作法も無知な状態。その一方で美人には目がなく「パンツ見せて」と頼む性格は現在のままです。そんな手のかかる子供だったブルックをキャンデルは可愛がっており、剣の修業にも付き合わせていました。なお、パンツを見せてとせがむブルックに人への頼み事は敬語で丁寧にと指摘したのがきっかけでブルックは「パンツ見せてもらってもよろしいですか?」の台詞を習得した模様。

その後、ブルックはキャンデルにデリカシーとマナー、所作を叩き込まれて現在の紳士風変態に成長していきます。

【7?年前】ルーヴェンの即位とキャンデルの結婚

シュリが生まれる以前、ある時エスペリア王国に世界政府の船が流れ着く事件があり、見たこともない権力に国が騒然となった当時、心労からかキャンデルが数ヵ月寝込んだことがあったと語られています。

しかし、キャンデルが寝込んだ影響で国民も沈痛な想いだったようですが、当時武骨な王子と呼ばれていたルーヴェンが国王に即位すると同時にキャンデルとの結婚を発表し披露したことでエスペリア王国は明るさを取り戻し喝采に包まれたと言います。

【70年前】ブルックと7歳のシュリ

現在軸より70年前、20歳になったブルックは礼儀作法を習得しエスペリア王国の護衛船団奇襲部隊隊長に就任しています。

また、ルーヴェンのキャンデルの子供として既に王女シュリが誕生しています。当時7歳のシュリはブルックによく懐いており、ブルックは部下よりもシュリに構い面倒を見て、ビンクスの酒を一緒に歌ったりして平和な日々を送っていました。

この時代、元護衛船団団長・現王国王妃キャンデルと奇襲部隊隊長の鼻唄のブルックがエスペリア王国のスターとして語り草となっています。

【63年前】ブルックと14歳のシュリ

【ONE PIECE】ブルックとシュリ

引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社

更に7年後、ブルック27歳、シュリ姫が14歳になった年、近隣5ヶ国の王子たちがシュリに婚約を申し出ますが、シュリは何れも決闘で打ち破り「弱い男にも音楽ができない男にも興味がない」と一蹴し婚約を突き返していました。

シュリは7歳の頃からブルックに一途のようで、ブルックが強い女が好きだとわかり日々鍛錬を積み剣術を習得。強くなり、可愛くなり、将来的には胸も大きくなるとアピールしますが、ブルックはシュリに父性を抱いているのか何れも受け流しています。その一方で、やはり大人の美人には目がないようで、通り掛かりに「パンツ見せて貰ってよろしいですか?」と片膝をつくたびにシュリにツッコミを入れられている模様。

ブルックはシュリにルーヴェンと出会うまでの昔話を聞かせており、キャンデルは「国の太陽」だと表現。加え大恩て、人のルーヴェンとキャンデルのためなら命をも投げ出せると語っています。

一方で、シュリはどこまでいっても両親贔屓なブルックに少し嫉妬を混じらせているようで、もしも私が危ない目にあったらどうするかと質問。ブルックが勿論命を差し出すと答えるも、シュリは「パパとママの娘だから?」と意地悪なことを言い返します。また、ブルックが少し考えてから「……あなただからです」と答えると、「遅い!心から言え!」と不機嫌になることも。

とはいえ、その日以降もシュリはブルックと一緒に過ごしており、両親とも仲睦まじい日常を育んでいました。

【62年前】エスペリア王国滅亡 / キャンデルとルーヴェンの死

【ONE PIECE】エスペリア王国滅亡

引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社

翌年、エスペリア王国は半年に渡り濃霧に襲われると国の宝であった楽器が腐り霧はスモッグとなって島全体を包み込み音楽が消えてしまいます。

この有毒なスモッグは音楽を奪うばかりか数万人の肺を襲い数百人の死者を出すことになり、ついにはキャンデル王妃さえもスモッグの影響で死去する事態に陥り、国民は王妃の死を悔やみ、ブルック・ルーヴェン・シュリの三人は泣き崩れ、国はすっかり疲弊してしまいました。

その年、更に世界政府に収める天上金を捻出できなった王国は、天上金の代わりに千人の奴隷を要求されます。奴隷千人を差し出すことで天上金を免れることはできますが、奴隷にされた人間は『死』に等しいため、ルーヴェンは王国の独立を掲げ世界政府との戦争を決断しました。

2ヵ月後、世界政府が非加盟国となったエスペリア王国に攻め込み、王国は戦場に。奇襲部隊隊長のブルックは一人で多くの海兵を迎撃する最中、政府や海兵たちを倒しながら宮殿へ急ぎますが、そこでブルックが見たのは悪魔化したシュリがルーヴェンを殺害した直後の場面でした。

シュリの出生の秘密

地面に伏したルーヴェンに寄り添うブルックですが、ルーヴェンは既に息絶えており、抜身の剣を携えているシュリが殺害した様子。

しかし、異質なのは部屋の中にはルーヴェンを除き、悪魔化したシュリ、煙草を吸う神の騎士団マンマイヤー・グロウ聖、そしてマーズ聖と思しき鳥の外見をした黒い影から顔を覗かせるイムのシルエットという異様な人選。

ブルックは赤ん坊の頃から知っているシュリが父親を殺害できるわけがないと思い、彼女の背後にいるグロウ聖が主犯であると睨みますが、シュリは自身がルーヴェンの実の子供ではなく『天竜人』であることを告白。この戦争は千人の奴隷を拒んだせいではなく、ルーヴェンがシュリの引き渡しを拒んだための戦争であることを打ち明けると、ルーヴェンを国民を無駄に死なせたダメな国王だと貶すと共に、16年を無駄に過ごしたと怒りを露にします。

グロウ聖がこの場にいるのはイムが『双極の瞳』を持つシュリを所望しているからであり、彼の家名がマンマイヤー家であることからおそらくシュリの実の父親であるためシュリの回収を請け負ったと推察されます(※グロウ聖が父親であることは現時点で確定情報ではありません)。双極の瞳を持つ者は生まれること珍しく、何やら『覚醒』が稀に起こる模様。

また、グロウ聖はキャンデルの従者をしていた頃のブルックに見覚えがあると述べているため、仮にグロウ聖がシュリの実の父親だとすれば『心労からキャンデルが数ヵ月寝込んだ』とされる時期に彼がキャンデルを妊娠させていたことが予想されています。

ガーリング聖がゴッドバレーの女性に子供を産ませていたように、天竜人は見目麗しい女性に子供を産ませているのかもしれません。

ブルックの額の傷

ブルックは世界政府(イム)にとって都合が悪いことを知ったため、グロウ聖はシュリにブルックの始末を命令します。

ブルックはこの悪夢のような光景を前に涙を流しながら「私あなたのオムツだって替えましたし…、何でも知ってますよ、シュリ姫!」と情に訴えるも、シュリは「私はより強い人達に守られたい。聖地へ行けるなら──もうあんたじゃなくていいじゃん」と冷酷に言い放ち、ブルックから教わった「革命舞曲(ガボット)ボンナバン」で額を貫くのでした。

シュリに額を貫かれる刹那、ブルックはシュリやルーヴェン達と過ごした日々を走馬灯のように回想。

しかし、剣が主要な大血管と脳幹を見事に避けて貫通していため脳そのものへのダメージはそこまでないようで、シュリたち天竜人が立ち去った後、ブルックは仲間に助けられ奇跡的に一命を取り留めることに。が、目を覚ましたブルックは仲間からエスペリア王国の敗戦とルーヴェンの死、多くの民衆が国を捨て逃げ出したこと、加えてシュリが政府の船に乗ったことを伝えられると、悪夢のような光景を思い出し慟哭するのでした。

こうしてルーヴェンの死によって(シュリの回収を終えた)世界政府は撤退し、ブルックを含めわずかな国民は生き残ることができましたが、エスペリア王国は滅亡しました。また、この回想から、ルンバー海賊団時代や骨となったブルックの額にある傷がシュリにつけられたものだと判明します。

シュリがルーヴェンを殺害した理由は?

現在、シュリが本当にルーヴェンを殺害した張本人なのかは確定していませんが、ブルックがルーヴェンの下へ駆けつけた際、悪魔化したシュリがルーヴェンの亡骸の前に立っていたため、とどめを刺したのはシュリなのかもしれません。

シュリがルーヴェンを殺害した表向きの理由としては、本来天竜人の子供であったシュリをルーヴェンが世界政府に返還しなかったため、世界政府とエスペリア王国が戦争になり無関係の国民が死んでいくことになり、戦争を終わらせるために国王を殺した──というのがシュリの主張です。

しかし、室内にはグロウ聖と鳥のような黒い影のイム(マーズ聖に憑依?)がいたため、おそらくグロウ聖が五芒星を刻みイムを召喚、そしてイムがシュリに「黒転支配(ドミ・リバーシ)」を使用し悪魔に変えたという流れだと考えられるため、シュリ本来の意志でルーヴェンを殺害したわけではないと思われます。

軍子がシュリ姫としての記憶を思い出した回(ギャバン迎撃時)で、シュリと思しき人物が「お父さま~!!」と泣いているコマが描かれているため、ルーヴェン殺害時には平常であった可能性も浮上。もしくはルーヴェンがグロウ聖かイムに殺害されたか、ルーヴェン自身が悪魔化させられたか、様々な可能性が考慮されます。

シュリの性格が変わった理由

「黒転支配(ドミ・リバーシ)」は、一定の寿命と引き換えに不死の身体と腕力を与える支配の力であり、常識と理性から縛られない悪魔の姿に変える能力。沸き立つ力による高揚感で性格が好戦的になるのが特徴であるため、シュリが現在の軍子のような性格になったのは悪魔化により精神汚染が原因と考えられます。

加えて、かつてハラルド王がイムと深海契約を結ぶんだ末にイムの命令に抵抗しようとしても意志を乗っ取られて次第にイムの考えに染まっていく様子が描かれたように、深海契約を結んだことによる精神汚染が特権意識が加速した結果であると考えられます。

ブルックとの対峙時に一瞬だけ昔の記憶を思い出した軍子が穏やかな時のシュリ姫の性格や口調に戻っているため、本来の性格はシュリ姫当時のままで、精神汚染が進んだ軍子としてのシュリは天竜人の思想そのものなのだと思われます。

なお、シュリとして過ごした記憶を忘れていた理由や、、軍子としての人格が芽生えたのがいつなのかは不明です。

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まとめ

以上「ブルックの回想とエスペリア王国滅亡」についての紹介でした。

ブルックは魔の三角地帯(フロリアン・トライアングル)でのルンバー海賊団壊滅とスリラーバーク編での孤独な7年間など、一味の内で一番悲惨な過去を辿っているとされるキャラクターでしたが、今回のエスペリア王国滅亡の回想が追加されたことで更に悲惨な過去を持つキャラクターとなりました。

もはや作中一番の濃密な人生を送っているブルックですが、幼少期の姿が黒ひげにそっくりであることから読者からは『デービー一族』の可能性もあると囁かれており、更なる設定の追加が懸念されています。

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