女ヶ島アマゾン・リリーは代々皇帝が国を治めていますが、現時点で現皇帝のハンコックを含んで四人の皇帝が居たことが判明しています。
歴代皇帝は一体どんな人物なのでしょうか。
今回はアマゾン・リリーの詳細と歴代皇帝、そして現在の状況についてご紹介したいと思います。
この記事で紹介する内容は?
- アマゾン・リリーの詳細
- アマゾン・リリーの登場回
- アマゾン・リリーの歴代皇帝
- アマゾン・リリーの現在
アマゾン・リリーとは
引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社
アマゾン・リリーとは、偉大なる航路の前半部の凪の帯内に存在する女ヶ島。また、女系戦闘民族『九蛇』の住む国を指します。
アマゾン・リリーは数百年と続く男子禁制を絶対の規律とした島であり、外界へ出た者が時折体に子を宿して帰還することで子孫を増やしています。なお、生まれてくる子供は不思議なことに全員女。
島は深いジャングルと絶壁の山に囲まれた自然の要塞。その中に九蛇の民族が暮らす村が作られて国が成り立っています。生まれながらに戦士として育てられたため九蛇の美的感覚は強い者こそ美しいとされています。
また、男がこの島に近づけば問答無用で消されるとのこと。
女ヶ島には皇帝が乗る海賊船が一隻あるのみで、海賊船は『遊蛇』と呼ばれる獰猛な毒海ヘビが引いているため他の海王類は襲ってきません。これにより凪の帯から外界への海へと移動を可能にしています。
アマゾン・リリーは王下七武海『女帝ボア・ハンコック』が皇帝として統治することで海賊業を見逃してもらっているほか、政府に女ヶ島の海岸より3km以内に侵入しないよう協定を結んでいましたが、七武海制度撤廃後はアマゾン・リリーに海軍が押し寄せることに。
アマゾン・リリー編と登場回一覧
アマゾン・リリー編は単行本53巻第514話~単行本54巻。また、以下はアマゾン・リリーが描かれた話数になります。
アマゾン・リリー編 | 単行本53巻:第514話~ 単行本54巻:~第523話まで。 |
王下七武海制度撤廃 | 単行本95巻:第956話 |
海軍がアマゾン・リリー上陸 黒ひげ海賊団が上陸 |
単行本105巻:第1059話 |
※ルフィが2年修行した島は女ヶ島の北西の無人島ルスカイナなので除外。
判明している歴代アマゾン・リリー皇帝
先々々代皇帝 | グロリオーサ | 別名『ニョン婆』 皇帝でありながら外界へ飛び出した九蛇の裏切り者が、先代皇帝の慈悲でアマゾン・リリーに舞い戻る |
先々代皇帝 | シャクヤク | 恋煩いにかかったとされるが生存しシャボンディ諸島で暮らしている ※単行本105巻第1059話で判明 |
先代皇帝 | 不明 | 恋煩いによる『恋焦がれ死に』で死亡 |
現皇帝 | ボア・ハンコック | 皇帝及び九蛇海賊団船長になったのは18歳。(29歳の11年前) 懸賞金8000万ベリー→16億5900万ベリー |
ボア・ハンコックと九蛇の戦士の現在
単行本105巻第1059話『コビー大佐の一件』にて、アマゾン・リリーが海軍に襲撃された回想が描かれています。
アマゾン・リリーに上陸したのは中将ヤマカジや大佐コビーを含んだ海兵と新型パシフィスタ『セフィラム』二体。九蛇の戦士たちは『セフィラム(S-スネーク=ハンコック型)』に蹂躙されることに。
そんな中、横やりを入れてきたのが四皇黒ひげ海賊団マーシャル・D・ティーチ並びにバスコ・ショットとカタリーナ・デボン。黒ひげの目的はハンコックの悪魔の実の能力であり、沖に停泊していた海軍の軍艦をグラグラの実で沈めると、アマゾン・リリーに上陸しハンコックの下へ進軍。
一方で海軍は四皇との戦闘許可を本部に掛け合う内に多くの犠牲を伴いますが、『セフィラム(S-ホーク=ミホーク型)』が黒ひげと衝突し激戦へ発展。
また、ハンコックが前線へ出てたちまち『虜の矢』でモブを石化していくと、ハンコック、黒ひげ、セフィラムの戦闘で主力を除いたほとんどのモブが戦闘不能になりました。
しかし、ハンコックが中将ヤマカジやバスコ・ショットとカタリーナ・デボンなどを石化した後、ハンコックは黒ひげの『闇水』で引き寄せられてしまい能力を封じられた上に首を掴まれてしまい絶体絶命へ。
黒ひげはハンコックのメロメロの実を欲していたものの、幹部が石化された状態であるためここでハンコックを殺害してしまうと仲間の石化が解除されるのか不明瞭。とはいえ、ここで手を離せば能力を封じる効果が途切れてたちまち石化させられてしまうので、ハンコックを『殺すか』それとも『生かすか』を悩んでいました。
一方でその場にいたコビーは仲間の海兵たちの石化を解除してもらわないと困るので黒ひげを説得するのに必死な模様。
そんなハンコックの窮地に現れたのが冥王レイリー。レイリーは「おい、白ひげの見習いの小僧。大人げないが私はお前がキライでね」と抜刀の構えで登場すると、ハンコックが全員の石化を解除するのを条件に誰も余計な真似をせずにアマゾン・リリーを出ていくように交渉。
レイリーの登場によってアマゾン・リリーは海軍の包囲とセフィラムの襲撃、そして黒ひげ海賊団の強襲から救われました。
ただ、ベガパンクが開発した海楼石パドルシップの普及により海軍が自由に凪の海を行き来できるようになったため、アマゾン・リリーも今や安全ではなくなった模様。また、海軍と黒ひげとの大乱闘で島がボロボロになったため、今後もアマゾン・リリーを九蛇の拠点にするのかは不明。
まとめ
- アマゾン・リリーとは、偉大なる航路の前半部の凪の帯内に存在する女ヶ島
- アマゾン・リリーの現皇帝はボア・ハンコック
- 今年の世界会議で王下七武海制度が撤廃されたため、ハンコックの身柄を拘束するべくアマゾン・リリーに海軍が押し寄せる
- 海軍の包囲に合わせて四皇マーシャル・D・ティーチも上陸し三竦みの戦いになるが、冥王レイリーの登場によりアマゾン・リリーは救われる
- 戦地となったアマゾン・リリーはボロボロだが、今後も女ヶ島に住み続けるのかは現時点で不明
- 確認された九蛇の死者は今のところ無し
ルフィと親交のあるアマゾン・リリーの九蛇の戦士たちですが、七武海制度撤廃によって海軍と黒ひげの襲撃を受けて現在ではボロボロです。
幸いレイリーの介入によって犠牲者は無いようですが、島もボロボロであり、凪の帯も安全ではなくなったため、どこかに移住するのか注目ですね。
九蛇の戦士たちのその後の様子がまだ描かれていないのが不安要素ですが、生きているといいですね。
『ONE PIECE』の漫画を読めるのはこちら! | |
ONE PIECE 作者:尾田栄一郎 |
|