【呪術廻戦】両面宿儺の領域展開は神業!?術式のおさらいや五条の領域とどっちが強いのか

両面宿儺と五条悟が領域展開を使うシーン 呪術廻戦

呪術廻戦に登場する両面宿儺は呪術全盛の世に生きた最強の術師です。

しかし、未だ宿儺の術式については解明されていないものの領域展開については全容が見えてきたように思えます。

今回は両面宿儺の『術式』『領域展開』についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. 両面宿儺の術式について
  2. 両面宿儺の領域展開『伏魔御厨子』について
  3. 両面宿儺と五条悟の領域はどちらが勝つのか
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両面宿儺の術式で判明していること

『解』を使う両面宿儺

引用元: 芥見下々『呪術廻戦』 出版: 集英社 掲載誌: 週刊少年ジャンプ

残念ながら宿儺の術式名などに関しては現在進行形で明かされていません

ただ、『斬撃』『炎』が出せることはわかっています。

宿儺の斬撃は2種類

  1. カイ』…通常の斬撃
  2. ハチ』…呪力差・強度に応じて一太刀で対象を卸す

宿儺の炎

  1. 『■、フーガ』…漏瑚以上の炎を出す

術式名は『御厨子』?

第217話『欲②』で、万(伏黒津美紀受肉 )対宿儺(伏黒恵受肉)の戦いが描かれていますが、その中で宿儺が十種影法術のみで戦っていると万が「何それ、その器の術式?御厨子みづしは?」と訊ねています。

宿儺も「御厨子は使わん」と述べていることから術式名が『御厨子みづし』の可能性が出てきました。

また、万が「あなたの術式以外で触れるなんてどういうつもり」とキレているので、少なくとも万の中では宿儺の術式=御厨子で成り立っているようです。

宿儺の術式の元ネタは読み切り?

既に有名な話ですが、芥見下々先生が過去に掲載した読切漫画「No.9ナンバーナイン」に宿儺と同じ『■、開』と唱えるシーンがあるようです。

この漫画では「□ x 9(ボックスナイン)」と唱えることで9個の箱が出現して「開(フーガ)」と唱えて箱を開ける、という設定。

もし読切漫画の能力が宿儺の術式の元ネタならば『斬撃』や『炎』以外にも違う術式を隠し持っているのではないかと予想されているようですが、果たして……。

『■』の読み方は読切通りなら『ボックス』になるみたいですが、宿儺が生きた平安時代(仮定)では読みとして日本に存在していないので読み方は変えているかもしれませんね。

両面宿儺の領域展開『伏魔御厨子』

宿儺の領域展開『伏魔御厨子』

引用元: 芥見下々『呪術廻戦』 出版: 集英社 掲載誌: 週刊少年ジャンプ

領域展開の名称は伏魔御厨子ふくまみづし

伏魔御厨子の特徴

  1. 必中効果範囲内の呪力を帯びたモノには『ハチ
  2. 呪力のないモノには『カイ

伏魔御厨子が消えるまで絶え間なく『捌』『解』が浴びせられます。

宿儺の領域は他の者の領域と異なり結界で空間を分断しません。結界を閉じずに生得領域を具現化することはキャンバスを用いず空に絵を描くに等しいほど難しいらしく、神業とされています。事実、この手法は未だ宿儺と羂索しか披露していない模様。

また、相手に逃げ道を与える『縛り』により底上げされた必中効果範囲は最大半径約200mに及びます。

渋谷事変では伏黒恵への影響を考慮して効果範囲を半径140mの地上のみに絞るという調整を行っていたため、宿儺の気分次第で半径約200m以内ならば効果範囲は自由自在に調節できるようです。

ちなみに伏魔御厨子の中心は宿儺ではなく具現化した社殿の方。

伏黒恵が不完全な領域展開で似たようなことをしていますが、恵の場合は建物や既存の結界を外殻に利用したやり方であるため、宿儺の神業とは超~~~~次元が低いとのこと。

伏魔御厨子は結界を閉じないため他の領域展開より強い

領域展開は術式を付与した生得領域を呪力で周囲に構築する呪術の極致であり、領域を広げるために呪力を大幅に消費し領域使用後には術式の擦り切れというリスクがある一方で、術式を必中させる効果があります。

結界術には内からの耐性を上げるほど外からの力に弱くなるという欠点があり、領域は閉じ込めることに特化した結界ゆえに逆に侵入することが容易いというのが特徴。

例えば、『無量空処』や『自閉円頓裹』のように相手を領域に引き入れた時点で勝ちが確定する術式ならば尚更侵入に割く対策は不必要であり、侵入者にメリットがないので対策を講じる必要がありません。

そのため、領域展開への対処法は呪術で受けるか同じ領域展開で押し勝つかの二択になります。

しかし、宿儺の伏魔御厨子は『領域を閉じない』ので同じ領域展開でも宿儺の方が優位に立ちます。

伏魔御厨子は無量空処を打ち破る

誰もが両面宿儺と五条悟が領域の押し合いになった場合どちらの領域が勝つのか気になると思います。

その結果が描かれたのは週刊少年ジャンプ28号(2023/06/12発売)の呪術廻戦第225話『人外魔境新宿決戦③』。

宿儺と五条が領域展開をすると『結界内では互角』。五条の結界内では対となる二人の必中命令が重複し打ち消し合うという結果となりました。

しかし、宿儺の領域の効果範囲最大半径約200mは五条悟の外殻より外側に達するため『領域の結界は外側からの攻撃に脆い』という設定通り、伏魔御厨子により無量空処は外側から結界を打ち破られてしまうという結果になります。

つまり、術式の性能では圧倒的に五条が上回っていたとして領域展開で打ち合えば宿儺に軍配が上がるということです。

なお、五条はシン・陰流簡易領域で必中効果を消しつつ反転術式で肉体を修復するという『反転術式と通常の呪力操作を同時に行う』神業で対処しました。また、反転術式で肉体の修復をやめて領域展開で焼き切れた術式を治癒するという神業で宿儺の領域展開を打ち破りました。

 

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まとめ

  1. 宿儺の術式名は不明
  2. 宿儺は術式で『斬撃(カイハチ)』と『炎(フーガ)』を使用
  3. 宿儺の領域展開『伏魔御厨子ふくまみづし
  4. 伏魔御厨子は、必中効果範囲内の呪力を帯びたモノには『捌』、呪力のないモノには『解』を浴びせる
  5. 伏魔御厨子は結界を閉じない領域なので、領域同士のぶつかり合いの際には相手の領域を外殻から打ち壊せる

宿儺の術式は未だ謎が多く残されていますは、領域展開は五条戦で登場した通り渋谷事変のものと差異はないので作中で描かれたものが全てかもしれませんね。

それでもまだ何か隠し技を持っているのでしょうが、『結界を閉じない』という神業は領域同士のぶつかり合いに応じて有利に働くことがわかりました。

宿儺はまだまだ底が知れないので今後の情報が楽しみです。

 

 

 

呪術廻戦 画集 Vol.1

原作:芥見下々 出版社:集英社

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