エルバフ編でついに本格登場した海賊王の左腕スコッパー・ギャバン。
ロジャー海賊団の重鎮であり、レイリーと並ぶ実力者であることが明らかにされましたが、最新話で左腕を失う衝撃的な展開が描かれました。
今回はギャバンが左腕を失った経緯と理由をご紹介したいと思います。
スコッパー・ギャバンとは?
引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社
スコッパー・ギャバンとは、ロジャー海賊団の元メンバーで「海賊王の左腕」「山喰らい」の異名を持つ老人です。現在は20年以上前からエルバフ島で暮らしており、巨人族の妻・リプリー(80歳)と息子・コロン(20歳)がいます。
巨人族との結婚は自分ばかり歳をとるから割り合わない、自由な愛をモットーにする「愛の伝導師」、他人が起こすトラブルは大好きという趣味の悪さを持つ一方で、海賊王の左腕に相応しい戦闘力は健在です。
ギャバンの左腕切断は何話?
ギャバンの左腕が切断されたのは週刊少年ジャンプ2026年37・38号掲載の第1190話「死んで喜ばれる者」です。
エルバフに降臨したイムとの戦闘に敗れ左腕を切断されました。
ギャバンの左腕切断の経緯
引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社
神の騎士団はエルバフを世界政府の支配下に置くべく子供たちを誘拐し島を蹂躙しますが、島に滞在中の麦わらの一味の妨害に遭い任務完遂に難航していました。
そのため、イムが軍子の体に憑依しエルバフの戦士たちを蹂躙しますが、ロキの鉄雷によって軍子は氷漬けにされてしまい依り代を失うと、ついにイム本体が五芒星を通りエルバフに降臨。アクマの実の力で巨人族をいなし、ゾロやサンジをもワンパンして戦況を大きく変えていきました。
そして、ロキさえもイムにやられたところで体力回復したルフィがギア5で参戦。しかし、今までのようなふざけた戦闘術はイムに通用せず、イムは800年前世界を創造した19本の武器(一本目、二本目)を使用しルフィを大木に串刺しにします。
更に三本目の「刑天の斧」を取り出しとどめを刺そうとするイム。絶体絶命のルフィでしたが、イムの刑天の斧がルフィに叩き込まれる直前に現れたのがギャバンであり、ギャバンは二本の斧でイムの刑天の斧を防ぎルフィを救うのでした。
ギャバンからルフィへの説教
引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社
ギャバンがイムの攻撃を防いだ余波で大木が輪切りにされると、串刺しにされたままのルフィは吹き飛びながらも刀が抜けて解放されることに。
ギャバンはイムを受け流すとその場を離れ、吹き飛んだルフィの胸ぐらを掴み持ち上げて「お前にはがっかりした…!こんな手負いの老いぼれに助けられて恥ずかしくねェのか…!!?」「白い姿!?四皇!?調子に乗るな!!」と叱咤。
ここでルフィが死ねば何が起こるのかと問われ、自分が死ねば友達の国が守れない・仲間の命も危なくなる──と答える満身創痍のルフィ。しかし、ギャバンはルフィの回答に付け加えるように「駆け上がった分だけ敵が増える。海賊王は死んで喜ばれる者の名だ!!みんながそのイスに座りてェからな!!平穏に明るく楽しく海賊王になれると思ってんなら故郷へ帰れ!!お前はその器じゃねェ!!」と説教し、遠くへ投げ捨てるのでした。
ギャバンvsイム
引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社
おそらくギャバンが満身創痍のルフィを投げ飛ばしたのは、イムの攻撃圏から遠ざけるため。ギャバンはルフィを投げ捨てるや否や、蟷螂を彷彿とさせる「カマキリ斧法・蟷螂梅」でイムへ猛攻開始。
イムにとってギャバンの攻撃は全く脅威になっていないようでふざけているように見える様子。しかし、ギャバンは「あいつ(ルフィ)を殺してェんだろ?」と核心を突くと、イムも二つ返事。するとギャバンは「そんなに似てんのか?ジョイボーイに!!」と更に踏み込むと、イムはジョイボーイの名前に反応し「ヌシア、何者だ」と睥睨し僅かに本気になります。
イムは19本の武器の四本目・骨喰藤四郎を使用し少し本気になると、戦いながらジョイボーイの何を知っているのかと尋問。対し、ギャバンは「ジョイボーイの言葉だ」と答えると、ジョイボーイの言葉に従っているのではなく、自身の船長の夢を見届けるために加勢していると続けます。
ここでイムは「船長とは誰だ?」と質問すると、ギャバンは「海賊王、ゴール・D・ロジャー」と返答。すると、イムはかつてロジャーが海賊王になった時代を回想し、Dの名を広めないように五老星に指示したことを思い出します。
なぜ海賊王の残党がルフィを庇うのかと問いかけるイムですが、ギャバンはかつてロジャーが言った『誰かが生まれる──そしておれ達を越えていく。俺たちは早すぎたんだ』という言葉を思い浮かべつつ、イムがルフィを危険視しわざわざ消しに来た事実からモンキー・D・ルフィこそがロジャーが待ち望んだ男だと言ってるようなものだと答えます。
ギャバンの左腕切断
引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社
ギャバンがルフィに加勢する理由を聞いたイムは、その答えに納得すると、倒れているルフィに向けて「怨魔剣」の予備動作を発動(人差し指と親指で輪を作り、対象に黒い炎をマーキング)。
この戦いを終わりにしようとするイムですが、ギャバンはイムの予備動作から大技の予感を覚えると、上空に飛び上がり自身も大技に向けて特大の覇王色の覇気を貯め込み『神門(カムド)』を発動。黒い雷のような強力な覇気が戦いの舞台となる宝樹アダムを巻き込みイムへと降りかかりますが、イムは怨魔剣の発動を阻止されながらも剣で神門を防ぎきります。
続いてギャバンは『八千梟帥(やちたける)』を放ち斬撃の雨でイムを猛攻撃。イムは下界に降りた活動限界が近いのは咳や吐血をしながらもギャバンの攻撃の雨を黒い炎を盾にして防ぐしかありませんでした。
場面は変わり、ギャバンの猛攻撃で切り刻まれた宝樹アダムの残骸が冥界へと落下。また、陽界にいたロキや麦わらの一味たちも冥界に落下した地鳴りのような衝撃と音を聞き、ルフィとイムの戦いの行方を心配しますが、ウソップだけは見聞色の覇気による影響か「もう一人いるんだが…!!絶望的に強ェのが…!!」と発言しています。
しかし、場面が再びルフィたちの戦場に戻ると、ニカの力なのか怪我が少し治り立ち上がった様子のルフィ。ですが、ルフィが視線を向けた先にはイムに敗れたのか左腕を切断されて倒れているギャバンの姿がありました。
第1190話時点では、ギャバンがどのようにして左腕を切断されたのかは不明です。
ギャバンが左腕を失った理由やシャンクスとの共通点は?
今回、ギャバンはルフィに対して海賊王とはどのようなものかをしっかりと認識させるために自らを犠牲にしてルフィを叱り守りました。
この構図は、おそらく海賊王の左腕と呼ばれた男が船長の夢を見届けるため・自分たちが待ち望んだであろう次世代の海賊王を守るために左腕を犠牲にするという演出であり、新時代へのバトンタッチを象徴とするかつて「新しい時代に懸けてきた」と言ったシャンクスと似た要素を含んでいます。
また、ギャバンの言葉は四皇となったルフィが海賊王になるための更なる成長と覚悟を促す役割を果たしていると考えられ、ルフィの意志を引き締めニカの力を十分に引き出させる覚醒イベントではないかと予想されています。
レイリーも老いた今となっては真正面から黒ひげに勝てないと言ってるため、ギャバンの左腕切断は伝説の海賊時代の終わりと新時代の幕開けを意味しているのかもしれません。
まとめ
以上「スコッパー・ギャバンの左腕切断」についての紹介でした。
ギャバンはレイリーとは違った角度からルフィの成長を促す役割なのか、無茶苦茶な言動を取りながらもしっかりと海賊王としての気構えを教え、ルフィを守るために左腕を失う結果となりました。
一方でルフィはギャバンにボロクソに言われた恨みからイム以上に根に持ってるようですが、左腕を切断されたギャバンを発見した際には驚いているため、次話でギャバンの真意を知って一気に気を引き締めるのでしょうか。
![]() |
ONE PIECE グッズ | |
![]() |
アニメ『ONE PIECE』 | |









