【ワンピース】フランキーとクイーンの親子説とは？経歴と共通点の一致が多すぎる？

漫画『ONE PIECE』の麦わらの一味の船大工・フランキー。

フランキーはウォーターセブン編で10歳の頃に海賊の両親に捨てられたことが明かされていますが、今現在、彼の両親と思しきキャラクターは出て来ていません。

しかし、なぜかONE PIECEファンの間ではフランキーとクイーンが親子であると考察されているのです。いったいどこから二人の親子説が浮上したのでしょうか。

今回はフランキーとクイーンの親子説についてご紹介したいと思います。

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フランキーとクイーンの親子説

引用元：尾田栄一郎『ONE PIECE』　出版：集英社

フランキーと言えば、2年前までウォーターセブンの解体屋「フランキー一家」の棟梁としてチンピラを一つにまとめて養っていましたが、エニエスロビーの一件後に麦わらの一味に加入しています。

ニコ・ロビンを連れ戻すため、麦わらの一味は世界政府に宣戦布告しましたが、麦わらの一味とフランキーはロビン奪還後に新たに懸賞金をかけられることに。その際、フランキー一家の子分たちはルフィにフランキーを無理矢理でも海に連れて行ってほしいと頼みこんでいますが、ザンバイが「あの人元々海賊の子なんだよ」と発言。

この発言からフランキーの親が海賊であり、年齢的に20歳以上離れているキャラクターがフランキーの父親ではないかと予想されていたわけです。

ところが、2024年9月4日(水)に発売された『VIVRECARD～ONE PIECE図鑑～BOOSTER PACK 〝新世界〟の強者達!!』のクイーンの項目にて、まさかのクイーンがフランキーの父親なのではないかと疑惑が生じることになったのです。

フランキーが親に捨てられた時期と年齢

フランキーは海賊の両親のもとに生まれましたが10歳の頃に「手に負えねえガキだ」と親に船から投げ捨てられてしまいました。その後はウォーターセブンの廃船島でガラクタを使い大砲を作るなどをして過ごしていたところ、トムに出会います。

フランキーはトムに対し「おっさん！おれ拾ってくれ！捨てられたんだ！」と頼み込み彼の弟子となり、船大工の技術を磨いていきました（※37巻第354話）。

ちなみに、その年にロジャー海賊団が二度目のウォーターセブンを訪れており、フランキーは光月おでんと会話しています。フランキーに事情を聞いたおでんはトム同様に捨てられことに対し笑い飛ばしていました（96巻第967話）。

このように、作中でもフランキーの親については『海賊』で『非道』な印象があるだけです。

クイーンの経歴と子供の存在

次にクイーンの経歴ですが、彼については本編ではなく『VIVRECARD～ONE PIECE図鑑～BOOSTER PACK 〝新世界〟の強者達!!』のクイーンの項目に書かれています。

そこには何と、

1. 39年前：平和研究所MADSに所属し殺戮兵器を量産
2. 36年前：子供が生まれる
3. 33年前：カイドウから勧誘される
4. 29年前：MADSを脱退する
5. 26年前：息子を捨て、百獣海賊団に加入し「クイーン」と名乗り始める

と書かれていました。

36年前と言えばちょうどフランキーが生まれた年であり、26年前と言えばフランキーが親に捨てられた10歳の頃です。ビブルカードや、当然本編にもフランキーとクイーンについて何も言及されていないため確証はありませんが、ここまで偶然が重なる設定はないのではないでしょうか。

ちなみにクイーンの年齢は56歳なので、20歳の頃に子供が誕生しています。

フランキーとクイーンの共通点

こじつけのものもありますが、フランキーとクイーンにはちょっとした共通点があります。

二人とも特徴としては似ている部分がかなりあり、中でもサイボーグで兵器を作るのが得意・趣味というのは血縁を思わせる行動のように思えます。

とはいえ、両者の関係性が公式で発表されていないため、親子説は考察止まりとなります。

ちなみにフランキーの本名は「カティ・フラム」であるため、仮にクイーンが父親であれば本名のサイエンに苗字をつけて「カティ・サイエン（家庭菜園）」になるという考察ネタがあります。

フランキーを助けた廃船はMADSの船？

トムが連行された日、フランキーは海列車に轢かれて死にかけますが偶然付近を漂っていた廃船に廃材や鉄屑などの残骸が多く残っていたため、自身の肉体を改造し生き延びることができました（38巻358話）。

しかし、この廃船、実は平和研究所MADSの船なのではないかと言われています。

短期集中扉絵連載『ジェルマ66のあゝ無感情海遊記 Vol.26』で描かれたMADSの船ですが、木造船と機械仕掛けを合わせたような独特なフォルム（106巻第1069話）。フランキーの命を救うこととなった廃船にも、機械仕掛けのようなギアや歯車といった鉄の外装が目立つことから、特徴としてはほぼ一致しています（※なお、外観は少し違うように見える）。

果たして、偶然フランキーの近くを漂っていた廃船はMADSの船だったのでしょうか…？

まとめ

フランキーが仲間になったウォーターセブンおよびエニエス・ロビー編から設定にあった『海賊の子』ですが、父親候補にまさかのクイーンが浮上しました。

ビブルカードのクイーンの経歴を見る限りでは、あまりにフランキーの生い立ちと一致する部分があるためほぼ間違いなくフランキーの父親はクイーンなのだろうと予想されますが、公式発表があるまで気が抜けないのがワンピースです。

ゾロの家系のように本編で描くことはない設定かもしれないため、いずれは単行本のSBSコーナーにしれっとフランキーの父親について語られるかもしれませんね。

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