【ダンガンロンパ3】本物の七海千秋は第77期生学級委員長?日向との出会い・おしおき・最期について | 漫アニぶろぐ

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【ダンガンロンパ3】本物の七海千秋は第77期生学級委員長?日向との出会い・おしおき・最期について

【ダンガンロンパ3】本物の七海千秋アイキャッチ ダンガンロンパ

アニメ『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』は、ゲーム本編の前後を描いたアニメ作品であり、本物の七海千秋は希望ヶ峰学園第77期生が絶望堕ちした重要なキャラクターとし描かれました。

彼女は超高校級のゲーマーとして、温厚で少し天然な性格を持ちながら、仲間たちを繋ぐ大切な存在として描かれおり、シリーズを通じて多くのファンの心を捉えて離さないキャラクターの一人です。

しかし、彼女は黒幕によって第77期生を絶望堕ちさせる踏み台として殺されてしまいました。

今回は本物の七海千秋についてご紹介したいと思います。

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本物の七海千秋とは

【ダンガンロンパ3】本物の七海千秋とは

引用元:スパイク・チュンソフト / Lerche『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』

七海千秋は希望ヶ峰学園第77期生の一人で、「超高校級のゲーマー」の肩書きを持つ少女です。

ゲームと名のつくものならジャンルを問わず得意とし、豊富な知識を活かしてクラスメイトとの親睦を深めていきました。ややのんびりした口調とマイペースな性格が特徴で、クラスの中では学級委員的な役割を自然に果たす存在です。

協調性が薄くバラバラになりがちだった77期生たちを、ゲームを通じて少しずつまとめていく姿が印象的に描かれています。彼女自身は「恋愛ゲームだけは苦手」と公言する一方で、仲間を大切に思う優しさと、困難な状況でも諦めない芯の強さを持っています。

学級委員としての存在

【ダンガンロンパ3】学級委員としての存在

引用元:スパイク・チュンソフト / Lerche『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』

七海千秋は、第77期生のクラスメイトにとって理想とする学級委員のような存在でした。

希望ヶ峰学園は才能さえあれば授業に出席しなくてもいいという校風でしたが、副担任になった雪染ちさが自由奔放な第77期生を呼び戻し学園生活を行わせます。しかし、彼らは協調性が乏しく個々の才能のぶつかり合いでまとまりがなく、七海も『ゲームの才能では友達ができない』と関係良好を諦めていました。

そんな七海に対し、雪染は「ゲームで友達を作れない?あなたの好きなゲームってそんな程度のものなの?一人で遊んで楽しいゲームなら、みんなで遊べばもっと楽しいわ」と後押しします。雪染の言葉に感化された七海はおすすめのゲームを持ってクラスメイトを誘うと、左右田がモニターを製作し全員でゲームで遊ぶことに。楽しそうな生徒を見ていた雪染に向けて、七海は「先生、ゲームは友達だって作れる」と誇らしげに伝えました。

花村が作った料理に西園寺が媚薬を入れたことで全員が発情した際、因果応報か、西園寺が発情した花村に襲われかけたところで七海が天殺龍神拳を放ち花村を成敗し「私のクラスメイトに手を出さないで」と決め台詞。この出来事がきっかけで、クラスメイトは七海への信頼を寄せることになり、その姿を見ていた雪染は独断と偏見で七海をクラスの学級委員に任命しました。

なお、七海本人は即断りを入れますが、クラス全員が七海が学級委員になることに対し賛成したため、少し戸惑いながらも学級委員を引き受けることになりました。狛枝は「超高校級の才能を持つ皆が、七海さんという才能の下でより強い絆で結ばれる。七海さんが委員長である限りこのクラスの光は永遠に途絶えることはないだろうね」と感激する模様。

狛枝の幸運が引き起こした事件(実技試験での爆破事件)の罰として、狛枝は無期限の停学処分、雪染は予備学科への異動処分を受けることになった際には、雪染はクラスのことを七海に託します。

雪染が不在の半年間、七海はゲーム大会やピクニックを催して第77期生を支え一つにまとめる活躍をしており、進級と共に雪染が第77期生の担任として戻ってきた際には、七海主導で雪染のおかえり会を企画し雪染を出迎えました。七海自身は『どうせなら楽しく過ごした方がいい』と思っての行動でしたが、七海の成長に雪染は泣いて喜びました。

七海という存在は自然とクラスを一つにまとめる役割を果たしており、彼女の優しさはクラスの心の拠り所となっていたのです。

日向創との出会い

【ダンガンロンパ3】日向創との出会い

引用元:スパイク・チュンソフト / Lerche『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』

七海と日向創の出会いは、物語の重要な転機の一つとして描かれました。

憧れの希望ヶ峰学園に入学した予備学科生の日向は才能を持たないことに強いコンプレックスを抱えていたところ、学園内の噴水広場でゲームに夢中になりながら歩く七海とぶつかり出会います。当初、互いにただ挨拶しただけですれ違おうとますが、日向が七海が夢中になっているゲーム『ギャラオメガ』を見て口に出したところ、七海は古いゲームを知っている日向に急に興味を持ち興奮。ゲームトークに熱を発する七海に気圧された日向は、七海とゲームをする約束を交わします。

この出来事をきっかけに日向は本科の人間がエリートでありながら人間味に溢れていることを実感しつつも、本科の人間には『才能』があることを羨みますが、七海は「別に才能があってもなくても変わらないよ。だって、そこがゴールじゃないもん。君の方が自由じゃん。私にはゲームしかないけど、君はどこにでも行けて、何にでもなれるんだからさ」と、悩む日向の心を揺り動かすのでした。

その後、七海は噴水広場で日向とゲームをして遊びはしますが、日向は相変わらず『才能』の壁に悩み心ここにあらずの状態。対戦ゲームをしても集中できていないため、七海は不満を漏らすことも。そんな七海に対し日向は「自分にゲームの才能がなかったらどうしてたと思う」と相談をすると、七海はそれでもゲームを好きだと答えつつ「人生は才能だけじゃない。今のちさ先生の受け売りなんだけど、才能があれば面白い人生になるわけじゃない。人と関わって思い出を作ることで才能より大切な希望が生まれるんだって」と、雪染から言われた言葉とともに、日向と遊べて楽しいことを伝えます。才能がなくても希望が──、この言葉に日向も少し気が楽になるのでした。

しかし、九頭龍菜摘の殺人事件の発声と、その実行犯と疑われていた佐藤の死体が発見された出来事をきっかけに日向の日常が崩れて始めると、日向は七海からのゲームの誘いを断ることに。落ち込む七海ですが、日向が「七海、想い出ちゃんと作ってるか?たくさん想い出作れよ。七海は超高校級のゲーマーってだけじゃない。いいところがいっぱいあるんだからさ」と伝えると嬉しく思うのでした。

その後、日向は「じゃあ、またな」と、七海は「うん、また明日」と別れの挨拶を済ませますが、その直後に日向がカムクライズルプロジェクトの参加を受け入れたため、これが最後の会話となります。

それ以降、七海は噴水広場や校門前でゲームをしながら日向を待ちますが、彼が現れることはありませんでした。一方で、施術を受ける直前まで日向は七海と最後に交わした言葉や、それまでのやり取りを回想しるつ、『七海に誇れるオレになる』と決心していました。

七海千秋の最期・処刑・死亡

【ダンガンロンパ3】七海千秋の最期・処刑・死亡

引用元:スパイク・チュンソフト / Lerche『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』

絶望編の中盤で第78期生の入学と共に江ノ島盾子と戦刃むくろが入学し、学園内に絶望が侵入。江ノ島は御手洗の才能に目を付けると、彼を学園の地下に連れていき本人は伝えず「絶望ビデオ」の制作に協力させていました。また、その段階で御手洗の看病を任されていた罪木蜜柑が戦刃に拉致され地下室に連れていかれると、罪木は一足先に江ノ島の洗脳を受け絶望に染まることになるほか、江ノ島は罪木から77期生のことを聞かされると彼らに目をつけます。

加えて、御手洗は生徒会のコロシアイビデオを見てしまい、江ノ島から自分のしていることの意味を教えられますが、逃げれば次は77期生でコロシアイをさせると脅され「絶望ビデオ」の制作を続けさせられるのでした。

そんな中、77期生は罪木が行方不明になったことから不安を抱いでいると、停学明けの狛枝が戻り、狛枝が罪木を西地区(予備学科方面)で見かけたことを証言。驚くクラスメイトですが、全員で罪木の捜索に向かうことになり、手分けして捜索していると、七海と狛枝は狛枝の幸運から学園創始者神座出流の銅像の足元に地下へ通じる秘密通路を偶然発見します。

二人は地下室でアニメを書かされている御手洗を発見するも、黒幕の江ノ島と遭遇。狛枝が海外で拾った拳銃で江ノ島を撃とうとしたところ、背後にカムクライズルが現れ、狛枝は拳銃を取られて逆に撃たれてしまう事態に。しかし、狛枝の幸運が作動しポケットに入れていた生徒手帳が弾丸を防ぎ致命傷には至りませんでした。

七海は外見や雰囲気が違うカムクライズルを見ても日向だと思い話しかけますが、日向は七海のことを覚えておらず「あなたは誰ですか」と返答。七海はその言葉に強い衝撃を覚えますが、江ノ島が間に入り会話は中断。そして、江ノ島は七海に映像を見せようと迫ると、逃げ出した御手洗が助けを求めた雪染が窮地に駆けつけ、消火器を投げつけ煙幕のように使い、七海と狛枝が脱出する時間を稼ぎ、自身は地下室で江ノ島とカムクライズルと対峙しますが、戻ってきた戦刃に捕まり拘束され、「絶望ビデオ」を見させられてしまいます。

一方で、七海は負傷した狛枝を抱えてクラスに戻ると、77期生のクラスメイトに雪染救出の手助けを求めるのでした。

罪木と雪染の裏切り

七海から事情を聞いたクラスメイトは江ノ島から雪染奪還に燃えるも、狛枝から『彼らの絶望は規格外』『死ぬよ』と忠告され怖気づいてしまいます。しかし、七海が「みんな本当にそれでいいの?私たちの先生がピンチなんだよ」と、雪染のおかげで皆と仲良くなれたこと、彼女がいなければ皆とゲームをすると楽しいということを知らないままだった──など、今の心境を訴え働きかけると、クラスは怯えを振り払い雪染奪還にまとまります。

そして、77期生は『今の自分達なら何でもできてしまう気がする』と心を一つに銅像の隠し通路から地下へと赴きますが、階段の土り場で罪木が立ち止まり、皆が奥へ進む中、最後尾にいた七海と二人きりに。どこか様子がおかしい罪木を心配していると、罪木は「ごめんなさい」と言いながら七海を突き飛ばし、七海は壁際に細工された隠し扉を抜けてどこかに落とされてしまうことに。

気を失っていた七海を起こしたのは雪染であり、雪染はカムクライズルが逃がしてくれたから無事であると主張。七海は罪木に突き飛ばされたことを話すと、雪染は「由々しき事態ってことね」と緊張感を持ち、七海と一緒に皆と合流する道を探します。

一方で、七海はしばらく歩くと共に言い知れぬ不安を抱きます。また、罪木は皆に『七海は足を負傷しているため少し休憩してから追いつく』と嘘の報告をしていました。

七海千秋のおしおき(処刑)

雪染の後を歩く七海が辿り着いたのはエレベーター前。七海は不思議な空間に戸惑っていましたが、不意に雪染が七海に抱き付くと「ねえ、七海さん。今まで色んなことがあったわね。バラバラだったクラスの皆を探して、まとめて。才能だけで集まった皆が一つになれたのは、間違いなくあなたのおかげよ。本当に感謝しているわ、学級委員長の役目を引き受けてくれて」と、これまでの七海の働きに思いを馳せますが、唐突に七海をエレベーターの中へと突き飛ばします。

雪染の奇行に戸惑う七海ですが、雪染は洗脳された目を向けながら「だから、あなたは選ばれたのよ」と冷たく突きつけると、エレベーターを起動し、七海はどこか地下へと送られることに。

暗い地下に待っていたのは江ノ島が映されたモニター。江ノ島は雪染に御手洗の技術で作った『絶望ビデオ』を見せて脳を弄ったこと、そして、七海を使って絶望ビデオを完成させようとしていることを打ち明けます。

一方で、77期生は地下の最奥でモノクマが置かれた法廷(裁判所)に到着すると、壁際に設置されたモニターに江ノ島が表示されるとアナウンスで「みんな、揃った?それじゃあ始めるよ。うぷぷぷぷ。素晴らしき絶望の開幕を告げる、おしおきターイム」と通告。モニターに注目すると、江ノ島の更に向こう側には七海が映されたモニター画面があり、七海の処刑が中継されるのでした。

七海千秋の死亡

【ダンガンロンパ3】七海千秋の死亡

引用元:スパイク・チュンソフト / Lerche『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』

七海がエレベーターから降りた先はトラップだらけの迷宮のような場所。通路の至るところに設置された罠が作動すると容赦なく七海を襲いますが、七海は超高校級のゲーマーの才能で辛うじて致命傷を避けながらゴールへ向けて進んでいきます。

七海は必死にゴールへと足を進めていくものの、床から棘がつき出し右足を貫通、投擲で打撲し右額を負傷、左太ももに矢が突き刺さる──などの罠を受け、痛々しく傷つけられていくのでした。しかし、七海は怪我を負いながらも「みんなのところに帰るんだ」「あんたなんかに負けない」「あたしとクラスの皆と雪染先生があなたをきっと止めてみせる」と諦めず、懸命に進んでいきます。

一方で、77期生は映像越しに七海の場所を特定し救助に向かおうと焦りますが、七海を助けに向かおうとしても体が金縛りのように動かず困惑。彼らが見せられている映像にも御手洗の技術が流用されており、ただただ七海が痛めつけられていく姿をモニター越しに見守ることしかできず、また、目を逸らしたくとも視線を外すこともできず涙を流します。

そして、七海は痛みを堪えながらもGOALと書かれた扉に辿り着きドアを開きます。その先には眩く映るクラスメイトと雪染の姿──幻覚が見え、七海は皆の下へと歩み寄っていきますが、無慈悲にも矢が七海の胸を一息で貫通。致命傷を負い倒れかけた七海に待ち受けていたのは、床から起動する無数の針であり、七海の体は無数の針によって貫かれてしまうのでした。

77期生は七海が貫かれて死亡する姿を真に当たりにすると、絶望。狛枝は「許せない、七海さんは僕たちの希望なんだ。そんな七海さんが…、なんて絶望的、なんておぞましい光景なんだ。これが…これが僕らの乗り越えるべき絶望なんだね。ああ、七海さん…わかるかい。君は今、希望の踏み台になってるんだ」と述べ、77期生は涙を流しながら絶望堕ちしてしまいます。

日向との再会と七海千秋の最期

【ダンガンロンパ3】日向との再会と七海千秋の最期

引用元:スパイク・チュンソフト / Lerche『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』

七海の処刑が終わった直後、七海はまだ僅かに息があり、横たわった七海の下にカムクライズルが現れます。

七海は自分を見下ろすカムクライズルを見上げると「日向…くん…。日向くん、だね」と弱弱しく声を出しますが、彼は「それは以前の僕のことですか」と淡々と返します。その反応から七海は彼が自分と過ごした記憶を持っていないことを確信。七海が「もう…思い出せないの?」と問いかけても、彼は「不可能です」と即答します。

七海は「なんだってできるよ、日向くんなら」と述べると、ボロボロの体を動かし仰向けからうつ伏せになり「ほら、やればなんとかなるってやつだよ」と強がりますが、傷は深くすでに虫の息。起き上がろうとしても立ち上がれず「やっぱだめだね…。日向くんの…助けには…、ごめん…ね」と再び倒れ、出血も酷くなります。

カムクライズルが「こんな状況になってもあなたは誰かを守ろうとするんですね」と述べると、七海は「だって…私は…皆が…好きなんだもん」と返しますが、出血が止まらないことから「嫌だ…死にたくないよ。私、まだやりたいことが…。みんなとクラスメイトでいたかったよ」と涙。

そして、七海はカムクライズルに手を差し出しながら「もう一回日向くんと…ゲーム…したかった…な…」と伝えると、その言葉を最期に力尽きてしまうのでした。

力尽きた拍子に彼女が髪留めに使用していたゲーム『ギャラオメガ』のヘアピンが外れると、カムクライズルはそれを拾い上げます。すると、日向の記憶は消去されているはずなのに彼の瞳から大粒の涙が流れ落ちたため、自身でも理解できない現象に当惑するのでした。

七海千秋が選ばれた理由

江ノ島が七海を選んだのは絶望のビデオを完成させるためでした。

超高校級のアニメーターである御手洗が作ったアニメには、視覚効果などを使い人の感情をコントロールする技術が組み込まれており、江ノ島は彼のアニメ技術を使って『絶望ビデオ』を製作していました。しかし、このビデオはプロトタイプであり、絶望の不測具合から不完全な状態でした。

そんな時に江ノ島は七海千秋という生徒がバラバラだったクラスメイト(77期生)を一つにまとめ上げたという噂を聞くと、彼女に目を付けました。七海に目を付けたのは、77期生が信じる希望を打ち砕くためであり、七海の死ぬ映像を見せて77期生を絶望に変えるのが目的でした。江ノ島曰く、絶望の始まりには希望の終焉が相応しいという考え。

皆愛され頼りにされている七海千秋という存在の死が77期生を絶望に染め上げるのに必要だったのです。

七海千秋の希望篇の登場

アニメ「ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-」の未来篇と絶望篇の最終回となる『希望篇』では、未来機関の窮地にジャバウォック島で脳死状態だった77期生がピンチに駆け付け苗木や宗方を助けます。

ゲーム「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」を通してコロシアイ修学旅行を生き残った一人、日向創(カムクライズル)は苗木たちから別れた後、その才能で脳死状態だった77期生の仲間を復活させ全員で苗木たちが監禁されている洋上の極秘施設駆けつけたのです。

日向は雪染の死体を前に七海のヘアピンを握り締めながら「先生、オレ、大切なものをやっと見つけたよ。あいつの言う通りだった。才能なんてあってもなくてもよかったんだ。そこがゴールじゃない。でも、今の自分が嫌いなわけじゃないんだ。そりゃあ、この力のせいで酷い事もしたけど、力があったから皆も元に戻せた。そう思えば、悪くない。奇跡だってやればなんとかなるんだな」と、七海の言葉の影響と今の自分を認めるような言葉を伝えます。

その足で『希望のビデオ』の全世界配信を決意した御手洗がいる場所へ向かうと、「大切な人を亡くしても、悲しみも苦しみも感じなくなる──そんなのがお前の考える希望なのかよ」と説得。ですが、御手洗は終結した77期生の前で自身の行いのせいで大勢の人々が死んだことを悔い、自分がいなければ皆は平和な学園生活を送れていたことへの罪悪感を口にします。

しかし、日向は御手洗の気持ちを汲み取りながら「逃げるなよ」と一言。御手洗が「お前たちはこれでいいのか」「江ノ島のせいで絶望に染まって」と悔やむも、日向は消したい過去ではあるものの「七海をいなかったことにはできない」とヘアピンを手に告げます。自分たちが生きているのは七海のおかげであり、それをなかったことにはできないという想いから、日向は『希望のビデオ』の全世界配信を止める説得を続けるのでした。

そして、77期生全員の説得により御手洗を仲間として──彼らは共に罪を償う仲間として手を取り合うと、今回の未来機関極秘施設で行われたコロシアイゲームの黒幕という汚れ役を演じ、苗木たちの前から姿を晦ますのでした。

七海千秋のAIの誕生と七海の幻覚

【ダンガンロンパ3】七海千秋のAIの誕生と七海の幻覚

引用元:スパイク・チュンソフト / Lerche『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』

ゲーム「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」に登場した七海千秋という生徒は、更生プログラムにかけられた絶望の残党77期生を監視するために未来機関が用意したAIでしたが、実はそのモデルが実在した七海千秋だったことが明かされます。

事件収束後、77期生は船に乗って極秘施設から去っていきますが、甲板にいる日向の隣にモノミを抱いた七海の幻覚が出現。七海は「ねえ、日向くん、知ってた?あの日、皆が新世界プログラムに入ってきた日、皆を管理するためのAIが作られたんだ。それが、私」と説明。所謂更生プログラムは、元々77期生の記憶から管理者に相応しいイメージを読みだして、それを統合し一つの人格を作る予定でしたが、77期生の抱くイメージが全員一致で七海千秋だったことから、七海千秋のAIが作られたことが明かされました。

曰くこのイメージの一致は「心の底からもう一度会いたいという人がいたから」、つまり、全員が七海にもう一度会いたいと思っていたからとのこと。

このことを説明した七海は「正確には別人だけど、みんなのおかげで私はもう一度皆に会えたんだよ。だとしたら、これはみんなで勝ち取った奇跡だね」と述べると、日向は「奇跡か…。こういう結末も悪くないな」と感慨に耽ります。そして、七海は「当たり前だよ。私が生きて、戦って、命をかけたものだもん」と誇らしげに言うと、「さあ、行こう。私たちの未来はみんなで作るんだよ」と日向を次の目標へと導きます。

そして、後ろでバーベキューをしている狛枝が声をかけると日向は彼らの下に向かいますが、七海の幻覚は日向を見送るように消えていくのでした。

「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」のラストに引き続き、日向が見ている幻覚の七海はAIの七海であり、本物の七海ではありませんが、日向や77期生が心の底からもう一度七海に会いたいとイメージが一致した奇跡が七海の『みんなに会いたい』という願いをAIが変わりに叶えることができました。

 

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まとめ

以上「本物の七海千秋」についての紹介でした。

七海千秋は、『ダンガンロンパ3』において希望と絶望の両方を体現する重要なキャラクターです。温かくマイペースなゲーマーがゲームを通してバラバラだったクラスメイトをまとめあげ、彼らの希望となる存在となっていましたが、それが江ノ島に目を付けられる理由となってしまいました。

ゲームでは彼女はただのAIとなっていますが、希望篇にて実は77期生をまとめあげた学級委員長である七海千秋がモデルになっていたこと、日向や77期生が心の頃から七海にもう一度会いたいと思っていたイメージが生んだ奇跡だったことが明かされました。

一方で、七海だけが本当に死んでしまったと思うとどこか悲しい結末です。

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