【鬼滅の刃】炭治郎や生存した鬼殺隊のその後は?何をしてるの?

公式ファンブックの竈門炭治郎の近況報告 鬼滅の刃

大人気漫画『鬼滅の刃』は2020年24号で最終回を迎えましたが、炭治郎たち鬼殺隊は鬼舞辻無惨を倒したことでその役目を終えました。

その後、竈門炭治郎は仲間と共に竈門家に帰っていますが、未来編へ繋がるまでの間、どのように過ごしていたのでしょうか。

今回は、炭治郎たちのその後についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. 竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助、栗花落カナヲのその後
  2. 生き残った柱・富岡義勇、不死川実弥、宇随天元のその後
  3. 鱗滝左近次のその後
  4. 産屋敷家のその後
  5. 蝶屋敷のその後
  6. 愈史郎のその後
  7. 村田と竹内のその後
  8. 鎹鴉(かすがいがらす)のその後
  9. 鬼殺隊の遺書

※最終話『未来編』の紹介ではなく炭治郎たちが戦いを終えた後のネタバレになりますのでご注意下さい!

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【鬼滅の刃】生き残った鬼殺隊のその後一覧

公式ファンブックの竈門炭治郎の近況報告

引用元:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』 出版:集英社

単行本23巻第204話『鬼のいない世界』にて、鬼舞辻無惨に勝利した炭治郎たちは蝶屋敷で療養し、残った富岡義勇と不死川実弥の前で産屋敷輝利哉が鬼殺隊の解散を宣言したことで鬼狩りは使命を全うしました。

そして、蝶屋敷の炭治郎たちの許には生き残った柱や隊士たちがお見舞いに訪れており、炭治郎・禰󠄀豆子・善逸・伊之助の四人は退院後に竈門家に帰還しています。

長い間留守にされた竈門家は三郎爺さんや町の人が管理してくれており、畳や棚も全部変えてくれている状態でいつでも暮らせるようになっていました。

竈門家の墓参りを終えた四人のその後は、本編で小さなコマ割りながら少しだけ描かれていますが、果たしてどのように過ごしていたのでしょうか。炭治郎たちや生き残った鬼殺隊そして協力者のその後を見ていきましょう。

竈門炭治郎と禰󠄀豆子のその後

竈門家に帰還した炭治郎と禰󠄀豆子は善逸と伊之助の四人暮らしをしています。基本的には夜明け前に水くみをして朝ご飯の準備。炭治郎と伊之助が魚を獲り、禰󠄀豆子がご飯を作る生活を続けています。

無惨との戦いで炭治郎は右目と左腕の機能が無く、善逸は早朝に足が痛むほか、炭治郎・善逸・伊之助のように無理をした隊士のほとんどは怪我の影響で前のような体力がなくなりました。そのため、炭治郎はただの洗濯ですら息を切らすほど。

ただ、産屋敷輝利哉から目玉の飛び出る大金を頂いているため生活には困らないみたいですが、炭治郎は真面目なので戦いの後も炭焼きや内職をして働き、禰󠄀豆子や今後のために金銭は遺しています。なお、輝利哉から頂いた大金は受け取りを断れば断るほど増えていくそうです。

街ではガスが普及し始めて炭の使用は減っていきますが、それでも竈門家の炭を贔屓にしてくれる客がいたため炭治郎は炭焼き職人を続けました。

竈門家には鱗滝左近次、村田、竹内などがよく遊びに来る他、炭治郎は月に一度蝶屋敷で栗花落カナヲの定期検診を受けており、禰󠄀豆子も度々蝶屋敷に通っては料理を教えてもらったりお土産にラムネなどを買ってくるそうです。

将来的には炭治郎とカナヲは結婚していますが、結婚までのエピソードは不明。また、痣者の炭治郎が何歳で亡くなったのかも不明。

炭治郎の日本刀(日輪刀)と耳飾りは未来編の竈門家に飾られており、ヒノカミ神楽は現代に受け継がれています。子孫のカナタと炭彦はヒノカミ神楽を舞えるものの、それが鬼を倒す剣術の形式とは知らないようです。

産屋敷家が管理する神社で竈門家は一年に一度ヒノカミ神楽を舞っているそうで、他の呼吸も同じように一年に一度舞いとして奉納するよう受け継がれています。

嘴平伊之助のその後

竈門家に居候する伊之助は一番体力が有り余って元気に過ごしており、人間に戻った禰󠄀豆子が出掛ける際は用心棒として闊歩しています。

そして、何故か禰󠄀豆子が蝶屋敷の定期健診に赴く時には乗り物になりきり禰󠄀豆子を背中に背負って四足歩行で送迎。伊之助が禰󠄀豆子に懐く様子は炭治郎から見て母と子のようで可愛らしいそうです。

日常生活は炭治郎と同じように魚獲りや洗濯をして竈門家を支えています。

単行本23巻第204話では、盗み食いをした際にいつも神崎アオイにバレることから実は陰の実力者ではと勘繰るも、アオイが伊之助用にご飯を用意してくれていた優しさや割烹着を着て料理する後ろ姿を見て笑顔を見せています。

将来的に伊之助とアオイは結婚していますが結婚に至るまでのエピソードは無いようで、子孫の嘴平青葉の世代では竈門家と疎遠になっている理由は分かりません。しかし、未来編で竈門炭彦と出会い仲良くなっていますので一安心。

なお、決戦後に殉職した鬼殺隊のお墓に花を供える際に伊之助は花を適当にばら撒いていましたが、伊之助にとって墓は持った土に石積みされたものという認識で四角い墓は見たことがなかったことから墓と気づかなかったとのこと。後に禰󠄀豆子から四角い墓の存在と花の供え方を教わってます。

伊之助が禰󠄀豆子に懐いている理由は基本的に怒鳴ったりせず分からないという前提で物事を丁寧に説明してくれるからであり、絶対に伊之助を馬鹿にしない態度の禰󠄀豆子に何でも報告するようになりました。

こういった禰󠄀豆子の優しい性格に母の面影を見ていたのかもしれませんね。

我妻善逸のその後

善逸も決戦後には竈門家に居候していますが、早朝や雨天などは足が痛むようです。そのため、基本的には竈門家のお手伝いは皿洗いなどの後片付けを担当しています。

禰󠄀豆子と伊之助がキャッキャしていると足が痛いと騒ぎ出し禰󠄀豆子に足を揉んでもらって満足気にしていましたが、あまりの見っともなさに炭治郎に注意されることに。その後は空想に逃亡し善逸伝なる書物を創作するものの、史実と異なり善逸は身長九尺を超える鳴柱、炭治郎は借金を作り禰󠄀豆子を置いて逃亡、伊之助は鬼となり不死川実弥は盗人で犯罪者、そして禰󠄀豆子はお姫様という無茶苦茶な内容でした。

しかし、炭治郎にぐうの音も出ない辛辣な感想を言われたことで泣き出しますが、炭治郎から「禰󠄀豆子が好きならしっかりしないと」と言われてようやく日常生活を改めることを決起。

翌日から早起きをして長時間の歩行の練習を始めると、突然これまでの態度が改まったため逆に具合が悪いのではと禰󠄀豆子に心配される始末。

しかし、数日後には禰󠄀豆子をお花畑に誘い出すと、炭治郎が察知して見送る中、花畑から炭治郎が居る場所まで聞こえる大声で禰󠄀豆子に告白するのでした。

なお、禰󠄀豆子は善逸の大声を至近距離で聞いたため一日十難聴になってしまい、善逸は泣きながら謝り倒しています。

善逸の告白がどうなったのかは語られませんでしたが、未来編の結末を見ると二人が結ばれたのは一目瞭然ですね。なお、『善逸伝』炭治郎が借金を返済し善逸に弟子入りし、伊之助が子分になるという内容に修正されており、おそらくこの内容の『善逸伝』を子孫の我妻善照が読んで感動しています。

しかし、姉の我妻橙子には「ひいおじいちゃんの嘘小説」とバレています。

栗花落カナヲのその後

カナヲは決戦で花の呼吸・終ノ型『彼岸朱眼』を使って失明しかけていましたが、決戦後は全く視力が見えないとまではいかず少しだけ見える状態です。

不死川実弥から亡くなった伊黒小芭内の友達『鏑丸かぶらまる』を託されており、現在は神崎アオイと共に蝶屋敷を引き継いで医者になっています。炭治郎や禰󠄀豆子の定期健診をしているのもカナヲです。

分からないことは鴉を使って愈史郎と手紙のやり取りをして聞いているようなので、まだ医者の卵といったところでしょうか。

なお、愈史郎との手紙のやり取りがスムーズなことから案外近くで暮らしているのではと炭治郎に伝えており、炭治郎は愈史郎が元気なことに喜んでいました。

単行本23巻第204話では、蝶屋敷のアオイ、なほ 、すみ、きよの五人で胡蝶しのぶが大事にしていた金魚を可愛がっている様子が描かれています。

将来的には炭治郎と結婚しているため竈門家に嫁いでいます。

富岡義勇のその後

決戦後は一時昏睡状態となっていましたが、禰󠄀豆子が繕った羽織をかけて毎日呼び掛けていた祈りが届いたのか無事に生き延びました。鬼殺隊解散後は長髪をばっさりと切っています。

決戦でボロボロになった形見の羽織を禰󠄀豆子が綺麗に繕ってくれたことに感動し、そのお礼に着物・洋服・髪飾り・宝石などを山ほど送りましたが、善逸に敵認定されることに。

炭治郎とは手紙のやり取りが続いているらしく返事を出すようになるほか、前みたいに自分を恥じたり責めたりしなくなったようで自然な笑顔が増えていきました。

宇随天元には親しくしてもらっているようで、宇随家に赤ちゃんが誕生した際には触らせてもらっています。宇随一家と一緒に温泉にも行ったそうですが、嫁三人と混浴だったため義勇は「・・・。」と無言で後ろを向いて入浴。

単行本23巻の最終話では、不死川実弥と鰻重を食べている一コマが描かれているため、笑顔はありませんがどうやら戦いの後に打ち解けたようです。

痣者の義勇が何歳で亡くなったのかは不明ですが、結婚して子孫がいます。

不死川実弥のその後

義勇と同じく決戦後は一時昏睡状態でしたが持ち直し生存。単行本23巻第204話では蝶屋敷でカナヲに鏑丸を託しており、禰󠄀豆子に謝罪するとともに生前の玄弥を重ねて頭を撫でています。

その後は荷物を纏めてどこか旅に出ているような描写があるものの行く先は不明。

ただ決戦後は炭治郎が一方的に手紙を送っているためどこかに定住しているようです。なお、実弥は字を読めるものの書けないとのことで炭治郎に返事を出していません。炭治郎は手紙が迷惑なのかと思い輝利哉に相談したところ「嬉しいはずだからこれからも書いてあげて」と言われたので手紙は出し続けています。

また、竈門家の人間に気づかれない抜き足でおはぎと抹茶を差し入れしており、炭治郎は風呂敷の匂いから実弥の贈り物として頂戴しています。

鬼殺隊解散宣言の頃から義勇との蟠りがとけたのか、単行本23巻の最終話では一緒に食事をしていました。

痣者の実弥が何歳で死亡したのかは不明ですが、結婚し子孫がいます。

宇随天元と妻のその後

単行本23巻第204話、決戦後の宇随家が幸せそうに暮らしている描写があります。

公式ファンブックでは、決戦後に子供が生まれていますが三人の妻の内の誰の子が先か、その後に三人とも子供を産んだのか、などの詳細は不明。富岡義勇に赤ちゃんを触らせてあげています。

また、炭治郎と住所を交換をしていますので定期的に遊びに行っているかもしれませんね。

宇随家の子孫は女性に人気の体操選手で七人の兄妹がいるそうですが、どの嫁の子供が家を継いでいるのかは不明。

鱗滝左近次のその後

決戦時には産屋敷輝利哉を守る傍らで禰󠄀豆子の番をしていましたが、決戦後には蝶屋敷で禰󠄀豆子と抱擁している姿が描かれています。

その後も竈門家に遊びに来ている様子が公式ファンブックで描かれているため、平穏無事に鬼の居ない余生を過ごしていることが分かりました。

未来編では桑島慈悟郎の転生もしくは子孫のおじいさんと将棋を指しているおじいさんが鱗滝の後ろ姿と酷似していますので、転生もしくは子孫がいるのかもしれません。

産屋敷輝利哉のその後

単行本23巻第204話、輝利哉は妹のくいなとかなたとともに鬼殺隊の解散宣言を富岡義勇と不死川実弥にして頭を下げて感謝を伝えています。

公式ファンブックにて、鬼殺隊には生活に困らないように充分な金銭を贈っていることが判明。炭治郎の相談にも気軽に対応し、愈史郎とは友達になっていることが分かりました。

また、無惨討伐後は自分の命も二十代に差し掛かれば尽きると考えており、産屋敷一族が絶えてしまうのではないかと怯えていたものの、二十歳を過ぎ三十歳を過ぎ歳を重ねていくうちに産屋敷の呪いが消えたことを実感しました。

その折には既に結婚もしていたそうで、呪いが消えた時には妻と子供そして妹たちを抱えて何時間も泣いたそうです。

未来編では日本最高齢記録保持者となり存命で毛が三本になっています。

妹たちのその後は不明。

ちなみに輝利哉は産屋敷家の98代目の当主です。

蝶屋敷のその後

神崎アオイは栗花落カナヲとともに蝶屋敷を引き継ぎ三人娘(高田なほ、寺内きよ、中原すみ)とともに暮らしています。

未来編ではアオイと伊之助が結婚し子孫がいることが判明しており、三人(あほ、きよ、すみ)にも子孫がいることが明かされています。しかし、アオイと伊之助の結婚までのエピソード、三人娘の結婚相手などは描かれていません。

伊之助は禰󠄀豆子の定期健診には必ず付き添っていたそうなので、アオイは伊之助の予想外な行動にたびたび笑わせてもらっていたそうです。単行本23巻第204話で伊之助が料理をするアオイに微笑んでいるため、禰󠄀豆子に付き添って蝶屋敷の皆に会いに行くうちに打ち解けたのかもしれませんね。

また、最終話の一コマにアオイと伊之助が仲良さげにしている描写があります。

愈史郎のその後

愈史郎は未来編で『山本愈史郎』という珠世を描き続ける画家として世間的にも評価される謎多き画家として大成しています。

決戦後に炭治郎に「死なないでくださいね。珠世さんのことずっと覚えていられるのは愈史郎さんだけです」と言われた影響かもしれませんね。

その後、蝶屋敷で医者を務める栗花落カナヲとは医療に関して連絡を取り合っているほか、産屋敷輝利哉とは友達になっていることが判明。

また公式ファンブック情報では、生前に珠世に思いを伝えることはなかったものの、決戦前に珠世に「生まれ変わったたら夫婦になってほしい」と約束していたことが判明。大正コソコソ噂話では、数百年後に地獄で罪を償って生まれ変わった球世を見つけて二人寄り添うかもしれないことを示唆されています。

村田と竹内のその後

公式ファンブックで竈門家に遊びに行っている姿が描かれています。未来編では彼らの子孫もいるようなので充実した人生を送ったようです。

鎹鴉(かすがいがらす)のその後

無惨を倒したあとはそれぞれ自由にしていますが、産屋敷家と仲が良かった隊員たちに会いに行ったりしているようです。

最終話のコマにもそれぞれ担当した隊士と一緒に写っている姿が描かれています。

ちなみに、時透無一郎の鎹鴉『銀子』は無一郎の死亡後に痩せ細り具合を悪くしていましたが竈門炭治郎の鎹鴉『天王寺松右衛門』が慰めたところしばらくして夫婦になったとか。

鬼殺隊員の遺書

亡くなった鬼殺隊員の遺書は生き残った産屋敷輝利哉が全て目を通しています。

その中身には多くの鬼殺隊員が炭治郎と禰󠄀豆子の幸せを願う言葉を書いていたことが判明したため、二人への言葉が書かれたものは全て輝利哉から炭治郎たちに伝えられており、炭治郎と禰󠄀豆子は亡くなった鬼殺隊の遺書を読ませてもらっています。

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まとめ

鬼舞辻無惨との決戦後、生き残った鬼殺隊の隊員や協力者はそれぞれの場所へ帰還していることが分かりました。

生活においては産屋敷輝利哉が充分な金銭を贈っているので鬼殺隊を辞めても生きていくには困っていないみたいですね。

ただ、痣者の寿命に関しての詳細は語られなかったので、炭治郎、義勇、実弥の三名が25歳までに死亡したのか、それとも常時痣を発現させているわけではないため寿命の前借りをした分だけ早く亡くなったのかは分かりませんでした。

日の呼吸の適性者でないため寿命はかなり削られているとは思いますが、義勇も実弥も21歳であるためあまり長生きは出来ていないかもしれませんね。

 



鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺見聞録

作者:吾峠呼世晴
出版社:集英社

   

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