1992年に連載開始した「金田一少年の事件簿」は、名探偵・金田一耕助を祖父に持つ高校生・金田一一が殺人事件を解決する大人気ミステリー作品。
2018年には20年後を描く『金田一37歳の事件簿』がスタートし、生意気な高校生だった金田一が37歳のサラリーマンとなって、20年越しに再び殺人事件に巻き込まれ謎を解いていく──という展開から物語が始まりました。
今回は『金田一37歳の事件簿』で描かれた金田一少年の事件簿の登場人物の20年後の姿をご紹介したいと思います。
【金田一37歳の事件簿】登場人物の20年後の姿まとめ
金田一一
![]() |
17歳 ⇒ 37歳 |
| サラリーマン | |
| PR会社 音羽ブラックPR社 社員 | |
| 元不動高校2年の高校生探偵。ある事情から「もう、謎は解きたくない」と推理から離れていたものの、仕事中に訪れた歌島で四度目の殺人事件に遭遇し謎解きを再開。再び数々の殺人事件に巻き込まれていく中で、高遠が認めた使徒「オリンポス十二神」の試験台に利用されていたことが判明。肩書は営業部主任だったが、最後の事件後に営業部課長に昇進決定。最終話では、玲香から「これからも謎を解いてほしい」と言われ過去の呪縛から解放される。また、七瀬美雪と結婚していたことが発覚し、美雪がフライトで留守が多いこともあり、金田一は会社近くの安マンションで寝泊まりしていたことが明かされる。美雪の仕事柄、生まれてくる子供の子育てを引き受けるため会社を辞職し、祖父のような名探偵を目指す探偵事務所を始める。 | |
七瀬美雪
![]() |
17歳 ⇒ 37歳 |
| CA | |
| 大手航空会社 チーフパーサー | |
| 元不動高校2年の女子高生で、金田一の幼馴染。現在は大手航空会社のチーフパーサーとして働いており、作中のほとんどは仕事で不在するも、ライソを通じて度々金田一にメッセージを送っている。急遽仕事が休みになった日には料理を作ったり洗濯物を干すなど家事をする姿が描かれるも、金田一との関係性ははぐらかされていた。しかし、最終話にて金田一と結婚していたことが判明するほか、妊娠三ヵ月であることを告白する。 | |
佐木竜二
![]() |
15歳 ⇒ 35歳 |
| サラリーマン | |
| 大手映像制作会社 帝国映像 課長 | |
| 元不動中学3年生で佐木竜太の弟。不動高校に進学し、大手の帝国映像へ就職している。村上と共に金田一とは現在も交流が続いており、居酒屋で近況報告をしている。結婚の有無は不明。仕事で異人館ホテルを訪れた際には未だに傷心している金田一に対し「もう20年前の話ですし」と気にしていない様子かつ、そこで金田一といつきと再会すると「死んだ兄のおみちびきでしょうか」とネタに走る。 | |
村上草太
![]() |
17歳 ⇒ 37歳 |
| サラリーマン | |
| 地元信用金庫 課長 | |
| 元不動高校2年ミステリー研究会所属の金田一の同級生。37歳となった現在は弁護士ではなく信用金庫務めで、既婚者。子供も2人いる。作中では金田一や佐木とよく居酒屋で会って近況報告をする姿が描かれる。 | |
真壁誠
![]() |
18歳 ⇒ 38歳 |
| 警察官 | |
| 警視庁捜査一課 白銀署 警部 | |
| 元不動高校3年生でミステリー研究会所属。現在は白銀署の刑事になっており、事件現場で金田一と再会する。事件解決後は一杯飲みに誘うなど、金田一に対しては未だ見下す態度はあるものの高校時代よりかなり緩和し、何度か捜査協力する仲。比較的融通の利く現役刑事という立場から、本作ではかつての剣持のように金田一と共に事件に巻き込まれることが多い。ミス研の鷹島友代と結婚している。 | |
いつき陽介
![]() |
32歳 ⇒ 52歳 |
| フリールポライター | |
| — | |
| フリーのルポライターで、高校時代の金田一の協力者。現在も仕事を続けており、舞台「函館ウォーズ」のレポートの仕事で函館を訪問した際に異人館ホテルで金田一と再会。都築瑞穂は30歳になり結婚し子供もいるようで、自身も孫を持つ身になったことを報告。 | |
速水玲香
![]() |
17歳 ⇒ 37歳 |
| 経営者 | |
| フラワーショップ | |
| 元国民的アイドルタレント。現在はフラワーショップを経営しており、アレンジメントなどで東京にも出張。高校卒業を控えた息子がいる。20年前、当時玲香は妊娠し仕事を辞めて婚約者と結婚を控えていたものの、金田一が解決した事件の犯人が玲香の婚約者という悲劇を辿る。しかし、現在は一人で子供を育て、金田一に「あたし、今とっても幸せよ?」「金田一くんの謎を解く力は本当の意味で救ってくれる光だと思う」と伝えたことで、金田一は『謎を解きたくない』という呪縛から解放されることになった。また、婚約者は現在仮釈放され札幌の玲香の家にいる。 | |
金田一二三
![]() |
9歳 ⇒ 29歳 |
| OL | |
| 探偵社勤務 / 小説家 | |
| 金田一のいとこで当時小学3年生。現在は探偵社で勤務しており、その傍らで小説家としても活動。実際に金田一が解決した事件をモチーフにした著書「緋之川伝説殺人事件」がミステリー登竜門オソカワミステリー大賞に佳作入選。ペンネームは金田一二三と書いて「かねだひふみ」と読む。ミステリー小説家の小美野悠人と交際中。 | |
剣持勇
![]() |
48歳 ⇒ 68歳 |
| — | |
| 定年退職 | |
| 元警視庁刑事部捜査一課警部。現在は退官しており、老後を妻の和枝と過ごしている隠居の身。一方で長年の習慣から筋トレは欠かさず肉体は若々しい。刑事魂は現役。当初は大人になった金田一が敬語を使ったので寂しく感じるが、すぐにいつもの調子に戻ったので嬉しく思う。作中では金田一から連絡を受け久しぶりに駆け付けるが、登場は少ない。 | |
明智健悟
![]() |
28歳 ⇒ 48歳 |
| 警察官 | |
| 警視長 | |
| 元警視庁刑事部捜査一課警視のエリート警察官。登場時点で警視長に昇格しており、物語中に警視監への昇進も内定。作中では昔馴染みで金田一に協力したり、高遠関連でも登場。当初、謎を解くことにトラウマを抱え消極的だった金田一に説教じみたことを述べていたものの、金田一が昔のように事件を解決すると「やっぱりやればできるじゃないですか」と微笑む。高遠とは同じ秀央高校出身で直接面識はないが、OBとして学園に行った際に音楽室でベートーベンの月光を弾いている生徒を見ている。 | |
高遠遙一
![]() |
23歳 ⇒ 43歳 |
| 殺人鬼 | |
| 死刑囚 | |
| かつて「地獄の傀儡子」を名乗り数多くの犯罪に関与し、自身も殺人犯であった犯罪芸術家。頭髪は真っ白で長くなっているが、外見は若い。現在は死刑囚として特別重要犯拘置区画に収監されている。しかし、本作では自身を「ゼウス」として、犯罪組織「オリンポス十二神」の11人の使徒を放ち、金田一を再び殺人事件に引き込む。明智とは同じ秀央高校出身で、姫野優未の指導を受けた生徒であり、明智とは真逆の生き方を選択している。なお、最終的にはアレスの協力を得てまた脱獄し、オリンポス十二神と共に金田一への挑戦に燃えている。 | |
まとめ
以上「金田一少年の事件簿の登場人物の20年後の姿」の紹介でした。
金田一は20年前のトラウマから新卒でサラリーマンとなり社畜生活を歩んでおり、同級生たちもそれぞれ社会人に、真壁に至っては刑事になって、明智は順調に昇進し、剣持は退官するなど、それぞれ順当に年齢を重ねていました。
一方で高遠は白髪頭になっているものの外見も中身も当時のままか、金田一に対する執着は昔以上に仕上がっています。
なお、基本的に金田一の身の回りで起きた殺人事件を描くので、懐かしい面々の搭乗は日常回か後日談程度の登場です。
![]() |
金田一37歳の事件簿 天樹征丸・さとうふみや (著) |
|




















-211x300.webp)