呪術廻戦のスピンオフ作品「呪術廻戦モジュロ」に登場するダブラ。
ダブラはデスクンテ族に伝わる角が特徴的かつ宿儺並に恵まれた上背のキャラクターですが、あまり好戦的な性格ではなく、親友との約束を果たすためにルメル族の代表として彼らに同行し族長としてルメル族を守る立場の人物です。
しかし、作中では地球人とシムリア星人の関係が悪化したことで代表戦で決着をつける運びになり、ダブラはシムリア代表として地球代表の乙骨憂花が使役する八握剣異戒神将魔虚羅と一騎打ちすることになりました。
そして、ダブラの術式がようやく明るみになると共に、反転術式や術式反転、果ては領域展開まで学習し披露する事態に。
今回はダブラの術式・領域展開・強さについてご紹介したいと思います。
ダブラとは
引用元:芥見下々・岩崎優次『呪術廻戦≡(モジュロ)』 出版:集英社
フルネームはダブラ・カラバ。
シムリア星から地球へやってきた移民・ルメル族の代表で、デスクンテ族の戦士。成長とともに呪力が角として徐々に物質化するのがデスクンテ族の特徴であり、加えて、ルメル族が額に横向きの第三の目を持つのと異なりデスクンテ族は額に縦向きの第三の目を持ちます。
ダブラ自身の身体的特徴としては、上背の高さ、胴元まで伸びる耳朶、顔や体中に刻まれる紋様が印象的。また、かなりの寡黙ぶりで、争いごとは苦手。
一方で、同じシムリア星で過ごすルメル族から見てもダブラという存在は例外的であり、かつ丸腰が意味を成さないほどの圧倒的殺意(敵意)を纏っているようで、地球の一級呪術師レベルであっても彼と対峙するだけで空気にのまれて微動だにできません。
宇佐美曰くダブラが本気でやればこの国一つ簡単に落とせるらしく、第一印象は『侵略しないでくれてありがとう』という気持ちを抱くほどでした。また、宮國曰く敵として会えば逃げるか性質次第では自害を選ぶレベル。
ダブラの術式
引用元:芥見下々・岩崎優次『呪術廻戦≡(モジュロ)』 出版:集英社
ダブラの術式は「質量をもった殺意」と「光」です。
伏字の部分は地球人では対話不可能なデスクンテ族に伝わる「質量をもった殺意」であり、成長とともに呪力(殺意)が角(質量)として物質化するデスクンテ族に伝わる角を指します。
戦闘では、呪力エネルギーを光線のように放出したり、光を具現化し、棒状の光を形成し放ったり突き刺したりできる様子(BLEACHの六杖光牢のように全方位から薄い光線を突き刺すことも可能)。弾丸状に放つ光の一つ一つの威力は八握剣異戒神将魔虚羅の体を容易に貫通する威力です。
また、術式自体の速度は「光」ということもあり、発動も光速かつ眩い発光が生じるのが特徴。
亜光速
ダブラの術式は「質量をもった殺意」と「光」ですが、ダブラの肉体は光の加速に耐えられません。
元々シムリア星には地球で言う呪術の概念はありますが、正のエネルギーに変える反転術式の知識がないため、体を損傷しても治療ができません。そのため、ダブラ自身が光の速度で移動することはなく、戦闘は専ら術式を放つことにしか使用していませんでした。
しかし、魔虚羅戦では戦士としての意識が覚醒し、術式を適応させた魔虚羅を屠るために術式に頼らない徒手に専念すると、限界まで肉体の強度と速度を高めた末に人類未踏である亜光速の戦いを繰り広げることに。
なお、亜光速に達したダブラの蹴りは魔虚羅ごと辺り一帯を更地に変えるほどの威力を持ちますが、ダブラ自身の足は使い物にならないほどに損傷してしまいます。
反転術式
ダブラは魔虚羅戦で反転術式を会得しています。
以前、マルルが怪我をした時や今回クロスが重傷を負った際に宇佐美が特別な治療を申し出た発言や魔虚羅が持つ退魔の剣から発せられる呪力とは別のエネルギーから、何か呪力をポジティブな別のエネルギーに変換する技術があるのではと確信を抱くと、実践で使い物にならなくなった足を反転術式で治療してみせました。
なお、この時のダブラの一声が「成程、進んでいるな、地球の呪術は」と感心するもので、珍しく笑みを浮かべています。
術式反転
反転術式を会得したダブラは、本来ネガティブなエネルギーである呪力同士を掛け合わせることでポジティブなエネルギーへ変換し爆発的に治癒力を高めることを理解します。
そこで、ダブラは正のエネルギーを呪力の代わりに術式に流し込むとどうなるのかと知的好奇心に燻ぶられると、さっそく術式に正のエネルギーを注力。すると、光とは対極な黒いものを生み出すと、まるで竜巻の中にいるように渦状の風が発生し瓦礫が飛び回ることに。
しかし、術式反転という新手を導き出したものの、その効果は一切不明。
そもそも渦状の風の発声は発動前の現状なのかそれ自体が効果なのか検討もつきませんが、ダブラが魔虚羅攻略手段として今度こそ適応前に一撃で倒さなければならないと思考を巡らせているため、この場面では術式反転は発動しきっていないと推察されます。
なお、その後も術式反転は使用していないので効果は結局わかりません。
領域展開
ダブラは魔虚羅との戦闘中にマルルの術式を感知し結界について学習すると、魔虚羅を一撃で屠る手段として領域展開を会得します。
名称は領域展開「幽明異境・逆越」。
背景に巨大なモニュメントが出現(ユーゴスラビアにあるスポメニックがモチーフもしくは酷似)。掌印は摩利支天隠形印に酷似。
残念ながら戦闘が中断されたため術式反転同様に領域展開の効果も不明となっています。
ちなみに、摩利支天隠形印は自身の気配を消してあらゆる害毒災難から身を護るとされています。
ダブラの強さは両面宿儺や五条悟レベル?
ダブラと対峙した地球の呪術師の多くは両面宿儺を比類にかけています。
しかし、地球来訪初期のダブラは確かに宿儺級の呪力を帯びていますがシムリアは地球より呪術技術が遅れているため「反転術式」「術式反転」「領域展開」などの知識がありませんでした。そのため、強さや呪力量などは宿儺に近いものですが、術式までしか習得していないため、実際に宿儺や五条悟と交戦すればたちまち負けてしまうと思われます。
一方で、ダブラは魔虚羅との戦闘中に魔虚羅の持つ退魔の剣や地球人の呪術から負のエネルギーである呪力を正のエネルギーに変換する術があることを学習すると、その場で「反転術式」や「術式反転」、さらにはマルルの結界術を見て「領域展開」まで習得し一発で発動するほどの才覚を発揮させています。
残念なのがダブラの「術式反転」や「領域展開」は戦闘が中断されたため不発で終わったことです。
歴史上魔虚羅を倒したのは両面宿儺と五条悟の2名のみ。宿儺は最終奥義である「竈(カミノ)開(フーガ)」を使用し、五条悟は「茈」の自爆に巻き込むなど、両者とも奥の手を出してようやく魔虚羅を倒したわけですが、もし戦闘が中断されずダブラが魔虚羅を倒していれば宿儺と五条悟に並ぶ歴史上三番目或いは二人に並ぶ呪術師となっていたでしょう。
しかし、ダブラは現状として魔虚羅を倒せていないので両面宿儺と五条悟に並ぶかどうかは不明という認識に着地しています。
まとめ
以上「ダブラの術式・領域展開・強さ」の紹介でした。
ダブラの術式は「質量をもった殺意」と「光」であり、二つを合わせたものになります。基本的に術式の発動は光速と捉えてよいでしょうが、正直魔虚羅だから戦いが長引いているだけで相手が人間なら一瞬で決着がつきそうな術式ではないでしょうか。
一応呪霊直哉の速度がマッハ3で、甚爾と並んだ真希でようやく見切れるほどの速度になります。光速はマッハ88万らしいので、真希の目でも捉えられないでしょうし、宿儺や五条だと対策できるのか怪しいところです。
あとは効果不明の術式反転と領域展開について最終巻で説明が入ることを願うばかりです。





