【鬼滅の刃】悲鳴嶼行冥の死亡は何巻何話?最後は寺の子供と和解?その後は転生した?

鬼滅の刃

漫画『鬼滅の刃』に登場する鬼殺隊最強の剣士・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)。

悲鳴嶼は無限城編で上弦の壱・黒死牟と戦い、鬼舞辻無惨との連戦で疲弊しました。

悲鳴嶼の最後はどうなったのでしょうか。

今回は悲鳴嶼行冥の最後についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. 悲鳴嶼行冥の死亡は何巻何話?
  2. 悲鳴嶼行冥と黒死牟戦の詳細
  3. 悲鳴嶼行冥と鬼舞辻無惨戦の詳細
  4. 悲鳴嶼行冥の死亡
  5. 悲鳴嶼行冥を看取った隠の少女=沙代説
  6. 悲鳴嶼行冥のその後|転生
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悲鳴嶼行冥は死亡は何巻何話?

悲鳴嶼行冥の死亡シーン

引用元:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』 出版:集英社

悲鳴嶼行冥の死亡が描かれたのは単行本23巻第200話『勝利の代償』

鬼殺隊総動員で鬼舞辻無惨を太陽光で消滅した後、満身創痍の悲鳴嶼は重傷につき命を落としました。また、最後まで若き隊士の命を優先するように頼んでいます。

悲鳴嶼行冥の最後|【無限城編】黒死牟との戦い

単行本16巻第140話『決戦の火蓋を切る』にて、最終章の無限城編が開幕。

鬼殺隊隊員は鳴女によって無限城に落とされて散り散りにされてしまいますが、悲鳴嶼は時透無一郎と行動をともにし城内を疾走。城内には下弦程度の力を帯びた雑魚鬼が無数に存在していますが、当然柱二人の脅威にはならず瞬殺。

無一郎とともに恩人の産屋敷耀哉の仇を討つべく怒りを露わにします。

しかし、道中に鳴女の空間操作により無一郎と分断されると、無一郎は黒死牟と邂逅し激戦。

そして、無一郎に続き不死川玄弥、そして不死川実弥が黒死牟と相まみえるも危機に瀕すると、ようやく悲鳴嶼が合流し黒死牟の攻撃から仲間を守り登場するのでした。

黒死牟との激戦

黒死牟戦は悲鳴嶼行冥、時透無一郎、不死川実弥、不死川玄弥の4人がかりの総力戦。

透き通る世界に達している黒死牟の評価では悲鳴嶼は極限まで練り上げられた肉体の完成形であり、悲鳴嶼ほどの剣士を拝むのは300年振りとのこと。そのため、戦闘欲を掻き立てられ高揚。

互いに一歩も引かない斬り合いは互角ですが、当然鬼である黒死牟の方が体力が無尽蔵に加え、再生力が高いため、悲鳴嶼は疲弊する一方。

しかし、負傷していた実弥が復帰し参戦。悲鳴嶼と実弥は連携し黒死牟を追い込みますが、黒死牟は愛刀『虚哭神去きょこくかむさり』を第二形態に変化させ一段階強く変貌。また、この時点で未だ黒死牟に傷をつけることは叶わず。

逆に黒死牟の猛攻に押され始めた悲鳴嶼と実弥ですが、片腕欠損状態の無一郎が復帰して三人がかりで応戦。が、三人がかりでも黒死牟の技の猛襲に隙は生じず、三人は疲弊の一途を辿るのでした。

悲鳴嶼は黒死牟戦で『透き通る世界』に至る

黒死牟の猛襲の最中、とある違和感を覚えます。

黒死牟の技は尽きることのない猛攻撃ですが、それにしては悲鳴嶼たちの行動を予見しているように技の発生が早すぎるのです。それが単純に動きを読まれているにしても、おかしいと思える要因でした。

むしろ攻撃動作に入る前に動きを抑制されるような攻撃であることから技を出そうと考えた瞬間を読まれていることに気付きます。

それこそ神通力のような異能力。

いったい黒死牟には何が見えているのか──感覚を研ぎ澄ませ違和感の正体を掴もうと悲鳴嶼は思案。鬼は元来人間の形が変貌したもので、鬼にできることは人間にもできるはず。呼吸は人間を文字通り鬼の如く強くする術である、盲目の目は本質を見抜く目であり決して惑わされない、と悲鳴嶼は感覚を研ぎ澄ませるのでした。

すると、脈打つ感覚から次第に目の前の黒死牟の脈動が知覚できるようになったのです。すなわち、他者の骨格・筋肉・内臓の働きが透けて見えるという、かつて竈門炭十郎が炭治郎に教えた『透き通る世界』に達した瞬間でした。

黒死牟の撃破

透き通る世界に達した悲鳴嶼は無一郎の意図を汲み実弥とともに黒死牟の猛攻に隙を作ります。

黒死牟が技を出す瞬間に鉄球の数珠の一つを黒死牟の手に投擲し技の発生を防ぐと、実弥が『塵旋風・削ぎ』でさらに回避行動を余儀なくさせ、後退する黒死牟に悲鳴嶼の鉄球が命中し右肩を抉ることに。

そして、初めて黒死牟にダメージを負わせたところで畳みかけるように接近した無一郎が横腹に刀を突き刺すのです。また、この時の無一郎も極限状態から『透き通る世界』に達しており、黒死牟の猛攻を受けるも致命傷を回避して接近することに成功した模様。

黒死牟の動きを止めたところで悲鳴嶼と実弥がほぼ同時に斬りかかると、黒死牟は刀を振り上げますが、黒死牟の髪や刀の破片を食べて血鬼術を発動した玄弥が南蛮銃を発砲。瞬時に弾を弾く黒死牟でしたが、玄弥が撃ち込んだ弾は血鬼術により黒死牟へ飛来し急激に根を張り黒死牟を無一郎ごと拘束し固定。(上弦の肆・半天狗の木の能力に類似)

黒死牟を討ち取る千載一遇の好機でしたが、ここで黒死牟は第三形態(全身から刃を出現させる)に変貌。これにより斬撃は全方位に展開できるようになり、斬りかかった悲鳴嶼と実弥は間一髪回避し攻撃を断念。接近していた無一郎は上下真っ二つに、玄弥は縦真っ二つに両断されてしまうことに。

しかし、胴体だけとなった無一郎は気力で『赫刀』を発現させると黒死牟の内臓に灼けるようなダメージを与えて体を硬直させ、同じく玄弥も意識を集中させて血鬼術の能力を高めて木による固定を強めます。

無一郎と玄弥の力で黒死牟は技を出せない、かつ体が動かせない状況に追い込まれると、悲鳴嶼は鉄球を黒死牟の首に上から叩きつけ、さらに上から実弥が重ねるように刀を振り下ろすとようやく黒死牟の首を切断することに成功するのでした。

 

 

なお、黒死牟はすぐに首の切断からの死を克服して頭を再生。再び悲鳴嶼たちと激戦を繰り広げようとしますが、彼らの刀に反射して映る自分の姿があまりに醜かったため、その姿が侍の姿とは程遠い、本当の自分の望みではない、負けを認めない生き恥と悟ったのをきっかけに無一郎に刺された箇所から塵となり消滅しています。

悲鳴嶼行冥の最後|【市街地戦】鬼舞辻無惨との戦い

単行本21巻第185話『匂いのない世界』では、無限城崩壊後地上へ投げ出された鬼舞辻無惨と鬼殺隊隊士が激戦を繰り広げており、多くの隊士は死亡。竈門炭治郎は毒にやられ、冨岡義勇、伊黒小芭内、甘露寺蜜璃が果敢にも斬り結んでいる状況。

そして、ついに蜜璃までも負傷し毒を受けてしまった最中、窮地に駆け付けたのが黒死牟戦を経てやってきた悲鳴嶼行冥と不死川実弥でした。

しかし、無惨との激戦の最中に毒が付与されている触手攻撃を全員が受けてしまったため、すにで日の出までに体力が持たない状況。そんな中、蜜璃が倒れてしまうと、さらに現状維持が難航することになりますが、珠世が事前に仕込んでいた血清を茶々丸が運搬し柱たちに打ち込むことで毒を一時的に緩和。

さらに愈史郎の血鬼術で姿を隠蔽する我妻善逸、嘴平伊之助、栗花落カナヲが参戦し鬼殺隊の士気は向上。また、伊黒が『赫刀』を発現したことで好転し、戦力が増えたことで悲鳴嶼も黒死牟戦で覚醒させた『赫刀』を発現させる余裕が生じ自力で赫刀に変化。加えて、伊黒と悲鳴嶼の赫刀を見て実弥と義勇も互いの刀をぶつけることで『赫刀』に変化し、状況はますます好転。

赫刀で切断した部位の再生はやや遅いということを見抜き、悲鳴嶼たちは無惨の猛攻を掻い潜りながら確実に赫刀で傷を与えて体力の低下を誘い、日の出までの足止めを行います。

そして、悲鳴嶼は透き通る世界により無惨には『脳と心臓が多数ある』ということを突き止めると、なぜ無惨が首を落としても死なないのかを理解するのでした。

鬼舞辻無惨の撃破

鬼舞辻無惨の衝撃波を受けて悲鳴嶼たちは吹き飛ばされて一時離脱することに。また、衝撃波を受けた際に悲鳴嶼は善逸たちを庇い左足を欠損し意識を失います。(同じ理由で義勇も右腕を欠損し意識を失う)

その間、竈門炭治郎が覚醒し、意識を取り戻した伊黒と二人で無惨を相手にしている中、舞台裏で鬼殺隊のサポートをする愈史郎たちが負傷した柱たちを治療。珠世から渡されていた血清を打ち込み、悲鳴嶼たちの回復を願います。

そして、再び無惨の衝撃波で炭治郎と伊黒がやられてしまうと、意識を取り戻した善逸や伊之助、義勇や実弥が立ち上がり、ついに日の出まで無惨を地上に押しとどめることに成功。

しかし、無惨は巨大な肉の塊──赤子の姿に変貌し太陽光から直接の消滅を避けると逃亡を開始。

生き残った鬼殺隊の『隠』たちが全力で自動車や街中の物を使用して無惨の進路を塞ぎます。そして、無惨を逃がすまいと満身創痍の柱たちが次々と呼吸の技を繰り出して逃亡を妨害すると、悲鳴嶼は日輪刀の鎖を赤子(無惨)の首に回し隠の全員と協力して引っ張り上げます。

悲鳴嶼はそのまま赤子(無惨)をひっくり返すと太陽光を全身に浴びた無惨はついに塵となり消滅するのでした。

 

なお、消滅したと思われた無惨は直前に取り込んでいた竈門炭治郎に全てを託した模様。

悲鳴嶼行冥の死亡

単行本23巻第200話『勝利の代償』では、鬼舞辻無惨が太陽光で消滅したものの、毒を受け続けた柱たちは重傷であり、続々と意識不明、または悲痛にも隊員たちの介助もむなしく命を落としてしまいます。

悲鳴嶼もその一人でした。

無惨消滅後、生き残った隊員や隠たちは怪我人の手当に尽力しますが、悲鳴嶼は治療を拒絶。その理由はすでに自分が手遅れであることを理解しているからであり、貴重な血清は他の若者に使って欲しいというのが悲鳴嶼の意志、かつ最後の願いだと隊員たちに頼みます。

そんな悲鳴嶼を見て何もできない隊員たちは涙を浮かべています。

悲鳴嶼は子供たちと再会し和解|天国へ

涙を流す隊員たちを余所に、悲鳴嶼は最後にとある幻覚を見ます。

力なく座り込んでいる悲鳴嶼の手に誰かの手が添えられると悲鳴嶼は「ああ…、お前たちか…」とか細い声を出しました。

悲鳴嶼の視界に映るのはかつて寺で一緒に暮らしていた身寄りのない子供たちであり、あの日、鬼から守ってあげられなかった者たち。子供たちは心配そうに悲鳴嶼を覗き込んでいました。

そして、開口一番が『先生』という囁きであり、続けてあの日の真実を口にするのです。

実は子供たちは鬼の襲撃を受けた際に悲鳴嶼の指示を聞かずに逃げ出したのではなく、盲目の悲鳴嶼を鬼から守ろうと外の農具を取りに行こうと、助けを呼びにいこうとしていたと打ち明けます。

残念ながら行動に移した直後に鬼に殺害されてしまったため、真実を悲鳴嶼が知ることはできませんでしたが、子供たちは明日が来ればちゃんと話ができたのにと悔やみ涙を流して謝罪します。

子供たちから真実を聞いた悲鳴嶼もまた『そうだ、明日さえ…来ていたら…』と涙を流すと、子供たちを守ってやれなかったことを謝罪。しかし、子供たちは悲鳴嶼を慰めるように抱くつくと「謝らないで、みんな先生が大好きだよ。だからずっと待ってたの」と涙を流します。

そして、悲鳴嶼の大きな手を繋ぐように小さな子供たちの手が添えられると、悲鳴嶼は満ち足りたような表情を浮かべ「そうか…ありがとう…じゃあ行こう…皆で…行こう…」と安らかに息を引き取るのでした。

悲鳴嶼を看取った隊員たち|隠の少女は沙代説

悲鳴嶼の最後を看取った隊員たちは、悲鳴嶼が息を引き取った直後に押し殺すように全員が顔を伏せて泣いています。

しかし、その中でやたら目立つのは息絶えるまで悲鳴嶼の大きな手に両手を添えていたかくしの少女』です。

悲鳴嶼は最後に子供たちと手を繋いで息を引き取りましたが、現実で悲鳴嶼の手に手を添えていたのはこの隠の少女。ネット上では、この隠の少女が沙代ではないかと予想されているのようなのです。

ちなみに沙代とは悲鳴嶼が寺で育てていた子供たちの一人であり、唯一生き残った最年少の少女。彼女は単行本16巻の幕間で現在14歳で生きていること、そして、当時のことを謝りたいと思っていることと書かれています。

当時の事件後、まともに話せなくなった沙代ですが、ネット上ではもしかしたら隠となって鬼殺隊を、悲鳴嶼行冥を陰ながら支えていたのではないかと噂されています。

悲鳴嶼に手を添えて彼の死を悲しむ隠の少女は「うっ、うっ…悲鳴嶼さん…」と泣き崩れてしますが、仮にこの隠の少女が沙代だとすれば最後に寺の子供たちと一緒に悲鳴嶼の手に触れられたことはせめてもの救いなのか、それとも最後まで当時のことを謝罪できなかったのは哀れと思うべきか悩ましいところです。

悲鳴嶼としても沙代の件は心残りでしょうが、他の子供たちの誤解が解けただけでも悲鳴嶼は報われた方でしょう。

なお、単行本16巻の幕間で描かれた現在の沙代の姿はどうみても一般の服装なので根拠はありません。が、目元は長いおかっぱで隠されているため、隠の少女と比較することはできず、また普段着の可能性もあるため沙代=隠の少女を完全否定することもできない模様。

沙代=隠の少女であれば面白いですが、果たして…。

悲鳴嶼行冥のその後は転生?

単行本23巻第205話『幾星霜を煌めく命』では、竈門炭治郎の子孫を主役にした視点で鬼のいない現代の風景が描かれており、登場人物たちの子孫や転生した姿が見られます。

悲鳴嶼行冥は独身のまま作中で戦死しているため子孫はいませんが、現代に転生した姿で登場。生まれ変わった悲鳴嶼は保育士を務めているようで、子供が好きなのは相変わらずの様子。

喧嘩をする園児を抱き抱えて「たたいたらだめ」と優しく注意している姿が描かれていますが、後ろ姿しか描かれていないため、盲目ではない表情を拝むことはできません。

なお、善逸の子孫である我妻善照は登校中にその様子を見て「でっか!!あの幼稚園の先生でっか!!」と衝撃を受けるほか、ピンクのエプロンが似合わないとこぼしています。

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まとめ

  • 悲鳴嶼行冥の死亡が描かれたのは単行本23巻第200話『勝利の代償』
  • 悲鳴嶼行冥は無限城編で上弦の壱・黒死牟と対戦し勝利(不死川玄弥、時透無一郎が死亡し、不死川実弥と生き残る)
  • 悲鳴嶼行冥は黒死牟戦で痣の発現を披露し『透き通る世界』に達する
  • 悲鳴嶼行冥は黒死牟戦の後に市街地にて鬼舞辻無惨と対戦し勝利(伊黒小芭内と甘露寺蜜璃、多くの鬼殺隊隊士が死亡)
  • 悲鳴嶼行冥は鬼舞辻無惨を倒した直後に重傷だったために息を引き取る
  • 悲鳴嶼行冥は死の間際に寺の子供に迎えられて一緒に天国へ行く
  • 悲鳴嶼行冥は現代に転生し保育士となっている

悲鳴嶼は生まれからして不幸の連続で、大きくなって寺で子供たちの面倒を見ていましたが、今度は鬼によって不幸の更にどん底まで突き落とされた被害者でした。

それも一生解けない子供たちとの誤解が疑り深い今の悲鳴嶼の形成してしまいました。

しかし、最後の最後には子供たち和解し一緒に逝けたのは唯一の救いであり、悲鳴嶼の満足した表情を見れば一目瞭然です。

沙代に関してだけはしこりが残りますが、鬼狩りの末路としては断然救われた方でしょう。

転生後も子供の面倒を見ているのは悲鳴嶼らしくて最高です。

 



鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺見聞録

作者:吾峠呼世晴
出版社:集英社

   

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