【ティアムーン帝国物語】ラーニャの登場は何話?パーティでのトラウマについて

ペルージャン農業国第3王女ラーニャ・タフリーフ・ペルージャン ティアムーン帝国物語

ティアムーン帝国物語に登場するサブキャラクターラーニャ・タフリーフ・ペルージャンは、ミーアのギロチン回避に欠かせない存在です。

そこで今回は、ペルージャン農業国の第3王女ラーニャについて紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. ラーニャのプロフィール
  2. ラーニャの初登場
  3. ラーニャのトラウマになったパーティ
  4. ラーニャとミーアの出会い
  5. ラーニャの心境の変化

 

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ラーニャ・タフリーフ・ペルージャンのプロフィール

黒髪褐色肌の王女ラーニャ・タフリーフ・ペルージャン

引用元:漫画版『ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜』第三巻より

【名前】 ラーニャ・タフリーフ・ペルージャン
【年齢】 13歳
【地位】 ペルージャン農業国の第3王女
【性格】 やさしい
【肌】 小麦色
【声優】 未定

ラーニャはペルージャン農業国の第3王女で、ミーアより1年早くセントノエル学園に入学した1歳年上の少女です。

黒い髪色に小麦色に焼けた肌が特徴的な可愛らしい女の子で、アラブ諸国を彷彿とした民族衣装を纏っています。

ペルージャン農業国はティアムーン帝国の南西部に国境が接しており、人口のおよそ8割が農民で構成されている国ですが、広いのは領土ばかりで軍事や経済に於いては帝国の遥か下に位置する為に帝国民からは見下されているのが現状です。

ラーニャの初登場

ラーニャの初登場は、以下の通りです。

  1. 小説家になろう:第二部41話
  2. 書籍:第一巻巻末
  3. コミック:3巻13話

なお、ミーアがペルージャンに訪問する話は小説家になろう「第四部31話」・書籍「ティアムーン帝国物語7」になります。

トラウマになったパーティ

パーティに三人しか出席してくれずに落ち込むラーニャ

引用元:漫画版『ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜』第三巻より

ペルージャン農業国出身の学生は毎年春先にティアムーン帝国の生徒を招いて親睦のためのパーティを開催するのが恒例です。しかし、ラーニャは昨年主催した親睦パーティで苦い経験をしています。

初めての主催でティアムーン帝国の新入生を招待したところ、何と訪れたのは僅か3名のみ。それもあからさまに体裁を繕った態度を取られたので、ラーニャは愕然としてしまいます。

ペルージャンは領土こそ広いものの軍事的・経済的にティアムーン帝国とは比較にならない弱小国であり、帝国貴族はペルージャンを指して「濃度の国」「2流国」「半属国」と蔑んでいました。

かつてラーニャの姉アーシャ・タフリーフ・ペルージャンもセントノエル学園に入学した際には毎年この屈辱を耐えて帝国の機嫌を取っており、ラーニャは出立の際に姉から帝国の仕打ちについてさんざん聞かされていました。実際に現場に立ったラーニャは万が一帝国と関係をこじらせて戦争にでもなればペルージャンは簡単に踏みつぶされてしまう脅威を覚え、帝国貴族にどれだけ馬鹿にされようが耐える事しかできなかったのです。

2年目のパーティでミーアと出会う

ミーアとラーニャが握手をする場面

引用元:漫画版『ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜』第三巻より

ラーニャは昨年の苦難から今年のパーティの食事にはせめてもの腹いせにと3年前のクッキーを紛れ込ませると、どうせなら知らずに食べても「美味しい」と喜ぶに違いない帝国貴族の顔を拝んで嗤ってやろうと企んでいました。

しかし、何故か今年は帝国の頂点ミーア皇女がやってくることが決定。まるで心を見透かされているような瞳と目が合い「帝国の叡智」の異名を思い出したラーニャは自分の悪戯が全て見抜かれているのではと同様します。

たくさんの豪華な料理の中で期限切れのクッキーはほんの少しだけ。まさかその中からミーアがクッキーを選ぶ事は無いと肝を冷やすラーニャでしたが、ミーアはフラグ回収宛らクッキーに目を付けると、慌てるラーニャの目の前で頬張って見せました。

咀嚼し涙を浮かべるミーア。それを見たラーニャはクッキーが3年前に作られた事を白状し誠心誠意謝罪して頭を下げます。心の中で「最早おしまい」だと祖国の行く末を危惧しますが、当のミーアは3年前のものでも美味しく食べられるペルージャンの技術力に感服し、料理の中に敢えて期限切れのものを仕込むのみならず、安全に食べられる食料保存技術をアピールしているのだと勘違い。

結果、ラーニャはミーアの提案を受けてティアムーンとペルージャンとで食料の保存技術を共同研究する契約を結ぶ事になりました。

これまで全ての帝国貴族がペルージャンを馬鹿にしていたと思い込んでいたラーニャでしたが、ミーアの真摯な行動を受け『ミーアだけはペルージャンの技術を認め、ペルージャンという国を対等に見てくれる存在』だと心を開くきっかけとなりました。

ミーアの本心

未来において、ミーアはルードヴィッヒから帝国は農業技術の発展が遅く農作物を美味しく長く保存する技術が無いことを聞いていました。農業が盛んなペルージャンにとって帝国はお客です。そのためミーアは、今回のパーティに並べられた料理はおもてなしではなく商品の見本であると踏み、それ故にラーニャが自国の保存技術をアピールしているのだと勘違いしていたのです。

タイムリープ前に大飢饉に瀕してひもじい経験をしていたミーアだったからこそ、3年前に作られたクッキーが美味しく食べられる技術力が衝撃的でした。この技術さえあれば飢饉が訪れても食糧の備蓄が可能になると…。

なお、ミーアが初めからラーニャを凝視していた理由は、タイムリープ前にペルージャン王女の名前を憶えていなくて失礼を働いたことからルードヴィッヒにこっぴどく叱られた経験があり、今回はラーニャのことを記憶するために顔を覚えようとしていただけでした。

今年の夏休みはわくわくしながら帰郷

ラーニャはペルージャンの姫として毎年他の生徒よりも早く夏休みに入ります。というのも、小麦の収穫時期には民の先頭に立ち率先して刈りいれを行い、その年の収穫感謝と来年の豊作を祈願する舞を踊るのが仕来りでした。

そのため、今年もセントノエル学園の剣術大会や友達とお店を回ったりなどの行事を楽しむこと無くセントノエル島の港にやってきたわけですが、どうしてか今年だけは一足早い帰郷が少し寂しく感じます。

その理由は、ペルージャンを蔑む2流3流の帝国貴族の子弟がパーティに集まり今年も冷遇されるという諦めの中で帝国の頂点ミーア皇女が現れペルージャンの価値を認め共同研究を申し出てくれたからというものでした。

それにミーアがペルージャンのお菓子を「おいしい!」と称賛してくれた事が何よりの誉れであり、今年の夏休みの帰郷はこの吉報を国の皆に早く届けたいという思いが溢れていたのです。

しかし、ミーアとの出会いによって帰郷が嬉しい反面少し寂しくもあります。そんなラーニャがセントノエルの出港に後ろ髪をひかれていると、何とミーア皇女が直々に見送りにやってきてくれました。そして、ミーアから「道中の安全を願う」と共につばの広い帽子をプレゼントされたのです。

船が出港した後も手を振って見送ってくれるミーアの姿に感動したラーニャは、いつかはペルージャンに来てもらいたいという願望を湧かせ、帰郷するのでした。

ミーアの本心

ラーニャが帰郷する前、ミーアはラーニャにはお菓子を御馳走になってばかりだと気付き、ギロチン回避のために大切なペルージャンの人脈の見送りを怠るなどという失態をするわけにはいかないと思い立っていました。

しかし、お菓子でペルージャンに太刀打ちできるわけがない。かと言って宝石類や花の類もいまいちピンとこない。そう考えた末にミーアは農作業にも活用できる日差し除けの帽子がいいのではと、つばの広い帽子に行き着いたのでした。

安定の自分ファーストです。

ラーニャのメイン回はあるの?

ラーニャは初登場からあっという間に一時離席してしまいますが、ラーニャファンの方ご安心ください!ちゃんと出番はあります。

そこではペルージャンの収穫感謝祭で巫女を務めるラーニャが演舞をするので、ミーアをペルージャンに招待しています。ペルージャン農業国の料理を目当てにミーアはペルージャンを訪れますが、共に演舞を…?

  • 小説家になろう:第四部『その月の導く明日へ』第三十一話「心と体の反比例」
  • 書籍:ティアムーン帝国物語7~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~

以上にラーニャの主な登場回が収録されています!ぜひ読んでみてください。(漫画版はまだ初登場シーンまでしか進んでいません…!)

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まとめ

ラーニャの登場は「小説家になろう第二部41話」「書籍第一巻巻末」「コミック3巻13話」と様々ですが、原作の時系列基準で言えばコミック版が早く登場しています。

性格は本来社交的な可愛い女の子でしたが、セントノエル学園入学時、恒例のペルージャン主催の親睦パーティで帝国人による誹りや洗礼を受けて帝国人とは分かり合えないと理解してしまった悲しい女の子です。

しかし、ミーアの登場によって帝国人に対する価値観が崩れると共に、彼女とならば共に歩んでいけると考えたラーニャは夏休みの帰郷で父である国王にミーアの素晴らしさを訴えかけるに至ります。

恐らくアニメ化の際には登場はほんの少しだけだとは思われますが、声を当てられて動くラーニャを早く見てみたいですね!

 

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