漫画『SAKAMOTO DAYS』の登場キャラクター・豹(ひょう)。
豹はORDERの一人ですが、どのようなキャラクターなのでしょうか。
今回は豹(ひょう)のプロフィール・声優・武器・過去・強さなどについてご紹介したいと思います。
◆ この記事で紹介する内容は? |
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豹(ひょう)のプロフィール
引用元:鈴木祐斗『SAKAMOTO DAYS』 出版:集英社
名前 | 豹 |
年齢 | 31歳 |
誕生日 | ── |
身長 | 203cm |
体重 | 120kg |
初登場 | 漫画:第14話(2巻) |
豹は殺連直属の特務機関『ORDER(オーダー)』の一人。
200㎝を超える大柄の男性であり、頑強な肉体と厳つい顔つきが特徴。両耳に大量のピアスと左眉尻のあたりにリング、顎に鉄のパーツ、首にチェーンを下げるなど、アクセサリーを多数使用。
坂本や南雲とはJCC時代の先輩後輩にあたり、年齢は4歳上。ORDER加入時期は坂本たちより先であるため、ORDERとしても先輩にあたります。
ORDERの中では比較的常識的な感性を持っている模様。
豹(ひょう)の声優『安元洋貴』さん
プロフィール | |
名前:安元 洋貴 出身:山口県防府市 性別:男性 |
生年月日:1977年3月16日 事務所:シグマ・セブン 配偶者: |
出演作 |
2004年:茶渡泰虎(BLEACH) 2009年:エルフマン・ストラウス(FAIRY TAIL) 2010年:青田坊(ぬらりひょんの孫) 2012年:エギル / アンドリュー・ギルバート・ミルズ(ソードアート・オンライン) 2015年:キング(ワンパンマン) 2022年:平等院鳳凰(新テニスの王子様 U-17) |
受賞歴 |
2021年:第15回声優アワード、パーソナリティ賞受賞 |
豹(ひょう)の武器|戦闘スタイル
豹の武器はナックルダスター。
特別な工作もない純粋な膂力のみの殴り合いを主体とした戦闘スタイルを得意としており、暗器など余計なものは使用しません。
ただし、強靭な肉体が放つ殴打は鉄をも抉り取る威力であり、作中では削岩機と形容されるほど。
豹曰く『意思とは時に技術を凌駕するため極限まで重さとスピードを極めれば拳は砲弾になり得る』とのこと。これは上司の受け売りであるものの、鍛錬の積み重ねで会得した豹の努力の結晶でもあります。
また、頑強な肉体故に耐久力はORDERの中でも突出しており、作中では熊埜御の攻撃が直撃しても耐えるほど。
豹(ひょう)の性格
豹は外見から怖く見られがちですが、ORDERの中では神々廻同様に比較的常識人であり、戦闘面においても一般人を巻き込まない戦い方をしています。
見た目の厳つさや乱雑な口調と違って根っこの部分は優しく、殺し屋を引退した坂本が面倒事に首を突っ込むと「テメェが中途半端に首を突っ込んで死んで──残された妻や娘はどうなる」と警告を発するものの、何だかんだ言って坂本の頼み事を聞く『甘さ』が目立ちます。
一方で、南雲との掛け合いでは無自覚に煽られていることからいつもイラついた態度をとっており、青筋を立てていることがほとんど。
敵として対峙した熊埜御からもその『優しさ』や『甘さ』を指摘されるばかりか、弱点として突かれてしまっているため、ORDERとしては不適格な性格の持ち主となっています。
南雲の台詞に「豹は甘いな~、だからいつも損をするんだよ」とあるように、殺し屋の世界で生きるには難儀な性分です。
豹(ひょう)の過去
豹は昔から習得するのに人の何倍もの時間がかかる不器用さが悩みでしたが、才能の差を努力で埋めてきました。
JCC時代(豹が20歳の頃)には四ツ村暁(元JCC名誉教授)に『俺が見てきた殺し屋の中で一番センスがない』と言われたこともあり、才能の差をカバーすべくオーバーワークを課してきました。
豹曰く『報われない結果と向き合う瞬間が何よりしんどい』とのことで、努力は苦ではなく、一日も欠かさず血の滲むようなトレーニングを続けることができました。
才能のある者には豹の努力は理解できないかもしれないものの、それでも豹はバケモノのような本物の天才たちと肩を並べるために努力を積み重ねてORDERにまで上り詰めたのです。
JCC時代は坂本たちより4歳年上であるものの、名前が上がるのは坂本・南雲・赤尾といった本物の天才であり、豹が目立つことはありませんでした。本人曰く『大器晩成型』とのことで、豹は遅れて頭角を現しています。
そのため、同じく一つのこと以外はてんでダメでありながら狙撃という才能と向き合い極限まで伸ばしてきた眞霜平助には過去の自分を重ねており、彼の人柄もあり馬が合ったようです。
豹(ひょう)は弱い?強い?強さ考察
結論から述べると、豹の破壊力はORDERの中でも上位であるため別段弱いわけではなく、純粋な戦闘力のみで言えば十分に強い部類に該当します。
まず、豹の打撃は熊埜御から『削岩機』と形容されているように、鉄をも抉り取る破壊力を生みます。そのため、鉄などでガードしても盾を貫通して被弾することになり、接近戦においては防御不可避の純粋な膂力は厄介なものです。
しかしながら、豹の評価(殺し屋としての評価)を下げているのは一般人を巻き込まない意志力であり、おそらく彼の中で優先されているのは一般人の命。そのため、一般人を巻き込んだ戦い方をされれば豹は必ず一般人を守るため、行動の予測が容易。
熊埜御戦の結果のように、豹は優しい性格によって足元をすくわれて敗北しました。
世紀の殺し屋展編で神々廻が周を庇って致命傷を負ったように、殺し屋──とくにORDERが動く任務での殺し合いの場において『優しさ』や『甘さ』は致命的な欠陥でもあるため、豹は充分な『強さ』をもっていてもうまく立ち回れない不器用さが足を引っ張っていると考えられます。
まとめ
豹(ひょう)のプロフィールと強さのまとめ
- 豹(ひょう)のプロフィール
- 殺連直属の特務機関『ORDER(オーダー)』の一人
- 31歳、203cm、120kg
- 頑強な肉体と厳つい顔つきが特徴
- 武器はナックルダスター
- ORDER内では比較的常識を持ち、殺し合いにおいて『優しさ』や『甘さ』がある
- 殺し屋のセンスがなく努力を積み重ねてORDERにまで上り詰めた
- 声優は『安元洋貴』さん
- 豹(ひょう)の強さ
- 純粋な殴り合いを主体とする戦闘スタイル
- 打撃は鉄をも抉り取る威力
- 純粋な戦闘力のみで言えば十分に強い部類に該当する
- 殺し合いの場において『優しさ』や『甘さ』が仇となっている
豹は努力で積み重ねた頑強な肉体と膂力が武器という脳筋スタイルの殺し屋です。
普段は常に怒っている印象ですが、言葉の節々には相手を気遣うことが多く、一般人を巻き込まない姿勢は立派なものでした。
しかし、他のORDERと比較して一際非情になれないことが彼の敗因に直結することもあるため、難儀な性格をしている印象です。
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SAKAMOTO DAYS 作者:鈴木祐斗 |
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