【聲の形】植野直花は石田将也が好きだった?その後告白して結婚したの?最後の指輪の意味は?

聲の形 聲の形

劇場版アニメ『聲の形』で登場した植野直花は、何かと将也に絡んできては硝子との関係を掻きまわし、挙げ句には将也と島田と引き合わせようと画策して失敗しています。

植野の行動の理由は将也が好きだからに他ならないわけですが、アニメでは植野を含めた他のキャラクターの背景がごっそりとカットされているのでなぜ植野が将也が好きなのか、なぜ高校生になって今更将也にこだわるのかは不明のままでした。

では、植野はなぜ将也を好きになって、高校編で再び接近してきたのでしょうか。

今回は植野直花が石田将也を好きになった理由や結婚の可能性についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?
  • 植野直花が石田将也を好きになったタイミング
  • 植野直花の後悔と反省
  • 植野直花と石田将也の和解
  • 植野直花と石田将也の結婚の可能性
  • 植野直花の指輪の意味

『聲の形』のアニメを視聴できるのはこちら!
聲の形公式ピンナップ エンタメ・アニメが見放題!【DMM TV(DMMプレミアム会員登録)】 *SEO用 商品リンクあり
スポンサーリンク
スポンサーリンク

植野直花は石田将也が好きだった?

植野直花

引用元:大今良時『聲の形』 制作:京都アニメーション

劇場版アニメではほとんどカットされていますが、原作漫画では植野が将也のことを好きというのは確定しています。

しかしながら、原作・アニメともに最後まで植野の気持ちは将也には伝わっていません。

植野が将也を好きになったタイミング

植野が将也を好きになったきっかけは運動会でぶつかったことが発端になります。

なぜそれだけで将也を好きになったのは不明ですが、小学生の枠組みの中で突出した行動力を持っていた将也が特別に見えたのかもしれません(よくある足の速い男子が好き、など)。

以降から将也を特別に意識するようになり、足が速いことを褒め、バレンタインにはチョコを貰ったことがない将也にチョコをあげようかと聞き、川井に将也がどうやったら喜ぶのかと愚痴を零すなど態度は急変していきました。

将也にとって植野とは?

一言で表すと、将也にとって植野はなぜか一緒になることが多く女子の中では一番話していた人物であるとともに、ある時期を境に最も苦手で嫌いな人物でもあります。

小学生時代においては、美人で優しくモテるまさに才色兼備の女子という認識はありましたが、将也目線では自分にだけ厳しい側面があったことから喧嘩が多く口が悪い女子という印象が前面にありました。

しかし、小6のとある時期から中学時代を通してからは完全に絶交したものと認識しているため、思い出すだけで辛く気まずい存在になりました。

しかしながら、観覧車の一件を経ては植野なりに硝子のことを考えていることが露呈したため、もしかすれば自分よりも硝子について向き合っているのではないかと考え直すこともあってか、依然苦手意識はあるものの人間性に関しては評価を改めています。

植野は過去の後悔と反省から将也に近づく

学級会を契機に硝子へのいじめが露見した結果クラスメイトはすべての責任を将也に押し付けると、将也はたちまちいじめの標的にされてしまいました。

当初、植野は島田たちが将也をいじめているのを黙って見ているだけでしたが、島田にチョークを差し出されたことをきっかけに一緒になって将也の机に悪口を書くようになり、以降は将也のいじめをただ思考停止で見ているだけになりました。

植野は中学に上がっても将也へのいじめを見ているだけでしたが、高校生になった今では見ているだけだったことを後悔して当時の関係に戻れるきっかけを作ろうと積極的に将也に近づいていくことになります。

しかし、やることなすことが全て裏目に出ては将也の顰蹙を買うことになり、結局本当の意味で和解できたのは将也が意識不明の重体から退院した後になりました。

将也へのアプローチの数々

劇中では、植野は将也に対して数々のアプローチを仕掛けていますが、中には失敗したり、自身が暴走して裏目に出たりと持ち前の性格が仇となることが多くあります。

  1. 猫カフェの会員特典のネコちゃんポーチに「ずっと好きでした。」と手紙を忍ばせる → 間違えて永束に渡ったため赤面し罵倒すると口止めをする(なお、この時に永束から将也のメアドを聞き出すことに失敗)

  2. 川井を通じて将也とメアド交換を企むが将也が拒んだため、川井を通じて校門前でサプライズで再会する → 道端で硝子と遭遇し将也が彼女と付き合っていると思い隠れて泣く(実際は付き合っていなかったため安堵する)

  3. 仲直りするために将也に当時のことを謝罪をするが「西宮に謝ってそれであいつが許してくれたら俺もその言葉受け入れるよ」と言われたため逆上するが、将也に「帰れよ、お前の顔みたくない」と言われた際に「西宮さんも実は同じこと思ってたりして。あの子愛想笑い得意だし」と将也の心を抉る → 後に将也から謝罪メールが届いたため一先ず和解(?)

  4. 将也が硝子にやっているのと同じように将也と島田たちの関係を取り戻そうと何度か接触の機会を作る → 将也のトラウマを抉る結果に終わる

  5. 将也と島田たちを仲直りさせるためにまずは自分と硝子の問題を解決しようと意気込む → 観覧車で硝子と話し合った結果、口論となり頬を叩いてしまったため仲直りは失敗に終わる

  6. 美登鯉橋で将也のために彼の過去を知った永束たちとの和解のきっかけを作ろうとする → 川井と口論となった末に将也が再び心を閉ざすことになる

  7. 意識不明で入院中の将也の病室に籠城し毎日看病 → 意識不明の将也にキス疑惑(将也の意識が戻った時は照れて顔を合わせず退散。文化祭で将也に看病のお礼を言われた際にはキスを思い出したのか口を手で塞いで赤面する)

以上、漫画原作では植野から将也に向けてのアプローチが盛りだくさんでしたが、ほとんどが裏目に出てより関係が悪化する原因となりましたが、物語的には転調の役割をこなしています。

一方で、植野は自分の性格と口の悪さを自覚し自身を嫌っているため、将也が自分を選ぶことはないという確信は抱いています。


植野は将也にキスをしたの?

アニメ版ではカットされていますが、植野は将也が意識不明となっていた二週間の間、毎日お見舞いにきては看病を続けており、その際、将也に会う資格のない人達を部屋に入れずに籠城するという行為をやっていました。

しかし、口を重ねる瞬間が直接的に描かれるといった描写はないものの、植野はベッドに腰掛けて上体かがめ何かに顔を近づけ「ぷは」と息継ぎした後に口元に手を当てるという行為をしています。

そして、「私はずっと石田が好きだった」という独白が添えられたところでもう一度上体をかがめて顔を近づけている様子が描かれたことから、ほぼ間違いなく意識の無い将也にキスをしていたと考えられています。

何度かキスとおぼしき行為を繰り返していたこと、舌なめずりをして硝子に「ザマーみろ」と呟いていたことから、キスをしたのはほぼ確定かと思われますが真相は不明。

植野はこのことを誰にも言っていないと思われるため、将也は植野が自分の看病をしていたことしか知りません。

植野と将也の和解

文化祭後、各々の進路が明確に決まり始めた時期、植野は進路の報告を兼ねて将也に真面目な話をしています。

その際、

  1. 自分の進路が東京で来年度に上京すること

  2. 硝子がなりたい職業は美容師ではなく理容師であると訂正(将也が勝手に勘違いしていたため訂正してあげる)

  3. 転落した将也を引っ張り上げて助けたのが島田と広瀬であり、彼らなりに昔は仲良かったことをなかったことにしたくなかったのではないかと伝える

など、将也が知り得なかった情報を教えています。

そして、最後に過去に机にラクガキをしたり将也へのいじめを見ているだけだったこと・硝子への悪口や上履きを汚したことを謝罪すると、自分の性格上今でも硝子のことは好きになれないし好きになりたくないという本心を伝えました。

その結果、植野なりの誠意が込められた謝罪を聞き入れた将也は、必要な時にはきっかけはちゃんとやってくるだろうし好き嫌いだけが全てはないとした上で、今なら時間はたっぷりあるとして、一緒に頑張ろうと一言添えて植野を受け入れています。

こうして植野と将也の間にあるしがらみはなくなったわけですが、植野は肝心の将也への気持ちは伝えられずにいました。

植野は石田将也と付き合ったり結婚する可能性はあるの?

植野は小学生時代から成人後の現在も将也のことが変わらず好きですが、本編中に植野が将也と付き合ったり結婚することはありませんし、植野は最後まで将也に告白できずに物語は終わっています。

というのも、本編の内容的に将也が植野の気持ちに気づくという流れになかったというのが公式ファンブックに書かれた作者の見解であり、将也にとって植野はこきを使う雰囲気などが姉と似ているらしく恋愛対象になりにくいと回答されています。

また、将也と植野は関係性が近すぎる存在だったというのが仇となり、かえってドキドキできないようです。

では、植野はどんなに頑張っても将也に振り向いてもらえないのかと言えば、実はそうでもないようです。

一問一答の回答に『植野には今後のチャンスは十分あると思います』と書かれているため、一応、将也の中で植野が完全に対象外ではないことが示唆されていることがわかります。

ちなみに、成人式の最中に将也と硝子が手話で会話したのを見て植野が「イチャついてんじゃねーよ!」と焦って注意していたのは、二人の仲がどの程度進展しているのか気になってモヤモヤしていたという心情が含まれていたようで、依然として将也を振り向かせるチャンスをうかがっている植野でした。


植野の指輪は佐原からのプレゼント

佐原からプレゼントされた植野の指輪

引用元:大今良時『聲の形』 出版:講談社

成人式の際に植野はわざとらしく左薬指に嵌めた指輪を見せつけており、それに気づいた川井が指摘すると「身長181㎝でイケメンのファッションブランドの社長が一生になろうって誘ってきた」と見せつけるように将也に語りました。

しかし、その指輪を贈った人物が佐原であることが本人のツッコミによってすぐに明かされてしまうのです。

なお、植野は指輪を見せて男性からアプローチを受けている偽って将也の反応を確かめていましたが、将也は普通に植野の幸せを祝福していたため、二人の仲に進展はまったくないようです。

指輪に関しては二人でショッピングに行ったとき、あるいは植野の誕生日に佐原がプレゼントとして買ってあげたのかもしれないと作者が可能性を示唆していますが、どのような意図で佐原がプレゼントをして植野が受け取ったのかは不明です。

植野と佐原の関係はちょっと怪しい…?

植野と佐原の関係性は複雑ながら現在では友達あるいは親友関係になっています。

植野と言えば、小学生時代に硝子と仲良くしている佐原を不登校(保健室登校)に追い詰めた張本人であり、同じ太陽女子学園へ進学した佐原にもたびたび口汚いことを友人たちに言っていたりと関係性は依然として最悪なものでしたが、佐原が「ずっと植野を追いかけて来たから銀をとれた(服飾のコンテストに関しての話)」と言っているのを立ち聞きしたことをきっかけに植野側から接触を図り話し合うことになりました。

その結果、植野は佐原と話し合うことで彼女が小学生時代から何も変わらない天然キャラとわかったため、自身の行いを反省し仲良くなることができました。

5年後の本編登場時点では「なおちゃん」と愛称で呼ばれる仲であり、将也が重体を負う原因を作った硝子を植野が罵倒し母親の八重子とも乱闘になった際、植野が佐原に暴言を吐いても佐原は植野の友達で在り続ける意思を表明したことで佐原は植野にとって本心を話せる数少ない友達ということが露呈しました。

しかしながら、件の指輪に関しては植野が左薬指に指輪を嵌めていたため二人の仲に疑惑が浮上しています。

単純に将也をからかうために付け替えたのか、初めから左薬指にはめていたのかは分かりませんが、公式ファンブックで植野と佐原は卒業後に一緒に住んで相互依存のような関係になっていることが明かされているため、よからぬ憶測が生じてしまうのも不思議ではありません。

さらに、恋愛に近い関係になってきているところもあるかもしれない──と含みのある回答がされているため、将也との恋愛が成就しないせいか佐原と何らかの発展をむかえてしまったのかもしれません。

植野が将也と佐原のどちらに向かっていくのかはわかりませんが、ある意味で一番予想だにできなかった展開をむかえています。


スポンサーリンク

まとめ

植野直花が石田将也を好きになった理由と結婚の可能性のまとめ

  • 将也を好きになった理由は「運動会でぶつかった」ことが発端で、それ以降から将也に付きまとうようになる
  • 将也がいじめの標的にされた当初は何もせず見ているだけだったが、島田にチョークを渡されたことで机にラクガキをするようになり、以降は何も考えずいじめを傍観することになった
  • 高校編では将也のいじめを傍観し声をかけなかったことを後悔しており、当時の仲を取り戻そうとある意味将也が硝子にやっていることを行って将也と仲良くなろうとしている
  • 植野の行動はすべて裏目に出てしまい将也の友人関係を余計に壊すという失敗に終わっている
  • 植野は自分の性格と口の悪さを自覚しているため将也が自分を選ぶことはないと確信を持っている
  • 植野は意識不明で入院している将也にキスをした可能性があるが、真相は不明
  • 植野は自分なりに誠意を込めて当時のことを将也に謝罪し和解する
  • 劇中で植野と将也が交際・結婚することはなかったが、公式ファンブックの一問一答では『植野には今後のチャンスは十分あると思います』と言及されているため、可能性は0ではない
  • 植野は卒業後佐原と一緒に住んで相互依存の関係になっており、佐原から貰った指輪を左薬指はめているほか、公式ファンブックの一問一答で『恋愛に近い関係になってきているところもあるかもしれない』と含みのある回答がされている

劇中における植野の行動は将也と昔のような関係になるきっかけ作りであり、その先に謝罪と告白を思ってのことでした。

しかしながら、本人の性格と口の悪さのせいで将也や硝子とも仲直りをするために接触しても衝突し罵ってしまうという失態に終わってしまい、ほとんどが将也たちの関係をかき乱す失敗に終わっています。

とはいえ、当時のことを反省し謝罪しようとする姿は将也にも受け入れられていますので、壊れた関係を戻すことには成功しています。

あとは恋敵である硝子(実際には硝子と将也の間には何もない)に負けないように将也にアプローチするだけですが、鈍感な将也が植野の気持ちに気づくことはおそらく植野本人が告白でもしない限りないでしょう。


聲の形公式ファンブック

聲の形 公式ファンブック

作者:大今良時
出版社:講談社

 

\ 聲の形の漫画とグッズはこちら /

> 漫画を読むなら < > グッズを買うなら <
漫画全巻ドットコム ホビーストック
ebookjapan あみあみ
コミックシーモア  
コミック.jp  
まんが王国  
スポンサーリンク
スポンサーリンク
関連記事
スポンサーリンク
人気記事(本日)
スポンサーリンク
新着記事
スポンサーリンク
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました