【呪術廻戦】虎杖悠仁は何者で母親と父親の正体とは?宿儺と羂索が関係している?

宿儺の片割れの生まれ変わりと羂索が番って生まれた虎杖悠仁 呪術廻戦

漫画『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁は、非呪術師でありながら人間離れした身体能力を見せており、宿儺の指を飲み込んで呪力を得た後も生来の肉体の強度の高さで呪霊を跋除してきました。

では、虎杖はなぜ呪力のない一般人でありながら天与呪縛持ちの禪院真希に負けず劣らずの身体能力を有していたのでしょうか。

今回は虎杖悠仁の正体と両親についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?
  • 虎杖悠仁は何者なのか
  • 虎杖悠仁の母親の正体
  • 虎杖悠仁の父親の正体
  • 虎杖悠仁の正体

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虎杖悠仁は何者?

引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社

虎杖悠仁は非呪術師でありながら禪院真希(天与呪縛:呪力を持たない代わりに人間離れした身体能力を手に入れた)と同等の身体能力を持つ一般人ですが、特級呪物『宿儺の指』を飲み込んでも宿儺相手に体の所有権を明け渡さず完璧に制御するという千年生まれてこなかった逸材でもあります。

虎杖の身体能力の高さに関しては度々作中でも言及されており、

  • 50mを3秒で走る
  • 砲丸投げをピッチャー投げで30m以上余裕をもってゴールポストにぶつける
  • 校舎の4階窓へ飛び込む
  • 東京校・京都校全員呪力なしで戦えば虎杖が勝つと言われている
  • 三輪霞のシン・陰流簡易領域「抜刀」を掠りもせずに回避
  • 素の力が人間離れしている
  • 素の力は東堂葵より強い
  • 桁違いの膂力
  • 虎杖の走り出しで潰すつもりだった乙骨が諦める脚力
  • 生来の肉体が生物としての強度が恐ろしく高い
  • 宿儺の残穢だけでは説明できない逸脱した力を持つ

などなど、人間離れした身体能力が表現されています。

これについては虎杖の出生に秘密があると当初から考察されていましたが、祖父の虎杖倭助が両親について何度か伝えようとしていたものの、虎杖自身が「興味がない」と遮ったために最終章まで虎杖の出生については不明のままでした。

では、いったい虎杖を生んだ両親は何者だったのでしょうか。


母親・虎杖香織の正体

虎杖の母親の名前は香織(かおり)です。

初登場は単行本17巻143話の虎杖の回想。回想時点ですでに額には縫い目の跡が刻まれています。

その正体は『肉体を渡る術式』で体を乗っ取った羂索であり、回想時点での香織は羂索となります。

香織の死因や死亡時期は不明ですが、子供が授かる以前には故人。

虎杖倭助が「だが香織が死んだのは──」と言いかけたところで羂索(香織)が話に割り込んだため死因は明かされていません。

父親・虎杖仁の正体

虎杖の父親の名前は仁(じん)。虎杖倭助の息子で香織の夫です。

初登場は単行本17巻143話の虎杖の回想。

その正体は宿儺の片割れの生まれ変わりと判明。

仁は子供を欲していたものの香織との間に子供を授かることができなかったようですが、回想時点では羂索(香織)との間に虎杖悠仁を授かっており、息子を溺愛している様子。

しかし、倭助から「オマエがどう生きようとオマエの勝手だ。だが、あの女だけはやめとけ、死ぬぞ」と忠告されており、倭助の葬儀にも登場しなかったことからおそらく現在では故人。

なお、第265話にて虎杖が「爺ちゃんが先に死んでたらあの人は葬式に来てくれたかなぁ」と発言しているため、ほぼ故人であることが確定しています。香織とともに死因や死亡時期は不明です。


虎杖悠仁の正体

虎杖の正体は羂索と仁(宿儺の片割れの生まれ変わり)が番った子供であり、器としての強度を担保するために死滅回遊の泳者として生まれながらに宿儺の指を封印された人間です。

宿儺は本来双子で生まれる予定でしたが、母体が飢えていたため宿儺は自らが飢える前に母胎で片割れを捕食することで命を繋いで無事に出生しました。

そして、宿儺に食べられた片割れの魂は虎杖仁に生まれ変わったのです。

つまり、羂索が香織に目を付けたのは宿儺の片割れの魂の生まれ変わりである仁と番うためであり、何らかの理由で死去した香織の体を乗っ取ると仁と番い宿儺の器となる虎杖悠仁を出産しました。

器としての強度を保つために宿儺の指が封印されているという事実が判明したため、虎杖が第1話で宿儺の指を食べた時点で2本目となる模様。

死滅回遊終盤、虎杖と戦う宿儺が「(そうか小僧はあの時の)羂索め気色の悪いことをする」と述べたのには虎杖誕生の経緯を察したからだと判明したため、読者からも「宿儺に気持ち悪いと言わせる羂索」とネタとして話題になりました。

劇中では、宿儺が虎杖の肉体から抜けた後も宿儺の残穢だけでは説明できない抜け殻としては逸脱した力を発揮していましたが、これも羂索が何か施した結果だと考えられます。

裏梅が虎杖から宿儺と同じ何かを感じ取ったのはこのためであり、虎杖悠仁が宿儺と同等の潜在能力を秘めているかもしれないという危惧は的中しました。


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まとめ

虎杖悠仁の正体のまとめ

  • 虎杖悠仁の両親
    • 母親・香織の正体は羂索
    • 父親・仁の正体は宿儺の片割れの魂の生まれ変わり
  • 虎杖悠仁の正体
    • 羂索と仁(宿儺の片割れの生まれ変わり)が番った子供
    • 羂索によって生まれながらに宿儺の指を封印されている
    • 宿儺と同等の潜在能力を秘めている可能性がある

虎杖の出生については、第一話時点で出生に秘密があると予想されていましたが、渋谷事変で脹相と同じ血が流れていることから両親のどちらかが偽夏油(羂索)であると判明し、死滅回遊編序盤での虎杖の回想で母親が偽夏油(羂索)と判明しました。

そして、虎杖が特級呪物「宿儺の指」に耐えられる器である理由としては、最終章で虎杖の父親が宿儺の片割れの生まれ変わりであり、虎杖の誕生と同時に宿儺の指を封印していたからだと判明しました。

ただ、人間離れした身体能力を持つ理由としては、宿儺の指を封印されている影響なのか、宿儺の片割れの生まれ変わりの仁の血を受け継いでいるから身体能力が高いのか明言されていないので、現時点ではおそらく両親あるいは羂索の細工であると考えられます。


呪術廻戦 画集 Vol.1

原作:芥見下々 出版社:集英社

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