未登録の特級呪霊・真人は、吉野順平を殺害した虎杖悠仁の因縁の相手です。
しかし、単行本10~16巻収録の『渋谷事変編』にて、ついに真人は退場することとなりました。
今回は真人の正体・術式から渋谷事変での最後をご紹介したいと思います。
この記事で紹介する内容は?
- 真人の正体と術式
- 真人の渋谷事変の動向と最後
- 真人の死亡・結末について
真人の正体
引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社
【名前】 | 真人 |
【等級】 | 特級呪霊 |
【発生源】 | 人 |
【術式】 | 無為転変 |
【趣味嗜好】 | 人間 |
【嫌いな物】 | 人間 |
呪霊は人間から漏出した呪力の集合体であり、真人の場合は『人が人を憎み恐れた腹から生まれた呪い』です。
キャラクターの誕生経緯は芥見下々先生がただ理由もなく性格が悪い奴が描きたかったからとのこと。
真人の術式『無為転変』
真人の術式は魂に触れてその形を変える『無為転変』。魂に干渉する発動条件は原型の掌で触れること。
例えば人間の大きさを変えてストックしたり、強制的に呪霊のような異形の姿へと変えて駒にしたりと使い方は様々。ただし、一度改造された人間は反転術式でも助けることができないため、被害者のためにも殺害するのが最良。
改造された人間はすぐに死ぬことはないものの、脳や意識の精度が悪いのか魂の汗が滲み出て「タす…けでぇ…」と懇願することもあります。
また、自分の魂の形を変えることで肉体を変形させたり分裂することも可能。(例:腕を触手のようにして斬り裂く、足を動物にかえて加速、鳥や翼を生やして飛行、全身を雲丹のように棘に変えて串刺し、など)
なお、形を変える直前には呪力のタメがある模様。
真人に触れられると肉体を改造されてしまうため対処法は『呪力で体を守ること』に限りますが、体は守れても魂を守る術ではないので完全に防ぎきるのか至難。『己の魂を知覚する』ことができればある程度防げるらしいですが、等級の高い呪術師は無意識で魂を呪力で覆っているケースもあるため、多少の緩和か可能。
真人の技
改造人間 | 無為転変で大きさを変えられた人間。小さくして常にストックとして持ち運ぶことも可能。 |
多重魂 | 二つ以上の魂を融合させる技。 |
撥体 | 多重魂によって発生した拒絶反応を利用し魂の質量を爆発的に高め相手へ放つ。 |
幾魂異性体 | 多重魂によって生み出した超攻撃型改造人間。複数の寿命を一瞬で燃やし尽くすことで爆発的なパワーを得る。 |
遍殺即霊体 | 黒閃を経て真人が辿り着いた己の魂の本質・本当の形を模した姿。無為転変で変身。変身後は呪霊として別次元の存在へと昇華。 |
自閉円頓裹 | 真人の領域展開。無為転変を必中で行う。 |
真人の最後は渋谷事変に収録
引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社
渋谷事変導入、五条悟を獄門疆に封印するために漏瑚・花御・真人・脹相は、夏油傑が獄門疆開門の準備を要するまで20分の時間稼ぎを行いました。
五条戦の開幕は漏瑚・花御・脹相に任せ、別行動をとる真人は無為転変で改造人間に変えた人間を電車に詰め込み東京メトロ渋谷駅B5F副都心線ホームにて合流。(この時点で花御が五条に祓除される)
真人たちの狙いは五条悟がある程度の一般人の犠牲を前提とした呪霊の祓除と人間の救出を目的に領域展開を使用しないという腹積もりであり、一般人を戦場に投下し続けることで20分の時間稼ぎを遂行。
しかし、五条悟は非術師がぎりぎり廃人にならず後遺症も残らないと仮定した0.2秒の領域展開という神業を実現させると、領域解除後299秒で改造人間1000体を鏖殺。
真人たちも『無量空処』により脳内処理が追い付かずに茫然と佇んでいましたが、その間に夏油傑が獄門疆を開き五条悟を封印。
獄門疆閉門後、真人を始めとする漏瑚たちは無量空処から覚めるものの、今後は獄門疆が五条悟という情報を処理しきれずにその場に沈み動かせないトラブル発生。閉門した獄門疆が動かせるようになるまで少し時間がかかると夏油が発言。
また、メカ丸が遺した傀儡により夏油側の情勢が筒抜けとなり、呪術師側は五条悟の封印を把握し情報を拡散。そのため、呪術師が総力を上げてB5F副都心線ホームを目指すことに。
しかし、真人は五条を封印した今術師と呪霊は±0であると前提し、そこに宿儺の復活が合わされば優勢になると分析。それはつまり、宿儺という切り札がいなくとも今の戦力でも充分に勝率はあるとして虎杖悠仁の殺害を決起するのです。
対して、漏瑚は呪いの時代を目指しているのでリスクはあれど宿儺さえ復活すれば確実に呪いの時代がやってくるとして虎杖悠仁殺害を却下。
そこで真人は『真人が先に虎杖悠仁と遭遇したら奴を殺す』『漏瑚が先に虎杖悠仁と遭遇したら指を差し出して宿儺に力を戻させる』というゲームを提案し、呪霊たちは誰が虎杖悠仁と先に遭遇するか動き出すのでした。
一方で虎杖悠仁も五条悟救出を目的にB5F副都心線ホームを目指します。
真人は七海健人を殺害
単行本14巻第120話『渋谷事変38』、真人は渋谷駅構内で七海健人を発見。
七海は陀艮との戦闘後に続き漏瑚と対峙し左半身に重度の火傷を負った満身創痍でしたが、構内で改造人間の群れに遭遇し鏖殺。しかし、死力を尽くしたあとに控えていたのは真人であり、真人は疲弊しきった七海に接近し胸に手を当てて最後に少し会話を楽しむことに。
その場面に遭遇したのが虎杖悠仁であり、真人は虎杖の目の前で七海を無為転変で殺害(上半身を破裂)するのでした。
そして虎杖と開戦。
真人vs虎杖悠仁①
単行本14巻第121話『渋谷事変39』にて虎杖と開戦。
真人は無為転変でストックしていた人間たちを織り交ぜる『多重魂』と、多重魂によって発生した拒絶反応の質量『撥体』を放ち攻撃するも、虎杖は何れも被弾しながら応戦。
駅構内に取り残された一般人と遭遇すると、真人は虎杖の目の前で一般人を改造人間に変えるほうが精神的に効くと判断し、躊躇なく一般人を巻き込み殺害し、時には武器に変えて戦うという手法を取ることで虎杖の精神をジワジワと追い詰めていきました。
そして更に、真人にはもう一枚虎杖の魂を折るプランがありました。
釘崎野薔薇を殺害して虎杖の魂を折る
実は五条悟封印直後、真人は漏瑚たちと虎杖悠仁と遭遇した方が好きにするというゲームを開始した際に、漏瑚を撒くために二つに分身しました。
- 無為転変を使える本体は駅構内で虎杖悠仁と交戦中
- 偽物の真人は同時刻に道玄坂小路にて釘崎野薔薇とエンカウント
釘崎の口ぶりから虎杖悠仁との親交度を測ると、虎杖悠仁の魂を折るために釘崎の死体を晒すことを目算。
しかし、分身は本体のように自分の形は変えられても改造人間をいじったり他者の魂に干渉することは不可能であったため、戦い方で釘崎に偽物だとばれてしまうことに。
また、釘崎が真人の肉体を通して魂を打ち抜く算段で放った『共鳴り』が分身を通して本体の魂を捉えたことで、釘崎は別場所で自分の呪力が爆ぜたことを知覚し、真人が偽物であり無為転変を使えないことを見抜きました。
そして仕切り直し──かと思いきや真人は逃走を開始。
釘崎を誘い込むように駅構内地下へと逃げ込むと、一方で虎杖と戦闘中だった本体も逃走を開始。虎杖が本体を追いかけていると通路先で本体と偽物が交差するようにすれ違う瞬間を目撃するも、意図が読めずに思案。
しかし、すぐ後から偽物を追いかけてきた釘崎が角を曲がってくると、釘崎は自分に向かってくる真人とその後ろから真人を追いかけている虎杖の姿を視認。
この時点で釘崎に向かっている本体の真人が死角となって偽物との入れ替わりに気付いていない釘崎は、偽物との戦いで真人の掌への警戒を解いていたために本体に顔を触られてしまうのでした。
虎杖は目の前で入れ替わった偽物の真人を瞬殺して釘崎に駆け寄るものの、真人は無為転変を発動して釘崎の左目あたりを破裂させて殺害します。
虎杖視点では『脹相戦の敗北』と『宿儺による大量殺人』の直後であったため、真人による一般人の虐殺や『七海健人の殺害』と『釘崎野薔薇の殺害』は虎杖悠仁の魂を折るには充分すぎた効果を生んでいます。
真人は虎杖悠仁相手に黒閃を決める
完全に虎杖の魂を負った真人は人間を嘲笑う自分の才能に興奮。
そして、自分こそが『呪いだ』と自覚すると放心状態の虎杖相手に『黒閃』を決めることに成功します。
また、渋谷の戦いは呪いの本能と人間の理性が獲得した尊厳のどちらかが100年後に残るのかという戦いであると真人は述べており、真人が何も考えずに人を殺すように、虎杖も何も考えずに人を助けるとして、両者はまさに似た存在だと訴えました。
そして、そんなことにすら気付けない虎杖では俺には勝てないと述べると、真人は虎杖に止めを刺そうと身構えます。
しかし、虎杖のピンチに駆けつけたのは東堂葵でした。
真人vs虎杖悠仁②
単行本15巻第127話『渋谷事変44』、東堂葵の登場により真人は虎杖悠仁との戦いを仕切り直すことになります。
東堂に叱咤激励された虎杖は再び立ち上がる気力を持ち、真人と交戦。真人は東堂の術式『不義遊戯』により虎杖との距離を離されるほか、その厄介さに翻弄されるものの、黒閃により自分の中の何かを掴めた感覚を取り戻すためにもう一度黒閃を決めようと奮起。
しかし、東堂が不義遊戯で復活した虎杖を真人の目の前に位置替えすると、呪力を込めた虎杖の渾身の一撃『黒閃』が真人にクリーンヒットしダメージを負うことに。
真人はここまでの間に虎杖から受けたダメージにより魂が四割程度に消耗。それも釘崎の共鳴りをきっかけとした虎杖の猛ラッシュと黒閃のダメージでしたが、今のままでも東堂はワンタッチで殺害できるほか、虎杖の魂は残り一割程度と冷静に分析。
まずは厄介な位置替えを持つ東堂から消す算段でしたが、東堂が解放前の改造人間(小さくして持ち歩くストック)の呪力を拾い無生物との位置替えもできることに気付き、苦戦。更に東堂も黒閃を放ちますが、魂を知覚した攻撃ではないため真人には大したダメージはありませんでした。
しかし、東堂までもが黒閃に目覚めたことで真人・虎杖悠仁・東堂葵の三者が120%の潜在能力を引き出す状況に至りました。
東堂葵の撃破
真人はまず多重魂『撥体』による位置替え無意味の広範囲攻撃を放つと、次に虎杖の攻撃を躱しつつ自らの首を切断して本体と偽物に分裂。
更に多重魂『幾魂異性体』を生み出して東堂を攻撃かつ虎杖と分断。幾魂異性体を3体東堂につけることで、真人は虎杖を優先的に攻撃します。
しかし、真人が虎杖と戦っている最中、短時間で東堂は幾魂異性体を撃破し再び合流。
幾魂異性体では東堂の足止めはできない、かつ東堂に攻撃を当てるにはハードルが高いと踏んだ真人は領域の展開を思案。ひとたび領域を展開すれば宿儺に触れてしまい逆に殺されてしまうリスクがあるものの、真人は五条悟が実演した0.2秒の領域展開を一か八かで発動。
そして、黒閃を経た真人は生得領域の具現化と術式の発動という二段階の工程を一つにまとめあげる早業をこなし、東堂が簡易領域を発動する前に発動。
真人にとって0.2秒の領域展開は賭けでしたが宿儺に攻撃されないことで今回は成功。東堂は必中効果により無為転変を左腕に受けますが自ら腕を切断して肉体の改造を除去します。
しかし、真人はすかさず東堂の間合いに踏み込むと止めの黒閃を鳩尾に放ちます(領域展開後は術式が擦り切れているため物理攻撃)が、東堂は山勘で腹に全呪力を集中させることでダメージを最小限に抑え効いているきいている模様。
領域展開後、術式が回復した真人は重傷の東堂に更に追い打ちをかけるべく無為転変の構えで襲撃しますが、そのタイミングで東堂がつけていたペンダントの紐が千切れて落下。その衝撃で蓋が開くと中には虎杖悠仁と高田延子(高田ちゃん)の写真がはめ込まれており、真人はつい目で追ってしまい当惑。
一瞬意識がペンダントに向いている間に東堂は残った右手で真人の右手を叩き不義遊戯を発動させると、真人の目の前には既に腕を振りかぶっている虎杖が出現。
真人は再び虎杖から黒閃をまともに受けてしまうのでした。
しかし、これで東堂は左腕を欠損し、かつ右手は一瞬でも無為転変の掌に触れたたために爛れてしまったため、事実上ここでリタイア(戦力外)となります。
真人vs虎杖悠仁③
東堂は負傷によりリタイアしたものの、真人は東堂の不義遊戯により再び虎杖から黒閃を受けてしまうという不測の事態に苦虫を嚙み潰したように歯噛み。
しかし、度重なる黒閃を経て真人はついに『自分の魂の本質、本当の形』を掴むと、己に無為転変を使用し『遍殺即霊体』という進化した姿に変貌します。真人曰く『己の本当の剥き出しの魂の姿』。
そして、真人は虎杖を殺すことで初めてこの世に生まれ堕ちると宣言。
遍殺即霊体となった真人の表皮は赤血操術で固めた脹相以上に固く虎杖は苦戦。呪霊として別次元の存在となった真人には虎杖の攻撃はもはや通用しませんでした。
ただ唯一ダメージが通るとすれば最大呪力出力で放つ黒閃だけだと虎杖は考えつくものの、既に蓄積したダメージのせいで足腰が震えてしまいます。
しかし、それは真人も同様。度重なる黒閃によるダメージと領域展開直後に受けた黒閃が尾を引いて遍殺即霊体を持続できないのか部分的に崩壊が進行します。
黒閃を狙って出せる術師はいませんが、これまでの虎杖の戦闘から真人は虎杖の一挙手一投足を警戒。黒閃を受ければ確実に祓われる状況下、真人は肉体を改造することで虎杖が狙う部位をサイズ変形で焦点をずらす黒閃対策をしており、遍殺即霊体を解除した部位は呪力で保護。
そして、拳に呪力を集中させている虎杖の首をカウンターで落とす腹積もりでした。
虎杖は真人の目論見通り黒閃を放とうと殴りつけた部位が変化したために黒閃を失敗。しかし、その隙を突いた真人が虎杖の首をカウンターで捉えかけた瞬間に虎杖の逕庭拳が炸裂(打撃と呪力の衝撃が遅れてやってくる)。
この衝撃により真人のカウンターが空振りすると虎杖は再び呪力をためることに。更に、このタイミングで東堂が立ち上がると真人の注意を引くように左手と失った右腕で拍手の仕草を見せつけるのです。
しかし、東堂の術式は腕を失った段階で死んでいたため入れ代わりは不発。
まんまとブラフに引っかかった真人に隙が生じると、虎杖は真人に渾身の黒閃を打ち込むのでした。
真人の最後は呪霊操術に取り込まれる
引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社
虎杖の黒閃を受けた真人は大ダメージを負ってしまい遍殺即霊体が解除され元の姿に戻ります。
呪力も底を尽き、改造人間のストックも無い中、目の前に立ちはだかる静かに見下ろす虎杖の姿。
虎杖は「認めるよ、真人。俺はオマエだ」と告げると、最初はただ真人が言ったことを否定したかったものの、今はただ真人を殺したいと本心から思えると述べました。
虎杖はここで真人を殺し、いつかまた新しい呪いとして生まれようとも、名前を変えても、姿を変えても、何度でも殺すと伝えます。
もう意味も理由もいらない、この行いに意味が生まれるのは何百年後かもしれないが、錆び付くまで呪いを殺し続ける──それがこの戦いにおける自分の役割だと虎杖は自覚し、真人に殺意を向けるのでした。
真人は虎杖から離れるように逃げ出しますが、その姿はまるで肉食獣に睨まれた草食動物。
しかし、真人が逃げた先には夏油傑が佇んでおり、夏油は「助けてあげようか、真人」と救いの手を差し伸べます。
そして、夏油が虎杖と軽く戦闘を楽しんでいると、真人は背後から夏油を奇襲。おそらく夏油に無為転変をかける目論見でしたが、夏油は容易に回避するとそのまま呪霊操術で真人を取り込んでしまうのでした。
これにより真人は呆気なく夏油に取り込まれるという最後をむかえて退場したのです。
真人の最後の台詞の意味
真人は呪霊操術に取り込まれる直前に「知ってたさ、だって俺は人間から生まれたんだから」と言い残しています。
果たしてこの言葉の真意は何だったのでしょうか。
おそらく以下の事柄が有力視されます。
- 真人は元々『人が人を憎み恐れた腹から生まれた呪い』であるため、人間の負の感情に気付きやすい
- 真人たちは夏油傑が羂索に乗っ取られた肉体とは気付いていないが、夏油が何らかの目的をもって呪霊と徒党を組んでいると推察
- 人間を理解している真人は夏油が目的を達成した後に呪霊を裏切ることを予想していた
- 夏油傑の術式が呪霊操術であることを知っており、元々真人や漏瑚らを取り込む算段であると感づいていた
真人に関しては五条悟封印後、虎杖悠仁の殺害を決めた際に夏油の反応を観察している描写などがあるため、わりと初期から夏油の裏切りや胡散臭さには気付いているはずです。
それがどのタイミングかも大方予想がついていたため「知ってたさ」と発言したと予想します。ただ、ここまで虎杖に追い詰められるとは本人も思っていなかったのかもしれません。基本、人間を舐めているので。
つまり、真人の最後の言葉の意味は「(夏油が裏切るのは)知ってたさ」もしくは「(俺たちを取り込むつもりだったのは)知ってたさ」という意味合いなのではないでしょうか。
真人は死亡したのか
厳密には呪霊操術で取り込んだだけなので死亡はしていないと思われます。しかし、断言はできません。
夏油が死滅回遊を始める際にマーキング済みの非術師の覚醒に遠隔で無為転変を使用していますが、以降は一切使っていません。(渋谷事変では『うずまき』で無為転変を抽出して使用)
また、呪霊操術の獄ノ番『うずまき』で抽出した術式は一度しか使えないと九十九由基が分析しているため、その通りであれば真人は既に死んだようなものかもしれませんね。(※『うずまき』で抽出した術式は使い捨てなのか、いつもで使用可能なのかは分かっていませんが、使い捨てが有力。脹相戦で手の内を晒したくないのに無為転変を使用しなかったため)
その場合、また記憶を無くして新しい呪霊として誕生するのかは謎のままです。
まとめ
- 真人の正体は『人が人を憎み恐れた腹から生まれた呪い』の特級呪霊
- 真人の術式『無為転変』は魂に触れてその形を変えるもので、原形の掌で触れることで発動
- 真人は渋谷事変で、渋谷に集まった人間を対象に無為転変で改造人間にして殺害
- 真人は渋谷事変で、七海健人と釘崎野薔薇を殺害
- 真人は渋谷事変で、東堂葵を戦闘不能に
- 真人は渋谷事変で、虎杖悠仁と戦い敗北
- 真人は虎杖悠仁に敗北後、夏油傑の呪霊操術に取り込まれる
- 夏油傑は呪霊操術の獄ノ番『うずまき』で無為転変を抽出して使用しているため、真人は消耗されて死亡した可能性がある
虎杖悠仁に因縁があるほか、読者視点でも煽りすぎて嫌われている真人ですが、その最期は呆気ない退場でした。
ただ、虎杖自身が友達や仲間の仇を取れずに真人は呪霊操術に取り込まれるという最後はなんだかスッキリしない感じですね。
救いがないのは呪術廻戦らしくて好きですが、真人だけは主人公に倒して欲しかったようにも思えます。
\ 呪術廻戦の漫画・グッズはこちら /
> 漫画を見るなら < | > グッズを買うなら < |
漫画全巻ドットコム | キャラアニ.com |
eBookJapan | あみあみ |
まんが王国 | ホビーストック |
コミックシーモア | |
コミック.jp |