【呪術廻戦】日車寛見(ひぐるまひろみ)のプロフィールと術式は?才能は五条並!領域展開「誅伏賜死」の能力やルールを紹介

日車寛見が術式を開花させたシーン 呪術廻戦

漫画『呪術廻戦』の死滅回遊編から登場する日車寛見(ひぐるまひろみ)は、頭脳明晰な弁護士でありながら呪術師としての才能をも開花させました。

そのため、新宿決戦編では彼の協力が宿儺戦での勝利に繋がると考えられて戦略を練られましたが、日車の術式とはどのようなものなのでしょうか。

今回は日車寛見のプロフィールや術式・領域展開についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?
  • 日車寛見のプロフィール
  • 日車寛見の術式・領域展開

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日車寛見(ひぐるまひろみ)とは?

弁護士日車寛見

引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社

登場は死滅回遊編から。

渋谷事変終盤、羂索が施した遠隔の無為転変によって術式が開花した覚醒タイプの現代の呪術師であり、死滅回遊の泳者。

岩手弁護士会所属の司法修習59期で登場時点で36歳。T大法学部受験、法科大学院導入前の旧司法試験などあらゆる難関をストレートで通過した『天才』であり、日車自身はそれらは簡単な作業と表現しています。

昔から自分がおかしいと感じたことを放っておけない性分です。

職業・弁護士

弱者救済を目指す弁護士で、個人事務所持ち。

無理筋の刑事事件を引き受けることが多く、過去には被告人が未成年の危険運転致傷(職場の人たちに強要された)を担当。しかし、関係者に口裏合わせを行われたため示談金も用意できず執行猶予も取れず敗訴し、依頼人に逆恨みされることも。

そのような苦い経験を積みながらも日車は弱者とは経済的・精神的に追い詰められている者が多いと理解を示し、弱者救済のために被告人の無罪を勝ち取るために裁判においては無罪を勝ち取るための調査努力を惜しみません。

しかしながら、日本の刑事裁判の有罪率99.9%の壁は幾度も弁護士である日車の弱者救済を打ち崩すものであり、まともに審理されない有罪ありきの裁判の在り方を憂いていました。

呪術師としての才能は五条悟並

社会生活において天才と言われている日車は、中でも呪術師としての才能は五条悟に匹敵するほど。

自らの術式を解明することで結界術の基礎を同時に習得し結界術から逆算して呪力操作による強化術を勘で掴むと、術式開花から12日間で一級術師と比較しても遜色ないレベルに成長しました。

結界侵入前には多くの呪霊を退けており、死滅回遊では20人以上の泳者を返り討ちにして100点に到達しています。

実際に相対した宿儺からは「限りなく俺に近いレベルで術式を運用できている」とまで言わしめていることから、成長性は脅威。

死滅回遊肯定派

日車は現代の法律は時に無力であることを痛感しているため、死滅回遊の結界術には可能性を感じています。

告訴・公訴・真偽を争うこともなく総則を犯した者は物理法則のように罰せられる死滅回遊の土台である結界術において興味を持っており、虎杖との交渉時には死滅回遊を終わらせることに反対する立場にありました。

もちろん、死滅回遊すべての総則を認めているわけではなく、問題のある総則があるのは承知の上で土台の結界術を称賛するもので、なりゆきをもう少し見守りたいというのが日車の考え方でした。


日車寛見の術式

日車寛見の領域展開

引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社

端的に言うと『裁判を再現する術式』であり、術式名は不明。

能力発動中は背後に瞼を縫い合わせた面の女神と思しき式神が出現し、女神自体は秤の形。また、日車自身にはガベルが付与されます。

ガベルは領域展開のきっかけや直接攻撃にも使用可能であり、戦闘中には自由に出し入れすることや持ち手・打撃部位の伸縮も自在です。

式神『ジャッジマン』

日車の術式発動時に出現する瞼を縫い合わせた面がついた秤の式神

領域展開時における領域内の者の全てを把握していますが、ジャッジマンが知る情報は日車とは共有されていません。なお、証拠に限っては日車にのみ渡されるほか、証拠開封前に情報は日車に共有される模様。

術式の構想理由

術式の構想は、本人の性分と、弁護士という職業が反映されたもの。

正義の女神は法の下の平等のために目を塞ぎ、人々は保身のためなら目を瞑る──そんな中縋りついてきた手を振り払わないように自分だけは目を開けていたいという日車の深層心理が術式に現れています。


領域展開『誅伏賜死(ちゅうぶくしし)』

日車の領域展開『誅伏賜死』はデフォルトで術式に備わっています。

掌印を必要とせずガベルを打ち鳴らすと発動可能。自身と対象者(被告人)を法廷にある証言台に立たせ周囲をギロチン台で囲まれた空間を展開し刑事事件の裁判を実現させる能力。

現代の呪術師が扱う必中必殺の領域とは違い、領域内の対象に自身の術式を強制させる昔の一般的な領域性能で、対象に物理的危害を加えないこと、ある程度ルールを説明する縛りで成り立っています。

誅伏賜死の効力およびルール
  1. 領域内ではあらゆる暴力行為を禁止(敵味方含む全て)
  2. ジャッジマンが対象の罪状を一つ一つ取り上げて起訴(罪状が多い場合どの件が優先的に取り扱われるか完全ランダム)
  3. 陳述の機会は互いに一度きり
  4. 被告人の選択肢は「黙秘」「自白」「否認」で、否認には虚偽陳述も含まれる
  5. ジャッジマンが六法に基づき判決を下す
  6. 罪を認めない場合、一審~三審まで請求可能

 

以上のルールの上、裁判が行われて判決が下り有罪が確定すると『没収コンフィスケイション』が発動し罰として対象者の術式の使用を一時的に不可能にします。没収自体は付加刑なので単体で科されることはありません。

没収(コンフィスケイション)

ジャッジマンによる没収は原則として対象の術式を一時的に使用不可能にしますが、場合によっては想定外のことが起こります。

  1. 術式を持っていない場合は=呪力の没収
  2. 術式を多数持っている場合は片方あるいは両方に適用されるか不明
  3. 対象が呪具を携帯している場合は術式ではなく呪具に適応される

没収が何に適応されるかは日車自身も知り得ないため、本作では術式を持たない虎杖悠仁や宿儺においても予想外の結果が生まれました。

なお、没収後に日車自身が死亡した場合も没収は継続して効果を発揮します。

死刑(デス・ペナルティ)|処刑人の剣

対象の量刑が死罪に値した場合、ジャッジマンの目が大きく見開かれて死刑デス・ペナルティを宣告されます。

没収を不可された死刑はジャッジマンから科される最も重い罰であり、判決直後には日車のガベルが『処刑人の剣』へと変化。

処刑人の剣に斬られた者は例外なく必ず死に至るという効果を持っています。

その威力と効果が作中で明かされることはありませんでしたが、少なくとも宿儺が処刑人の剣が腕に触れる寸前に自らの腕を切断するといった対応をしているため、宿儺のような格上にも通用するのだと予想されます。

ただし、処刑人の剣の効果はあくまでも死刑判決を受けた対象にのみ限定されるため、決して万能ではありません。

二審・三審請求(裁判のやり直し)

誅伏賜死は、ジャッジマンに有罪を言い渡され罰を科された対象は罪を認めない限り二回まで裁判のやり直しを請求できる仕様です。

この仕様は説明責任がないため日車が対象者に教えることはありませんが、対象者がこの制度に気づくか元々知っていればいつでもやり直しを請求することができます。

つまり、領域展開『誅伏賜死』は最大で一審・二審・三審が行われる裁判を再現した領域であり、かつ一審・二審・三審で取り上げられる罪状は完全ランダムになります。


ジャッジマンの裁量は不確定

ジャッジマンが取り上げる罪状に関しては完全ランダムですが、罪状に対してどの視点で起訴・・・・・・・するかも日車は把握できません。

例えば宿儺は渋谷で大量殺人をおかしていますが、この虐殺行為を器物破損や建造物侵入といった視点で起訴するかは日車自身も予想できず、ジャッジマンの裁量次第では殺人が適用される罪状でも確実に死刑を勝ち取るのは難しいと言います。

人を刺した場合は傷害罪や殺人未遂に該当しますが、厳密に言えばその過程で服が破れれば器物損壊罪が含まれます。

このように、ジャッジマンがどの視点で対象を起訴するか全く予想できないのがこの術式最大の欠点とも言えます。

時効の概念

明治時代に導入された近代法には『時効』の概念があり、2010年には刑事訴訟法が改訂されて殺人の時効が撤廃されました。

しかし、1985年以前の殺人には時効が成立している一方、平安時代の養老律令と呼ばれる法体系には時効がありません。

そのため、仮に宿儺の受肉前の罪状が取り上げられた場合は近代法でも時効が成立するか否かが明確ではないのです。

例えば、犯人が国外にいる場合は時効の進行が停止しますが、宿儺が死去して呪物となっている期間は海外と仮定されるのかも定かではありません。

領域展延

術師として覚醒して二ヵ月弱、宿儺との戦いで急激に成長し習得しました。

これにより宿儺の御廚子をある程度中和しています。


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まとめ

日車寛見(ひぐるまひろみ)のプロフィールと術式のまとめ

  • 日車は、年齢36歳、岩手弁護士会所属の司法修習59期
  • 羂索の遠隔の無為転変によって術式が開花した覚醒タイプの現代の呪術師
  • 術式開花から12日間で一級術師と比較しても遜色ないレベルに成長
  • 呪術師としての才能は五条悟に匹敵
  • 術式名は不明だが、刑事裁判を再現する術式で領域展開がデフォルトで備わる
  • 能力発動中は背後に瞼を縫い合わせた面の女神と思しき式神『ジャッジマン』が出現し、日車は武器にも使用できるガベルを所持
  • 領域展開『誅伏賜死(ちゅうぶくしし)』
    • 領域内ではあらゆる暴力行為を禁止(敵味方含む全て)
    • ジャッジマンが対象の罪状を一つ一つ取り上げて起訴(罪状が多い場合どの件が優先的に取り扱われるか完全ランダム)
    • 陳述の機会は互いに一度きり
    • 被告人の選択肢は「黙秘」「自白」「否認」で、否認には虚偽陳述も含まれる
    • ジャッジマンが六法に基づき判決を下す
    • 罪を認めない場合、一審~三審まで請求可能
  • 有罪が確定すると没収コンフィスケイションが発動し罰として対象者の術式の使用を一時的に不可能にする
    • 術式を持っていない場合は=呪力の没収
    • 術式を多数持っている場合は片方あるいは両方に適用されるか不明
    • 対象が呪具を携帯している場合は術式ではなく呪具に適応される
  • 死刑デス・ペナルティを宣告された場合は『処刑人の剣』が日車に付与され、処刑人の剣に斬られた者は例外なく必ず死に至る
  • 誅伏賜死は二審・三審請求が可能
  • ジャッジマンの裁量は不確定
    • 例)虐殺行為を器物破損や建造物侵入といった視点で起訴する
    • 殺人について時効の概念が近代法に該当するのか定かではない
  • 新宿決戦で領域展延を習得

日車は覚醒タイプの現代の呪術師ですが、強さは一級術師以上に分類されるも特異な能力や成長性からイロモノ扱いされています。

味方からはいざ知らず、宿儺の興味さえも惹く「処刑人の剣」は、死刑判決が下された相手にのみ適用される必殺の効果があるため、呪術師相手にはかなり有効打になります。

術式にデフォルトで領域展開が備わっているあたり、日車の才能が五条悟に匹敵すると言われていることにも納得できますね。


呪術廻戦 画集 Vol.1

原作:芥見下々 出版社:集英社

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