【呪術廻戦】伏黒津美紀が寝たきりから目覚めた?現在・正体・死亡について紹介

伏黒津美紀 呪術廻戦

伏黒津美紀は伏黒恵の義姉ですが、約2年前から呪いを受けて寝たきりの状態となっています。

しかし、渋谷事変終了間際に羂索が発動した無為転変によりマーキングされた非術師が覚醒すると、津美紀もまた死滅回遊の参加者となりました。

今回は伏黒津美紀の目覚めから正体そして死亡までをご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. 伏黒津美紀の呪いと寝たきりの理由
  2. 伏黒津美紀の目覚めと状況
  3. 伏黒津美紀を死滅回遊から離脱させる
  4. 伏黒津美紀の正体
  5. 伏黒津美紀の死亡
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伏黒津美紀の呪いと寝たきりになった理由

呪われた伏黒津美紀

引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社

津美紀と恵の父親は伏黒甚爾(禪院甚爾)ですが、母親は違うため義姉弟になります。年齢は恵の一つ上なので現在17歳(恵が16歳時点)。

五条悟過去編(10~11年前)時点で五条が甚爾を殺害したため、以降恵が呪術師として働くことを担保に五条が恵と津美紀の金銭的援助を高専に通してくれました。五条の庇護下に入ることで恵は禪院家に売り飛ばされずに津美紀と過ごしていましたが、津美紀が中学三年の頃に友達が心配という理由で心霊スポット『鯉ノ口峡谷・八十八橋』に訪れた後、恵が中三に上がった頃に正体不明出自不明(後に八十八橋の呪霊が原因と判明)の呪いに呪われて寝たきり状態に。

そして物語開始時の2018年6月頃、虎杖悠仁の宿儺受肉がきっかけとなり八十八橋の呪霊が心霊スポットに訪れた人間の呪殺を開始し始めたため、これを呪術高専在籍の伏黒恵、虎杖悠仁、釘崎野薔薇が出動し無事に解決。

津美紀の寝たきり状態は治らないものの、八十八橋の呪霊による呪殺は阻止しました。

しかし、渋谷事変の際に羂索(加茂憲倫および夏油傑)が死滅回遊のために非術師に術式をマーキングしており、津美紀もマーキングの被害に遭い渋谷事変後に覚醒することとなります。

渋谷事変後に津美紀は目を覚ます

羂索(加茂憲倫および夏油傑)が仕組んだ死滅回遊、その参加者は大まかに振り分けて『羂索が術式を刻んだ一般プレイヤー』『虎杖悠仁のように呪物を受肉させたプレイヤー(羂索と契約した過去の術師)』、そして『結界に指定された場所にいる非術師』の三種類が存在します。(死滅回遊自体はプレイヤーの呪力と結界と結界で結んだ境界を使って国の人間を彼岸へ渡す儀式。天元と人類の同化の慣らしが目的)

死滅回遊のルール1『プレイヤーは術式覚醒後19日以内に任意の結界にて死滅回遊への参加を宣誓しなければならない』と、ルール2『前項に違反したプレイヤーからは術式を剥奪する』という決まりがあるため、家入硝子の予想では術式を剥奪されたプレイヤーは脳に無理矢理なにかしら作用を施すことで剥奪されるという予想から何もしなければ津美紀は確実に死亡すると予測。

そのため、羂索によって死滅回遊に参加させられた津美紀を回遊から離脱させるために、伏黒恵は死滅回遊に参加し『死滅回遊を抜けるルールを作らせる』という目的を第一に100点を集めることにしました。(※回遊の配点は術師5点、非術師1点。100点でルール追加可能)

津美紀の置かれている状況

  • 術式が刻まれたプレイヤーが覚醒したのは2018年10月31日24時
  • 伏黒恵たちが死滅回遊に参加したのは2018年11月12日12時
  • 津美紀の死滅回遊参加宣誓期限まで2018年7日と12時間
  • 津美紀は結界外にいるため、残り時間内に結界に侵入し参加宣誓しなければルール1と2に抵触し死亡するリスクがある

津美紀は、死滅回遊ルール1『プレイヤーは術式覚醒後19日以内に任意の結界にて死滅回遊への参加を宣誓しなければならない』とルール2『前項に違反したプレイヤーからは術式を剥奪する』に抵触中。

そのため、恵たちが回遊に参加して追加するルールは五条悟の解放を同時並行していたため以下の4つに絞っていました。

ルール追加優先順位

  1. ポイントの受け渡し
  2. 結界の出入り
  3. 結界内外での通信
  4. 死滅回遊からの離脱

津美紀を死滅回遊から離脱させるルールを追加

  • 1、『プレイヤーは術式覚醒後19日以内に任意の結界にて死滅回遊への参加を宣誓しなければならない』
  • 2、『前項に違反したプレイヤーからは術式を剥奪する』
  • 8、『参加または点取得後19日以内に得点の変動が見られない場合、そのプレイヤーからは術式を剥奪する』

死滅回遊の1、2、8のルールが抵触していましたが、これは早々に虎杖悠仁が日車寛見(100点プレイヤー)を撃破することで交渉成立し『点の受け渡し』のルールを追加で解決。

残すは津美紀を死滅回遊から離脱させるルールを追加するだけとなりました。

別々の結界で点を稼ぎつつ天使を探していた一行はそれぞれ受肉プレイヤーを撃破することで点を獲得し、最終的には以下の点を揃えています。

獲得した点数

  • 乙骨憂太:190点
  • 秤金次:100点
  • 伏黒恵:51点
  • 髙羽史彦:4点
  • 来栖華:14点
  • 乙骨、秤、伏黒、高羽、来栖の点数を合わせて計359点(高羽と来栖は死滅回遊で味方になった術師。来栖=天使)

こうして全員の点を合わせると余裕をもってルールを追加する準備が整います。

伏黒たちが追加したルールは以下の通り。

津美紀を離脱させるために追加したルール

  1. プレイヤー間での点の譲渡を可能にする(虎杖悠仁が達成、-100点)
  2. 新規プレイヤーを招き100点を消費して死滅回遊から離脱できる(ルール追加で-100点、100点を消費で離脱で-100点、計-200点)

②に関しては一度『プレイヤーの離脱』だけでは死滅回遊のルール7に抵触するため却下されており、更に『プレイヤーは新規プレイヤーを結界外から招くことで離脱』という条件も却下されましたが、『プレイヤーは身代わりとして新規プレイヤーを結界外から招き100点を消費することで死滅回遊から離脱できる』という条件で追加することができました。

津美紀の正体の発覚

2018年11月16日15:00、津美紀を助ける準備を整えた伏黒は『虎杖悠仁、禪院真希、来栖華、髙羽史彦』と合流し、結界を自由に出入りできる真希が津美紀を迎えにいくことに。

そして、真希は死滅回遊のルールと身代わりの話を津美紀に話します。

津美紀の身代わりとして新規プレイヤーとなるのは補助監督の伊地知潔高。真希は津美紀と伊地知を連れて伏黒がいる東京第一結界に津美紀を転送させると、津美紀は伏黒、虎杖、来栖、高羽がいる舞台へ到着します。

さっそく津美紀を回遊から離脱させるために伏黒はみんなから譲渡された点数から100点を譲渡しますが、何と、ここで津美紀がコガネ(各プレイヤーにつく管理者ゲームマスターに情報伝達する『窓口』の役割を果たす式神)に伝えたのは死滅回遊からの離脱ではなく『結界を自由に出入りできるようにする』というルールの追加でした。

これには虎杖も真顔で「は?」と茫然。来栖と伏黒も面食らっていたところ、すぐに伏黒は違和感に気付くと津美紀を見て「…オマエ…誰だ!?」と冷や汗を浮かべます。

津美紀は1~2年前に八十八橋に訪れたことで寝たきりになっていましたが死滅回遊により覚醒し10月31日に目覚めています。そのため、約1年7か月ぶりに目を覚まして伏黒と再会しました。

伏黒は回遊に参加する前に『死滅回遊』について津美紀に説明していましたが、その時から、つまり渋谷事変後に羂索によって死滅回遊が始まりプレイヤーが覚醒した時点から津美紀の中にいるのは他の人物だったのです。

その正体は『千年前の術師の呪物を受肉させられたプレイヤー』であり、受肉したのは平安時代の術師『よろずでした。

では何故これまで津美紀として振る舞い伏黒にも気づかれなかったのかといえば、受肉した者は『器の脳から現代の知識を得る』ことが可能なため。宿儺や脹相が問題なく現代でも行動できるのは器から現代知識を得ているからであり、また、器の記憶を読み取り器本人として振る舞うことも可能。

津美紀(万)が姉を演じ続けていたのは伏黒たちの説明を聞いて何もせずとも死滅回遊の離脱と100点が貰えるからであり、宿儺に対する執着から千年振りの戦いの場所を指定するため100点を使用し『結界の出入り』を追加しました。(万は宿儺にラブな模様)

津美紀の死亡

宿儺(伏黒恵)に殺される万(伏黒津美紀)

引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社

万は『結界の出入り』を追加直後に宿儺との決戦の地『仙台結界』に術式で飛び立つと、伏黒の心が折れかけたところに宿儺が契闊けいかつと唱えて虎杖の肉体主導権を一分間乗っ取ることに。

宿儺は伏黒の潜在能力に目を付けており、虎杖の中にいながら自身の力を取り戻しつつ伏黒の魂が折れる瞬間を待ち続けていたのです。

宿儺は虎杖悠仁の肉体から伏黒恵の肉体に受肉。しかし、肉体の主導権は取れたものの恵が抵抗をし続けているせいで呪力の出力が酷いときには1割以下に抑え込まれるという事態に。

宿儺は結界から離脱後、伏黒恵を完全に沈めるために伏黒津美紀の破壊を決行します。(現在は万が津美紀に受肉しているので、宿儺と戦いたがっている万が待つ仙台へ向かう)

そして第216~219話『浴①~④』にて、宿儺(伏黒恵受肉)が万(伏黒津美紀受肉)を殺害しために、伏黒の精神は深淵へと沈むことになりました。

なお、万は遺言を宿儺に残して力尽きている描写はありますが明確な死体(事切れたシーン)などは描かれていません。ただ連載版の煽りにて『姉・津美紀を手にかけた伏黒』と描かれているので津美紀は死亡したものと思われます。

ただこのまま津美紀が退場するのはあまりにもあっさりすぎる気もします。

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まとめ

  1. 伏黒津美紀は伏黒恵の一つ上の義姉で母親が違う
  2. 伏黒津美紀は約1年7ヶ月前に心霊スポット『鯉ノ口峡谷・八十八橋』に訪れて寝たきり状態になる
  3. 伏黒津美紀は羂索にマーキングされて無為転変で脳を術師の形に整えられて覚醒し、死滅回遊に参加させられる
  4. 伏黒恵たちが津美紀を死滅回遊から離脱させるために回遊に参加して点を稼ぐ
  5. 伏黒津美紀の正体は彼女に受肉した千年前の術師『よろず
  6. よろず』は伏黒恵から100点を譲り受けると正体を明かして『結界の出入り』をルールに追加し逃亡
  7. よろず』は宿儺と戦いたいために仙台結界で待機
  8. 宿儺は『契闊けいかつ』を利用し虎杖悠仁から伏黒恵に受肉し乗り換える
  9. 仙台結界で『よろず』vs宿儺(伏黒恵)の結果、『よろず』は敗北し津美紀の肉体も死亡

寝たきりになる前から善人で心霊スポットに行く友達が心配でついていった結果、呪いにかかり寝たきり状態に。そして、1年7ヵ月ぶりに目覚めたかと思えば過去の術師に受肉されていたという展開は衝撃的でしたね。

というより、ここまで頑張ってきた恵の努力が報われないばかりか、恵自身も宿儺に受肉されたことで肉体の主導権を奪われて津美紀を手にかけてしまうという悲惨な結末を迎えることになりました。

描写的には死んだようにしか見えませんが、事切れる瞬間が描かれていないので天使のパターンで実は誰かが助けてくれてたりなんて考えてしまいますね…。

果たして津美紀はこのまま退場してしまうのでしょうか、先が楽しみですね。

呪術廻戦 画集 Vol.1

原作:芥見下々 出版社:集英社

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