【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨の人間時代や鬼になった理由は?鬼を作る目的は青い彼岸花?

鬼滅の刃

鬼滅の刃のラスボスであり諸悪の根源でもある鬼舞辻無惨。

無惨はずいぶん長く生きていますが一体いつの時代に生まれて、何のために鬼を増やしているのでしょうか。

今回は、鬼舞辻無惨の人間時代や目的についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容?

  1. 鬼舞辻無惨の人間時代
  2. 鬼舞辻無惨が鬼になった理由
  3. 鬼舞辻無惨の目的
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鬼舞辻無惨の人間時代や正体は?

太陽を克服した禰豆子の捕獲に動く鬼舞辻無惨

引用元:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』 出版:集英社

鬼舞辻無惨の人間時代の名前は不明です。

無惨が生まれた時代は平安時代。無惨は生まれながら病に蝕まれており二十歳を迎える前に死ぬと宣告されていました。

その正体は産屋敷の血族であり、無惨の顔と産屋敷耀哉は双子のようにそっくりな顔立ちをしています。

人間時代から人間的感性が欠如しているため共感能力が極めて低く、人間よりも昆虫に近いとされています。また、他者の負の心理を読むことに長けており、惨たらしいほどの毒舌だったとか。

鬼舞辻無惨の生い立ち

無惨は母親のお腹の中にいる段階で何度も心臓が止まるほど弱く、生まれた時には脈も呼吸もしていないため『死産』と告知されていました。

しかし、荼毘に付されようとする中で無惨は赤子の体でもがいてようやく産声をあげることで何とか生きることができたのです。

こうして生を受けた無惨ですが、その後も医者に治療されながらも体調は芳しくなく常に死の影が張り付いている状態。

そのため浅草でぶつかった男性が発言した「青白い顔しやがってよお、今にも死にそうじゃねえか」との台詞は無惨の地雷を見事に踏み抜くものであり、逆鱗に触れた男性や取り巻きは容赦なく殺害されました。

共感能力が低いとされる無惨が『累』や『妓夫太郎』を気に入っているのは境遇を重ねているからです。

鬼舞辻無惨が鬼になった理由

無惨の病の治療を施した平安時代の善良な医者が少しでも生き永らえるようにと苦心し薬を処方していたのですが、医者が無惨に与えたのは試作段階の調合の薬『青い彼岸花』と名付けられたものでした。

無惨は病状が悪化していくことに腹を立て医者の後頭部から鉈を振り下ろして殺害。しかし、医者を殺して間もなくすると医者が処方した薬が効いていたことを実感していくのです。

医者の薬により強靭な肉体を手に入れた無惨でしたが、そこには問題点が浮上。『日の光の下を歩けない』──日光に当たれば死んでしまうほか、人の血肉を欲するようになりました。

無惨は医者が処方した試作段階の薬により病気を克服するものの鬼にされてしまったのです。

1000年以上前に最初に誕生した鬼が鬼舞辻無惨となります。

平安時代、鬼になってからしばらくの間に惨たらしいほどの毒舌により娶った妻が五人自殺している模様。

鬼舞辻無惨の目的

鬼の体になった無惨にとって人の血肉を欲するのは人を喰らえば解決するので大した問題ではありませんでした。

しかし、昼間の内に行動が制限されるのは屈辱であり次第に不満が募っていくと『日の光でも死なない体』になりたいと思うようになり、医者が作った調合を調べ始めるように。

ただ『青い彼岸花』という薬の作り方がいくら調べても分からなかったのです。

分かったのは実際に青色の彼岸花が材料に使用されていることだけであり、青色の彼岸花がどこに生息しているのか、栽培できるのか、日本のどこに咲いているのか全てが不明でした。

そのため、

  1. 完全な不死身となる為に青い彼岸花を探す
  2. 太陽を克服できる体質の者を探す

この二点を最優先として行動を開始したのです。

そして、無惨が1000年かけても発見できなかった逸材が唯一太陽を克服した竈門禰豆子であり、無惨は禰豆子を確保するために継国縁壱以来(戦国時代以来)表舞台に自ら姿を現しました。

 

強い鬼を求めて十二鬼月を組織

無惨は鬼殺隊に追われるようになると自ら鬼を作り出し配下を従えるようになりました。

その過程で呼吸を使う剣士・継国巌勝を鬼に変えた後、猗窩座(狛治)が生きた戦国時代あたりから強い鬼で構成される十二鬼月を組織しようと考えています。

それも優秀な手駒を増やしつつ日の光を克服する術と青い彼岸花を探すためでした。

ちなみに玉壺の壺をなかなか綺麗と評価しており、高く売れるためにわりとお気に入り。まさかの壺が資金源になっている模様。

 

無惨が擬態している理由

劇中で無惨は男性・女性・子供と様々な姿に擬態していますが、それにも理由が存在します。

  1. 男性の姿:資金確保と女性には無理な場所の情報収集
  2. 女性の姿:青い彼岸花の情報収集をメインに、人間を使い捜索指示
  3. 子供の姿:太陽を克服する薬を作る場所の確保

無惨は人間社会に溶け込みながら『青色の彼岸花』『太陽を克服する薬』の二つを探し続けており、中には資産家を殺した後に資産家に擬態して情報収集と資金繰りをする場合もあったとか。

また、自身が動き回る際には自分の肉の一部で肉人形を作り置いて行くそうです。

 

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まとめ

  1. 鬼舞辻無惨は平安時代に生まれた産屋敷の血族
  2. 人間の頃は病弱で二十歳を迎える前に死ぬと言われていた
  3. 善良な医者が『青い彼岸花』という試作段階の薬を処方すると、たちまち強靭な肉体を手に入れて鬼の体になった
  4. 鬼舞辻無惨は病気を克服したが鬼の肉体になると、日の光の下を歩けなくなり完璧な存在になりたいと願う
  5. 鬼舞辻無惨は『青い彼岸花』と『太陽を克服する術』の二つを探して配下を増やしながら捜索活動を続けている

無惨の正体は産屋敷の血族の病に伏せる青年でしたが、ある時医者に処方された『青い彼岸花』により鬼に変えられた最初の鬼でした。

しかし、もともとの性格が歪んでいたため人を殺すことに頓着が無く、数多の人間を不幸に追いやった諸悪の鬼です。

 

 

 



鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺見聞録

作者:吾峠呼世晴
出版社:集英社

   

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