【ダンジョン飯】イヅツミの正体判明!コボルトになったのは伏線?本当の姿や寿命を考察

ダンジョン飯

漫画『ダンジョン飯』に登場する獣人の娘・イヅツミ。

イヅツミが人と獣の魂を混ぜて作られた人工獣人であることは作中で明記されていますが、実はダンジョン飯『ワールドガイド 冒険者バイブル』にて、少し解釈が違うことが明かされました。

では、イヅツミの正体とは何なのでしょうか。

今回はイヅツミの正体について迫りたいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. イヅツミと『人工獣人』について
  2. イヅツミの正体は『人間』?『魔物』?
  3. イヅツミの正体についての作中の伏線
  4. イヅツミの人間の肉体について
  5. イヅツミの寿命を予想
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イヅツミと人工獣人について

自分に取り憑いた獣の魂を取り除いて欲しいと頼むイヅツミ

引用元:九井諒子『ダンジョン飯』 出版:KADOKAWA

イヅツミは黒魔術で人と獣の魂を混ぜて作り出す『人工的な獣人』。(単行本6巻第41話で明かされています。※なお、あくまでもチルチャックの見解)

正確には魔術で魔物の魂を混ぜて人工的に作った獣人であり、耳と尻尾、全身のほとんどを体毛で覆われているのが特徴。

一応、17歳のトールマンの女性として分類されています。

イヅツミに混ざっている魔物の魂とは?

イヅツミに混ぜられている魂は『大猫とよばれる東方に生息する魔物』

単純に猫をそのまま人間大に大きくしたような形をした魔物であり、迷宮内でサキュバスと対峙したさいに理想的な姿として登場しています。

イヅツミは人間に戻る方法を探している

イヅツミは物心ついた頃にはすでに獣人の身体。自分の見た目や周囲と馴染めず人間関係を築けない性質は全て魔物の魂のせいだと認識しています。

そのため、ずっと自分の身体にかけられた呪いを解く方法を探しており、黒魔術による呪いということまでは突き止めることができたものの、肝心の黒魔術を扱える人間が見つからなかったため、呪いを解くきっかけを掴めないでいました。

ライオス一行に接触したのは黒魔術で人間を炎竜の血肉で蘇生させたマルシルに自分にかけられた呪いを解呪させるためでしたが、目論見は外れます。

イヅツミの正体は『獣』の方

イヅツミの魔物の部分を誘惑する大猫の魔物

引用元:九井諒子『ダンジョン飯』 出版:KADOKAWA

イヅツミは自分に取り憑いた獣の魂を取り除き人間に戻る方法を探していましたが、実は順序が逆だと言うことが公式ガイドブックで判明。

劇中カナリア隊のリシオンが獣人に変化していますが、彼は古代魔術による人体の改変及び殺人と傷害で終身刑の身。かつて人工獣人の存在を知ったリシオンは獣の魂を人と結合させ亜人を作り出せる術師を探し出し、念願の狼男となったわけです。

そのため、普段は獣の部分を内側に抑え込み、戦闘時には解放して変化している仕組み。

そんなリシオンに興味を持つのがイヅツミであり、イヅツミはリシオンのように獣の部分を抑え込めれば人間の姿に戻れるのではないかと彼に相談しました。

しかし、リシオン曰く彼の状態とイヅツミは逆。

何と、イヅツミは獣に人間の魂が少し混ざっている状態

つまり、表に出ているのは抑え込めていない人間の魂の部分であり、常に半人半獣の姿と人らしく振る舞えるのもそのせい。リシオンのやり方で仮に取り憑いた魂を抑え込もうとすれば、抑え込むのは人間の魂となる模様。

なお、イヅツミは話の流れで自分の正体を聞かされつつも難しすぎて理解できず気にしなかったようです。

イヅツミがコボルトになったのは伏線?

単行本8巻第50話『ダンプリング -1-』では、チェンジリングによってライオス一行は近縁種に姿を変えられていますが、イヅツミはなぜかコボルトに変化

猫だから近縁種の犬になっても違和感はありませんが、人間部分はどこに行ったのだろうと当時思ってもギャグシーンとして気にせず流していた読者がほとんどではないでしょうか。

しかし、イヅツミの正体が大猫の魔物がベースと判明したため、チェンジリングで猫に対して犬に変化したのは大正解。ただのギャグシーンではありませんでした。

イヅツミが幼児退行したのは猫だから?

単行本7巻第46話『黄金郷』では、ライオス一行が迷宮内で隔離された黄金郷へと招かれていますが、イヅツミはなぜか幼児退行してマルシルに甘えています

マルシル曰く魔物から攻撃性を奪う結界がイヅツミの中の魔物に干渉して幼児退行していると予測されていますが、イヅツミの正体が大猫の魔物であるならば攻撃性を欠いた猫としては自然な状態なのかもしれません。

イヅツミの本当の姿は大猫の魔物?

単行本9巻第59話『サキュバス -2-』では、魅力的な姿に変身して獲物に近づき精気を吸い取る魔物『サキュバス』と邂逅。

ライオス一行はそれぞれに魅力的な異性の姿のサキュバスに襲われて精気を吸い取られてしまったわけですが、イヅツミの前に現れたのは『人間の母親』『大型の猫の魔物(雄?)』でした。

そして、イヅツミの正体は大猫の魔物に人間の魂が少し混ざっている獣人となるため、人間の魂を抑え込めばたちまち大猫の魔物そのものの姿になってしまうのではないでしょうか。

イヅツミが魔物ベースの伏線?

単行本9巻第60話『有翼の獅子』では、ライオスがサキュバスに襲われて精気を吸い取られた経緯が描かれています。

その際、ライオスの前に現れたサキュバスはマルシルに変化。さらにマルシルの姿で「私ね、本当は魔物だったの」と六頭狼の下肢を持つ狼女に変身しており、マルシル(サキュバス)が人を噛めばその人も魔物になると説明。

そして、すでに魔物となった仲間の姿が紹介されますが、センシとチルチャックが『ギガダブルヘッドフレイムアイス──』という肩書きを貰い魔物の姿に変化しているのに対し、イヅツミだけは名前も見た目もそのまま

元から獣人なので変化がないのは当然と言えば当然ですが、イヅツミの正体が魔物ベースと判明してから読み返すとギャグでは流せないワンシーンとなりました。

イヅツミの人間の肉体はどこへ?

公式ガイドブックによると、イヅツミは6歳の頃に親元から離され獣人になったようです。

この来歴が人間の魂の来歴であれば、使用された人間の魂は親に売られたか、あるいは非人道的な実験体として拉致されたか、いずれにしても現在のイヅツミが恨んでいる背景から最初の所有者は碌な人間ではないことがうかがえます。

しかし、問題は人間の魂を引き剥がした後の人間の身体の行方です。

人間の魂の元の身体については公式ガイドブックでも言及されていないため、結論はわかりません。が、リシオンがイヅツミの正体を口走った際に『獣に人間の魂が少し混ざってる』と述べています。『少し』というのが引っかかりますが、仮に魂を少し引き剥がしても無事ならば、人間の身体の方も残りの魂で動いているのでしょうか…?

それとも『少し』引き剥がした程度でも肉体は死んでしまうのでしょうか。

イヅツミの人間の姿はどんな感じ?

イヅツミの魔物ベースの姿はサキュバスの回で誘惑に現れた大猫の魔物で大体想像がつきますが、逆に完全に人間ベースとなるとどのような容姿なのでしょう。

サキュバスと対峙した際にイヅツミの前に現れたのは『黒髪の人間の母親』

黒髪に独特の服飾から東方諸島のトールマンということがうかがえますが、仮にこの女性が本当にイヅツミの人間の魂の母親だとすれば、6歳で獣人にさせられてから見世物のように過ごしたイヅツミが求めた相手としては辻褄が合います

そのため、イヅツミが人間ベースとなり成長すればこの時現れた女性のような容姿に近いのかもしれません。

イヅツミの寿命は?

イヅツミは分類上トールマンに属す17歳です。

しかし、その正体が魔物ベースと判明した今、彼女の寿命はどうなるのでしょうか。

  • トールマンの寿命は60歳
  • コボルトの寿命は55歳
  • 通常の猫の寿命は12~18年(近年は20年?)

公式ガイドブックによるとコボルト種(人間と犬型の魔物の掛け合わせと思われる亜人種)の寿命は55歳、その他の亜人種(オーク)も凡そ55歳とされているため、仮に大猫の魔物の寿命が55歳程度であればイヅツミの寿命はトールマンやハーフフットとあまり大差のない55歳程度まで生きられる見込みです。

逆に人間ベースの寿命に引っ張られても60歳程度まで生きられるため、結果あまり大差はありません。

しかし、イヅツミは普通に獣人と違い大猫の魔物に人間の魂を少し混ぜて作った人工獣人であるため、仮に猫の魔物が通常の猫の寿命であれば、猫の平均寿命は12~18年と言われている通りイヅツミはすでに17歳ですので長生きできないことになります。

ですが、翼獅子を倒した一年後は自由気ままな旅に出て元気に過ごしていますので、現状老いや病気が見られない状態からイヅツミの寿命は通常の猫とは違うように思えます。

猫は猫でも大猫の魔物ですし、獣人(亜人種)という括りで分類されるなら、やはりイヅツミの寿命は近縁種であるコボルトなどと同じく55歳程度が妥当なのかもしれません。

ただ、マルシルが心配してるようにイヅツミは偏食家なので亜人種の寿命である55年よりも低く見積もるべきかと予想。翼獅子討伐後は、イヅツミなりに好き嫌いの選択は理解しているようですが、ライオス一行と別れた後の食生活は心配ですね。

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まとめ

  1. イヅツミは人工獣人だが人間ベースではなく魔物ベースだった
  2. イヅツミは『獣に人間の魂が少し混ざっている状態』である
  3. イヅツミが半人半獣でありながら人として振る舞えるのは人間の魂を抑え込めていないから
  4. イヅツミの人間の魂のもととなる肉体の所在は不明
  5. イヅツミの寿命はトールマンか亜人種に近いと予想

イヅツミの正体が公式ガイドブック『ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル』にて、それも細部に収録されている描き下ろし漫画にしれっと明かされました。

イヅツミのベースは大猫の魔物の方で、まさかの人間の魂の方が混ぜられた側だとは驚きです。

しかし、そうなると人間の方の肉体がどうなったのかという野暮な疑問が浮かび上がるわけですが、シュローの父親に引き取られる前の所有者の性格次第では魂を引き剥がす実験などでもう存在しない可能性はあります。

最終回後も元の姿に戻っていないことを踏まえると、人間の魂を引き剥がして元の肉体に戻せる術師がいないか、それともすでに肉体が消失しているのかもしれませんね。

 

ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル

著者:九井諒子
出版社:KADOKAWA

 
 

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