漫画『ダンジョン飯』に登場するカナリア隊とは、西方エルフから派遣される迷宮の調査部隊です。
いったい彼らは何者なのでしょうか。
今回はカナリア隊についてご紹介したいと思います。
この記事で紹介する内容は?
- カナリア隊について
- カナリア隊のメンバー一覧
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カナリア隊とは
引用元:九井諒子『ダンジョン飯』 出版:KADOKAWA
カナリア隊とは、迷宮の危険性が一定を超えた場合に派遣されるエルフの調査員であり、迷宮の調査と制圧を任務に動く組織です。
正式名は『迷宮調査隊』。
カナリア隊という名称は炭鉱夫たちが有毒ガスなど危機の兆候をいち早く察知する存在としてカナリアを連れていたことに由来するそうです。
大陸間の移動手段は帆船で、目印は小鳥の船首像。なお、小鳥はカナリアと周知されているものの、本当は春の訪れを意味するヒバリの模様。
たとえ他種族の土地であろうと、長命種にとって歴史も寿命も短い短命種は赤子も同然という考えのもと、子どもから刃物を遠ざける感覚で圧力をかける模様。黄金の迷宮も一定の危険性を超えたと認識されたため、キメラ化したファリンとの交戦後、シュロー一行とカブルー一行が地上へ帰還したタイミングでカナリア隊が島へ上陸しました。
カナリア隊の構成員
カナリア隊の構成員は看守と罪人で編成されています。
- 看守:名家出身の者
- 罪人:古代魔法に関わった罪人
囚人は看守の許可がないと魔術を行使できない仕組み。劇中でも看守のアイコンタクを合図に囚人が魔術を使用している描写があります。
なお、看守が先に死亡してしまうと囚人は魔術を使えないため後を追うことになる模様。
現役のカナリア隊のメンバー一覧
劇中で登場したカナリア隊の現在の隊長はミスルンで、副隊長はフラメラ。確認できる隊員(名前有りのキャラクター)は9名。他数名のエルフを確認できるものの名前は不明。
看守一人に対して担当する罪人は二名。
看守 | ミスルン | パッタドル | フラメラ | エリケ |
担当罪人 | オッタ シスヒス |
フレキ リシオン |
ミーシル |
フラメラの担当罪人に関しては不明ですが、同伴している罪人らしきエルフは確認。また、エリケに至っては人材不足による採用、かつミーシルも人材不足の採用であるため一人のようです。
看守①:ミスルン
カナリア隊の隊長を務めるエルフの男性。185歳。
オッタとシスヒスの担当看守であり、物体を移動させたり入れ替えたりできる『転移術』を得意としています。長年の経験と知識に基づいた強さはカナリア隊の中でも圧倒的です。
迷宮調査中に『カナリア隊に入隊しない人生』を欲したことで悪魔に魅入られ迷宮の主になった過去を持ち、当時の悪魔に『復讐心』だけを食べ残された抜け殻。なお、ウタヤの一件で再起しカナリア隊隊長として復職しました。
囚人①:オッタ
ミスルンが担当する囚人の女性エルフ。137歳。
男性的な格好や言動を好むらしく、短髪のせいか性別を間違えられる模様。なお、若いハーフフットの女性ばかりに手を出す同性愛者。入隊以前は商人をしていたそうですが、古代魔術品の売買及び使用・人身売買により罪人に。
精霊を駆使し迷宮に接触することである程度の地形を変えることが可能です。
囚人②:シスヒス
ミスルンが担当する囚人の褐色肌の女性エルフ。149歳。
鈴の音によって人の心を惑わせる幻覚術を得意とします。
カナリア隊入隊以前は占い師をしており、貴族や裕福な生まれの者に強い妬みを抱いています。これまで担当看守を篭絡してカナリア隊の入退を繰り返していたものの、ミスルンには通用しなかったことから彼に敬意を払うようになり大人しくなった模様。
古代魔術の使用及び殺人教唆、文書偽造、詐欺により終身刑。
看守②:パッタドル
ミスルンのパートナー看守のエルフの女性。82歳。
最年少の看守であると同時に島の迷宮調査が初の現場任務であり、ミスルンのパートナーとなった看守はすぐに死ぬと周囲から脅されているため、負けん気を燃やしています。
最初は落伍者ばかりの囚人たちの看守を命じられた理由に心当たりがなく悩んでいましたが、今では逆に自分が優秀だからこそ三姉妹の中から選ばれたと思っている模様。家名の名誉を示すため、女王の期待に応えるため、前向きな様子。
囚人③:フレキ
パッタドルが担当する囚人の女性エルフ。130歳。
召喚術が得意で、劇中でもカラスを使い魔として使役し連絡・監視をしています。
なお、麻薬中毒者であり常に独特なテンションと口の悪さが特徴。お金が入ると幻覚作用のある茸を購入しているらしく、茸を食べて使い魔を操作すると『本当の世界が視える』とのことで毎度トリップ中。フレキ曰くそこは何もかも煌めいて鮮明で泣きたくなるほど美しい世界。
古代魔術品の所持秘匿及び売買につき懲役240年です。
囚人④:リシオン
パッタドルが担当する囚人の男性エルフ。126歳。
物心ついた頃から自分の容姿を醜いと思っており、獣と人の魂を結合させる人工獣人に辿り着きました。そして、人工獣人を作る術師探し出して自分自身の体に古代魔術を施し、晴れて憧れの狼男になった模様。普段はほぼ半裸とのこと。
その後闘技場で戦っていたらしく、最終的には古代魔術による人体の改変及び殺人・傷害で終身刑。
フレキとは馬が合う様子。
看守③:フラメラ
カナリア隊の副隊長のエルフの女性。170歳。
真の王族の証とされる黒曜石の肌と銀髪を持つエルフであり、ウタヤの一件で引退したミルシリルの後任としてカナリア隊に入隊しました。女王の血縁関係にあたるため、危険な現場からはそれとなく遠ざけられている模様。
短気な性格であるほか、カナリア隊の隊長がミスルンということに納得していない様子。
看守④:エリケ
フラメラの部隊に所属する褐色肌の女性エルフ。年齢は不明。
カナリア隊の看守不足につきスカウトされて看守となったそうですが、元は刑期を終えた囚人です。
囚人⑤:ミーシル
ミーシルが担当する囚人の女性エルフ。年齢は不明。
たいした悪さはしていないものの隊員不足で採用されたとのこと。
まとめ
- カナリア隊とは、迷宮の調査と制圧を任務に動くエルフの組織『迷宮調査隊』のことを指し、迷宮の危険性が一定を超えた場合に派遣される
- カナリア隊の構成員は看守一人に対し罪人二人で編成される
- 現カナリア隊のメンバーは看守4名、罪人5名(未確認数名)
- 看守:ミスルン、バッタドル、フラメラ、エリケ
- 罪人:オッタ、シスヒス、フレキ、リシオン、ミーシル
カナリア隊のメンバーは看守も含めて全員が一癖も二癖もある変わり者ですが、中でも異例の経歴を持つミスルンはあらゆる方面で規格外です。
また、エルフの国の囚人は基本的に古代魔術と殺人罪が適用されると終身刑のようですね。
新人のミーシルに至ってはたいした悪さはしていないのに隊員不足で採用され迷宮の最前線に連れて行かれているので、ちょっと可哀想です。
ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル 著者:九井諒子 |
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