2025年41号から短期集中連載された『呪術廻戦モジュロ』。
本作は死滅回遊から68年後を描いているため前作のキャラクターも68年年老いたことが窺え、すでに何名かは故人となっています。
そんな中、虎杖悠仁が生存している姿が描かれており、目深に被ったフードから覗く口許は若い頃のままでした。
今回は虎杖悠仁の再登場と不老についてご紹介したいと思います。
虎杖悠仁の再登場と生存 / 不老とは?
虎杖悠仁の再登場と生存の確認
呪術廻戦モジュロの舞台は、死滅回遊から68年後です。
物語冒頭で乙骨憂太と禪院真希の死亡が触れられているため、同年代のキャラクターも年齢的にすでに他界している可能性が考えられるわけですが、シムリア星人に対する外交の牽制・抑止力として虎杖悠仁の捜索を日本政府が始めたことから虎杖悠仁の生存が確認されました。
しかし、虎杖も死滅回遊から68年もの年を重ねているはずですが、深く被ったフードから覗く口許は若々しいように見えます。
虎杖悠仁の不老
ダブラ代表との決闘を前に虎杖悠仁捜索に頭を抱える日本政府は、釘崎野薔薇と接触し虎杖の情報を聞いています。
その際、釘崎は『ほらアイツ老けないじゃん』と発言。
釘崎曰く虎杖に会うと自分がババアになったって痛感するとのことなので、虎杖の見た目は死滅回遊時点(高校生)の頃から変わっていないことが予想されます。
虎杖消息不明の理由
釘崎が虎杖と最後に会ったのは葬式でした。
その際、虎杖は『もう見送るのに耐えられなくなった』という理由で今後葬式の類には出席しないことを釘崎に伝えています。また釘崎曰く、虎杖は老けていく釘崎たちを見ると申し訳なさそうな表情を浮かべるらしく、自ら釘崎たちの前から立ち去ったことが窺えます。
日本政府が虎杖捜索に難航していることから釘崎たちも虎杖への連絡手段は持ち合わせていない様子。
祖父の遺言を果たせず
虎杖が『不老』であることは確定しましたが、『不死』であるかは定かではありません。戦闘や病気に罹れば死ぬのかもしれませんが、現時点では健康に生きていれば不死であるのかということは描かれていません。
しかし、釘崎が『お爺さんの遺言もまさかこんな形で果たせないなんて本人も思ってなかった』と語っていることから、少なくとも不老の影響で『オマエは大勢に囲まれて死ね』という祖父の遺言が実行できなかったことが窺えます。
単純に虎杖が健康体でかつ不老の影響で元気なだけで長生きしているのかは分かりませんが、『不死』の特性も備わっていれば最終回後も友達や仲間の死を見送るという辛い人生を送ってきたことになります。
虎杖悠仁が『不老』になった理由は?
現時点では虎杖が年を取らない理由は不明です。
ですが、以下の可能性が考察されています。
宿儺の受肉の影響?
虎杖は特級呪物宿儺の指を取り込んでいます。
特級呪物は生命を止め他に害を為さないという縛りで存在を保証される呪物であるため、存在を保証する縛りの影響を受けているのかもしれません。
しかし、この場合だと宿儺は期間は短いものの伏黒恵の体にも受肉しているので、現時点で生死不明の伏黒も不老もしくは長寿となっている可能性が考えられます。
呪胎九相図の影響?
虎杖は新宿決戦前に呪胎九相図を取り込んでいます。
呪胎九相図は、宿儺の指同様に特級呪物に分類される呪物。虎杖は呪胎九相図(4番~9番)を取り込んだことで赤血操術と呪力を血液に変換できる体質が出現しました。
もしかしたら、宿儺の指同様に呪物を取り込んだことで存在を保証する縛りの影響をわずかながら受けているのかもしれません。
反転術式の影響?
虎杖は新宿決戦前に反転術式を習得しています。
反転術式で肉体を再生する際、失った血液は呪力を血液に変換して補填しているわけですが、虎杖は呪胎九相図を取り込んだことで何かしらの術式と共に呪力を血液に変換できる体質が出現しています。
この特性により虎杖は他の術師よりも反転術式を習得するハードルが低くすぐに覚えることができましたが、並外れた反転術式の影響が肉体にも出ているのではないでしょうか。
魂の知覚が影響?
虎杖は新宿決戦前に九十九由基の手記を読了し『魂』について学んでいます。
また、真人からも多少なり魂の仕組みについて学習しており、宿儺と一つの肉体に二つの魂を同居させていた経験から自身の魂の輪郭を知覚しています。つまり、他の術師と比較すれば魂の構造に詳しいのが虎杖です。
真人の術式では魂の形が変わると肉体の形が変わるということなので、虎杖は魂の構造に詳しいため全盛期の姿形を無意識に保っているのかもしれません。
出自と羂索の影響?
虎杖は虎杖仁と香織との間に生まれた子供ですが、実情は虎杖仁(祖父の倭助が宿儺の片割れの生まれ変わりで魂が同じ)と香織(羂索)の子供になります。
加えて、虎杖は宿儺の器としての強度を担保するために死滅回遊の泳者として生まれながらに宿儺の指が封印されています。
そのため、虎杖は呪力がなくても『体が丈夫』であり、呪力無しの身体能力でも初登場時点の禪院真希にも勝ったわけですが、体の構造がどのように違うのか、羂索が何を細工したのかの子細は明かされていません。
とはいえ、宿儺の片割れの生まれ変わりと番うチャンスは中々巡ってこないという観点から、万が一に備えて虎杖が老化しない細工を施した可能性は考えられます。あるいは、特殊な体の構造をする虎杖が宿儺の指を15本も取り込み一時的に宿儺と共生していたこと・さらに呪胎九相図を取り込んだこと・反転術式を習得したこと・魂を知覚したことなどの全ての要因が重なり不老になった可能性も考えられます。
まとめ
以上「虎杖悠仁の生存と不老」についての紹介でした。
虎杖は特殊な出自を経て物語上の大半は推し量れないほどの罪悪感に苛まれていましたが、続編『モジュロ』では不老となり、老いて死んでいくかつての仲間の葬式に耐えきれず消息不明になっていることが判明しました。
両面宿儺を倒した立役者である虎杖ですが、不老により祖父の遺言も果たせないなど相変わらずハッピーエンドとは程遠い場所で生きているようです。
短期集中連載『呪術廻戦モジュロ』の連載中に虎杖不老の理由は明かされるかと思いますが、不死なのかも気になるとことです。
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