【金色のガッシュ!!】キャンチョメの大人姿が面白すぎ!家族構成の判明とフォルゴレとの再会!久しぶりの戦闘で新術『モ・ポルク』発動!

金色のガッシュ2 金色のガッシュ!!

漫画『金色のガッシュ!!』の最終回でガッシュが王様となり魂だけになった魔物たちは再び肉体を与えられて復活し大団円を迎えました。

キャンチョメも魔界に帰ったあとは家族と過ごしパピプリオやゴームと一緒に学校へ通う姿が描かれましたが、果たして続編『金色のガッシュ!!2』ではどのような姿に成長し、どんな窮地に立たされているのでしょうか。

今回は、続編『金色のガッシュ!!2』のキャンチョメについてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?
  • キャンチョメの大人姿と家族構成
  • キャンチョメ一家と『カード』の襲撃
  • キャンチョメとフォルゴレの再会
  • キャンチョメと『カード』の戦いの結末

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キャンチョメの大人姿が面白すぎる?

キャンチョメの家族写真

引用元:雷句誠『金色のガッシュ!!2』 出版:バーグディンボード

アヒルの嘴、玉ねぎのような髪型、ベビー服を着てお菓子を好むキャンチョメですが、続編『金色のガッシュ!!2』ではおよそ13年経過しているため6歳→19歳になっています。

そして、その外観から成長した姿が想像できないキャンチョメですが、順調に成長し、今ではすらりと長い手足と背丈のある大人になりました。

なお、幼少期の面影を残したまま成長しているためおかしな生き物感がすごく、ガッシュ曰く『×かっこよくなった』のではなく『〇面白くなった』とのこと。

フォルゴレはキャンチョメの弟コンソメから家族写真を見せられた際に目が飛び出すほど笑いたおしています。

キャンチョメの家族構成が判明

続編『金色のガッシュ!!2』にて、弟コンソメが所持する家族写真にてキャンチョメの家族構成が判明しました。

  • 父:タイガー
  • 母:名称不明
  • 長男:ハンソデ
  • 次男:キャンチョメ
  • 三男:コンソメ

※なお、前作『金色のガッシュ!!』の最終回でキャンチョメを見送っていた人物は父のタイガーと回答されているものの、後に兄のハンソデであると変更されており、続編『金色のガッシュ!!2』でコンソメが見せた家族写真においても父親は別の姿で描かれました。


キャンチョメ一家は『カード』の襲撃を受ける

本作の敵ベリエルが蘇らせた死者集団で、自らを『カード』と称すレビー・ジンク你好剛毛・鼻毛ブーのペアの襲撃を受けたキャンチョメ一家。

その際、父親は家族を庇うように最前線で敵と対峙、母は末っ子でまだ幼いコンソメを「キャンチョメはお兄さんだからコンソメを守るの!」と言って託し、兄は敵から術の入った瓶を掠め取って「コンソメもお前も絶対に生きてくれ」と渡してキャンチョメを逃がしました。

そのため、キャンチョメは家族の犠牲の下託された弟を守り抜くために人間界まで逃げたわけですが、どういうわけかガッシュには「真っ先に逃げた者」として報告があがっている、もしくは認識されています。

そして、魔界に残って敵の足止めをしていたキャンチョメの家族ですがその後の安否は一切描かれていません。

ですが、キャンチョメが「僕の家族を奪ったお前達を倒す」と独白しているあたり、死亡あるいは捉えられているなど、いくつかの可能性が予想されるようにぼやかされています。

キャンチョメは弟を守るためにフォルゴレの下へ

キャンチョメが訪れたのはイタリア──かつてのパートナーが住む街でした。

しかし、キャンチョメはフォルゴレに会うことなく、弟のコンソメをフォルゴレが出演している会場に残して自身はわざとレビーたちに見つかるのです。

実は、キャンチョメは追手であるレビー・ジンクと你好剛毛・鼻毛ブーのペアにコンソメを連れていることを悟られないよう外套の下に隠しながら逃げていたため、二人はコンソメの存在に気づいていませんでした。

そのため、わざと追手に見つかったキャンチョメはフォルゴレの所在地を特定できないようにフォルゴレの自宅から別方向へ逃げだすのです。すべては弟のコンソメを守るためであり、自分がこうして追手を引き離せばコンソメだけはフォルゴレと楽しい生活を送られる──それがキャンチョメが選択した弟を守る手段でした。

ただ、何も知らされていないコンソメはキャンチョメの思惑通りフォルゴレと合流して美味しい食事を御馳走され、かつてキャンチョメが暮らしていた部屋に訪れるなど危険とは程遠い状況にありましたが、キャンチョメとの別れ際に「これからはフォルゴレと暮らすんだよ」と言われたことが心に引っかかっていました。

一方でフォルゴレはコンソメの言葉を聞いてキャンチョメの身に危険が迫っていることを察しました。


キャンチョメvs.レビー・ジンクと你好剛毛・鼻毛ブー

今回、ベリエルとその配下である『カード』は魔物の術を奪い奪った術を使用できる集団であり、魔物は奪われた術を使用できないため肉体で戦うしかありません。

そのため、キャンチョメはコンソメをフォルゴレの下へ置いて立ち去った後も敵から逃げるだけで精一杯であり、攻撃をいなす手段もなく一方的にやられていました。

しかし、キャンチョメは家族が敵から取り返したキャンチョメの術の入った瓶を首に下げており、瓶に入った鉱石のようなものを取り出すと一時的に術を使用することが可能。が、『ポルク』を使用して物に擬態して隠れきようとしますが、敵の能力による咆哮を受けて反応してしまい、攻撃を受けるとあっさりと『ポルク』が解除されてしまうのでした。

ですが、キャンチョメは何も無策で逃げているわけではありませんでした。

家族の約束通りコンソメを安全な場所に逃がすという最重要任務を果たしたキャンチョメは、今度は家族の仇を討とうと決意すると、街中で急に立ち止まり瓶から残りの術を取り出して今度は敵に気づかれないように『ポルク』を使用し街の景色を背景に象った自分に変身しました。

そして、敵が自分の直線上に入り飛び掛かったところでキャンチョメは横に跳躍し変身を解除──すると、突然現れた電車が猛スピードでレビーと鼻毛ブーに突進し跳ね飛ばすのでした。

追手二人に同時に致命傷を与えたキャンチョメでしたが、電車に衝突された二人は瀕死状態に陥ったものの術のストック瓶からティオの『サイフォジオ』を使用し復活

キャンチョメはやっとの思いで致命傷を与えた敵が復活したことに加え、仲間の術が敵に奪われて使用されていることに深い怒りと悲しみを覚えるのでした。

キャンチョメとフォルゴレの再会

『カード』の追手の一人レビーの能力は己の髪から家族と呼ばれる二体の獣を召喚することであり、キャンチョメが瓶の中身を使い切ったのを確認すると、右のおさげからゴーザと呼ばれる熊と狼を足したような獣を召喚しキャンチョメの止めを命令します。

また、鼻毛ブーがストックからドルクを使用したことでゴーザは全身を岩の如く硬質化させた状態でキャンチョメに襲い掛かりました。

ゴーザの牙を抑える形で組み合うキャンチョメでしたが、内心では二人を仕留めきれないことは覚悟しており、このまま自分が殺されればコンソメの生存を知らない二人は追跡を終えて帰還すると考え自身の死を覚悟します。

──が、死を覚悟した刹那、キャンチョメの脳裏に浮かんだのはフォルゴレでした。キャンチョメはフォルゴレを思い出すと、やっぱり死にたくない──フォルゴレに会いたい──と再び闘志に火をつけるのです。

家族を見捨てて遥々人間界まで逃げてこれたのはフォルゴレに会えるという希望を抱いていたからであり、再び闘志を燃やしたキャンチョメは『無敵フォルゴレ』の歌を口ずさみながらゴーザの顎を押し返していきます。が、やはり力の差で徐々に押し返されていき、やがては膝をついて口ずさむ歌は小さくなっていきました。

しかし、ここでパートナーのフォルゴレが登場。キャンチョメが諦めかけた時、覆い被せるように『無敵フォルゴレ』を歌いながら現れたフォルゴレがゴーザの上顎と下顎を掴み押し広げるのです。

フォルゴレの出現に困惑するキャンチョメですが、フォルゴレは「私だって会いたかったんだぞー!キャンチョメ~!」と叫びながら人間離れした腕力で徐々にゴーザの口をこじ開けていくと、「カバは子供を守る時はとくに強い」と口上しゴーザをなぎ倒すのでした。

なお、敵に名を聞かれたフォルゴレは「ハハハハハッ、イッターリアの英雄、パールコ・フォルゴレさ!」と華麗な名乗りをあげますが、無理をしたせいか筋肉が強烈に悲鳴を上げることに。

しかし、フォルゴレに負けじとキャンチョメも地面に倒れながら「そして僕が無敵の英雄のパートナー、キャンチョメさ!」と名乗りをあげるのでした。

こうしてキャンチョメは意図せずフォルゴレと再会し13年ぶりに共闘することになりました。

病院へ逃亡

フォルゴレとキャンチョメの合流後、レビーはとりあえずゴーザにフォルゴレを攻撃するよう指示すると、フォルゴレはゴーザの体当たりで一撃でノックアウトしました。

勝負は決した──敵がそう思ったのも束の間、キャンチョメはフォルゴレに歩み寄るとこれは例の合図であると閃きます。

そして、鉄の男・無敵の男であるフォルゴレを讃えるように再び『無敵フォルゴレ』の歌を歌いあげるとリズムに乗ってフォルゴレが起き上がり復活。敵は『サイフォジオ』もなく立ち上がったフォルゴレに疑念を抱くも、復活した理屈が分からないならばとりあえずもう一度攻撃しようと試みることに。

冷や汗を浮かべるフォルゴレでしたが、再びゴーザの突進を受けてダウンすることに。

しかし、フォルゴレの制止を遮るようにキャンチョメが『無敵フォルゴレ』を歌い出したためにやむなくフォルゴレはもう一度血反吐をたらしながら立ち上がりますが、敵はフォルゴレの不死性に関心を抱きつつ若干楽し気にもう一度攻撃することを提案するのでした。

が、敵が目を背けた一瞬の隙をついてフォルゴレはキャンチョメを担いで見事に逃走

そして、病院に向かう傍らでフォルゴレはキャンチョメから自分とコンソメ以外の魔物はどうなったかわからないということを知らされると、フォルゴレは死んでしまったかもしれない戦友たちの身を案じて歯噛みしました。

なお、病院で治療を済ませたフォルゴレは仕切り直しと言わんばかりに敵を迎え撃つために魔本を求めますが、キャンチョメが魔本はなくすべての術が敵に奪われて『シン・ポルク』も使えないことを教えると、魔本がないという状況に滝のような冷や汗を流すのでした。


【二回戦】キャンチョメとフォルゴレvs.レビー・ジンクと你好剛毛・鼻毛ブー

追手が病院に辿り着くとゴーザによって外壁が破壊され一般人にまで被害が拡大。

しかし、ゴーザが一般人に飛び掛かったところでフォルゴレがゴーザに体当たりして建物の外へ押し出すと、本がなくとも──術が使えなくとも無敵のパートナー、パルコ・フォルゴレがついているとキャンチョメを鼓舞し敵と対峙するのでした。

また、ガッシュやティオたち、キャンチョメの家族も生きているとキャンチョメを励ますのでした。

敵と対峙するフォルゴレを前に、キャンチョメは患者の子供からキャンディーを一つ貰い受けると糖分を摂取。飴を舐めながら、フォルゴレの声が自分の中の弱気を吹き飛ばして小さな光になっている感覚を抱くと、今はもう恐怖ではなく、敵から家族と魔界を取り返してやろうという戦意に変わっていきました。

そして、キャンチョメがフォルゴレに立って「一緒に戦ってくれるかい?」と述べると同時にフォルゴレの前に魔本が出現し光輝のでした。

また、フォルゴレがキャンチョメに「もちろんだ、キャンチョメ」と返事をすると新しい呪文が浮かび上がりました。

新しい呪文『モ・ポルク』発動

新しいページに浮かびあがった呪文は『モ・ポルク』

何と一頭身のキャンチョメに変身する効果があり、フォルゴレが呪文を唱えるとキャンチョメの姿が巨大な頭に腕と足が生えたような一頭身状態に変化

そのため、フォルゴレも敵も真顔となり沈黙が流れると、キャンチョメは自分が見られている状況に首を傾げます。フォルゴレに疑問を投げかけても「イヤ…面白くなったな~って」と曖昧な答えしか返ってこない模様。

しかしながら、依然能力は不明。そのため、レビーはとりあえず右のおさげから鳥獣・ハイロスを召喚し、ゴーザとハイロスの二体を様子見と言わんばかりにキャンチョメに突撃させました。

キャンチョメは慌てて逃げ出そうとしますが一頭身のせいで可動域が悪く転倒。ゴーザに噛みつかれ、ハイロスに突かれるといった悲惨な状況に陥りますが、そこはフォルゴレがベンチを担いで追い払ったことで何とか逃げ出すことに成功。そして、逃げる際にガラスに映る自分を見て、ようやく自分が一頭身になっている事実を知り一人壺にはまって大笑いするのでした。

なお、油断しているとゴーザに追いつかれて攻撃を受けてしまいそうになりますが、キャンチョメは咄嗟に巨大な口でゴーザを口に含んでしまうことに。そして、そのままゴーザを咀嚼するような口の動きをしてゴーザを吐き出すと、ゴーザの口がキャンチョメと同じ嘴に変化していたのです。

理解不能の変化を目の当たりにしてレビーは困惑しますが、ゴーザは依然レビーの命令を受けてフォルゴレを強襲。しかし、今度はキャンチョメの口が大きく伸びてゴーザを飲み込むと、再び咀嚼開始。そして、もう一度吐き出すと、今度はゴーザの足がキャンチョメのすらりと長い足と瓜二つに変化するのでした。

この意味不明かつ効果不明の能力を前にレビーと鼻毛ブーは再び困惑。とはいえ、たいていの呪文は使用者さえ倒せば変化が解除される傾向にあるため、レビーはゴーザに攻撃を指示します。が、なぜか指示を聞かないゴーザ。とりあえず、レビーはゴーザを髪に戻そうとしますが、何とゴーザの体がレビーを拒絶し同化ができなくなるのでした。

レビーはゴーザに何か細工をしたキャンチョメに怒りを向けますが、当の本人キャンチョメも『モ・ポルク』の能力が何なのか、そして、自分の体の一部に変化したゴーザがどういう状態になっているのかわからず内心困惑。

しかし、怒ったレビーは『モ・ポルク』の影響を受けていないハイロスと同化すると、巨大な鳥獣に変身してキャンチョメに襲い掛かるのでした。

レビー(鳥獣同化)、ゴーザ、鼻毛ブーの三体と乱戦のような状態になると、フォルゴレは鼻毛ブーと格闘。キャンチョメはレビーとゴーザを相手にするのものの、再びゴーザを飲み込んで吐き出すとゴーザは全身キャンチョメの体に変身し完全に無害化することに。

その隙にレビーはキャンチョメを掴むと空高く急上昇。遥か上空から落下死させようと足を離します。しかし、キャンチョメはすんでの所で口を伸ばしてレビーの足を口に含むと、レビーの足のみが徐々にキャンチョメの足へ変身を始めることに。

すると、キャンチョメの影響を受けたハイロスとの同化に拒絶反応が生まれると、レビーはハイロスとの同化が維持できず飛行が覚束なくなり徐々に降下を始めます。すかさず鼻毛ブーがレビーを助けに入ろうとしますが、ここで病院の一般人たちが鼻毛ブーにタックルを喰らわせて転倒させると、鼻毛ブーが持っていた鞄から術のストック瓶が散らばり、フォルゴレは咄嗟にティオの『サイフォジオ』を奪取。

一方で地面すれすれでレビーの同化が解除されるとレビーとハイロスは分離。キャンチョメも無事着地してフォルゴレと合流します。

そして、レビーが顔を上げると今度はハイロスがキャンチョメの『モ・ポルク』の影響で嘴と足がキャンチョメの体に変身していたのです。

謎の新呪文『モ・ポルク』によってゴーザとハイロスが無害化されたため、レビーと鼻毛ブーはいつの間にか劣勢に立たされることになりますが、突然念話(おそらくベリエルからの念話)で『ドルクを放て』と指示が下ると、とある覚悟を決めるのでした。

レビー&鼻毛ブー戦の決着

念話で指示を受けた鼻毛ブーはレビーに『合力』を使用(サポート役が瓶に封じられた術を直接パートナーに合成させる最終奥義であり、使用すると絶大な力を得る代わりに一定時間で死に至る術)。

なお、念話で「レビーを死なすのか!?」と口論する鼻毛ブーの台詞を聞いたキャンチョメは戦いを止めてこのまま帰って魔界を襲うのを取りやめれば『モ・ポルク』で変身したレビーの獣も元に戻して返すと交渉しますが、レビーが「いい子だね、あなた」と澄んだ瞳で見つめ返したため、キャンチョメとフォルゴレはただならぬ事情と彼らの覚悟を察します。

そして、交渉が失敗に終わったところ、鼻毛ブーによってレビーは『合力』を行われ二足歩行の合成獣のような姿に変貌すると再び戦いが始まるのでした。

レビーの猛攻をギリギリで回避する最中、キャンチョメは『モ・ポルク』の本当の力に気づくことに。『モ・ポルク』の能力は自分の一部に変身させたものの肉体を自分の脳で操るというものであり、キャンチョメは『シン・ポルク』をも自在にコントロールできる特別な脳を有しているためゴーザとハイロスの二体を同時に操るという神業を成し遂げるのでした。

キャンチョメがゴーザとハイロスを味方につけたことでレビーの『合力』可能時間を耐え凌ぐと、レビーは時間切れとなり力の侵食で肉体が崩壊していくことに。

しかし、レビーが動けないでいたところ操られていたはずのゴーザとハイロスが止めを刺さないことに疑問を抱くと、キャンチョメは彼らが本当に嫌がることは命令しない──だから戦いをやめてほしい──君は家族を大切にできる子だと説得し戦意を喪失させます。

なお、どちらにせよレビーは『合力』の制約によってドルクに肉体を喰われて死滅するだけでしたが、寸前で鼻毛ブーが力に捧げる肉体の身代わりになったことでレビーに代わって鼻毛ブーが消滅し死亡するのでした。

同時にフォルゴレの心の力も尽きたため『モ・ポルク』が解除されると、ゴーザとハイロスも元の姿に戻りレビーに寄り添うのでした。

レビーの撤退

『モ・ポルク』を解除されたゴーザとハイロスがレビーに寄り添ったところ、いつの間にか地元警察が到着し配置についており、ゴーザを狙撃。

すでに勝敗は決したところでの警察の強襲だったため、キャンチョメは攻撃しないように叫びますが、レビーは家族であるゴーザが撃たれて激昂。

しかし、キャンチョメの訴えもむなしく警察はレビーたちに照準を絞り一斉射撃を始めるのでした。

ですが、突如レビーたちの前に『ラシルド』が出現し全弾を上空へ反射。キャンチョメとフォルゴレは『ラシルド』を見るなり喜びに打ち震えながら周囲を見渡すと、離れた場所に清麿とガッシュの姿を見つけます。

一方で『ラシルド』に助けられたレビーはワイグを倒した清麿とガッシュを見定めていると、念話で術の入った瓶を持って帰還するよう指示が下ったため、ゴーザとハイロスを髪に戻して密かに転移を開始。

ただ、消える直前には自分を助けてくれたキャンチョメたちに思うところはあるものの「次に会う時は敵よ」と捨て台詞を残して魔界へ帰還するのでした。


清麿&ガッシュとの再会と謎の『キャンチョメタイム』

ガッシュと再会したキャンチョメですが、ガッシュが生き返ることを知らされていなかったため、ガッシュが生きていることに感激し抱きつきます。

なぜガッシュたちがここに現れたのかと言えば、実は清麿たちは魔本を復活させた後にフォルゴレに会うためにミラノの空港まで来ていたところ、フォルゴレのマネージャーとコンソメにばったり遭遇。そして、マネージャーから『コンソメが追われてるかもしれないからイタリア以外の遊園地に連れて行くように頼まれた』という事情を聞いてすぐにフォルゴレたちの危険を察知すると、マネージャーが持つフォルゴレのスマホのGPS位置共有を頼りに駆け付けて来たのです。

そのため、決着後に遅れて引き返してきたマネージャーとコンソメが合流しており、キャンチョメはコンソメと熱い抱擁を交わします。

そして、コンソメはこれ以上家族がいなくなって一人になるのは嫌だと号泣すると、キャンチョメは自分の選択が浅はかだったことを反省し泣きながらコンソメに謝罪し、フォルゴレに励まされたように、コンソメに家族とも必ずまた会えると希望を持たせるのでした。

その後、フォルゴレの家にガッシュたちを招待し晩餐会を開くと、ガッシュたちが連れてきたゼリィたちとコンソメが仲良くしている姿を見て『カード』からの逃走の日々を回想。逃走中は毎日がひもじく常に空腹で不安な夜を過ごしていましたが、ようやく弟が同年代の子供と仲良く食事をしている姿を見れるようになったと感慨深く涙します。

そして、泣きながら食事をしていると突然コンソメが「カ・モーン、キャンチョメターイム」と要望したため、キャンチョメは『キャンチョメタイム』と形容される謎の歌とダンスをリズムよく踊り続けるのでした。

なお、『キャンチョメタイム』にはガッシュやゼリィら子供たち、さらに初見と思しきフォルゴレや清麿まで参加し賑やかな夜を過ごしました。

キャンチョメのその後の活躍は?

早朝、清麿の下に色のついていない魔本が出現するとティオの朱色の本に変化したため、恵の身が危ないと悟った清麿とガッシュは急いで魔本が案内する目的地──日本へ飛び立つ準備を整えます。

その際、キャンチョメとフォルゴレも連れていこうと起こしにいったわけですが、二人は激戦の後でそれなりに重傷を負っていたためまったく爆睡し起きる気配がありませんでした。したがって、仕方なく清麿とガッシュのみで日本行きの飛行機に搭乗しています。

そのため、現在キャンチョメとフォルゴレは一時フェードアウトしている状態です。

しかし、生存しているのは確実であり、清麿が日本に戻った際にゼリィたちを連れて行っていなかったため、おそらくフォルゴレ宅でキャンチョメはコンソメたちの面倒を見ているのではないかと考えられます。

また、ティオを助けるために一度魔界へ転移した清麿たちが本の持ち主を集めるという使命を背負って人間界に戻っているため、事情を聞いたフォルゴレとキャンチョメも本の持ち主を集めるという任務を請け負って別行動をとっている可能性もあります。


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まとめ

続編『金色のガッシュ!!2』のキャンチョメについてのまとめ

  • キャンチョメは6歳→19歳になりすらっとした大人へ成長するが、その姿は「面白くなった」と言われている
  • キャンチョメの家族構成が『父・母・長男・次男(キャンチョメ)・三男』と判明する
  • キャンチョメ一家は『カード』のレビー・ジンクと你好剛毛・鼻毛ブーのペアの襲撃を受けて安否不明となり、キャンチョメは弟のコンソメを連れて人間界へ逃亡する
  • イタリアでフォルゴレと再会しレビー・ジンクと你好剛毛・鼻毛ブーを撃退する
  • 高嶺清麿とガッシュと再会する
  • 現在は一時フェードアウトしているが生存している

前作『金色のガッシュ!!』で最強に近い能力を開花させたキャンチョメですが、生憎と今回の敵は呪文を奪い取る仕様のため、十八番の『シン・ポルク』は使用できない状況でした。

しかし、13年ぶりにフォルゴレと再会すると新呪文『モ・ポルク』を解放させ、家族を襲撃したレビー・ジンクと你好剛毛・鼻毛ブーのペアを撃破することができました。

今回の戦いで疲労が蓄積していたのか一度眠ったまま目を覚まさなかったために置いて行かれたキャンチョメとフォルゴレですが、今後も出番は約束されているようなものなので、次に登場した際にはまたおかしな新術を披露してくれるかもしれませんね。

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