【薬屋のひとりごと】壬氏の正体・本名・年齢は?両親は阿多と皇帝?赤子の入れ替えの真相とは

薬屋のひとりごと壬氏 薬屋のひとりごと

『薬屋のひとりごと』の主要人物となる美丈夫・壬氏。

その正体は割と初期段階で猫猫が推測している通り高貴な身分の方になりますが、出生や本当の両親が確定したのは原作小説13巻と遅めの方になります。

壬氏とは果たして何者なのでしょうか。

今回は壬氏の正体についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. 壬氏について
  2. 壬氏の正体の伏線
  3. 壬氏の正体と実年齢
  4. 壬氏と阿多の関係
  5. 壬氏の出生と本当の母親と父親
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壬氏とは

壬氏

引用元:原作・日向夏 / 作画・ねこクラゲ『薬屋のひとりごと』 出版:スクウェア・エニックス

壬氏は後宮を監督する宦官で、年齢は数え年で22歳(初登場時)。余計な装飾をせず最低限での美しさだけで『天上のもの』或いは『天女の美貌』と言われる容姿をしています。

一見して女官と見間違われる容姿故に猫猫からはもったいないと言われており、殿中では文官に声を掛けられ、武官には催淫剤入りの点心を渡され、後宮では下級妃や中級妃に色目を使われています。

また、壬氏が後宮にやってきた理由は皇帝の妃を選定するためであり、皇帝に敵愾心を向ける者、邪な感情を向けるものを炙り出し事前に対処するのが主な仕事になります。壬氏がこれまでに皇帝の妃として推薦したのは玉葉妃と梨花妃とのこと。

なお、彼が宦官の壬氏となったのは後宮が現帝のものになった5年前であり、建前上壬氏として生きるようになって6年・・・・・・・・・・・・・・・・になると独白しているため、本当の身分を隠しています。

壬氏の正体についての伏線

壬氏は宦官という立場でありながら内侍省にいるわけでもなくどの部屋にも所属せず後宮全てを監視している特殊な立ち位置におり、寵妃の前での発言も軽い。その段階で宮菅長より立場が上の存在であることは予想されていました。

しかし、

  1. 後宮以外にも外廷の要職についている
  2. 麒麟の細工が施された男物の簪をつけていた
  3. 羅漢が『何せこの国にはあなた様に逆らえる者など片手の数ほどもいないのですから』と発言
  4. 宦官なのに祭祀で役割を与えられている
  5. 時には覆面をして香泉(別人)を演じている

などなど、壬氏の本当の身分については徐々に浮き彫りにされていきます。

そんな中、子昌の誘いで子白州にある避暑地に狩りに出かけた際、高順が『今この国で華の文字を冠するのは二人。国の頂にいる御方とその弟君のみ──あなたは皇弟、華瑞月なのですから』と独白。

元々男子禁制の後宮に立ち入ることができるのは皇帝とその血縁、そして宦官と呼ばれる一物を落とした元男性のみですが、避暑地で起きた事件によって壬氏が去勢されていないことを猫猫は知ることになります。

つまり、壬氏は去勢されていないのに関わらず後宮に出入りしていることから皇帝の縁者ということが猫猫にバレてしまいました。

壬氏の本名と正体

壬氏の正体は皇帝と同腹の皇弟瑞月ズイゲツ。偽名は『香泉こうせん』。また、やんごとなきお方の名前を呼べない場合は『月の君』などとも呼ばれています。阿多には『ユエ』とも。

公式に皇弟は病弱で自室からほとんど出られないと噂されており、園遊会などの行事にも皇帝の隣に席が用意されていても基本的に素顔で出席することはありません。

しかし、どうしても出席しなければならない場合は素顔と声を聞かれると壬氏と同一人物だとバレるため皇弟として出席する際は覆面をして発言を控えています

また、壬氏が宦官として後宮にやってきたもう一つの理由は自分が不義の子であるという噂を信じ東宮の地位から逃れるためでした。

壬氏の本当の年齢

壬氏の本当の年齢は馬閃と同じ数え年で19歳(初登場時)です。

外見が実年齢より老けていることをいいことに数え年25歳と公表していたため、猫猫はもし壬氏が皇弟としたら計算上年齢が合わないと考えていました。

壬氏の正体の露見

猫猫誘拐の一件で調査を進める内に子一族の謀反を事前に知った壬氏たちでしたが、ここで羅漢が動くことに。

羅漢は壬氏が居たにもかからず娘が攫われた鬱憤を晴らすように壬氏に辛くあたりますが、本来は権力を行使し軍を動かせる立場にあるにも関わらず、未だ偽りの宦官としてふるまっている半端な壬氏に対して「半端な姿で半端な仕事をして、それで何事もうまくいくとでも?」と発破をかけたのです。

壬氏自身も自分が東宮の地位から逃げた男と羅漢にバレていると自覚。

娘の誘拐によって暴走気味の羅漢でしたが、本当は娘を助けるべく、また子一族の討伐を前に禁軍を動かすために壬氏に掛け合いにきたようで、たまたま上級姫の出産に合わせて後宮に戻っていた羅門に諭されると「逆賊を討つべく群を動かして頂きたい」と大尉漢羅漢として頭を下げます。

国賊を討つには皇帝直轄の禁軍を動かせる皇帝──あるいはその代理の皇族の指揮が必要だったのです。

羅漢の言葉を受けた壬氏は子一族の謀反と猫猫奪還に向けてようやく皇族として公に姿を見せる覚悟を固めると、壬氏は本来の立場である皇弟瑞月ズイゲツとして禁軍を指揮し子一族の討伐と猫猫奪還を果たすのでした。

なお、壬氏の正体が公の下に晒されると、『宦官・壬氏』を口説いていた武官などは顔面蒼白に。

壬氏の正体発覚後

子一族一件後、壬氏は実際に禁軍の指揮をとっていたこと、更には頬を傷つけられたことで宦官として後宮に戻っていません。

つまり、本来の地位(皇弟)に戻ったようです。

正体発覚後も市井の民の前では本名は口にできないため、未だ宦官としての壬氏の名を使う場合が多いとのこと。また、皇弟を明かした立場上宦官の時のように自由に動ける時間は減りましたが、十日に一度は猫猫のいる花街へ通っています

子翠(楼蘭)につけられた頬の傷は残ったままですが、傷一つ負ったところで壬氏の人外じみた美貌は衰えることはなく、周囲の反応は健在。なお、綺麗に縫ったのは羅門。

宦官を演じなくなったため天女のような笑みはなくなりましたが、その顔は依然男女ともに蕩けさせる効用があり、猫猫は天女から『天仙』になったと形容しています。

阿多妃と壬氏の関わり

壬氏は猫猫の手を借りてわざわざ変装してまで市井の花街に出かけていますが、とある人物と待ち合わせをしていました。

猫猫は壬氏がいかがわしい店を利用するだけだと勘違いしてさっさと別れてしまったので、その人物と相対することはありませんでしたが、何と壬氏が変装し花街まで出向いた逢瀬の相手は阿多アードゥオだったのです。

離宮に移った阿多は抜け出すために男装しており、店内で二人は酒を酌み交わします。

そして、阿多が「二人で飲むのは後宮を出る最後の夜以来じゃないか」と述べたことで、阿多が後宮を離れる最後の晩に壬氏を酔わせた人物が阿多であったことが確定。

また、猫猫が拉致されて壬氏が出動し後宮を留守にした際には、元々の顔立ちと壬氏に似た容姿を利用し覆面つけて彼の影武者を演じました。

阿多妃と皇后が出産した男児の生死

17年前、現帝の乳姉弟だった阿多アードゥオは主上の東宮時代に子供を授かっていますが、同時期に皇弟も生まれています。

しかし、後宮書庫にある記録には阿多アードゥオ妃が出産した男児は乳幼児のうちに死亡し立ち会った医官は男児を死なせた罪で追放されていると書かれています。

当時の後宮務めの医官の名前は羅門ルォメン──すなわち猫猫の養父です。

羅門が阿多妃の出産に立ち会った日、時を同じくして皇后が産気づくと羅門は宦官に皇后優先と言われ出産中の阿多の下から連れて行かれてしまいます。不運なのは阿多妃と皇后の出産が重なったことですが、有能な医官が現場を離れたため阿多妃は出産後の処置が悪く子宮を失うことになったのです。

不運は続き阿多妃が無事に出産した男児は乳幼児のうちに死亡。度重なる失態の責任により羅門は膝の骨を抜かれる肉刑を受けて後宮を追放──ここまでが書庫に記録されている公式的な資料になります。

しかし、乳幼児の死亡に関しては偽証があります。

産後の肥立ちが悪かった阿多妃に代わって男児の世話をしていたのは側付きの風明フォンミンという侍女。

風明は羅門の教えで鉛白入りの白粉がダメなこと、実家が養蜂家であることから花には鳥兜や躑躅のように蜜にまで毒を持つものがあると知識を持ち合わせていましたが、赤子に蜂蜜を与えてはならないことは知りませんでした。

そのため、知識不足だった風明は滋養に良いという理由で赤子に蜂蜜を与え続けてまい死なせてしまうのでした。

結果、乳幼児を死に至らしめた風明は阿多妃にだけは真実を知られたくないと思い、阿多妃がいつか蜂蜜が苦手な里樹妃から蜂蜜の毒について聞くかもしれないと危惧し、本作の園遊会にて独断で里樹妃の毒殺を企てていました。

この一連の流れには風明が死なせてしまった男児──現帝と阿多妃の子どもの死が関連していますが、実は阿多妃の子どもは死亡していない疑惑が浮上するのです。

阿多妃の子どもは死亡していない

猫猫は阿多アードゥオ妃と接点を持った際にこのような感想を抱いています。

  1. なんだろう、この横顔(阿多アードゥオ妃)とよく似た顔を知っている気がする──。
  2. この宦官壬氏をそんなぞんざいに扱う人が後宮にいるとは…(阿多アードゥオ妃が年明けに南の離宮に移ることが決定した晩、壬氏に酒を飲ませた者がいる)
  3. そうか、阿多さまが誰かに似てると思ったら壬氏さまに似てるんだ。

物語上、猫猫の独白から阿多妃と壬氏の関わりが見えてきますが、それを確信に変えたのは猫猫と阿多妃が一緒に酒を飲み交わした晩の阿多妃の何気ない一言です。

「息子が私のもとからいなくなってから──」

阿多が猫猫に語った皇帝との関係の台詞に以上の発言がありましたが、猫猫はしばらくしてからこの一言を反芻。猫猫は『死んでから──』ではなく、『いなくなった・・・・・・』という表現に違和感を覚えます。

同時期に生まれた阿多妃と皇后の赤子。本来なら叔父と甥の関係になったはずの赤子同士ですが、阿多妃は出産の際に東宮の子より皇帝の子のほうが優先されることを思い知ったはずです。

そうなれば皇帝の寵愛の傾きを考えた結果、阿多妃が我が子を皇后の赤子とすり替えたのではないかというのが猫猫の推理でした。

つまり、風明が死なせてしまった赤子は皇后が出産した皇弟であり、阿多の本当の子どもは本物の皇弟と入れ替えられてしまったため現在も皇弟として育てられていることになります。

ともすれば、羅門がただ追放されるだけでなく肉刑を受けたのは赤子のすり替えに気付かず、挙げ句本当の皇帝の子を死なせた罪ではないかと猫猫は考えますが、確証がないため妄想で片付けました。

壬氏の本当の母親は阿多

阿多は少なくとも壬氏の素性を知る人物であると思われていましたが、猫猫の予想通り壬氏の実の母が阿多であることが判明しています。

西都編終了後、猫猫は阿多に呼ばれると、チュエの本当の主が阿多であり、雀は主上から『阿多の命を何より優先すること』、阿多からは『月の君を幸せにすること』が仕事だと言われていたことを打ち明けています。

この段階で猫猫は自分の推測通り阿多が皇后との赤子を入れ替えた壬氏の本当の母親だとほぼほぼ確信しますが、猫猫が立場をわきまえて無言でいると阿多の方から「月は私の実の息子だからな」とバラすのでした。

なぜ阿多が猫猫に秘密をすんなり打ち明けたのかと言うと、西都編で猫猫と壬氏の関係がやや進展した空気を察したという報告を聞いたからという理由であり、もっと言えば息子の面倒くさい性格を理解しているのか、またいずれ宮に誘われること、皇位継承権を持つ男との夜の行為は一般とは違うことなど、猫猫が壬氏の好意を受け入れた場合のリスクを確認するためでもありました。

かつて阿多は異邦への憧れがありましたが、現皇帝の乳母の子として乳兄弟として育ったにもかかわらず妃になることになり、宮に縛られたため諦観の境地に至りました。

そのため、阿多には息子の恋路を応援したい思いと同時に同じ道を辿ろうとする猫猫を案ずる気持ちが強かったのです。

壬氏の父親は現帝

壬氏と皇弟の入れ替え図

壬氏の本当の母親が阿多であるため、必然的に父親は現皇帝となります。

つまり、壬氏の正体は表向き皇弟となりますが、真実は現皇帝と阿多の子どもであるため皇位継承権を持つことになります。

壬氏が現皇帝と阿多の息子だと知る人物

作中で壬氏の出生を知っていると確定しているのは4人。

  • 現皇帝
  • 阿多
  • 皇太后(安氏
  • 猫猫

また、阿多が猫猫に壬氏が自分の息子であると打ち明けた場に雀も同席しているので厳密には合計5人になります。

現皇帝は壬氏が自分の容姿について『母さまに感謝』と発言すると意味深に沈黙したり、壬氏が自分に焼き印を入れてまで皇族(東宮の立場)から逃れようとした際に寂し気な表情を浮かべていたほか、猫猫の推測通り羅門が追放のみならず肉刑を受けた理由付けとして赤子出産後か本当の皇弟が死亡した頃には知っているようです。

皇太后に関しては『たとえ不義の子と言われようと、取り違えられた子であろうと大切な子に違いない』と独白しているあたり、割と早い段階で真相を知っているのかもしれません。

一方で、現皇帝の乳母及び阿多の母である水蓮は猫猫のように身分を理由に線引きするタイプなので、真相に気付いているのか、あるいは阿多から聞いているのか不明。阿多と安氏の赤子を取り上げた羅門も気付いている可能性はありますが、こちらも性格上口にしないので不明。

壬氏は自分の出生について知らない

そこそこ頭がきれる壬氏ですが自分の出生については知りません。

壬氏自身は幼少期に不義の子と疑われていたため、母にも兄にも似ていない自分を卑下していましたが、猫猫誘拐事件の際に後宮の診療所の年老いた女官・深緑が壬氏の甘い声と天女のような顔立ちを見て『先帝を思い出した』と発言したのを機に自分が先帝に似ていることを知り自分が不義の子ではないとどこか安堵した様子でもありました。

しかし、その後も自分の本当の両親が現皇帝と阿多であると気付いている描写はありません。

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まとめ

  1. 壬氏の正体は皇帝と同腹の皇弟『瑞月ズイゲツ
  2. 壬氏は不義の子と言われたことで東宮から逃げるために後宮の宦官となる
  3. 皇弟は公的な立場であり、本当は現帝と阿多の息子であるが、本人は知らない
  4. 壬氏の本当の年齢は数え年で19歳(初登場時)
  5. 阿多は自分の子どもを守るために出産が重なった皇太后の赤子と入れ替えた
  6. 壬氏の出生を知る人物は『皇帝、阿多、皇太后、猫猫、雀』の5名であり、水蓮や羅門は知っているのか不明

壬氏の正体は宦官ではなく皇弟ということが判明しました。

しかし、阿多の出産問題によって割と早い段階から壬氏の本当の母親は皇太后ではなく阿多であり、そうなると皇帝は兄ではなく父親になることが予想されていましたが、壬氏がこの真相にいつ辿り着くのかは定かではありません。

子一族の一件で自分が先帝に似ていることを知ったばかりなので、今後薄々と感づいていくかもしれませんね。

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薬屋のひとりごと

著者:日向夏
イラスト:しのとうこ
出版社:イマジカインフォス
レーベル:ヒーロー文庫

 
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