漫画『サカモトデイズ』の登場キャラクターでORDERの一人・豹(ひょう)。
豹はJCC時代の坂本や南雲の先輩であり、一際大柄で屈強な肉体を持っていることが特徴的ですが、タイで熊埜御(くまのみ)と交戦し敗れました。
では、豹はどのような最期を迎えたのでしょうか。
今回は豹(ひょう)の死亡と最期についてご紹介したいと思います。
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豹(ひょう)の死亡
引用元:鈴木祐斗『SAKAMOTO DAYS』 出版:集英社
結論から述べると、豹はタイのバンコクでスラー一派幹部・熊埜御と交戦し敗北、死亡しました。
眞霜平助と共闘するも戦闘中に左目と右目を負傷した末に海中で熊埜御に敗北し、そのまま海中に沈んで亡くなっていますが、熊埜御の右腕を欠損させる大打撃を与えています。
豹(ひょう)の死亡は何巻何話?
豹の死亡までが描かれた巻数は以下の通りです。
単行本14巻 121話 | スラー一派がORDER潰しに動く |
単行本14巻 122話 | 有月拘束に向けて坂本チームがタイ・バンコクへ出立し、同時刻に豹もバンコクへ到着 平助の荷物が盗難被害に遭い、豹が捜索を手伝う |
単行本14巻 123話~124話 | 豹と平助、窃盗犯を確保 熊埜御の登場、戦闘開始 |
単行本15巻 125話~127話 | 豹&平助vs熊埜御 決着、豹死亡 |
単行本15巻 128話 | 豹の殉職を南雲が知り追悼 |
豹の死亡は単行本15巻第127話『あばよ』で描かれました。
豹(ひょう)vs熊埜御(くまのみ)のネタバレ
タイ・バンコクへ到着した豹はバゲージクレームで眞霜平助と遭遇します。
平助は15分前に到着したものの荷物が出てこないため坂本たちを先に向かわせて一人残っていたところ、自分のスーツケースが出てきたため手に取ろうとしたらその荷物が豹のものであり、平助と一悶着起こすことに。
誤解解消後、平助が友達のために荷物(坂本たちの力になるための武器)を探していることに豹は心を動かされて一緒に捜索にあたると、受付で防犯カメラを見せてもらい窃盗犯の容姿を確認。
映像と一致した窃盗犯を空港内で見つけた二人は追いかけますが、実はこの窃盗犯はスラー一派に雇われた者であり、その役割はORDERの一人・豹を誘い出すことだったのです(※窃盗犯は豹と平助のスーツケースを間違えて窃盗するも、結果オーライ)。
そうとも知らず、豹は平助にがむしゃらだった昔の自分を重ねると思わず手を貸したくなり、一緒に窃盗犯から荷物を奪い返すことに成功。また、平助のライフルの腕を垣間見てその努力を想像し彼を気に入ります。
しかし、窃盗犯を確保したと思った矢先に現れたのがスラー一派幹部・熊埜御(くまのみ)であり、熊埜御は窃盗犯を殺害し豹と平助の前に立ち塞がるのでした。
1、右耳の欠損|熊埜御の能力分析
開口一番、熊埜御の目的がORDERの一人・豹であることが判明すると、豹は平助に静止を促して警戒。
しかし、熊埜御が先制攻撃を仕掛けると豹は難なく攻撃を躱しますが『磁力』によってピアスが引っ張られてしまい右耳を欠損。豹が熊埜御の未知の能力の分析にかかる一方で、熊埜御は楽の耳を削いだことへの意趣返しと告白(※楽の耳を削いだのは篁のため、豹が楽を知らないと述べると熊埜御は「…」とバツが悪そう)。
空港での窃盗は元々自分(豹)を誘い出すためのものだったと得心した豹は、熊埜御の挑戦を受け入れて反撃と言わんばかりに大打撃を与えて吹き飛ばすと、結果的に巻き込んでしまった平助に逃げるように指示。
また、平然と立ち上がる無傷の熊埜御を見てそのカラクリを暴こうとする豹。
が、熊埜御の手の平から発生した磁力に引き寄せられる鉄くずを見て、その能力の正体が『電磁石』であると見極めるのでした。
2、豹の反撃
熊埜御の能力が『電磁石』であると判明した豹は、平助を庇いながらも磁力によって反発し投擲される無数の鉄骨を回避。
熊埜御は高速で磁力のオンオフを切り替えて豹を翻弄。熊埜御にとって街そのものが武器庫であるため磁性材料に溢れた街中での戦闘は豹に分が悪いものの、ある程度の能力を分析すると、反撃開始。
敢えて熊埜御の打撃を受け止めると拳鍔を装着し至近距離から反撃を打ち込むのでした。
熊埜御は咄嗟に引き寄せた鉄で防御するも、豹の一撃は鉄を容易く抉り貫通。直撃のダメージこそ避けられたものの、まるで削岩機のような衝撃を受けた熊埜御は吐血するほどのダメージを負うことに。
パワータイプ相手に距離を取り遠方から鉄を放って牽制する熊埜御でしたが、豹は再び鉄を貫通する一撃を熊埜御に叩き込み、二度目のダメージを負うことになりました。
3、左目の損傷|豹の弱点
接近戦は不利と考えた熊埜御は磁力で屋台の刃物を引き寄せると、蛇腹剣のようにしならせて豹を捕捉。
しかし、豹の背後には一般人がいたため豹は攻撃を避けず拳で破壊を選択をすると、砕かれた破片が肉体に突き刺さり負傷。
この豹の行動を見た熊埜御は『彼の甘さ』を見て一気に冷静さを取り戻すことに。熊埜御が育った殺連直営の児童養護施設アルカマルは、人工的なORDERを作り出すために子供たちに望まない殺しを教えており、熊埜御も望まない人生を強制された子供の一人でした。
そのため、熊埜御は殺連に恨みをもっており、現ORDERの豹の『甘さ』を見て「ORDERにならなくてよかった」と興覚めすると、豹の弱点を突くことに。
周囲から引き寄せた螺子を掌に添えると電磁石の力で投射物を撃ち出す『コイルガン』の要領で弾丸を発射。
すぐに能力の応用技であると見抜く豹でしたが、熊埜御が狙ったのは豹から僅かに外れた後方にいた子供であり、豹は子供を守るために敢えて軌道上に体を挟むと二発のコイルガンをその身に受けてしまうのでした。
その際、一発は右肩を貫通、もう一発は防御に回した右手を貫通し左目に着弾したため、左目を潰されることに。
形勢逆転の末、熊埜御は「アンタのその性格死ぬほど殺し屋に向いてないよ」と忠告し止めのコイルガンを放つのでした。
4、熊埜御vs豹&平助(狙撃手)
豹は熊埜御に言われるまでもなく『殺し屋に徹することができない』自分の性格をわかっており、そのせいで死ぬことを受け入れていましたが、熊埜御が放った弾丸は着弾の寸前に平助によって撃ち落とされます。
戻ってきた平助に対し殺し屋の端くれならば他人の命に執着せず逃げるように促す豹でしたが、平助はその言葉をそのまま豹に返すと、豹は反論できず。
その最中、熊埜御はコイルガンの追撃を放とうとしますが、平助は『跳弾』を使って放たれる前の螺子を狙撃し阻害。しかし、平助が意図して急所を狙わなかったことを豹が指摘すると、熊埜御もまた「殺す覚悟もないヤツがなに中途半端に絡んできてんの」と大激怒。
加えて、豹も「殺し合う覚悟がねぇなら邪魔なだけだ」と平助を後ろに下がらせますが、平助は「友達を守りてーから戦うんだよ。俺のやり方に文句あんならかかってこいよ」と反論。
豹は平助が指し示す『友達』が自分のことだと知ると思わず笑みを浮かべる一方で、熊埜御は平助とは話がかみ合わないと判断し会話を止めます。
そして、熊埜御が周囲の鉄を投擲したタイミングで各々が散開し戦いが再会されると、平助は鉄くずを跳弾の方向転換に活用し熊埜御に一撃入れ込みます。銃弾の主成分は鉛でできているため磁力の影響を受けず、加えて跳弾での遠距離攻撃──平助は熊埜御にとって天敵になり得る存在でした。
当然、狙撃手相手には距離を詰めるのがセオリーであり、熊埜御は厄介な平助を潰すために平助に接近しますが、平助を守るように近距離は豹がカバー。近距離は豹、遠距離は平助が立ち回ることで攻守バランスの良い即席タッグが完成したのです。
5、一瞬の勝利
平助の加勢によって今度は豹側に形勢が傾くと、豹も体力を回復する余裕が生まれたのか機敏な動きを取り戻すことに。
このまま長引けば不利になると考えた熊埜御はまずは狙撃手を潰すべく『砂鉄』を使った防御を使用。砂埃を掌に纏い強い磁力で密度を高めることで平助の弾丸を防ぎ接近すると、砂鉄で平助の視界を封じた隙に重たい一撃を打ち込み吹き飛ばします。
平助を排除した後、熊埜御は豹と近接戦闘を開始。
一方で平助は砂鉄が目に入って視界がぼやけた状態でしたが、敢えて目を瞑り心の目で捉えると、豹の顎につけられたパーツを跳弾に利用し熊埜御の左肩を狙撃。
豹は体勢を崩された熊埜御に向けて渾身の一撃を叩き込むと、熊埜御は気絶してしまうのでした。
6、右目の損傷|平助のトラウマ
熊埜御を倒した後、豹は平助が顎のパーツを跳弾に利用したことに対し皮肉を込めて褒めるものの、平助に皮肉は通用しなかった模様。
しかし、話の最中に豹は平助の襟首を掴んで引き寄せると、寸での所でコイルガンが平助の頭があった場所を通過。そのコイルガンは豹の右目に命中し、豹は右目を失ってしまうのでした。また、直撃を受けたためその場に倒れてしまいます。
咄嗟のことに当惑する平助ですが、その脇目には意識を取り戻して起き上がる熊埜御の姿が。すぐさま狙撃する平助ですが、弾丸はすべて砂鉄の防御によって防がれてしまいます。
熊埜御は銃弾を撃ち込まれた恨みを晴らすべく平助をいたぶると、平助はボコボコに。しかし、平助が「おまえたちは何のために殺連と戦っているのか、殺連に恨みがあるのか」と訊ねると、熊埜御はアルカマルについて打ち明け、平助は殺連の計画の一端を知ることに。
平助は一般社会を巻き込み何もかも破壊するスラー一派のやり方は間違っていると主張しますが、熊埜御は一般社会に興味がないと述べ、再び一般人に攻撃を向けようとします。
平助は熊埜御の行動を止めるべく狙撃しますが、熊埜御が直前で鉄を操り弾道を変えると、平助が放った銃弾は一般人に命中してしまうのです。熊埜御の「殺しちゃったね、一般人。これで仲間じゃん、よろしく」という言葉と、実際にはまだ生きてるものの地面に倒れて苦しむ一般人のうめき声を聞いた平助は、自分の過失によって一般人が負傷したことにショックを受け指が震えて戦意喪失。
しかし、立ち上がった豹が平助を掴んで後方へ投げ飛ばすのでした。
7、決着
両目を潰された豹は平助を掴んで後ろへ投げ飛ばすと「あばよ、平助」と一言別れの言葉を放ちます。
一方で、コイルガンの威力であれば弾丸は脳にまで達していたはずであると考える熊埜御は、再び立ち上がった豹を前に『こいつ──本当に人間?』と困惑。
豹は熊埜御へ距離を詰めると強烈な一撃を打ち込み、街中から近場にある船場へと一気に吹き飛ばし水底へ叩きつけます。
そして、自らも海中に飛び込むと水中戦へ移行。
しかし、熊埜御は近場に停泊する船のスクリューを磁力で引き寄せると、豹を背後から攻撃。引き寄せられた幾つかのスクリューが豹の胴体を貫通し、豹は致命傷を負ってしまうことに。
が、豹は吐血しながらもすかさず自身の左手と熊埜御の右手を指をからませるようにして掴むとこのまま熊埜御を水中に留めて心中することを決意。豹の覚悟を前に、熊埜御は早く決着をつけるべく磁力を強めてよりスクリューを喰い込ませますが、豹は気合で熊埜御の右手を掴み続けました。
しかし、水中戦の決着はが割愛されると、次のコマで海上に上がる熊埜御の姿が。
残念ながら豹は敗北したようですが、熊埜御の右腕が切断されているコマが描かれたほか、「死んでも離さなかった」と独白しているため、豹は水中で亡くなった後も熊埜御の手を離さなかったようです。
ただ、豹の命と引き換えでも熊埜御を倒すまでには至りませんでした。
豹(ひょう)の死亡と最期
豹の最期は溺死か外傷性ショック死かは判断できませんが、タイ・バンコクで熊埜御との戦闘の末に水中で死亡しました。
熊埜御との戦いの結末は海中での持久戦であり、磁力で引き寄せられたスクリューに胴体を貫かれた状態の豹が自らの死期を悟り熊埜御と心中しようと画策。熊埜御を逃がさないために彼女の右手と自身の左手を搦めて引き止めていた豹ですが、持久戦の末に先に力尽きたのはどうやら豹らしく、熊埜御は自身の右腕を切断して海上に脱出しました。
一方で、熊埜御が豹ではなく自身の腕を切断した理由は不明。
豹の屈強な肉体が切断できなかった可能性もありますが、残る体力や持ち合わせの武器、海中で使える『鉄』が何もなかったなどの事情も考えられます。
とはいえ、海中に沈んでいく豹の亡骸の側にバラされたスクリューのプロペラがあるため、プロペラを使って切断したと予想されます。そのため、切断に使う武器には困っていないように見受けられるため、やはり豹の体が簡単に切断できなかったため、仕方なく自分の右腕を切断したと考えられます。
豹の死後|ORDERの反応
続く128話(同15巻)では、豹の殉職は殺連本部から伝令で南雲に伝えられています。
時間にして約30分後であり、豹が敵と交戦し死亡したこと、敵の詳細が現時点で不明であること、現在フローターが調査及び遺体の回収に向かっていることなどが報告されています。
報告を受けた後、南雲が『この世界は才能がない奴よりもいい奴から先に死んでいく…。おつかれ、豹』と独白しながら空に追悼の銃弾を放つシーンが描かれました。この描写から、南雲の中では豹は『いい奴』と認識されているほか、死を悼む様子から豹に対しては良い印象を抱いていたことが判明しました。
一方で、殺連側は現地の出来事を把握できていないため後日豹とともに敵と戦った平助から情報を得るために、ORDERが平助を拉致。その際、平助は自分の未熟さのせいで豹が死んだことを謝罪しますが、神々廻は「豹が死んだんはあいつが弱かった、ただそれだけや」と突き付けており、平助は神々廻の言葉を否定しようとするも、大佛も「弱いよ…?だって死んだんだもん」と神々廻の意見に同調。
仲間に対しあまりに冷たい態度をとる彼らに怒る平助でしたが、神々廻に「自分らがようさん殺しといて身内の死にだけ敏感っちゅうーのはムシが良すぎるやろ。そういう世界で生きとんねん。命を奪うのが仕事やねん、こっちも向こうもな」と告げられたため、平助は改めて殺し屋の世界の現実を突きつけられ口を紡ぐほかありませんでした。
まとめ
豹(ひょう)の死亡・豹&平助vs熊埜御のネタバレのまとめ
- 豹(ひょう)の死亡は何巻何話?
- 単行本15巻第127話『あばよ』
- タイのバンコクでスラー一派幹部・熊埜御と交戦し敗北、死亡
- 豹(ひょう)vs熊埜御(くまのみ)のネタバレ
- ①バンコクで豹と眞霜平助が遭遇、窃盗犯が豹を誘い出す(※窃盗犯が盗む荷物を間違えたため平助も巻き込まれる)
- ②誘い出された場所で熊埜御と交戦、戦闘開始(※平助を下がらせる、※初手で右耳欠損)
- ③街中で戦闘、豹が熊埜御の能力の分析に入る
- ④豹の反撃が始まるが一般人を守り左目を損傷
- ⑤平助の加勢を受け形勢逆転し一度熊埜御を倒す
- ⑥意識を取り戻した熊埜御の奇襲から平助を庇い右目を損傷
- ⑦平助が一人で戦うも一般人を誤射してしまったため戦意喪失
- ⑧復活した豹が平助を再び下げて熊埜御と一騎打ち
- ⑨水中に引きずり込んで道連れに望む
- ⑩熊埜御のみ海上に上がり豹の敗北が決定する
- 豹(ひょう)の死亡と最期
- 熊埜御と水中戦にもつれこむ
- 熊埜御は舟のスクリューを磁力で引き寄せて豹の胴体を貫く
- 豹はスクリューが刺さったまま左手を熊埜御の右手にからませると、心中を決意
- 持久戦の末に先に豹が死亡
- 豹は死亡した後も手を離さなかったため、熊埜御は自身の右腕を切断し海上へ脱出する
- 豹の遺体は水中に沈む
- 豹の死後|ORDERの反応
- 決着から30分後には、豹の殉職は殺連本部を通してORDERに伝令で伝わる
- 豹の遺体はフローターが回収する予定
- 豹の死亡を知った南雲は空に追悼の銃弾を放つ
- 神々廻と大佛は豹の死を「あいつが弱かったから」と割り切る
ORDERの中では才能がなく努力によって培われた戦闘スタイルで天才たちと同じ土俵に立つ豹ですが、熊埜御との戦いに敗れてしまいました。
しかしながら、豹の敗因は本人の性格と環境(一般人の往来や磁性材料の物が多い街中での戦闘)が災いしていたためであり、何もない場所で対決していれば結果はまた変わっていたことでしょう。
豹の破壊力においては熊埜御自身も直撃すれば意識が飛ぶほか、鉄で防いでなおも削岩機で抉られたような印象を受けているため、ORDERの中でも決定打を持つタイプです。
環境によってはもう少し活躍できたと思われるため、早々の退場には惜しいキャラクターでした。
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SAKAMOTO DAYS 14巻 作者:鈴木祐斗 |
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