百獣海賊団の構成員の内、大看板の次に優れた動物系能力者の集団で最強の真打である「飛び六胞」。
飛び六胞の中でもうるティとページワンの姉弟は人気を博したキャラクターですが、ビッグ・マムに敗北後、ワノ国編の完結時にもその後の様子が一切描かれなかったため長らく安否不明となっていました。
しかし、エルバフ編に突入したところで開始された扉絵連載にて、ようやくうるティとページワンのその後が描かれたのです。
今回はうるティとページワンのその後についてご紹介したいと思います。
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うるティとページワンのその後は?
引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社
ワノ国編の決着以降、百獣海賊団の幹部や残党らは「兎丼」の元囚人採掘場に投獄されていますが、海軍本部大将・緑牛の襲撃時にキングとクイーンは描写されるもののその他の幹部たちは描かれておらず、うるティとページワンも生死不明の状態でした。
しかし、週刊少年ジャンプ2024年14号から短期集中表紙連載された『鬼の子金稲荷代参』のVol.26にてうるティの生存が、Vol.27にてページワンの生存が描かれます。
うるティとページワンの生存
うるティとページワンの生存が判明したのは、本編第1139話の表紙で描かれた『鬼の子金稲荷代参』、サブタイトル「反抗的な2人の連行」。
昼寝をしていたヤマトが刀を盗まれたためお玉やスピードと共に犯人を追ったところ採掘場に再建中の兎丼城付近の森でホールデムの襲撃を受けることに。難なくホールデムを撃破したところ兎丼の奥地に謎のアジトを発見します。
そして、ヤマトたちが怪しいアジトへ潜入したところ、アジトの主はフーズ・フーと判明し、フーズ・フーの一味にうるティとページワンが捕まっていたのです。
うるティとページワンの状況
第1140話の表紙連載『鬼の子金稲荷代参Vol.26』、サブタイトル「うるティ『ペーたんに何かあったら地獄の果てまでシバキ殺しに行くぞ』」では、大きなダーツの的に磔にされたうるティの姿が描かれます。
フーズ・フーの一味はうるティを的に磔にしてダーツのように剣を投擲し遊ぶという拷問を楽しんでおり、うるティの身体には何本かの剣が刺さり出血した状態。しかし、手足を拘束する手錠が海楼石入りなのか抵抗できない様子でした。
さらに続く第1141話の表紙連載『鬼の子金稲荷代参Vol.27』、サブタイトル「くやしくて涙が止まらない」では、フーズ・フーの一味に一方的にボコボコにされたページワンの姿が描かれます。
ページワンも海楼石入りの手錠で拘束されているのか抵抗したような形跡はなく、磔にされているうるティはそれを見て涙を流しながら激昂。フーズ・フーの一味たちは「殺せ」と野次を入れています。
うるティとページワンの救出
第1142話表紙連載『鬼の子金稲荷代参Vol.28』、サブタイトル「刀と娘達を返せ!!雷鳴八卦」では、ヤマトがアジトに乗り込みフーズ・フーを撃破する姿が描かれます。
うるティやページワン以外にも大工の港友や娘達が捕まっており、ヤマトがフーズ・フーを撃破したことでめでたく解放。フーズ・フーのアジトと一味はこれにて壊滅となります。
続く第1142話の『鬼の子金稲荷代参Vol.30』サブタイトル「ぺーたんが生きていた!!」では、ヤマトたちによって磔状態から解放されたのか自由になったうるティが倒れているページワンに駆け寄り抱き抱える姿が描かれており、ページワンが生きていたことに安堵します。
うるティはヤマトの子分になる?
第1146話表紙連載『鬼の子金稲荷代参Vol.31』、サブタイトル「この御恩、一生忘れない!!あちき、あんたの子分になるでありんす!!」では、サブタイトルにある通り弟を助けてくれた恩人であるヤマトに飛びつき感謝感激するうるティが描かれます。
そして、うるティはヤマトの子分になることを宣言しました。
海楼石入りの手錠が外れたことでページワンも普通に動けるくらいに回復していますが、うるティの発言に少し驚いている様子。一方でヤマトの反応は困っているような表情をしており、現段階では返事の有無は不明です。
うるティとページワンは実質麦わらの一味の傘下?
扉絵の描写だけを見るとうるティが一方的にヤマトの子分になると言っていますが、現段階でヤマトの返事は不明です。
ヤマトの性格を考えると子分を持つような性分ではないためおそらく友達になるのだと予想されますが、その場合、お玉の反応も気になります。ヤマトに帯同しているお玉は特に変わったリアクションをとっていないのでこれから和解するのでしょうか。
しかしながら、うるティがヤマトの子分あるいは友達になった場合、今後ヤマトが麦わらの一味のピンチに駆け付けるような展開になるとうるティも一緒に出撃するのか気になるところです。ヤマトがワノ国を出た際にワノ国に残り国を守る役割になるのか、一緒に戦いに行き麦わらの一味と再会するのか、麦わらの一味と再会した場合はナミとどのようなやり取りをするのか非常に気になります。
とはいえ、うるティがヤマトに下ったことで実質的には麦わらの一味の戦力としてカウントできますし、今後うるティとページワンが敵に回ることはなさそうです。
まとめ
以上、「うるティとページワンのその後」のまとめでした。
長らくキングやクイーン以外の他の百獣海賊団の幹部達の安否は不明でしたが、ヤマトが主人公の扉絵連載で残党のその後は少し分かりました。フーズ・フー一派が自由に悪事を働いていたことから、百獣海賊団残党を全て兎丼に収容できたようではなさそうです。
しかし扉絵だけの情報ではうるティとページワンが敗戦後採掘場に収容されていたところを連行されたのか、普通に捕まらず自由にしていたところをフーズ・フーに負けて連行されたのか謎です。
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ONE PIECE 作者:尾田栄一郎 |