【ワンピース】シャムロックの正体はシャンクスの双子の兄?能力や過去の伏線とは?

シャンクスの双子の兄と明かすフィガーランド・シャムロック ONE PIECE

漫画『ONE PIECE』に登場する赤髪海賊団船長シャンクス。

シャンクスは偉大なる航路後半の海・新世界を支配する四人の皇帝・四皇の一角であり、第一話から登場するルフィのあこがれの海賊です。

これまでシャンクスの正体については色々と憶測が飛び交っており、中でも『天竜人説』や『双子説』はネタとして昇華されていましたが、エルバフ編に突入するとシャンクスと同じ外見を持つシャムロックというキャラクターが登場しました。

では、シャムロックとは一体何者で、シャンクスとはどのような関係にあるのでしょうか。

今回はフィガーランド・シャムロックについて現時点で判明している情報をご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?
  • フィガーランド・シャムロックとは
  • シャムロックとシャンクスとの関係
  • シャムロックの能力
  • シャンクス双子説・天竜人説・クローン説の伏線回収

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フィガーランド・シャムロックとは

フィガーランド・シャムロック

引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社

フィガーランド・シャムロックとは、神の騎士団最高司令官および現五老星であるフィガーランド・ガーリング聖の息子であり、世界貴族の一人。

役職は神の騎士団・団長。

赤髪海賊団のシャンクスと瓜二つの外見を持つものの、左目に傷はなく、隻腕でもないという違いがあり、やや長い髪をハーフアップにしているのが特徴。

初登場は第1134話(週刊少年ジャンプ2025年4・5合併号)『フクロウの図書館』。名前と素性の判明は第1137話(週刊少年ジャンプ2025年09号)『シャムロック登場』より。

かつて新世界を制圧したエルバフの戦士達を世界政府の指揮下に置くために出動し、同じく神の騎士団所属の軍子を伴いエルバフの地に降臨しました。


シャンクスとの関係

シャムロックとシャンクスは生き別れた双子であり、シャムロックが兄にあたります。

映画『ONE PIECE FILM RED』入場者特典である巻四十億にて、ゴッドバレー事件時にロジャーが奪った財宝に紛れていたのが当時1歳のシャンクスとあるように、二人が生き別れたのがゴッドバレー事件になります。

シャンクスは一度聖地に戻ったものの下界で暮らすことを選択したようです。そのため、二人は面識があり、互いに世界貴族と四皇であることは知っていることになります。

一方で、シャンクスが聖地マリージョアに戻った時期は不明。ロジャー海賊団解散がシャンクスが14歳の頃なので、現在の赤髪海賊団を結成するまでの間に聖地を訪れていたと考えるのが都合が良さそうですが、果たして…。

なお、シャムロックの口からはとくにシャンクスに対する罵詈雑言などはないため、関係はドライか、はたまた無関心をうかがわせるものの、現段階で真相は不明。


シャムロックの能力

シャムロックの能力や戦闘力は現段階で明らかになっていません。

しかし、悪魔の実を物に食べさせる技術を施した『ラッスー』や『象剣ファンクフリード』のように、ケルベロスと呼ばれる悪魔の実を食べさせた剣を使用しており、名前を呼ぶことで刀身から三つ首のケルベロスへと変形させることが可能。

また、ケルベロスはそれぞれ口から刀身を生やし、棘付きの首輪が回転する仕組み。首を弾頭のように切り離し、誘導弾のごとく相手へ向かって刺突攻撃を行う『緊急発進スクランブル』という技を使用。

劇中では、エルバフアウルスト城の戦士達を圧倒したことから、戦闘力はシャンクスに引け取らないと予想されます。


シャンクス双子説・天竜人説・クローン説の伏線回収

これまではネタと思われていたシャンクスの双子説・天竜人説は、今回のシャムロックの登場によってあながち間違っていなかったことが判明しました。

「ある海賊について」五老星と面会するシャンクスの正体

単行本90巻第907話『虚の玉座』の終盤、世界会議の最中、バンゲア城内の権力の間にて五老星と面会するシャンクスの姿(不自然に傷がある左側を見せないように横顔の演出)が描かれています。

当時は、シャンクスが五老星と直接面会できる立場にあることが判明したため、四皇と五老星がズブズブである・シャンクスも世界政府側の人間などと予想されており、中にはシャンクスのクローン説も浮上しました。

一方で、過去にはシャンクスは右向き横顔であってもわずかに傷が見えるように描かれていることから、このシャンクスに傷がないということでシャンクス双子説も提唱されており、果てはシャンクスの素性が元々天竜人ではないかとも一部界隈でネタとして楽しまれていました。

しかし、エルバフ編の第1134話でシャンクスの双子であるシャムロックが登場したことにより、当時五老星と面会していたのがシャムロックの方であれば辻褄が合うことが発覚し、現在では90巻で描かれたのはシャムロックが有力になっています。

白ひげの「あの野郎から受けた傷」発言

単行本45巻第434話『白ひげと赤髪』にて、白ひげ海賊団と赤髪海賊団が接触しますが、その際に白ひげは「てめェのツラァ見るとあの野郎・・・・から受けた傷が疼きやがる」と発言しています。

「あの野郎」という台詞を強調するように「…」がつけられていることから、作品的には重要なワードということがわかりますが、当時は白ひげのライバルでありシャンクスを拾い育ててくれた海賊王ゴールド・ロジャーを指しているものと認識されていました。

しかし、シャンクスの見てロジャーを連想するとすれば、どちらかと言えば『顔』ではなく『帽子』のように思えますし、この時のシャンクスはすでにルフィに帽子を預けているため被っていません。

したがって、白ひげがシャンクスの『顔』を見てから『あの野郎』と結び付けているため、この時白ひげが言っていたのは『あの野郎=シャムロック』ではないかと予想されています。

また、ワノ国編で描かれたロジャー海賊団の回想に登場した白ひげの体には傷はありませんが、45巻で登場した際にはしっかりと胸元に傷が描かれています。つまり、白ひげのこの傷はロジャーがつけたのではなく、他の何者か・・・・・がつけたのではないかと推察されているのです。

センゴクの「お前ならいい」の理由

単行本59巻第580話『終戦』にて、赤髪海賊団は海軍と白ひげ海賊団の戦争に終わらせるために介入しました。

その際、シャンクスは「この場をおれの顔を立てて貰おう」と述べており、当時海軍本部元帥だったセンゴクは「お前ならいい、赤髪。責任は俺が取る」と頂上戦争に区切りをつけました。

白ひげ海賊団との戦いで海軍本部が半壊状態だったとはいえ、戦力的にはまだ海軍に分があるなかで、センゴクは敢えて「お前なら・・・・いい」と前置きして退いています。つまり、センゴクは元帥の立場上シャンクスの素性を知っていたのではないでしょうか。

シャンクスが神の騎士団団長シャムロックの双子の弟であり、世界貴族でありながら神の騎士団最高司令官であるガーリング聖の息子という確かな背景を持っていることから、センゴクは海軍の目的である白ひげの討伐を成した後であるため、その後はどのように扱ってもらっても問題ないと考えたのではないしょうか。

文字通り、シャンクス(世界貴族)の顔を立てたのかもしれません。

シャンクスはクローン?

エッグヘッド編終盤、サターン聖がイムによって処刑されたことで彼の後釜としてガーリング聖が五老星に昇格していますが、この時引き継いだのが『科学防衛武神』

サターン聖と言えば、ベガパンクがバーソロミュー・くまのクローン兵を作る際に条件を課して呑み込んだ人物ですが、ガーリング聖はベガパンク『欲』を直属の部下に置いて『科学防衛武神』を担うことになりました。

つまり、ベガパンクの技術を活用すれば天竜人もまたクローンを生み出す術を得たことになるため、シャンクスも実は双子ではくクローン技術なのではないかと予想されることに。

ただし、ベガパンクがクローン技術を成功させたのはMADSにいた頃(24年以上前)であるため、シャンクスがクローンというのは年齢的にも時期的におかしなことになります。そのため、シャンクスがクローンというのは現在時点でネタの域を出ていません。


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まとめ

シャムロックの正体とシャンクスとの関係のまとめ

  • シャムロックの正体
    • フィガーランド・ガーリング聖の息子
    • 現在の神の騎士団・団長
    • シャンクスとは生き別れた双子であり、シャムロックが兄にあたる
    • ケルベロスと呼ばれる悪魔の実を食べさせた剣を使用
    • かつて新世界を制圧したエルバフの戦士達を世界政府の指揮下に置くために出動
  • シャンクス双子説・天竜人説・クローン説の伏線回収
    • 「ある海賊について」五老星と面会するシャンクスの正体は、おそらくシャムロック
    • 白ひげがシャンクスを見て言い放った「てめェのツラァ見るとあの野郎・・・・から受けた傷が疼きやがる」という台詞が指すのは、ロジャーではなくシャムロックの可能性がある
    • 頂上戦争でセンゴクがシャンクスに対し「お前ならいい」と許可したのは、シャンクスが世界貴族ガーリング聖の息子と知っていたからと予想される
    • シャンクスがクローンの可能性は現段階では低い

これまでSNS上でネタとして遊ばれていたシャンクスの『双子説』や『天竜人説』ですが、シャムロックの登場と彼がシャンクスの双子の兄であるという設定から、あながち間違いではなかったことが判明しました。

すなわちガーリング聖の息子であることがわかったわけですが、今度は本当に血の繋がった息子なのか、クローン技術を用いた産物なのかという疑惑が浮かび上がることになるほか、なぜシャンクスが財宝の中に紛れ込んでいたのかという疑問が生じています。

シャムロックの話ではシャンクスは一度聖地に戻った上で海賊になったようですが、どのような話し合いが行われたのか、ガーリング聖も承認しているのかどうかなど気になることが続々と出てきています。

今後もシャムロックの動向には要注目です。


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ONE PIECE

作者:尾田栄一郎
出版社:集英社

 
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