漫画『ONE PIECE』のワノ国編の終盤に登場した世界政府に属する組織・神の騎士団。
世界貴族(天竜人)であるフィガーランド・ガーリング聖が統率する治安維持を兼ねる戦闘部隊のようですが、未だ情報が出揃っていません。
今回は神の騎士団について判明している情報をご紹介したいと思います。
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神の騎士団とは
神の騎士団とは、世界政府に属する組織であり、構成員の中に世界貴族(天竜人)が在籍していることがわかっています。海軍やサイファーポールとはまた別の指揮系統を持ちます。
現段階ではその役回りや仔細は一切不明であるものの、おそらく聖地マリージョア、あるいは世界貴族の治安を守る存在。また、罪を犯した世界貴族を罰する権力を持つほか、諜報部員(サイファーポール)の手に負えない案件に介入する組織であり、38年前のゴッドバレー事件でも活躍しています。
立場は世界政府最高権力である五老星より下であり、第1125話でフィガーランド・ガーリング聖が五老星に着任した折、通達を受けていなかった五老星が彼の言葉遣いを注意していたことから同じ世界貴族でも明確な身分差がある模様。
世界会議で革命軍が果たした三つの目的(『宣戦布告(=天竜人の象徴の破壊)』『くまの奪還(=でき得る限りの奴隷達の奪還』『食糧庫の破)』)、その間に起きた8ヵ国革命によって7ヵ国(※ルルシア王国は焼失)が天井金の上納と資源の輸出を拒否し、革命軍は世界各地で政府の運搬船を襲いマリージョアへの物資の流れを止め、兵糧攻めを行いましたが、その際、ドラゴンが「当然それに黙って耐えるような相手じゃない…神の騎士団が動き出したら戦いはそこからだ」と発言したことから、革命軍にとって神の騎士団は天竜人および五老星に辿り着くまでの最大の障壁であるようです。
また、革命軍が三つの目的を果たしてようやく動き出すということから、滅多なことでは出動しないものと推察されます。
神の騎士団の登場回
単行本104巻第1054話、海軍本部で『チャルロス聖殺人未遂』について話し合っている最中にサカズキの口から「ミョスガルド聖が犯人を逃がした事に関しては神々の地で神の騎士団が介入してきて──」と初めてその組織名が登場。
107巻第1083話では、任務を終えて帰還したサボと革命軍の会話中にドラゴンが組織名を口にしており、革命の最大障壁であることを示唆。
同巻第1084話で、1054話で語られていたように神の騎士団が『チャルロス聖殺人未遂』に介入した結果、神の騎士団最高司令官フィガーランド・ガーリング聖が登場しドンキホーテ・ミョスガルド聖を処刑しました。
単行本108巻第1095話の回想では、現在より38年前の西の海・ゴッドバレーにて、世界政府非加盟国であるこの土地で先住民を標的にした人間狩り執り行う世界政府とともに神の騎士団が登場し、若き頃のフィガーランド・ガーリング聖も参加。
ゴッドバレーに集結したロックス海賊団とロジャー海賊団を相手に神の騎士団は最前線で戦い抜きました。
エルバフ編の第1134話では、五老星が召喚に使用した魔法陣を用いて神の騎士団団長フィガーランド・シャムロックと軍子がエルバフ『冥界』に侵入しロキと接触。かつて新世界を制圧した凶暴なエルバフの戦士達を世界政府の指揮下に置くために神の騎士団が本格的に動き始めています。
神の騎士団の構成員
階級 | メンバー |
最高司令官 | フィガーランド・ガーリング聖 |
団長 | フィガーランド・シャムロック |
団員 | 軍子 |
神の騎士団の構成員は現段階で数名しか登場していませんので、全容は不明。
また、最高司令官のフィガーランド・ガーリング聖とその息子で団長であるフィガーランド・シャムロックは世界貴族であることが確定していますが、軍子は不明のため、メンバー全てが世界貴族で構成されているのかは分かりません。
しかし、シャムロックと軍子がロキ(※ウォーランド王国の王子)を神の騎士団に勧誘していたことから、必ずしも世界貴族でなければ騎士団に加入できないというわけではないようです。
【最高司令官】フィガーランド・ガーリング聖
引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社
名前 | フィガーランド・ガーリング聖 |
肩書 | 神の騎士団・最高司令官 五老星・科学防衛武神 |
地位 | 世界貴族(天竜人) |
悪魔の実 | ── |
武器 | 剣 |
初登場 | 単行本107巻第1084話 |
声優 | ── |
かつてゴッドバレーで活躍した王者の老騎士。
横から見て頭髪と顎髭が三日月状に跳ねたような形になっているのが特徴で、サングラスを装着。
38年前のゴッドバレーでは、先住民を使った恒例の人間狩りに意欲的に参加しており、国王を殺害。また、騎士団を統率しロックス海賊団やロジャー海賊団を相手に戦い抜いた猛者になります。
現在はジェイガルシア・サターン聖に代わり五老星に就任し科学防衛武神を担っていますが、神の騎士団最高司令官の立場を兼任しているのかは不明。
【団長】フィガーランド・シャムロック
引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社
名前 | フィガーランド・シャムロック |
肩書 | 神の騎士団・団長 |
地位 | 世界貴族(五老星) |
悪魔の実 | ── |
武器 | 剣 |
初登場 | 第1134話 |
声優 | ── |
フィガーランド・ガーリング聖の息子であり、神の騎士団の現団長を務める世界貴族。
赤髪のシャンクスと瓜二つの外見を持つ理由は双子であるためであり、「ある海賊」について五老星と対談をしていたのはこの人物であることがほぼ確定しています。長い髪をお嬢様結びにしているのが特徴。
愛刀の名前は『ケロベロス』であり、象剣ファンクフリードのように動物形態に変身可能。解放後は三つ首のケロベロスとして独立します。
今の所、シャムロック本人の戦闘力は不明。
【団員】軍子
引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社
名前 | 軍子(グンコ) |
肩書 | 神の騎士団 |
地位 | 不明 |
悪魔の実 | アロアロの実(矢印人間) |
武器 | ── |
初登場 | 第1134話 |
声優 | ── |
神の騎士団団員の女性で、包帯でマスクをし左右の目が違うのが特徴です(おそらくオッドアイ)。
シャムロックと違い世界貴族かどうかは明言されていないものの、ロキに対し「下々民」と蔑んでいたり、度々彼の態度に「非礼」と述べるほか、シャムロックに対しフランクに接しているため、世界貴族が濃厚。
通常時は人間サイズであるものの、戦闘時は悪魔の実の能力を使用し、両手両足に矢印の軌道を巻きつけて強化。例えるならルフィのギア3のように一部分を巨大化し殴る・蹴るを行います。
なお、服装は下半身がハイグレで太ももの露出度が高いものを着用。
その他のメンバー
現在のメンバーはシャムロックと軍子以外は不明ですが、シャムロックの台詞から他にもメンバーがいることは確定しており、38年前のゴッドバレー事件においては神の騎士団の主要メンバーと思しきキャラクターが5名ほど描かれています。
また、その中の一人が「マンマイヤー家にトロフィーを!」と意気込み先住民の人間狩りに参加していることから、おそらく世界貴族であるマンマイヤー家の者が騎士団に在籍していたと推察されます。
ただし、マンマイヤー家の者が現在の騎士団に在籍しているかは分かりません。
まとめ
神の騎士団についてのまとめ
- 神の騎士団とは
- 世界政府に属する組織
- 登場した構成員のほぼ全てが世界貴族(天竜人)
- おそらく聖地マリージョアあるいは世界貴族の治安維持を司る組織
- 罪を犯した世界貴族(天竜人)を罰することもある
- 神の騎士団の登場回
- 104巻第1054話:組織名が登場
- 107巻第1083話:革命軍にとって神の騎士団が出て来てからが本当の戦い
- 107巻第1084話:フィガーランド・ガーリング聖がドンキホーテ・ミョスガルド聖を処刑
- 108巻第1095話:38年前のゴッドバレー事件で世界政府とともに神の騎士団が人間狩りを行い、ロックス海賊団とロジャー海賊団と交戦
- 神の騎士団の構成員
- 【最高司令官】フィガーランド・ガーリング聖
- 【団長】フィガーランド・シャムロック
- 【団員】軍子
現段階では、まだ神の騎士団の全容については出揃っていませんが、出動条件や主要構成員などの情報は毎週出てきています。
ゴッドバレー事件を戦い抜いた事実から戦闘力は申し分ないようですが、依然として五老星のように規格外の能力を秘めているのかは不明であり、一人の戦闘力が四皇や大将レベルなのか、それとも七武海程度なのか想像がつきません。
また、神の騎士団が五老星のスペア説などについても非常に気になる点が多くあるため、今後の展開に注目です。
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