【ワンピース】ひばり中佐の正体とは?赤犬と親子説・黒馬の娘説・スパイ説などさまざま!

海軍本部中佐ひばり(SWORD) ONE PIECE

漫画『ONE PIECE』に登場する海軍本部中佐ひばり。

彼女はSWORDの一員として登場しましたが、一部界隈では「赤犬の娘」と考察されているようです。

では、何を根拠に「赤犬の娘」が流れているのでしょうか。

今回は海軍本部中佐ひばりの「赤犬の娘」説をご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?
  • ひばりと赤犬(サカズキ)の親子説
  • ひばりと赤犬(サカズキ)の広島弁
  • 赤犬(サカズキ)のピンク色の薔薇
  • 赤犬(サカズキ)の右腕の剣の刺青
  • ひばりと黒馬(テンセイ)の親子説
  • ひばりスパイ説

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ひばりの正体とは?

ひばりの正体は海軍の機密特殊部隊「SWORD」の一員としか判明していません。

しかし、一部界隈では「赤犬と親子」説や「黒馬の娘」説、さらにはSWORDに潜入している「スパイ」説などさまざまな正体の考察があるのです。

ひばりに関係するそれぞれの説について見ていきましょう。

ひばりと赤犬(サカズキ)の親子説

ひばりと赤犬(サカズキ元帥)の関係については現段階(2024年12月現在)で明言されていないため不明です。

しかし、一部界隈ではひばりとサカズキが親子説が流れているのです。

ひばりとサカズキの共通点は「広島弁」と「出身地」ですが、サカズキが胸に付けているピンク色の薔薇がひばりに関係されていると言われています。

実は、広島で作られた「ひばり」という名のピンク色の薔薇が存在しており、歌手で女優の美空ひばりさんはピンク色の薔薇が好きだったと言われていることから、ひばりがサカズキの血縁者だと考察されているようです。

ひばりの「広島弁」

サカズキは広島弁ですが、大阪でも若者が使っていないようなコテコテの関西弁があるように、広島県民から見るサカズキの方言は広島県民でも原爆世代で見るか見ないかといったような比較的現役世代に馴染みのない広島弁です。

しかし、ひばりの広島弁は現役広島県民から見ても少し違和感がある広島弁です。広島もそれなりに広いので市町村によっては同じ広島県民でも「初めて聞いた」方言や喋り方があるため、正解は分かりませんが、ひばりが初登場時に述べた台詞「ウチからもお願いですけーのー・・・・!ウチもコビー先輩にゃ世話んなっちょり・・・・・ましたけェ!」は違和感しかありません。

これに関してはSBS上でも指摘されていますが、サカズキに憧れて広島弁を使用しているのではないかと言われており、ひばりが何らかの理由でサカズキに憧れを抱いた血縁関係のない人物と考察されています。

通常の広島弁であれば、「ウチからもお願いですけぇ(あるいは、「お願いじゃけぇ」)!~~世話んなっとりましたけぇ!(あるいは、「世話んなったけぇ」)」となるはずですが、任侠映画では言い回しが少し独特なのでしょうか。

ちなみに「~しちょる」というのはどちらかといえば山口県の方言であり、広島県民でも山口よりの住民であれば「~しちょる」と使うことはあるようです。

『ONE PIECE』に広島弁の監修者がいるのかわかりませんので何とも言えませんが、ひばりの広島弁が少しおかしいのが疑問点です。


赤犬(サカズキ)のピンク色の花

赤犬のピンクの花

引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社

サカズキの胸に飾られている「ピンク色の花」は「ひばり」と呼ばれるピンク色の薔薇と考察されていますが、考察通り実際に「ひばり」という名のピンク色の薔薇は存在します。

『広島県今井ナーセリー』の今井清さんが2007年3月15日に品種登録している薔薇が「ピンク色」であり、「タニミタ」に「オリジェクレム」を交配して育成されています。そして、この品種には「ひばり」と名付けられているのです。

サカズキのモチーフである広島、そしてひばりの口調も広島弁に近く、両者の出身地が「北の海」であり、加えてサカズキの胸に飾られたピンク色の花がこの「ピンク色の薔薇:ひばり」に似ていることから、ひばりがサカズキの娘か血縁者ではないかと考察されているというわけでした。

広島には「ひばり」以外にも、レッド・ラジアンスやヘレン・トロウベルといったピンク色に近い薔薇は有名ですが、もし尾田栄一郎先生がこの「ひばりの薔薇」を知っていたとすれば何らかのメッセージだと考えられますね。

ただ、ピンク色の薔薇の花言葉は主に「上品・淑やか・温かい心・恋の誓い・愛をもつ・かわいらしさ」の6つがあり、ピンク色の濃淡によっては「優しさや恵み・祝福や癒し・感謝や称賛」と様々な意味を含みます。

ちなみにピンク色の薔薇が一本だと「一目惚れ・あなたしかいない」という意味も含まれます。

以上のように「ピンク色の薔薇の花言葉」というだけでも多くの意味が込められているため、解釈次第でひばりとサカズキの関係が広がりそうですが、真相は不明です。

なお、美空ひばりさんがピンク色の薔薇が好きだったというのは誤りであり、美空ひばりさんがこよなく愛していたのは「マダム・ヴィオレ」と呼ばれる美しい藤色の薔薇です。

また、サカズキが付けている花が薔薇と確定したわけではないため、本当に広島のピンク色の薔薇と関係しているのかも不明です。

赤犬(サカズキ)の右腕の剣の刺青

赤犬の右腕の剣の刺青

引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社

単行本60巻第592話の扉絵にて、サカズキの右腕肩のあたりに剣の刺青が掘られていることが確認できます。

『ONE PIECE DOORS! 3』によると、この剣は「正義」を象徴する意味があると書かれていますが、剣と言えば海軍の機密特殊部隊「SWORD」が連想されます。

ここから考えられるのは、「SWORD」の指揮官がサカズキであり、「SWORD」は文字通りサカズキの「右腕」として動く組織なのではないかということです。

ひばりが仮にサカズキの血縁者、あるいはサカズキに憧れを抱く海兵であったとしても、サカズキが「SWORD」の指揮官であれば自ずと関係していることになりますね。


ひばりと黒馬(テンセイ)の親子説

単行本104巻第1054話から登場した海軍犯罪捜査局局長・黒馬(テンセイ)。

実はテンセイの口調も聞きようによっては「広島弁」に近く、105巻のSBSでは黒馬(テンセイ)のモデルは俳優の小林旭さんだと明かされています。小林旭さんは「仁義なき戦い」にも出演されており、尾田栄一郎先生も本作品を自身のバイブル的映画と語っているため、菅原文太さんをモデルとするサカズキとテンセイは同郷の可能性も考えられます。

そして、小林旭さんは美空ひばりさんと1962年に結婚しており、1964年に離婚されています。そのため、もし「ひばり」と関係があるとすれば小林旭さんをモデルとするテンセイの方が濃厚なのです。

「ひばり」の名前の由来は作者恒例の女性キャラクターは鳥の名前を使用するに当てはまるものと考えられますが、もしサカズキのピンク色の薔薇が美空ひばりさんの「ピンク色の薔薇が好きだった(※実際には紫色の薔薇が好き)」という考察が当たっていれば、美空ひばりさんの名前にもかけている可能性はあります。

しかしその場合だと、サカズキではなくテンセイとひばりに血縁関係があると考えられるほか、仮にひばりとテンセイの方が血縁者であった場合、サカズキのピンク色の花の考察が無関係になるため、そもそも美空ひばりさんは関係ないことになります…。

そのため、「ひばり」に関してはただの鳥の名前の意味しか持たず、美空ひばりさんとの繋がりは解釈を広げ過ぎただけで関係ないような気がします。


ひばりはスパイ説

「ひばりは赤犬の娘」説の他にも、「ひばりはスパイ」説なんてものも存在します。

と言うのも、「ひばりはSWORDに潜入しているスパイではないか」という疑問が提唱されたのが発端であり、ひばりがヘッドホンをしているのは常に何者かから指示を受けていると言われているのです。

そして、その何者の正体はサカズキであり、サカズキの右腕に掘られた剣の刺青はSWORDに干渉していることを示唆し、ひばりを潜入させてSWORDを監視していると考えられています。

しかし、先述でも触れた通り、海軍本部元帥であるサカズキが海軍を辞めたクザンでも知っているSWORDの実態を知らないわけはなく、むしろSWORDを指揮する立場にあるほうが近いと考えられるため、わざわざ監視役を配属する意味がありません。

仮にひばりがサカズキによってSWORDに配属された海兵だとしても、サカズキとSWORDに対立理由はないため、監視ではなく「連絡・報告係」の可能性の方が高いでしょう。

サカズキは元帥になってから部下の独断専行で苦労ばかりしているので、今後SWORDが海軍に不利益を被る行動を起こすことになっても先に報告を受けていればうまく立ち回れるのではないでしょうか。


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まとめ

ひばりの正体についてのまとめ

  • ひばりは海軍の機密特殊部隊「SWORD」の一員で、階級は海軍本部中佐
  • ひばりと赤犬(サカズキ)の親子説
    • 「広島弁」「出身(北の海)」が一緒
    • サカズキの胸に飾られている「ピンク色の花」は、広島県で「タニミタ」に「オリジェクレム」を交配して育成された「ひばり」というピンク色の薔薇という説がある
    • 美空ひばりさんがピンク色の薔薇を好きだったというエピソードがある(※実際には「マダム・ヴィオレ」と呼ばれる藤色の薔薇が好き)
    • サカズキの右腕に剣の刺青がある(※『ONE PIECE DOORS! 3』によると、この剣は「正義」を象徴する意味がある)
  • ひばりと黒馬(テンセイ)の親子説
    • テンセイも「広島弁」に近い口調
    • テンセイのモデルである小林旭さんと美空ひばりさんは結婚歴がある
  • ひばりはスパイ説
    • 「サカズキの右腕に掘られた剣の刺青はSWORDに干渉していることを示唆している」と考察される
    • 「ひばりのヘッドホンは常に指示を受けている」と考察される
    • サカズキがひばりをSWORDに潜入させたと考察される
    • 今現在、サカズキがひばりを潜入させるメリットがないためスパイ説は謎

登場時から色々と考察されているひばりですが、記事執筆時点(2024年12月)では情報が少なすぎてサカズキやテンセイの「同郷説」程度しか信用度は高くありません。

広島のピンク色の薔薇は割と有名なので、広島をモチーフにする赤犬が身に付けているピンク色の花がピンク色の薔薇の可能性はなくもありませんが、それが「ひばり」という品種の薔薇という可能性は果たしてどうなのでしょうか。

仮にひばりが娘だとしてもピンク色の薔薇については偶然の合致のように思えますが、いずれSBSで言及されるまで真相はわかりません。


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