【ワンピース】バルトロメオは死亡した?赤髪海賊団の海賊旗を燃やした落とし前で船を撃沈され壊滅!

赤髪海賊団の海賊旗を燃やすバルトロメオ海賊団 ONE PIECE

漫画『ONE PIECE』に登場するバルトロメオ海賊団は、船長バルトロメオが率いる海賊団「バルトクラブ」を指します。

バルトクラブは串焼き映像配信事件や砲撃放火などを起こしたイカれた海賊団ですが、ローグタウンでルフィの公開処刑──すなわち海賊王宣言から奇跡的に処刑を免れる姿──を見てからというもの、ルフィに憧れて海へ出た過去を持ちます。

そのため、ドレスローザ編で登場し麦わらの一味と共闘したのをきっかけにほぼ勝手に参加に加わりました。

しかし、バルトクラブは赤髪海賊団の縄張りで海賊旗を燃やすという凶行に走ったため、赤髪海賊団から制裁を受けることになるのです。

今回は、バルトロメオ海賊団(バルトクラブ)の壊滅についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?
  • バルトロメオ海賊団(バルトクラブ)の壊滅は何話?
  • バルトロメオ海賊団(バルトクラブ)の壊滅までのネタバレ

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バルトロメオ海賊団(バルトクラブ)の壊滅は何話?

バルトロメオ海賊団が撃沈されるシーン

引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社

バルトクラブが壊滅したのは第1126話『落とし前』(週刊少年ジャンプ 2024年42号)

バルトロメオが赤髪海賊団の海賊旗を燃やしたことの落とし前として赤髪海賊団に捕まり海賊船ごと海に沈められてしまいました。


赤髪海賊団の海賊旗を燃やす

麦わらの一味がエッグヘッドを出航した時期より約一ヵ月以上前、バルトロメオは赤髪海賊団の縄張りで街に掲げられていた赤髪の海賊旗を燃やして麦わらの一味の海賊旗に変えるという凶行に及びました。

バルトロメオが海賊旗を燃やすまでの時系列

バルトロメオが赤髪海賊団の縄張りで海賊旗を燃やすエピソードは扉絵連載で描かれました。

  1. 単行本86巻第869話『籠城』──「騒音、破壊でおなじみのバルトクラブでございます」
    → バルトクラブがガルテル島に上陸
  2. 単行本87巻第871話『がんばれシーザー!!』──「悪共に麦わら一味ステッカーとルフィセンパイピンバッチを特別価格で販売」
    → ルフィのピンバッチを強引に売りつけるバルトクラブ(悪者のアジトを襲撃して建造物破壊)
  3. 単行本87巻第873話『八方塞菓子』──「民衆の皆さんにはステッカー半額キャンペーンなのだが…!?」
    → 民衆にステッカーを布教していると赤髪海賊団の海賊旗を指差されて四皇の縄張りだと知るバルトクラブ
  4. 単行本87巻第873話『八方塞菓子』──「民衆の皆さんにはステッカー半額キャンペーンなのだが…!?」
    → 赤髪海賊団の海賊旗を燃やして高笑いするバルトクラブとそれを見て驚愕する民衆

時期的にはホールケーキアイランド編時の扉絵連載であり、ドレスローザで麦わらの一味の参加に加わった後の出来事。

麦わらの一味参加のそれぞれのその後を描く中、バルトクラブはルフィの布教活動中に赤髪海賊団の縄張りに上陸して海賊旗を燃やしてしまいます。

なお、ルフィのことにやたらと詳しいバルトロメオがルフィとシャンクスの繋がりを知らずにやったのかは言及されていないため不明。

赤髪海賊団の動向

シャンクスたちがバルトロメオの凶行に触れたのは単行本104巻第1054話『炎帝』。

『忍者海賊ミンク侍どうめい』が百獣海賊団とビッグ・マム海賊団を倒した後、ワノ国近海には赤髪海賊団が接近していました。古株はルフィとの再会を楽しみにしていましたが、シャンクスは「ルフィに会う気はない」と断言。

その理由は、麦わらの一味の子分と名乗るバルトロメオ率いるバルトクラブが赤髪海賊団の海賊旗を燃やして麦わらの一味の海賊旗に変えたため、ケジメをつけずに大将同士が顔を合わせると信頼が損なわれるというもの。

そのため、シャンクスはバルトクラブに落とし前をつけさせるつもりであることがうかがえます。


バルトクラブへの落とし前

エッグヘッド編終了後、赤髪海賊団は海賊旗を燃やされた「ガルテル島」にてバルトクラブと対峙しており、船長バルトロメオを後ろ手に拘束(経緯は不明)。

すでに海賊団同士で戦闘行為を終えた後のようで、バルトロメオのみが拘束された状態で跪かされた状態であり、目の前にシャンクス及び赤髪海賊団の幹部が仁王立ちしている構図。

そして、シャンクスがバルトクラブの行動を許せば他の島々や海賊達に貸した『赤髪海賊団の旗』の信頼が成り立たなくなり友人達が危険に晒されてしまうと言い聞かせると、バルトロメオは頭を地面に叩きつけて自分が無知で愚かなことをしたと謝罪します。

「猛毒」を飲むバルトロメオ

バルトロメオの謝罪に口を挟むのは赤髪海賊団船医ホンゴウ。

彼はバルトロメオに「猛毒」と称して髑髏マークが描かれた小瓶を差し出すと『一ヵ月以内に麦わらのルフィに飲ませてこい』と条件を提示します。

この猛毒を飲めば激痛とともに全身から血を吹き出し絶命するらしく、どうやらバルトクラブの責任を親分であるモンキー・D・ルフィに取らせるというのが落とし前でした。

しかし、バルトロメオは差し出された猛毒入りの小瓶を口で奪い取って自ら器用に飲み干すと、麦わらの一味の盃と旗は自分たちが勝手に貰ったもので麦わらの一味とは無関係であると主張し、自分のせいでルフィの大切な時間を一秒たりとも無駄にさせたくないという理由から今回の一件はバルトロメオというチンピラが勝手に四皇に盾ついて殺されただけのよくある話として片づけて欲しいと懇願するのです。

そして、ルフィが海賊王になる姿を見てみたかったと綴ると、最後に自分がバカだからしくじったと後悔しつつも仲間たちに「以後頼むべ」と述べて覚悟を決めました。

許されたバルトクラブ

死を覚悟したバルトロメオでしたが猛毒の効果は表れません。

元々ホンゴウが渡した小瓶は猛毒ではなく、そもそもシャンクスもバルトロメオを通してルフィを毒殺するつもりはありませんでした。

そのため、命を拾ったバルトロメオは「うおー逃がして貰えたべ!!」と仲間たちを連れて「ガルテル島」を出航することができました。

なお、「四皇っつーがら恐ろしい男かと思ったが案外甘ェんだべな!!」と軽視する模様。

シャンクスの本意

シャンクスは冒頭でバルトロメオに警告して以降口を開くことはなかったものの、バルトロメオの謝罪からルフィへの忠誠心や憧憬を感じ取っていました。

そのため、バルトクラブを見逃した後はずっとニヤニヤしており、ベン・ベックマンに表情をつっこまれた際には「だって嬉しいじゃねェか、ルフィがあんなに想われて」笑顔を零すのでした。

バルトクラブの壊滅

無事に「ガルテル島」を出航したはずのバルトクラブでしたが、シャンクスが笑顔で喜んでいるところへヤソップが登場。

シャンクスの気持ちも理解はできるものの、ヤソップは「ケジメはケジメ」と述べて銃口を海上へ向けると発砲──巨大な爆発とともにバルトロメオ海賊団の船を撃沈させるのでした。

なお、爆発の理由は不明。おそらく、ヤソップは船に積まれた火薬庫か何かを狙撃したものと思われますが、果たして…。


バルトロメオ海賊団の生死は?

2024年9月16日(週刊少年ジャンプ 2024年42号)時点でバルトロメオ海賊団の生死は不明です。

赤髪海賊団はエルバフでキッド海賊団を撃沈させていますがそちらも現状生死不明であるため、しばらくはバルトロメオ海賊団の安否は描かれないと考えられます。

さすがに死亡はないと考えられますが、海賊としてはここで退場かもしれません。


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まとめ

バルトロメオ海賊団壊滅のまとめ

  • バルトクラブ壊滅までの時系列
    • 86巻第869話:バルトクラブがガルテル島に上陸
    • 87巻第871話:ルフィのピンバッチを強引に売りつけるバルトクラブ
    • 87巻第873話:赤髪海賊団の海賊旗にきづく
    • 87巻第875話:赤髪海賊団の海賊旗を燃やす
    • 104巻第1054話:赤髪海賊団がバルトクラブの行動に言及
    • 第1126話:赤髪海賊団がガルテル島でバルトクラブに落とし前をつけさせる
  • バルトクラブ壊滅
    • ガルテル島で、赤髪海賊団がバルトクラブをボコボコにしてバルトロメオを後ろ手に拘束
    • 赤髪海賊団船医ホンゴウが「猛毒」の小瓶を差し出してモンキー・D・ルフィの毒殺を強要
    • バルトロメオは自ら「猛毒」を服用し『今回の一件はバルトロメオというチンピラが勝手に四皇に盾ついて殺されただけのよくある話として片づけて欲しい』と懇願
    • 元々ルフィもバルトロメオも殺すつもりはなかったため「猛毒」は嘘
    • シャンクスはルフィが慕われていることを喜びバルトクラブを見逃す
    • なお、ヤソップが「ケジメはケジメ」としてバルトクラブを狙撃し撃沈
    • バルトロメオ海賊団の生死は不明

扉絵連載で描かれたバルトクラブによる赤髪海賊団の海賊旗を燃やす行為。

これが赤髪海賊団を怒らせる原因となり、本編で制裁を受けることになりました。

倫理的に問題のあるバルトクラブですが、一応麦わらの一味の味方であるため退場は残念なような気もします。ただ、今回退場したことで「参加が歴史に名を残す一大事件」にはバルトロメオは関わらないとわかりました(世界会議でサイとレオが天竜人に危害を加えた事件がそれに該当?)。

壊滅時点で生死不明であり、現在最終章ということもあるため、仮に生存していても再登場は扉絵で済まされるか最後の方で普通に登場するかもしれませんね。


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ONE PIECE

作者:尾田栄一郎
出版社:集英社

 
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