【聲の形】石田将也と西宮硝子はその後付き合って結婚するの?西宮が石田のことを好きな理由は?石田は西宮に恋愛感情がない?

聲の形 聲の形

『聲の形』は聴覚障害を持つ女の子・西宮硝子と彼女をいじめた後悔と贖罪の気持ちを持つ男の子・石田将也を描く社会派作品です。

本作は西宮が石田に対して告白する描写がありますが、石田は西宮の気持ちに気付くことはありませんでした。

では、最終的に石田と西宮は付き合ったり結婚したりするのでしょうか。

今回は石田将也と西宮硝子の恋愛要素についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?
  • 石田将也と西宮硝子は付き合う・結婚するのか?
  • 西宮硝子が石田将也を好きになった理由は?
  • 石田将也は西宮硝子に恋愛感情があるのか?

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石田将也と西宮硝子は付き合う・結婚するの?

結論から述べると石田と西宮は付き合っていませんし結婚もしていません

劇場版アニメでは文化祭までを描き、原作漫画では卒業や成人式での再会までが描かれましたが、二十歳になった現在でも交際などの話は一切出てきません。

また、公式ファンブックでも二人の間には何もない(成人式出席時点)と回答されています。

最終話に関しては成人式での同窓会会場に石田が西宮の手を引いて一緒に入る──というところで締めくくられているため、まだ恋愛に発展するまでに乗り越えなければならない最大の山場(克服するトラウマ)がある印象です。

仮に同窓会で小学校時代のトラウマを払拭することができれば石田の方にも西宮に対して贖罪以外の感情を持つ余裕が生まれるかもしれません。


西宮硝子は石田将也のことが好き?

石田将也に告白する西宮硝子

引用元:大今良時『聲の形』 出版:講談社

作中で描かれた通り、西宮は石田に告白しているため彼に好意を向けています(3巻第22話『知りたい』)。

ただし、自身の言葉で伝えようとしたところうまく発声できなかったため石田には伝わりませんでした。そのため、石田は最後まで西宮の気持ちに気づいていない可能性があります。

一度諦めたものを石田が拾ってくれた

西宮が鯉に餌をあげている美登鯉橋にて、川に落ちたノートを石田が拾いましたが、その際石田が「そのノートそんなに大事?」と訊ねると西宮は「一度諦めたけどあなたが拾ってくれたから」と手話で伝えています。

西宮が水門小で諦めたものとは『仲良くできると期待していた心』であり、『友達とのコミュニケーション』であり、その『期待を抱く心』そのものでした。

しかし、一度諦めたものを石田が拾って5年間持ち続けていたため西宮は驚愕したそうです。

再会時の石田に対してはあまり好意的ではない?

西宮にとって石田将也とは自分を誹謗中傷し暴力も振るう最低最悪な存在でしかありませんでしたが、再会した石田が筆談ノートを持って会いに来た時は一転して自分にこだわる石田の心情を知りたくなったようです。

つまり、当初は敵として認識していた石田を次第に友達以上に認識していったことになります。

なお、敵として認識する石田の心情を知りたいという行動は防衛反応のようです。

西宮が石田のことを好きになったタイミングは?

西宮は石田に告白(伝わらなかった)しましたが、一体どのタイミングで彼を好きになったのでしょうか。

5年振りの再会までは石田のことを明確に『敵』と認識していましたが、再会時に捨てたはずの筆談ノートを石田が持って現れた時には防衛本能からの興味へと移り変わり次第に『友達』へ気持ちは変遷していっています。

そして、『好き』を意識したタイミングですが、公式ファンブックで石田が美登鯉橋に来なかったことで自分の想いに気づいたと回答されています(3巻第21話、植野が登場した回)。

この時、石田は植野と会ったことで二週間も美登鯉橋に来なかったため、西宮は石田に嫌われてしまったのではないかという不安から結絃が始めてみるほどの変な顔を浮かべてしまいました。

また、この時西宮は右耳の聴力がさらに落ちていることに悩んでいる時期だったらしく、聴力が落ちれば石田の声が今よりも聞こえなくなるという不安と二週間も会えなかった不安が重なったことでドキマギし石田に向けて『好き』の感情が芽生えていることに気づいたようです。

ちなみに小学生当時に関しては公式ファンブックで『将也は好きな人でもなんでもない』と回答されています。

石田将也は西宮硝子に恋愛感情はない?

西宮硝子に「生きるのを手伝ってほしい」と伝える石田将也

引用元:大今良時『聲の形』 出版:講談社

原作漫画・劇場版アニメともに石田が西宮に恋愛感情を抱いている──といった描写はありません。

とはいえ、佐原から西宮の水着写真を送られた際に保存するといった行動をとっていることからある程度の意識は持っていそうなものですが、実際にはただ西宮の貴重な笑顔だったことから保存しただけに過ぎないと考えられます。

また、石田が西宮に向けて「君に生きるのを手伝ってほしい」とプロポーズめいたことを発言したことについては公式ファンブックで『将也の側に恋愛感情は絡んでいない』と回答されたため、この時点での石田が西宮に恋愛感情を持っていないと考えられているようです。

そもそも石田は小学生の頃に西宮に「死にたい」と思わせた罪がある分、恋愛に向けた意識が芽生える余裕がないのも要因かと思われます。

西宮を助けた際の「ちなみに俺はさ」に続く言葉は?

西宮の投身自殺を助けた石田は、西宮を引っ張り上げるのと引き換えに力尽きて川へ転落していきましたが、その最中に「俺のことどう思っているのか聞いておけばよかった」と後悔の念を抱くとともに「ちなみに俺は──」と独白しかけたところで川へ転落したためその後に続く言葉は読者に委ねられる形となりました。

「ちなみに俺は──」に続く言葉は原作でも謎のままであり、公式ファンブックでも触れられていません。

しかしながら、その独白とともに花火を見る西宮の横顔に頬を染める石田の回想が描かれているため、「ちなみに俺は──」に続くとすれば『(人間的に)好き』あるいは『大切に思っている』などに近しい感情を綴っていたのかもしれません。

というのも、西宮の投身自殺の直前に『何があっても西宮を守る・それだけのために生きられる』という信念を抱いていることが語られているため、多少の恋愛感情に目を背けている部分は感じますがおおむね『大切な存在』に近い言葉が続くのではないでしょうか。

石田の「君に生きるのを手伝ってほしい」は西宮へのプロポーズ?

石田が意識を取り戻した夜に美登鯉橋で西宮に伝えた「君に生きるのを手伝ってほしい」という台詞ですが、一見してプロポーズのように思えます。

しかしながら、公式ファンブックでこの時の石田の側に恋愛感情は絡んでいないと回答されています。

また、石田が「君に生きるのを手伝ってほしい」と伝えたのは西宮が誰かに必要とされることで存在意義を感じている(最初に鯉の餌やり当番をしている理由を聞いた際の「必要とされるのが嬉しい」という返事)ことを知っており、障害で苦しむ西宮を理解したこのタイミングであるからこそ石田にとって西宮が必要な存在であることをきちんと伝えるための言葉でした。

そのため、この時の石田の言葉の中に恋愛感情は一切なかったということになります。

石田が西宮に対する感情は贖罪?

そもそも5年後時点で語られた石田の人生設計は、

  1. 石田が損壊・紛失させた西宮の補聴器代170万円を立て替えた母親に返済する
  2. 手話を覚えて西宮に会って謝罪する
  3. 最後は死んで償う

というものです。

石田は死んで償うまでにこれらを成し遂げようと5年間生きて来たわけであり、西宮と再会した際には刺される覚悟も持っていましたが、実際に西宮と会った時には『まだ罰や死ぬための覚悟が足りていない』と自分を咎めています。

また、結絃に対しても『罪悪感』『義務感』『使命感』で動き体があるうちは西宮のために命を消耗したいと考えていることを表明しています。

西宮が笑ったのを初めて見て感動した際にも、水面に反射する自分の笑顔を見て「俺は笑っちゃだめだろ」という風に諫めている場面があるように、そもそも自分が西宮と対等であるべきではないと考えている節があります。

作中でも石田が「俺は俺が西宮から奪ったであろう沢山のものを取り返さないといけない」と独白しているように、終始恋愛感情よりも贖罪の気持ちが前面に押し出されている印象です。

他にも映画製作時に自然と西宮の肩に手を置いた際にもすぐに馴れ馴れしくスキンシップをとったことを反省し『俺、気持ち悪!』と自身を諫める、進路先が同じ理容師と被った際にもストーカーと思われたくなくて必死に弁明するなどの動作も描かれました。

そのため、石田が西宮に向けているのはほとんど贖罪の気持ちになりますが、依然として恋愛感情が少しも無かったのかと言われれば不明のままとなります。


結絃の「お前、本気なのか?」の問いかけ

西宮が家出した結絃を探しに出て行った際、石田は結絃と一緒に夜の雨の中を探し回りましたが、その際、結絃は「お前、本気なのか?」と石田に問いかけました。

結絃視点では石田将也が謝罪は口実で本当は色気づいて西宮に近づいてきたと捉えており、過去のいじめ主犯格であり西宮を傷つけた張本人の石田が大嫌いであったため彼を貶める工作をしてきたわけですが、この発言は恋愛を抜きにして本気で贖罪として西宮と向き合おうとする石田に対して出た驚きの意味の発言でした。

そのため、この時点での石田は西宮に恋愛感情を抱いていません。

西宮の告白は伝わらず

石田が西宮に贖罪の気持ちを抱く一方で、西宮は石田に好意を抱いた結果自らの言葉で『好き』と告白しましたが、残念ながら正しく発声できなかったせいで『月』と脳内変換されて伝わりませんでした。

また、西宮の想いとは裏腹にこの時の石田の頭の中は西宮が髪型を変えたことや何をプレゼントしてくれたのかさえも怖くて聞けなかった・西宮のことを知るのが怖い・昔の自分さえいなければ西宮のことをもっと簡単に知れたのに──と絶賛後悔中だったため、西宮の発した言葉を告白に結び付けられませんでした。

なお、後日川井から女の子が髪型を変えるのに特別な理由はないと入れたこともあり、余計に気づきづらい状況に陥った模様。

結局、石田は西宮に恋愛感情を持っていないのか?

ここまで石田の側には西宮に向けて恋愛感情を絡めていないことを紹介してきましたが、実際に石田は本当に西宮に恋愛感情を抱かなかったのでしょうか。

最終話で石田と西宮は手を繋いで同窓会会場の扉を開ける──といった希望に満ちた構図で物語を締めくくりましたが、公式ファンブックでも回答されている通り、最終話時点でも石田と西宮の関係は恋愛に発展していません

しかしながら、公式ファンブックに収録されたインタビューにて大今良時先生が二人にまったく恋愛感情がないとは言い切れません・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・が、あの時点では恋愛関係にありません」と答えているように、本当に恋愛感情を抱いていないとも言い切れないようです。

もちろん、西宮から石田に向けては作中で好意を抱いていることは明かされているわけですが、作者のインタビューを見るに石田も西宮へ恋愛感情を少しも抱かなかったというわけではないように思えます。

ラストで石田と西宮が手を繋いだのは、当時仲直りの握手を石田が拒絶した経緯があってからの『本当の意味での握手』という意味だそうなので、同窓会で石田と西宮がいじめる側といじめられる側ではなくなったと証明できた際には石田も目を瞑ってきた感情に気づける(向き合える)のではないでしょうか。


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まとめ

石田将也と西宮硝子はその後付き合って結婚するのかのまとめ

  • 石田と西宮は最終話(二十歳)時点で恋愛に発展していない
  • 西宮は石田が美登鯉橋に二週間来なかったことで石田のことを『好き』であるという自分の想いに気づいた
  • 石田は西宮に対して恋愛感情を抱いているのかは最後まで不明だが、ほとんどは贖罪の気持ちが強い

石田は5年間贖罪と自分の人生の終わらせ方を考えて生きてきたため、人より恋愛に遅れている、あるいは疎いを通り越して幸せになる資格がないと考えている節があるので、仮に西宮に向けて恋愛感情を抱いていたとしてもひた隠ししているのではないでしょうか。

物語は成人式の同窓会会場の扉を開けたところで終了していますが、石田と西宮の関係にケジメをつけるとすればこの同窓会会場が実質本当の勝負どころになると考えられるため、仮に二人に恋愛感情があるとしても石田側はそれに向き合うにはこの後になると考えられます。

実は公式ファンブックでまだ植野にも石田と付き合うチャンスがあるということを匂わせているため、そもそも石田が本当に西宮の気持ちに気づいておらず、恋愛というものに疎いだけという可能性も捨てきれないという懸念点もあります。

西宮には報われてほしいですが、仮に石田と西宮が交際した時の八重子の反応が一番気になります。


聲の形公式ファンブック

聲の形 公式ファンブック

作者:大今良時
出版社:講談社

 

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